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七章「VIBRANT AGENT」


カリアは、闇に包まれていた。遠くで自分を呼ぶ声がする。



アルン…ギルフ…。




スペルギアダストの力で変身したカリアの力は、凄まじかった。

次々と盗賊達を薙ぎはらい、いやそれはもはや無抵抗の人間を虐殺する悪魔だった。


「止めろ!カリア!もういい!奴らは、降参してる!」

ギルフが変身して、カリアを止めに入る。


「カーくん!止めてえぇ! らしくないよぉぉ!」


カリアは止まらない。


遂に盗賊達のボスのメルギールの前にたどり着く。




グオアアアア!!!!





「ぬあああ!降参!降参だ!」

メルギールが叫ぶ。



カリアが拳を握る!と…ギルフが取り押さえる。 しかし、変身したギルフでさえ…



グオアアアア!



簡単に投げ飛ばされた。


「カリア!」

ギルフが叫ぶ。しかし、その声は届かない。






 カリアがメルギールにとどめをさそうとしたその時。





「力に飲まれるのか? カリア。」



  どこからか、静かな声が聞こえる。



  カリアの動きが止まる。



  いつの間にか、覆面の男が立っていた。


 男がカリアにちかよる。

「あ・・・・・・・・・」


  男がカリアの手を握る。   そして、言った。


「お前の探していたものは、こんなものなのか?」


 途端に、カリアの体から力が抜ける。いつの間にか、変身も解けて、元の姿に戻っていた。

カリアが微かに言った。

「……ーナ。」

カリアは、その場に倒れ、気を失った。












 気がついたら、知らない部屋で寝かされていた。

「起きたか!」




「ギルフ…ここは?」


「俺の家だ。」


「カーくん!心配したよう!」


 アルンが飛びついてくる。



「俺は・・・・・・・・・!・・そうだ!スペルギアダスト!」


「あぁ。どうやらお前もそうみたいだな。」


「何なんだよあれ。 俺は……化け物に変身して…。お前も変身してたじゃねーか! ………盗賊達は、どうなった!?」


「落ち着けよ。 盗賊達は、お前に畏れをなして、街から出て行った。 大丈夫。奪われたものは全て、取り戻した。」



「そうか…。」


「それと、変身してお前は暴走を始めたんだが、よくわかん奴が現れて、お前を止めて今にいたるわけだ。」



「よくわからん奴…何となく、記憶が…ん~。」


「まぁ、いい。 それより、俺達の力について話そうか。」


「スペルギア…ダストか…」


「あぁ。そうだ。」








 スペルギアダスト。


 詳しいことは、誰も知らない。しかし、それは誰しもが使える力ではなく。選ばれた人物のみに使用できる究極の魔法術であると言うこと。そして、その力は、武器を肉体に纏う事で本領を発揮するらしい。


 ギルフが知るのは、こんな感じだった。


「んじゃあ、俺もお前もスペルギアダストの選定者なんだな。」


「まあ、そういうことになる。しっかし、驚いたな。カリアもスペルギアの力が使えるなんてな。」


「う~ん。」


「でも、まだ制御しきれてないな。 迂闊に使うと、関係のない人まで巻き込む事になるから、制御する練習が必要だな。」


「そうだな・・・・・・・・・・・・・・・・でも、なんでこんな力が俺に。」


「きっと、何か意味があるんだよぅ!」

 アルンが言った。


「意味か………。あぁ、悪いがもう少し寝させてくれ。」


「おぉ。しっかり休め。話は、またその後にな。」


「いろいろありがとな。」


「気にすんな 。ダチだろ?」


 ギルフが部屋から出て行く。


 アルンは窓の外を眺めはじめた。


 カリアは、布団にもぐり目を閉じる。





「スペルギアダストか・・・・・・・・・・・・・。」








次のストーリーに繋げるのが難しい。


感想などありましたら、お願いします。

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