害虫駆除
今回で第10部め!
楽しんでご覧下さい!
「ハル君大丈夫かな…」
「あぁ、心配だね」
「私がいるもの。大丈夫だって思いたいのに思えない」
「私がハルを守る」
「ガーデン。男らしいわね」
「そんな事は、ないよハルの方がよっぽど強い」
「………サーチ」
「え?ハル君無属性使えるの!?」
「使えるけど知らなかったのか??」
「うん」
「あ、右に5匹左に3匹だガーデンとエキドナは、左の3匹を頼んだ。後で合流しよう」
「何を言っているハル!1人で5匹だと!?」
「安心しろよ、俺はガーデンとエキドナを危険に晒したくないし、信じてるから」
「……」
エキドナも、ガーデンも何も言えなかった
ハルが言った言葉。信じてるからな
には、ものすごく重いものがあった
「エキドナ!筋力増強魔法を頼む!」
「了解よ!………ブースト!!!」
「はあぁぁぁぁぁあ!」
グチュ!音と共に虫は真っ二つになった
「後1匹だ!行くぞ!」
「わかった!」
「えぁぁ!」
────「終わったか」
「ハルは、大丈夫なのか」
「私たちは、行けない。」
「あぁそうだよなエキドナ。」
────「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね殺す」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
グチュグチャ
「はぁ。はぁ。はぁ。」
息遣いが荒い呼吸してるのにだるい辛い。
辛い。辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い
「でも。エキドナにも、ガーデンにも心配は、かけられない」
────「終わったぞ。」
「大丈夫!?ハル君」
「あぁ問題ないよ」
「終わったね。よし、ルイール様を迎えに行こう」
ガザ
「!?エキドナァァァァァ!危ねぇ!」
「ん!?」
「まにぁぇぇぇぇぇえ」
ハルの叫び声と共に何かが噛みちぎれる音がなった
「ぁぁぁぁぁだぁぁあ」
「ハルから離れろ。害虫がぁ!」
「ハル君!」「ハル!」
「大丈夫だ。心配するな」
「いい加減にして!ハル君」
「エキドナ…?」
「私には、精神状態が分かるって言ったよね?ハル君の心はグチャグチャだよ。」
「ハル。宿に泊まろうか。王城には1度戻らない方がいい」
「ルイールが泊まってるんだったよな」
「そうだよ。」
「待って!ガーデンまずは、ハル君を治療しないと!」
「あぁそうだね。周り見張っておくから」
「ありがとなエキドナ、ガーデン。」
「気にするな」
────「よし。治療完了」
「ありがとう」
「気にしないので。」
「よし、行こうか」
森を歩き出した。近くの村まで
ハルは、気づかなかった
自分の心の状態を。
エキドナはただただハルを見つめて
「ハル君。このままだと壊れちゃうよ。」
そう呟いた
どーもー!ナナフシ郷五郎でーす!!
今回も読んでいただきありがとうございました!
今後ハルは、どうなっていくんでしょうね。
気になるところですが、次回の話を楽しみに待っててくださいね!
それでは、次回 狂気の沙汰
お楽しみに!




