表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/55

時間旅行(まえがき:不安からの解放)

気になる異性が突然、自分の前で吐いてしまったら・・・


それは、おもらししたときと同じように、お互いにとって衝撃的ではないでしょうか。



異性に背中をさすられて吐く情景は、当事者の間に特別な気持ちを起こさせると思います。吐くほうは、恥ずかしい自分をさらけ出しながら気持ちが解放されていきます。また世話する側は、その人のか弱い側面を発見し、守ってあげたい衝動に駆られます。このことはおもらしによってもたらされる衝撃と似ています。



そして吐いてしまった人はそれをきっかけに、自分の弱い側面を見せることに抵抗がなくなり、相手への依存心が生まれ、愛情に包まれたくなります。また、介抱した人もその人の身体を案じ、放っておけない気持ちになります。


このとき外界からの強いストレスがあると、ふたりは内向きの感情に包まれ、不安な気持ちがこみあげてきます。それは時として強い尿意を感じさせ、それを出してしまうことで不安から逃れたい気持ちを醸し出します。そして、もしおもらししてしまったら、不安など無かった幼い頃の陽だまりのような気持ちに包まれるでしょう。


いずれは外界に順応し立ち向かっていくのですが、今だけは互いに甘え、不安から解放されたい、そしてふたりで幼い子どもの頃の気持ちに戻って、愛を確めあいたいと思うふたりの、繊細な心の動きを表現してみました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=349015749&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ