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神器(じんき)

五行で具現化した武器を「神器」と呼ぶ。

ただ五行で武器を形作るだけでないぞ。しっかりと「物」として存在している武器じゃ。


これは努力すればできるというものではない。素質というか資格というか、そういったものが必要じゃ。


神器を作り出せる五行使いを「神器使い」と言ったりもするな。


具現化できる神器は一人一本のみじゃ。同時に、使える神器もその一本のみとなる。スサノオ以外、他人の神器は使えん。


かなめの大剣に「界斬刀(かいざんとう) (かこい)」という名があるように、他の神器にも名前がついておる。さすがに数が多くて、すべてを把握はしてないがな。もともとは三つしかなかったんじゃが、いつの間に増えたのかのぅ……まぁ困らぬからかまわんが。


戦いにおいて、神器を破壊されることは精神を破壊されるに等しい。一時的に五行の力も落ちるしな。

まあ神器は再度具現化すれば直っておるし、精神の方も時間をかければ徐々によくなっていくじゃろうが……気をつけた方がよいことに変わりはないの。


……ついでに勾玉(まがたま)の話もしておくか。

神器を具現化する要領でさらに大量の気を凝縮させることで、「勾玉」を作り出すことができる。言うほど簡単に作れるもんではないがな。これは神器と違って、一度作り出したら消すことは出来ぬ。

メリットは、それを誰かに渡せば、受け取った者はたとえランク0でも五行を使うことができる。もちろんその勾玉の属性のみじゃがな。スサノオに渡せば、相性に関係なく100%の力が使えるのじゃ。作った者が亡くなっても残るものじゃから、子へ力を受け渡したりもできる。

デメリットとしては、勾玉を作った者の力が落ちることじゃな。例えば勾玉作成に80%の力を使ったとすると、その者は残り20%の力しか出せなくなるのじゃ。まぁ勾玉を持ち歩けば100%の力出せるから、大したデメリットでもないが。


ちなみに、神器や勾玉については世間一般では知られておらん。今では古い書物を読み漁らねばこのことは書かれておらんからのぅ。

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