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引きこもりが勇者になっちゃった!?  作者: ナナフシ郷五郎
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残党討伐

ハルは守りたい者を見つけた、果たして

守りきることは出来るのだろうか

ハル達は客間で話していた

「これからどうする?」

ハルはガーデンに問いただした

ガーデンは答えた

「城下町に残る残党を討伐しよう」

ハルは皆の顔をみて納得した

「わかった」

ガーデンはハルの頭に手を置き、こう言った

「無理はしないでくれ。エキドナが悲しむ」

エキドナは顔を赤くして慌てた

「な、な、なにを言ってるの!」

ハルは笑った

「はははは!もう、無理はしない。阿修羅と約束したんだ」

エキドナは安心した顔でハルを見ていた



城の外に出て、ハルが衛兵やガーデンそしてエキドナに声をかけた

「残党討伐作戦を開始する、皆くれぐれも無理はしないでくれ。無理と思ったらすぐ逃げろ、助け合うんだ、誰も死なせない!絶対に…絶対にだ!」

と強く叫ぶ

衛兵達が声を荒らげて叫ぶ

「おおおぉぉお!」

ハルはエキドナに言った

「エキドナは、怪我したものの治療に専念してくれ」

エキドナは心配そうにハルにこう言い放った

「怪我したらちゃんと来るんだよ?」

ハルは苦笑いしながらいった

「俺は鬼だから、治るんだ。ははは」

エキドナは俯いた

「そう……」

ハルはガーデンに言った

「エキドナを頼んだ。」

ガーデンは強く頷いた

「あぁ。任せろ」

そして、残党討伐作戦は始まった



「はぁぁぁぁぁあ!」

ハルの叫びと共に敵軍の断末魔が響く

「いぎゃぁあぁあ」

飛び散る血、ハルの右手には敵軍の物と思われる臓器

それを握り潰すとピチィッと音がする。

「この程度か?魔女の手下共」

魔女の手下の話してる言語はわからない。

ただ、危険を察知し逃げようとしているのはわかる

「逃がさねぇよクソ野郎共がぁ!」

ハルは怒りに任せ鬼剣を振った

「親玉わどこだアアァァ!」

逃げ惑う手下に容赦なく剣を振る

慈悲などないと飛び散る血や臓物を見るだけでわかる

「邪魔………邪魔だ邪魔だ邪魔だぁ!」

ハルの叫びと肉が裂かれる音

燃える炎の音。響く断末魔

惨い事が行われていると衛兵は察した

ハルは手をかざし魔法を放つ

だが……

「!?なぜ、魔法が打てない!」

ガーデンが言う

「鬼は魔法が使えない!」

ハルは驚く

「なに!?」

その隙を見た手下がハルの腹を切った

「うぐぅ」

吐血した

だが、傷は物凄い速度で塞がる

「はははぁ!俺は鬼だからなぁ!」

目を見ればわかる。鬼の目だ。

手下は恐怖に怯え動く事が出来なかった。

そうして、手下は見事に駆逐され

城下町には手下の死体と民の死体でいっぱいになった。

ガーデン達はハルと話していた

「この者らに命令をしたものがどこかに居るはずだ」

ハルは言った

「あぁ。」

すると

どこからか、拍手の音が響く

パチ…パチ…パチパチパチパチ

「素晴らしいよぉハル!」

謎の人物は

笑みを浮かべてこちらを睨む

「まさか君が鬼と契約するとはねぇ!流石に予想できなかった!」

謎の人物はハルに嘲笑を浴びせた

ハルの目は殺気の篭った目だ

「お前…お前は………」

ハルはまさかの再開だった………

残り9話となりました!

今後どのような展開になるのか!


次回 憎しみと再会

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