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夕焼けに消えてしまっても  作者: 村上 什造
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冬の訪れ

初めて物語を書くので荒削りですが、読んで頂けると幸いです。またアドバイスなども頂けると嬉しい限りです。

さようなら。





その意味を知ったのは10年前の冬。

大切な人を失うのは初めての事だった。保育園の先生や小学校の先生に帰る時はさようならと毎日言っていたけど、そのさようならはさようなら。また明日ね。と続くものだった。彼を失ってから早いか遅いのかもう10年になる。




「あさみ!」

「あさみ!」

「ねえねえ、あさみってば!!!」


。。。「へ?!呼んだ?!」

「なにぼーっとしてるのー!それでね、さっきの話の続きなんだけどね、その後あいつどうしたとおもう?お母さんに連絡したんだよ?マザコンだよねー!もう本当むかつく!」


ちなは怒っているからなのかお酒がまわってきたのか顔を火照らせながら一生懸命話していた。私は相づちを打ちながらお酒を飲み唐揚げにレモンを絞りながらぼーっとしていた。きっと私にも彼氏がいたらこんな風に幸せな愚痴が言えるのかもしれない。


「じゃーねー!またねー!」

「バイバイ!マサキさんと仲良くしなよー!」

「ほいほーい!」

「気をつけてね!」


1人になると外の風を冷たく冬が迫っていることに気がついた。少し酔っているせいか冷たい風のせいか人肌恋しく感じて、その思いを振り切るために前髪をぐしゃぐしゃっとした。

「冬なんてなくなっちゃえばいいのに。。」

そう呟いて彼の名前を大事に抱きしめながら歩いた。

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