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うずしき探偵事務所の事件手帖  作者: one oath
吸血鬼の殺人
5/6

幕間①

【11/14 未明 ???】


真っ暗な部屋に、パソコン1台だけが光を放っている。部屋には人が一人。性別は不明。

全身真っ黒な服で身を包み、大きめのリュックを背負っている。彼ないし彼女こそは今回の事件の犯人だ。


仮にXと呼ぼう。


急に犯人だ!などと言われても、読者の皆様はまだぴんと来ないであろう。

それもそうだ、事件についての情報はまだほとんど告げられていない。

ここの時点でXは犯行を終えていて、家へ帰ってきたばかりのようだ。

「は、ははは、、完璧だ。完璧だ!この感じでいけば"次"も余裕でこなせそうだ。」


満足げに笑うと背負っていたリュックを下ろし、中から何やら重そうなものを取り出し冷凍庫にしまった。それ以外の犯行に使ったある"道具"は水道で薬品を使って洗った。

そしてそのままパソコンの方へ近づいていった。画面にはたくさんの女性の写真が映し出されており、それぞれの写真の下にはその人物の名前や職業などの個人情報が記されている。その中の一人を指さし、

「次は………」


画面を指でなぞり、やがて決定すると。

「こいつにしよう…………」


ニヤリと笑って

「決行は明日だ」


そう言ってまた、パソコンを操作しだしたのだった。





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