七十一章「4DRAGONS」
「ミティオル!」
男が唸る。
「だから、俺は覚えてねーよ。」
ミティオルがつまらなそうな顔をする。
男は、後ろの二人に叫ぶ。
「アイザー!ダロット!」
二人が応じる。
「ああ!」
「行くぞ!」
ミティオルが拳を構える。
「三体一か。いいぜ!相手してやる。だがよ。名乗るぐらいしたらどうよ?あ゛?」
ミティオルの言葉に男達が応じる。
「アイザー!」
「ダロット!」
「バルギール!」
叫ぶなり、三人が叫ぶ。
「「「ディグラス!!!」」」
!!!!
氷龍、旋龍、岩龍が出現する。そして、龍は人型に変化した。
「スペルギアダストオーバーブーストか。魔界にもいるのか。」
「フリーズ・クロー!!!!!」
アイザーが氷の爪で襲いかかってくる。
「ふん!」
ミティオルは、雷に変化し爪を交わしてアイザーを蹴り飛ばす。
「ぐあっ!」
アイザーが吹き飛ぶ。
「トルネード・レイン!!!!」
ダロットが手を振り下ろすと、複数の小さな竜巻のドリルがミティオルに降り注ぐ。
ガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミティオルは、それを全て交わして、雷の大玉をダロットに投げつける。
ズドーン!!!!!!!!!!!!!!
民衆が逃げ惑う。
「岩龍槍!!!!」
ミティオルの足下から複数の岩の槍が現れる。
しかし、ミティオルは、避けずに受け止めた。
「!!!!?ばかな!」
バルギールが驚く。
ミティオルが言った。
「昔、岩使いの知り合いがいてな。岩魔法は、効かねーよ。」
そして、凄みのある笑みを見せる。
「クソが!」
バルギールが吐き捨てるように言った。
「まだまだ、こんなんじゃねーだろ?お?本気見せろよ。」
ミティオルの言葉が静かに響く。
「どうした?その程度か?」
メルクリアの足下で男が地に伏せている。
「なんで俺の重力が・・・・効かねーんだ?」
「ふん!」
ガン!
メルクリアの拳が男を吹き飛ばした。
「そろそろ本題に入るとしよう。貴様らの捉えた人間は、どこにいる?」
「教えるほど、バカじゃなくてな。」
「そうか。」
ガン!
再び拳が男を吹き飛ばした。
「がはっ!」
吐血する男にメルクリアが言った。
「魔王への忠誠心が己の理ならばそれも結構。しかしながら、妾にも友を救わねばならないと言う妾なりの・・・いや、友への思いがある。なんとしても吐いてもらおう。」
男が立ち上がる。
「王国軍14将!エザーロットを舐めるな!!!!!!」
そう叫び、エザーロットは、短剣を取り出した。
?
「我が身に宿れ!我が神霊エトラ!!!!!」
一瞬あたり一面が異様な魔力が満たす。
次の瞬間、そこには、奇妙な鎧に身を包んだエザーロットがいた。
メルクリアが構える。
「なんだ?それは。」
アイザー、ダロット、バルギールが同時に叫ぶ。
「「「スペルギアファイナル!!!!!」」」
「おっ?」
ミティオルが構える。
「氷下絶対零葬!!!!!!!!!!」
「旋戟無限空!!!!!!!!!!!」
「塵土岩龍刃!!!!!!!!!!!」
氷の砲撃、複数で巨大な旋風の矢、岩雪崩のような岩龍の刃、それぞれが同時にミティオルに襲いかかる。
ズガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイザーが荒い呼吸をしながら言った。
「・・・・・・・・やったか?」
すると、
「これはなかなかだったな。でも!」
!!!
三人が驚愕する。
ミティオルは、雷で作ったシールドで三人の魔法を防いでいた。
「バカな!」
「喰らってないだと!?」
「そんな!」
ミティオルがシールドを解く。
「いや。少しは、受けちまった。身体中ギシギシするぜ。」
そう言いつつもミティオルは、笑って見せる。
「クソが・・・・・・・・・・アイザー、ダロット。あれをやる。」
バルギールの言葉に二人が頷く。
すると、三人から黒い魔力が立ち上る。
?
そして、本来の三人の魔力が集まり出して一つになる。
「これは・・・・」
「禁忌の魔法・・・・・」
「故に絶対・・・・。」
三人がみるみるうちに、一つになる。
ミティオルが目を見開く。
「融合だと!?」
融合することで現れた男が目を開ける。
「俺の名は、ナーヅ。貴様にデーモンズスペルギアの力を見せてやる。」
ナーヅは、悪魔のような笑みを漏らした。
なんであの三人アンタレス達知ってるんだろう?
そう思った人!!これからの話でこの謎は、解決します。楽しみにしておいてください!!!




