五十四章「CONSTRICTION」
ランクガンとギルフは、走り続けていた。
「ギルフ。先行っといてくれ。ちょっと、あること思い出した。」
「え。あぁ。わかりました。」
ギルフが遠ざかり見えなくなる。
ランクガンが言った。
「わかってんだよ。そこにいんだろ?」
すると、空間が裂け中から、ある男が現れた。
「弟子を逃がしたか・・・・・。良い判断だな。」
ランクガンが男を睨む。
「アーク・スペクタスの野郎だな?」
「左様。私は、アーク・スペクタスの六鬼将の一人、ローゼントだ。 貴様は、七仙騎のランクガンかな?」
ローゼントが長い髪を払った。かなりの美青年だった。
「もう侵入してたのか。」
「心配せずとも、私以外の六鬼将はまだ侵入できてない。」
「あんたがいる時点で心配なんだよ!」
ランクガンが飛び出した。
「ふっ。」
ローゼントがタクト型の魔法武器を取り出した。それをクルリと回転させてランクガンに放った。
魔力の渦がランクガンに直撃した。
「ぐおっ!」
ドドドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ランクガンが吹き飛んだ。しかし、空中でランクガンが唱えた。
「ディグラス!」
リザードマンに変身したランクガンが空中で体勢を立て直して、飛び出した。
「何!?」
「うおらあああ!」
特殊な体術で鍛えられたランクガンのリザードマンフィストがローゼントを殴り飛ばした。
ゴガガガガ!!!!!!!!!!!!!
ローゼントが立ち上がる。
「やっぱり一撃は無理か・・・・・。なら。」
そう言って、ランクガンが片手直剣を抜いた。魔法武器[タイソン・ディラン]。
「ふんっ!」
ローゼントがタクトを一振りした。
!!!!
ランクガンが飛び退いた。
すると、ランクガンのいた空間が捻り消えた。
!!!!
「空間圧縮!あんたに勝ち目なんて無いんだよ!」
「何!」
両者が構えた。
ヤンバキアの近くの森にて。
「なんか、良くない感じがする。」
「妾も感じる気がする。」
「なら尚更、急ぐぞ。」
三人が歩き出した。その三人に加えて、更に数人の男女がついて行く。
同士が揃いつつあった。
魔導潜水艇
ジグロンアデスは、ある船室に来ていた。
そこには、筒状の水槽があり中には銀色のロングヘアーの少女が眠っていた。
ジグロンアデスが呟いた。
「あなたが目覚めるなら私は、光にも闇にもなれますぞ。」
その声には、悲しみが含まれていた。
少女の名は、アビス。
ズドドドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「きゃああ!!!!」
「うっ!!」
フィーネとアルンが吹き飛んだ。
「二人共大丈夫!?」
そういうエミリーネもボロボロだった。
「ギヒヒヒャヒャ!そんなもんかよ?あ?」
ギンガルフがニヤニヤと笑う。
エミリーネが波を打ち出した。
しかし、ギンガルフは片手で凪払った。
「効かねーってんだろ!!!」
マグマが吹き出した。それを手に集中させてギンガルフは、マグマの砲撃を放った。
ゴガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
三人が地に伏せる。
「これで終わりにしよっかなあ!」
マグマがギンガルフに集まり出した。
フィーネが御守りを握りしめ目を閉じた。
「誰か・・・・助けて!」
「終わりだああ!!!!!!!」
ギンガルフが両腕を構えた。
その時。
フィーネ達の前に黒い影が横切った。
!!?
「うおらあああ!!!!!!!!!!」
ドゴア!!!!!
ギンガルフが吹き飛んだ。
「なっ!? 誰だ!」
アルンが叫んだ。
「カーくん!」
そこには、スペルギアダストで影の魔物に変身したカリアが立っていた。
「テメー!許さねーぞ。」
カリアの殺気立った声が辺りに静けさを呼んだ。
毎週金土日曜日は、休みます。
感想などお願いします。




