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この小説は歪んでいます。
純真無垢な方が読まれた場合、気分を悪くする恐れがあります。
知らないおじいさんが死にました。
家の2階の窓から落ちたんです。
即死でした。
一緒に住んでいたおばあさんは泣きました。
僕は、おばあさんから過去のふたりの愛を聞かされました。
僕は同情しました。
お婆さんは、「私をあの頃に戻して」と言い、僕に性行為を求めました。
僕は、おばあさんの腐敗した身体を絵の具で塗り替えながら、全身にキスをしてあげました。
その後、おばあさんは死んだと思います。
僕にはお金がありません。
今日もご飯を食べていません。
親から借金をしています。
東京へ行きたいです。
僕には時間がありません。
これがもし現実だったら、僕はお婆さんの保険金を受け取り、逃亡するでしょう。