地獄の日々をもう一度
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「こ…こは。」
ハルは目を開いた。
知ってる光景だ。
「かーじたーにくーん」
聞き覚えのある声
すごく怖い。恐怖でハルを狂わせる
「な、んで西野先輩が」
「あぁ?ここは学校だぞ?俺がいたらまずいのかよぉ」
「そ、そんなことは。ない」
「あ?ない?ありませんだろうがぁ!」
顔に痛みを感じた
蹴られた
顔を地面に押し付けられてる
土の匂いがする。
「せん、ぱい。ごめんなさい。」
「許して欲しけりゃ、3万貸せよ」
「そんな、持っていません!」
「あぁ?俺らのATMが何言ってんだ?」
「ほんとに持ってないんです。」
「そぉか。じゃあいいや」
「え?」
「その代わり。3万円分殴らせろよぉ?」
「…………ぇ」
「はははははははは!最高だぜ、その顔」
ハルの心は怖い怖い怖い怖い怖い怖いで埋め尽くされてる。と思っただがその片隅に
憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い。
感情がごっちゃごちゃだ。
「うるせぇよ。」
「あぁん?」
「俺はお前より。お前なんかになぐられるよりもっと辛いことを経験した目の前で大切な人が死んだ。救えなかった」
「何言ってんだ?こいつ狂ってるよ!はははは!」
「何笑ってんだよ。」
「あ…」
西野は疑問の声をあげようとした瞬間に
感じた。痛み?熱?よく分からない
刺激が脳に直接訴える
「死んじゃえよ。クズ野郎」
「な…にした?」
頭の整理が付かない。
なんだ?首元に液体?
血?やだ。怖い。やだ。怖い。
「俺はお前の首元にポケットナイフを刺しただけだ、」
「カジタニィィ!」
「バイバイ。西野先輩。」
ハルの目に宿っている殺意は
本能で震え上がらせた
「やぁだ。じにだぁくない」
「ふふ。無様だな」
「カジタニ。お前は許さねぇか…」
「そうか。後悔はしてないよ、だって地獄から解放されたんだもん。」
「あぁ………」
西野は死んだ。
途端ハルの視界が開けた
「…………!?」
意識が覚醒したのは、ものの数秒
「戻った…か」
「凄かったね〜君は逸材だよ」
「それで約束は?」
「そう、結果を急ぐなよ」
「いいや、急ぐ」
「そう、じゃあ教えてあげるよ」
「……………」
真実に辿り着くためなら何でもするとハルは誓った………
どーも!!ナナフシ郷五郎でーす!
楽しんでくれた??
それじゃ次回もお楽しみに!
次回 真実と偽り




