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ガタガタ、ゴトゴトと現在、馬車に揺られているわたくし。


そうなのです、レオン様から一緒に来ていいとお許しがでましたの!

後日お会いした時に、イザベラ様が顔を赤くし


「お前が喜ぶならいいと」


レオン様からそう言われたそうだ!ご馳走様です!


そこから、色々と準備し、約束の日になったと言うわけです!


「楽しみですわ」


わたくし、この日が楽しみで、1ヶ月に1回のジル殿下訪問もニコニコして迎える事が出来ましたわ!

何か、言っていた気もしますが、無視です、無視!


はぁ…それにしても、ボイスレコーダーの開発が思いの外進んでおりませんの。

風魔法を使い、遠くの音を拾う事には成功致しましたが、それを留めておく事がどうしても出来ず、失敗ばかりですわ…。

ですが、音を拾う事は上手く言ったので、ちゃっかり望遠鏡にその機能を追加致しましたわ。

今回はその、試作も兼ねているのですわ!!


さて、上手く作用するでしょうか?


そんな事を考えていましたら、レオン様の領地が見えて来ましたわ!


今回、レオン様のお屋敷に泊めて下さると言う事でしたので、わたくし達はまずレオン様のお屋敷へとご挨拶に向かいます。

下町の様子を馬車の中からチラリと見ます。

明るい顔をした民が行き交い活気がありますね…


レオン様のお屋敷に着き、執事の方をはじめ、沢山の方々がお出迎え、して下さいました!


「アイリーン!!」


レオン様のお屋敷からイザベラ様がこちらに向かってきます!その後ろにはレオン様が微笑ましい笑顔を浮かべ歩いてますわ。


おおおお!レオン様の笑みのお優しい事!!

イザベラ様の笑顔も輝いておりますわ!


「レオン様、イザベラ様、この度は、わたくしもお呼び頂きました事、誠にありがとうございます」


「わたくしも楽しみにしていましたわ!アイリーン疲れてないかしら?」


「ようこそ、我が領へ!歓迎するよ!」


「レオン様ありがとうございます、アイリーン様わたくしは大丈夫ですわ、お気遣いありがとうございます」


「さぁ!こっちにいらっしゃいな」


「イザベラ様、わたくし、まずはレオン様のお父様にご挨拶をさせて貰って来ますわ!数日お世話になるのですもの、大事ですわ」


「ああ!ごめんなさい、わたくしったら、はしゃいでしまいましたわ。挨拶が終わったらわたくしの所へいらして」


「畏まりました!必ず、行きますわ」


「では、俺が父上の所まで案内しよう」


「レオン様ありがとうございます」


「その前に…」


わたくしは、頭を下げている、このお屋敷の方々に声を掛けます。


「わたくしは、アイリーン・ゼン・クワノスですわ、数日こちらでお世話になります。宜しくお願い致しますわ」


皆様に挨拶を終え、イザベラ様と別れ、レオン様に付いていきます。

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