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二十二章「TRUTH」


 試合は、あっさりと決まった。

 フィーネがスペルギアダストを使い勝利した。








 大会一日目を最高得点で終えたカリア達は上機嫌だった。


「にしても、あっさりだったな~フィーネ。」

「まあね。」


 カリアとフィーネが話す横でギルフがしきりに考えている。


「どうしたんだギルフ?」

「いや、なんか大事なこと忘れてるような気がするんだが。…………まっ、いっか。」



 カリア達が会場を後にした。




 すると、会場の柱の影から、デュアル・ドラゴンの三人が現れた。

「記憶魔法。さすがだな。」

「まぁね。でもいつもこうはいかないよ。今回はまたまた記憶改変ができたから隠せたけど。」

「そのとおりだぜ。イルファー迂闊にスペルギアダストの事はいっちゃならねー。」

「悪かった。」

「しっかし、お前が負けるなんてねー。」

「………。」

「まぁいいや。楽しみが増えたわけだしな。」






大会運営本部


「貴様らは、何を企んでいる?」

 ブラゼルが男に聞いた。


「ちょっとした魔法技術の実験ですよ。」

「実験?」

「スペルギアダスト見たでしょう?」


「うむ……。」

「あれを更に強くして人工的に産出し、人に埋め込む・・または自立型に改良するとどうなります?」


「それで何がしたい?」

「力で何をするか?簡単でしょう。戦いですよ。」


「まさか!貴様!人工スペルギアダストの兵団を作り出すつもりか!?」


「何か異論でも?」


「争いのためにスペルギアダストを使うつもりか!!」


「あなたは、いろいろと知っているから、協力を依頼したかったのですが、その様子だとNOですな。」


「当たり前だ!そんなこと許されん!」

 ブラゼルが拳を握る。


「まぁ。気が変わったら、いつでもどうぞ。待ってます。」


「やらせんぞ!!!それでもやる気なら、大会の中止する!」


「もう、遅い。」

「なっ!? まさか!すでに!」


「あぁ。サンプルは完成して実用段階まできている。あとは、スペルギアダストの内の例の力だけだ。」


「貴様!」


「また来るよ。」


 男が部屋を出て行く。




「大変なことになった。」

 ブラゼルは、ある人物に連絡を取った。












 カリアは、夢を見た。


 少女の夢だった。

 顔は見えない。だが、微かに笑ったのだと感じた。


 懐かしい。


 何だろうこの感じ。

 すると、声が聞こえた。


「あなたは、剣。 私は、…………。」



 砥石?



 なぜか、続きが分かった。


 温かい。







 目が覚めた。

 時刻は、午後5時。

 大会一日目を終えてカリア直ぐに宿屋の布団に飛び込んだ。

 ギルフとフィーネとアルンは、大会の祭りに行った。


 あいつら元気だな~。


 夕食までにまだ時間はある。

 また、寝ようかと考えたが止めた。


 カリアは布団から出て、身支度を整えた。


                           そして、夕暮れの街に飛び出した。






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