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引きこもりが勇者になっちゃった!?  作者: ナナフシ郷五郎
3/40

勇者への道筋

今回の話はまさかの展開に………

個人的に好きなキャラクターだったのに

泣きたくなりますね

それでは、本編お楽しみください!

「王様、ほんとに大丈夫なのでしょうか……」

これは、衛兵が放った一言だった。

「大丈夫だ心配いらないとも、彼は6属性を使えるのだぞ」

「ですが、いきなりホワイトウルフ討伐はいくらなんでも…まだ詠唱も覚えきれていない、剣術はダメダメ初陣で死ななければいいのですが……」

ホワイトウルフ危険Lv5ヴァンパイヤの4Lv下とは、いえかなりの強敵をいく世界で最も恐ろしい魔獣ハル達は、大丈夫なのか

「リーズルさんホワイトウルフってそんなに恐ろしいのですか?」

「ええ、いきなりホワイトウルフ通称白い伊吹の討伐など頭が狂っていらっしゃる」

「言葉遣い良くても内容が悪いですよ」

「ルイールも大丈夫なのか?」

「大丈夫!大丈夫!リーズルおじちゃんいれば問題ないのでーす!」

「森に入りましたここからは、常に警戒をしてください。」

「了解です。」「わかったわ」

2人の声のトーンがいつにもまして真剣だ

「無属性魔法のサーチを使ってみましょう、いいですか心の中で範囲を指定してサーチと唱えてください」

「わかったよ」

「……………サーチ」

辺りにモヤがかかりそのモヤが徐々に広がる

「あぅ!」

頭を突き刺すような痛みが走った

「ハル殿、ルイール、走りなさい!」

「なぜ!?」「ハル殿の頭が痛んだという事は、ホワイトウルフがその魔法に対しカウンターを撃ったという事です近くにいます!」

「わかったリーズルさんも行きましょう!」

「私は、ここで食い止める!ハル殿達と後で合流します!」

「リーズルさんそれはダメですよ、死亡フラグです!」

「こんな事しか出来ないんです、ルイール!ハル殿を連れて走りなさい!」

「わかったわ!ハル君、おじちゃんを信じて!」

「来た!走れぇぇぇぇぇえ!」

走った、ただ走り続けた道はわからない、だがひたすら走り続けた。

森の中に響き渡る獣の苦しむ鳴き声。

「リーズ…ルさ…ん」

リーズルは、片手に刀身の長いカタナを持ち

もう片方の手に獣の眼球らしきものを持っていた

「おじちゃん早かったわねもう追いついてきたの?」

「あぁだが殺りきれていない追っかけてきている」

「あ……行き止まりだ…」

「ハル殿、戦うのです」

「わかってる、わかってるよでも手が動かないんだ。」

獣のは、こちらを睨み飛びかかった

「ギャルゥゥ」

「ハル殿!危ない!」

と声が聞こえた途端森に老人の悲鳴が響き渡る

「うがぁぁぁぁぁぁあ」

老人の腹は、切り裂かれていた

腹の中から長い紐状の臓物が見えている。

「うぇっ」

嘔吐した…………

「ルイール大丈夫…か?」

「え?な…ん…で…?」

ルイールは、絶望の淵に立っている

「ぁるどの……」

鮮明には、聞こえないだが名前を呼ばれているのはわかる

「な、なんですか!?」

「た…たかぇ」

手を握られた。

血が滴る頭、外れた肩、裂かれた腹

リーズルは、痛みを忘れていた

「わ…たしの…ため…になみだを…なが…してくれるのですか…?」

「当たり前だ…」

「ありがとう」

鮮明だった感謝の言葉がとても綺麗に聞こえた

涙が止まらない、鼻水も

「戦え………」

その言葉を最後にリーズルは、息をひきとった

ハルの目には、謎の光が、殺意が宿った

それは、獣の本能を怯えさせる程の目だった

「僕はお前を許さない…」

途端獣の首が飛んだ

血を吹き出すこともできない速さだった

「ハル君……?」

「ルイール、仇は取った…帰ろうリーズルさんの死体を持っていこう。。。」

ハルはこれまでにない絶望と殺意に蝕まれていく

どーもー!ナナフシ郷五郎でーす!

今回も読んでいただきありがとうございます!

まさかの展開過ぎて驚きましたか?

これからもどんどんどんどん続いていきます!

次回 始めての絶望

お楽しみください!!

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