三十七章「ADVANCE」
大会運営部の建物でブラゼルは、カリアに話したことを全て他のスペルギアダストやメルクリア、詩織、ミゼル達に話した。
「スペルギアダストで戦争でもするつもりなのか?」
「妾達では、どうにもできんな。」
「悪、滅するは難し。」
話を聞いて、みなが口々に話だす。
その時、
「カリア! 大丈夫? あっ、まだ横になってなきゃだめだって。」
カリアがフィーネに支えられて起き上がる。
カリアが言った。
「あいつらの対抗勢力があるんだろ? そんなら、そいつらに会って協力を仰げばいい。俺が会いに行く!」
ブラゼルが応える。
「しかしなぁ。まだそれでも勢力不足じゃ。それにヤンバキアまでは、かなり遠い。お前一人ではどうにもならん。」
「でも、何もしなけりゃ始まんねーよ。」
みなが静かになる。
すると、
「それなら、俺達が他のスペルギアダストを大陸中から探して来てやる!」
アンタレスとイルファーが言った。
「ならば、妾も行こう。」
メルクリアも言った。
「刀の修復が終われば、私も強い者を故郷から連れてこよう。」
詩織が立ち上がる。
「ハルー地方の猛者どもも連れてきてやる!」
ミゼル達も言った。
「ったく! 俺はカリアに同行するぜ!こいつ無理しすぎるからな!」
「ギルフ…。」
「勿論私も行く!」
「私は当たり前!」
フィーネにアルンも立ち上がる。
「そうか。……………うむ。話は、決まったな。 体調が整い次第、各自出発してくれ。ガウディオスは、今も準備を進めている。 ヤンバキア王国には、私から連絡しておこう。」
ブラゼルがまとめて話は終わった。
翌日、みながそれぞれの準備をするために帰って行く。
「ギルフさん! 魔力の使い方気をつけてな! また、きれたりしたら大変だぜ。」
アンタレスの声にギルフが返す。
「はっ!抜かせ。お前こそ強くなって来いよ!」
ギルフとアンタレスが拳を合わせる。
「では、妾達は行くとしよう。 次は、向こうで会おう!」
メルクリアが言って、イルファーが頭を下げる。
「私もそろそろ出るとしよう。」
詩織も歩き出した。
「カリア!またな!」
ミゼル達も帰り出す。
「みんな!ありがとな!!!次は、ヤンバキア王国で!」
カリアの声にそれぞれが手を降る。
カリア達も歩き出した。
目指すは、ヤンバキア王国。
ヤンバキア王国
「おらおら!どけやあああ!」
下町で盗賊が暴れまわっていた。
街の人達が逃げ出した。
「おらおらあああ!…………?」
盗賊達が動きを止める。
向こうから、誰かが歩いてくる。
「お頭! あいつは!!」
歩いてきた男が言った。
「ヤンバキア王国、王眷の7仙騎 アルサークと申す。 貴様らは、ここで誰の了解を得て暴れている。」
「王眷の7仙騎! はっ!関係ねー!!お前らかかれ!」
盗賊達がアルサークに飛びかかる。
アルサークが唱えた。
「散るがいい野蛮な族よ。 ディグラス。」
盗賊達が一掃された。
アルサークが去った後には、盗賊達の骸が多数残った。
世界最強を誇る王国ヤンバキア。
最強たる所以、それは、
スペルギアダスト人口が世界一であるということだった。
質問
「イルファーって、弱いんですか?」
回答
イルファー「・・・・・・・・・・・・・これからだ。」
アンタレス「ふふ」
イルファー「ふふって、なんだよ!!」
ギルフ「まっ。がんばれ。」
ガダル「俺が鍛えてやるぞ!」
カリア「なぜに、お前が出てくる・・・・・・。」




