鬼との契約と誓約
最近時間が作れなくて全然
かけてない
「阿修羅!おい!いるんだろ?」
「………」
「声が聞こえない。どーしたんだ」
「………」
「おい!おーい!どこだよ!」
ハルは鬼との世界でただ1人歩いていた
「やぁ。今更何しに来たの?」
「阿修羅!?よかった」
「君は、僕に頼りすぎだよ。」
「あぁ、わかってる。いや、わかってなかったんだ今までは。でも、今はわかったんだ」
「そう。それで何しに来たの?」
「お前と血の契約を交わしにきた」
「また、私を頼るわけ?」
「違うよ。俺は俺の力で何とかする。だけど、俺だけじゃ何も出来ない。」
「やっぱり頼るんでしょ?」
「違う。何も出来ないってわかっていても出来る事はある。」
「何よ?」
「足掻いて、足掻いて、足掻きまくる事だ」
「……」
「だから、力を貸して欲しい。その為の対価は支払う。何だってな」
「わかったよって素直に言えないな。」
「だめ、なのか?」
「はぁ。もぉ欲張りだなぁハルは」
「っ!?て事は」
「いいよ、契約してあげるただ対価は頂くよ?」
「あぁ。もちろんだ!」
「じゃあ、手を出して」
ハルは手を伸ばした。
阿修羅は鬼剣を取り出しハルのてと、阿修羅自身の手を斬り血を流しながら手を繋いだ
「ここに結ばれし契約は、鬼との誓いを示す。この契約が破られればお互いの命を鬼桜様に献上することを誓います。」
阿修羅は、誓いの言葉を口にした
手の甲に紋章が浮かんだ
「な、なんだ!?」
「よし!契約成立!」
「あ、そうか。それで対価は?」
「私と誓約を結んで」
「契約と誓約か。まぁいいや」
「私との誓約。まず、命を落とさないこと。そして、無理はしない事」
「え?それでいいの?」
「ええ、」
「そ、そうか。」
「うん、これで契約成立!」
「あぁ」
ハルはさらなる一歩を踏み出したのだ
どーもー!ナナフシ郷五郎でーす!!
鬼との契約に成立したハルはもう、人じゃない
ので、勇者って言い難いですけども
エキドナからしたら勇者なのかな?(笑)
次回 怒りの一撃
お楽しみに!




