鬼の勇者ハル
ちょーーーーーーーーー
久しぶりの更新!
「ハル。君に私の命をあげるよ。」
「は?それじゃあお前が!」
「私は死なない。ハルと一体化するだけ」
「どうゆ…」
「ハルは分かってない!いつもいつも危険な場所に、どれだけ心配させれば気が済むんだ!」
「待て待て。落ち着けよ。俺だって、でも、やらなきゃいけない。もう、大切な人達を失いたくない」
ハルは、ルイールやリーズルを失ってからずっとこの事を思っていた。
考えて考えて考えた結果がこうだった
ハルの結論は……
「命をください……もう一度チャンスを」
「君は人を捨てることになる。鬼になる。後悔はしないね?」
「あぁ。しない、大切な人を救えるのなら」
「分かった……」
阿修羅は、こんな事をしたくなかった
ハルは人間を捨てる事がどれだけ愚かな事なのか。知りもしない
「………ハル君。これで一緒だね。」
「ルイール…ゴメンな、こんな事になって」
「!?」
「ルイール。ゆっくりおやすみ」
「な、んで。死んだはず、心臓を貫いて」
「あぁ、そうだ、俺は死んだよ」
「この臭い。鬼に体を売ったの!?」
「あぁ、ルイールが魔女にされたようにな」
「あはぁ!」
ルイールは吐血した。
大量の血を吐いた、口いっぱいに
「ハル…君。なんで。私は……ハル君に」
「俺は、好きな奴がいるんだ、そいつをそしてそいつらの仲間も守りたい。ここで躓いていられない」
「………。」
「ごめんな。守ってやれなくて、せめて楽に死にな。おやすみ」
ルイールは目を閉じた。息をしないまま
ルイールは2度目の死を味わった。
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「ハル。体は慣れたか?」
「あ、あぁまだ、ちょっと動かしにくいけど」
「そうか。」
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鬼に体を売ったハルは、城へ戻った
ルイールを撃破!
続く魔女討伐戦はどうなるのか!?
次回 守りたい者




