怒りの一撃
はぁい
久しぶりだけどたのしんでね
ハルは、阿修羅との契約を交わした
「………待ちくたびれぞ、ルシフェル」
「君から呼び出して来るなんて」
「はは。そうだな」
「まさか、私に惚れた?」
「アホか」
たわいない話をしていると
「ルシフェルさん!ハル君は私のモノ」
「ごめんね。ルイールすっかり忘れてた」
「うん!いいよ!ハル君は私の下僕になるから」
ルイールは不意にハルを見た
「……」
怖いのかい。大丈夫。無理しないで。私を頼って
「すぅ〜。はぁ〜。」
ハルは深呼吸した
「我が相棒、阿修羅。この手に己の力を示せ!」
ハルは途端に詠唱し始めた
黒いモヤと共に女体が現れた
「おぉ!いい感じ!ハル初めてにしては上手いじゃん!」
「そうか?でも、これって意外と疲れるな」
「そうだね、体内エネルギーを使って召喚してるから」
「まぁいいや、まずはこいつらから片付けよう」
「そうね!楽しみましょ!」
「あぁ!」
ハルと阿修羅は共に言葉を並べた
「鬼剣!召喚」
空中に刀が2本現れた
「これ、ほんとに2本になるんだな!」
「凄いでしょ?」
「あぁ!すげーよ!」
ルシフェルとルイールは唖然としていた
「ハル君?なに…してるの?」
「ルイール。ごめんな、これがお前に出来る恩返しだ!」
ハルはルイールに剣を振りかざした
「ルイールには触らせない」
横っ腹を蹴られた
「うぐぅ!」
肋骨の3本が折れた
「がぁ」
息苦しい。息が辛い。
「あしゅら」
「任せな!」
「………」
体が軽くなってくる
「……はぁはぁ」
「戻ったよ」
「ありがとう阿修羅」
阿修羅はハルの体を治癒した
「クソ。鬼ごときが魔女様にたてついてんじゃねーよ!」
「遅いな」
「がはぁ!」
1突きだった
ハルはルシフェルの腹を突き刺した
「る……いーる……に…げろ」
「えぇ。」
「ごめんなルイール。」
「はぁぁあ!今までのツケがここで来るとは思わなかったよ。」
グチュ!
「は…るくん。、ごめんね」
ルイールは涙を流しながらゆっくりと目を閉じた
「………」
「ハル。大丈夫か?」
「あぁ。ごめんなルイール」
ハルはただ立ってルイールの死体を見つめていた…
どーも!!ナナフシ郷五郎でーす!
最近時間がなくてあげれなかったけど
今わあげれるだけ頑張ります!
次回 エキドナとガーデンと阿修羅の選択




