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偉人・ザ・アウトロー〜歴史をしきれ〜  作者: アキラ明晃


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人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず

 この物語はフィクションである。作中の如何なる人物、思想、事象は紛れもなく現実の人物、思想、事象とは無関係だ。・・・確かに承った。この世界では今は亡き英雄が復活した。その英雄がどうして復活したかは不明。だが、皆は普通の一般人として暮らし、自分達が過去の英雄だった事を知らない。では何故、英雄達が復活したのか、それは悪魔の悪戯か、神の悪戯か、ただ一つ言えるのは、この世界は混沌に満ちている、という事だけだ。

 徳川家康、天文11年(1542年)12月26日、岡崎城主松平広忠(まつだいらひろただ)の嫡男として岡崎城において生まれる。しかし、6歳の頃に12年間、尾張国の織田家の人質になる。それからは織田家に仕えるようになり、1600年関ヶ原の戦いに勝利し、1603年に征夷大将軍に任命され、江戸幕府を開く。その後、大阪の陣で豊臣家を滅ぼし、それからは1867年まで徳川幕府が続くという、すごい偉業を成し遂げた人である。


生徒A「先生、話し長すぎます」


生徒B「もうすぐ終わっちゃいますよ〜」


ここはある学校の教室。この教室では今、日本史の授業が行われていた。内容は戦国時代に活躍した徳川家康についてだ。しかし、その徳川家康について話しすぎたようだ。


先生「へ?あ、すみませんっ!!えーっと、今日はここまでで、あ、ここはテストに出ますので。では、終わります」


丁度学校のチャイムが鳴った。それに合わせて、女性教師は教室を出た。その後、腕時計を見て、満足そうな顔をした。


先生「午後15時30分丁度。うん、完璧」


この女性教師は時間通りに動くのが好きなようだ。教室から職員室までは徒歩5分。つまり15時35分に職員室に戻れば更に完璧だ。早速歩こうとした時、後ろから声を掛けられた。


男性教師「あのー、徳川先生?」


女性教師の名前は徳川家康(とくがわいえやす)。眼鏡が似合う黒髪ロングの日本史担当の女性教師で26歳。性格はマイペースであるが、時間に厳しい。いつも腕時計を見ている。今回も時間通りに動こうとしたが、いきなり後ろから話しかけられたのであった。


男性教師「こっちもたった今終わったので、一緒に行きませんか?」


徳川「あ、い、いえ、その、わ、分かりました・・・」


彼女の弱点はあまり人と接点がない為か、あがり症気味になってしまう事だった。なので、あまり人と話すのが苦手である。それに時間が狂うのも嫌だった。そんな彼女の唯一の癒しは本屋に行く事であった。本屋に行く事だった。本屋ではライトノベルや歴史本を買い漁る事が好きだ。本はいつも私の味方でいてくれる。この時ばかりは時間を気にせずに優雅に過ごすのが好きだ。本屋はいつもはしごしており、気がつけば紙袋が両手に幾つもあった。その後、家に到着するも、亡き両親から受け継いだビルの中にある小さなビルが家だ。ビルの中は本だらけで、自室は最上階である5階だ。中にはベッドやキッチン、風呂やトイレなど最低限のものはあるが、それ以外は全部本の棚で埋め尽くされていた。


徳川「うわぁ、今回も沢山買っちゃったー。今夜は寝れないわー」


徳川は早速買ったばかりの本を読み漁った。特に歴史本は自分の勉強にもなるし、趣味であり、興味もある。本を読む時だけが1日の慰めになる。そして、その日は本を読みながら、寝落ちしてしまった。そんな和やかな雰囲気であったのとは逆に、ある港ではある戦いが行われていた。


???「うぎゃあぁぁぁぁーっ!!!」


???「な、何だっ!?貴様らはっ!!」


???「世間を騒がす警察様だ。お前達はこの俺が直々に逮捕してやる」


犯人らしき男2人は警察官である眼帯の男に手錠を掛けていた。


新人警察官「お疲れ様ですっ!!相変わらず凄いっすねっ!!」


ベテラン刑事「あぁ、相変わらず肩が凝ってしまう」


新人警察官「でもでも、今週だけでももう10件は逮捕してるんですよっ!!これだけでも凄いじゃないですかっ!!」


ベテラン刑事「もう四十肩になりそうだ」


その後、ベテラン刑事は現場を去ろうとした、そんな時だった。空から突然、電撃が現れた。それを察知したかのように、ベテラン刑事も素早くかわした。この場にいた人達は驚愕した。更に電撃攻撃は続き、ベテラン刑事を狙っているように見えた。上へ見ると、ガントリークレーンの方に誰かいた。


ベテラン刑事「ちっ!!更に肩を凝らせる気かっ!!」


???「見つけたぞっ!!伊達(だて)っ!!今日は貴様の年貢の納め時だっ!!」


ベテラン刑事「やはりそう来たか。今日はお前を逮捕する、エジソン」


ベテラン刑事は伊達政宗(だてまさむね)、電撃犯はトーマス・エジソンと呼ばれる。伊達とエジソンは顔見知りなのか、お互い睨み合っていた。伊達は急いでパトカーに行き、中から刀を取り出した。エジソンは老人風で背中には電気を繰り出す装置を背負っていた。そして、ガントリークレーンから飛び降りて、伊達を睨みつけた。


伊達「お前達は下がっていろ。こいつはお前らには倒せない」


エジソン「ガハハハッ!!カッコつけやがってっ!!貴様を倒せば"あの方"は大いに喜んでくれるわっ!!」


伊達「あの方とは誰の事だ?貴様を逮捕して全て吐かせてやる」


エジソン「ならやってみろっ!!"発明王"!!!」


エジールは手から電気を繰り出した。その威力は地面すらひび割れる程凄まじく、周りにいた警察官はただ狼狽えていた。しかし、伊達だけは微動だにせずただ立っていた。そして、眼帯を外し始めた。


伊達「"独眼竜"」


その時、目が光り始めた。伊達が目を睨んだ時、エジールの手から電撃が消え始めていた。彼らは能力者同士であった。エジソンの能力、発明王は電撃攻撃を繰り出す事が出来る。一方で伊達は独眼竜と呼ばれる能力で相手の能力を打ち消す能力だ。ちなみにこの能力の事を"偉能力"と呼ばれている。


エジソン「ガハハハッ!!流石は最強の偉能力者っ!!倒しがいがあるわいっ!!」


伊達「ドライアイになる前にお前を倒す」


伊達とエジソンの壮大な戦いが今、始まろうとしていたのだった。


〜〜〜〜〜〜


ピピピピッ!!!ピピピピッ!!!丁度朝6時に目覚まし時計が鳴っていた。しかも10台程。それを止めるとベッドから立ち上がり、身支度をし始めた。身支度が終わると今度はスーツに着替え始め、白衣を着た。その後、弁当を鞄に詰め込むと部屋を出て、本に当たらないように気をつけて歩きだし、ようやく外へ出た。相変わらずビル風が強く、このボロビルもいつか崩れるのではないかと、毎回ヒヤヒヤはしている。


徳川「午前6時半、丁度ぴったし」


徳川は腕時計を見ては確認して、歩いて駅まで行った。そこからは満員になりそうな電車に乗り、ゆらゆらと揺られながら本を読むのが日課だ。帰りは本屋をはしごする為、歩いて帰る事が多い。今日もいつも通りの駅に降りて、いつも通り学校へ行く・・・筈だった。徳川が本を集中して読んでる時に隣に男が座り込んだ。男は鞄を持ち、コートを着て、帽子やサングラスをつけていた。そして、スマホを取り出してメールのやり取りをし始めた。丁度その時に急カーブの所に入り、乗客はもちろん、荷物も揺れてしまった。しかし、徳川は相変わらず本に夢中であった。自分の荷物が落ちてる事も知らずに。男は落ちてしまった鞄を拾って、駅に着いた頃に出始めた。徳川は次の駅で降りるので、本を閉じ、落ちていた鞄を拾い始めた。その時だった。鞄にはいつものように弁当や筆箱、鍵などが入っていなく、代わりに紙袋に包まれた何かが入っていた。


徳川「???何ですか、これ?」


紙袋の中身は重く、触ってみると何かは分からないが、何だか見た事ある形である事に気づいた。それは拳銃だった。実際に袋を開けると、本当に拳銃が入っていた。これには徳川本人も驚き、咄嗟に鞄の中に隠した。これが見つかれば、銃刀法違反で捕まってしまう。しかし、このまま持っておくと危ない。そんな事を考えているうちにもう最寄り駅に到着してしまった。


徳川(どうしよう・・・私、とんでもない事に巻き込まれるかも・・・?)


この先、どうすればいいか分からなくなり、とりあえず駅員に鞄を間違えた事だけでも伝えるべきか迷ってしまった。そんな時だった。突然、遠くから爆発音が聞こえ始めた。それは一つ前の駅から起こったらしく、凄い音を立てながら、こっちへ来ているようだった。向こう側からは猛スピードで電車が4両走っていた。電車からは乗客乗員全員逃げ出し、その後、後からやって来た電車とぶつかってしまった。ぶつかってもなお、進み続けており、やがて止まり始めた。止まった場所は徳川が立っている方だった。運転手には誰かが乗っていた。


???「・・・うん?あ、あれは!?おい女。ちょっとついて来な」


徳川「い、いえ、け、結構です〜!!!」


徳川はあまりの恐怖に逃げ出し始めた。それを追うかのように男は再び運転席に座り、電車を動かし始めた。すると、車輪が伸び上がり、電車は線路ではなくプラットホームへと上がり込んだ。その後、発進し始めて、中にいる人達は何が起こったか分からず、ただ逃げ惑ってしまった。一方で徳川は急に何が起こったか分からず、ただ外へ逃げる事だけを考えていた。しかし、目の前には改札機が現れた。本来なら、ICカードを通すが、緊急事態なせいか、それともICカードが手持ちにないせいか、隣の柵を越えるしかなかった。その時、手から黒い粘着性のある何かが出た。それは柵に張り付くと、棒高跳びの棒となり、高く飛び越えてしまった。飛び越えると、素早く手の中に戻った。


徳川「す、すみませ〜んっ!!」


駅員「ちょ、ちょっとっ!?」


すると後ろからゴォォォォンッと音がし始め、そこから電車が走り出していた。当然改札機へ向かっていたので、駅員達も逃げ惑う羽目になり、電車は改札機を壊しながら進んで行った。その後も仕切りに徳川の後を追う電車。天井が低くくなろうとも、電車が壊れようともただ走り出したら止まらないぐらいの暴走電車だった。その頃、徳川はやっとの思いで外へ出た。遠くからはまだ物が壊れる音がする。ここから立ち去らないといけないと思い、今度は路地裏の方へ逃げ出した。その頃、電車の方も外へ出始めたが、あまりの損傷に原型をほぼ留めていなく、外へ出たと同時に横に倒れてしまった。急に現れた電車に驚き逃げる人達。暴走電車はこれで止まったのだった。終わったかと思いきや、中から銀髪の男が出て来てスマホへ電話をし始めた。


???『見失った』


???『おいおいおい、スゲェ事になってるぜ。駅内を電車で走り回ったんだって?流石、貴様に似合う偉能力だぜっ!!』


???『お世辞はいい。それよりもこっちはダメだ。警察が来てしまう。空から探せ』


???『了解っ!!僕達ライトブラザーズに任せれば、見逃さないものはないっ!!』


???『スティーブンソン、お前はどうする?』


???『俺の偉能力で車を動かして、遠くへ逃げるさ』


???『オケッ!!後で場所、教えてね♪迎えに行くから』


そう言って、電話を切った。するとパトカーがサイレンを鳴らしながらこっちへ現れ始めた。すぐに周囲を包囲し、中からは警察が現れて拳銃を構え始めた。


警察「無駄な抵抗をやめて・・・」


スティーブンソン「大人しくしろってか?」


警察「そ、そうだっ!!」


スティーブンソン「分かった。俺は大人しくする、俺はな。偉能力"鉄道の父"」


するとパトカーが急に動き始めた。運転席には誰も乗っていなく、ただパトカーが警察目掛けて走っていた。スティーブンソンことジョージ・スティーブンソンと呼ばれる男の偉能力は鉄道の父。ありとあらゆる乗り物を操れる能力だ。動き出したら事故をするか、能力を解かない限り続く。警察達が混乱している状況に応じて、スティーブンソンは1台のパトカーに偉能力を使って遠くへ走り去ったのだった。その頃、ライド兄弟と呼ばれる2人組は空から徳川を探していた。兄の方はウィルバー・ライト、弟はオーヴィル・ライトと呼ばれる。


オーヴィル「兄さん、見当たらないよ?」


ウィルバー「よーく探すんだ。どこかに隠れているかもしれない」


オーヴィル「このマシーンプテライドがデカすぎて、路地裏に入りやしない」


ウィルバー「く、帰ったら小型飛行機を作るしかないな」


2人はプテラノドンの形をしたマシーンプテライドと呼ばれる飛行機に乗って、空を滑空していた。2人乗り用の飛行機でジェット機と違い、すぐに迂回出来る。その飛行機に乗りながら、徳川の居場所をくまなく探していた。一方で徳川の方はというと、雑居ビルの中に隠れていた。路地裏入ってすぐの所に空きテナントだらけのビルを見つけたので、中に入って身を隠した。徳川は改めて鞄の中身を確認した。紙袋に包まれていたのは、やはり銃だった。この拳銃を何故狙っているのかは分からない。ただ、自分が見つかれば殺されるのは確かである。


徳川「うぅ〜、時間が大きくズレた〜・・・」


徳川が腕時計を見ると、もう1時間以上の差異が出ていた。この時間帯なら、授業の準備をし始めている頃なのに。たった鞄を間違えたせいでこんな目になるとはならなかった。一刻も早く、拳銃を捨てたい。そんな時だった。


???「あなた、偉能力者ね?」


後ろから誰かが話しかけてきた。そこに立っていたのは女性だった。全身細く、腰ラインもはっきりと見えて、ブランドのスーツと腕時計にアクセサリー、更には男性はもちろん、女性でもつい見惚れてしまうくらいの美貌の持ち主だ。


徳川「あ、あなたは・・・?」


???「私は織田信長(おだのぶなが)よ。本能カンパニーの代表取締役をやっているわ」


徳川「ほ、本能カンパニーッ!?」


本能カンパニーと言えば、日本でも5つの指に入ると言われる、超大手企業の1つで日本経済をほぼ仕切っている企業だ。主に飲食やエンタメ、観光、インフラ設備、環境対策に力を注いでいる事でも有名で、ありとあらゆる成功を収めている一方で、ライバル会社をことごとく倒産させる程の力を持っている。


織田「あなた、さっき駅で電車から逃げ回っていたでしょ?」


徳川「は、はい。私も何が何だか分からなくて・・・」


織田「奴らの狙いはその銃よ。その銃には偉能力者を生み出す力が秘められている。奴らはそれを使って偉能力者を増やすつもりよ」


徳川「い、偉能力?あ、だから私、手からスライムが出せるのか?へぇ、偉能力って言うんだ〜」


織田「あ、あなた・・・偉能力について何も知らないの?」


徳川「はい。私、生まれた時から何故か使えるようで、親には内緒だったんですけどね」


織田「生まれてからっ!?本来ならその拳銃で撃たれなきゃ偉能力なんて発現しないわよっ!?」


徳川「へ?」


まさかの出来事に織田は取り乱してしまった。偉能力が生まれつき発症する事例は聞いた事がない。仮にあったとしても、今の今まで自分や相手が気付かないのはさらにおかしい。彼女の偉能力の力なのかは分からない。とはいえ、偉能力者をこのまま放っておく訳にもいかない。


徳川「あ、そう言えば、今日、学校・・・あぁっ!?もう授業が始まっちゃってるっ!?午前9時12分になってるっ!!」


織田「いや、そこ大事なとこかしら?それよりも一緒に来てもらうわ」


徳川「ふぇぇっ!?どうしてですかっ!?」


織田「偉能力者であるあなたとその拳銃を奴らに渡さないようにする為よ。奴らは・・・て、しまったっ!!」


その時、壁が爆発した。織田は事前に何かに気づいたらしく、徳川を連れて柱の壁に隠れた。煙が舞う中、現れたのはマシーンプテライドだった。そこからはライト兄弟が降り始めた。


オーヴィル「おーい、どこだい?」


ウィルバー「僕達、短気だから手短にお願いします」


織田(あいつらはライト兄弟っ!!空を飛べる能力かっ!!)


徳川「ふぐぐぐ・・・」


オーヴィル「隠れてたって無駄だよー。マシーンプテライドは偉能力者の居場所を突き止める事が出来るんだから」


ウィルバー「しかも2人もいるとは驚いた。その内の1人、織田信長ともう1人は、その拳銃で力を得た偉能力者という事ですかな?」


すると、織田は徳川の口から手を離して、ライト兄弟の前に現れた。それに気づいたウィルバーは拍手をし始めた。


ウィルバー「まさか、貴方が直々に現れるとは驚きました」


織田「こっちも貴方方が手合わせしてくれるとは、思わなかったわ」


オーヴィル「もう1人は?出てこないの?」


織田「不要よ。1人で十分」


ウィルバー「へぇ〜、面白い、気に入ったよ。では、貴方に勝って拳銃と偉能力者を持ち帰りましょうか」


オーヴィル「偉能力者が増えれば、あの方は喜びからね」


織田「私もあの方にお会いしたいわ。貴方達を餌として、誘き寄せるわっ!!"第六天魔王(だいろくてんまおう)"!!」


オーヴィル&ウィルバー「"飛行機の父"!!!」


織田は自身の偉能力を解放した。すると織田の手には火縄銃が両手に2丁現れた。織田はその2丁の火縄銃でライト兄弟を撃ち始めた。しかし、ライト兄弟は空を飛び始め、火縄銃の弾を全てかわしきっていた。その後も織田は撃ち続けるが、弾が当たる事は1つもなかった。


織田「すばしっこいわね」


オーヴィル「俺達は最速かつ最強だからね」


ウィルバー「どうだっ!!俺達の"飛行機の父"は最強だろっ!!」


ライト兄弟の偉能力"飛行機の父"は自身の素早さを極限に上げる偉能力で、兄弟で同じ偉能力という特殊な力だ。逆に織田の"第六天魔王"は能力を最大6つまで繰り出す事ができ、内容はランダムであるが最強の偉能力ではある。今回は火縄銃が2丁現れたようだ。


織田「く、伊達さえいれば、こいつらの素早さを消せるのに」


オーヴィル「残念ですが、伊達は今はエジソンとの戦いで傷を癒している所です」


ウィルバー「それに伊達の偉能力はちゃんと目視しないといけないからね。この素早さを目視出来たら話は別だけどな」


織田「く・・・なら、弾の速度を上げるっ!!」


オーヴィル「無駄だっ!!」


織田「何っ!?」


その時、オーヴィルが織田の背中から現れて、ナイフを突き付けた。狙いは織田の心臓。織田は素早く気付いたおかげか、間一髪致命傷にはならなかった。しかし、逆に右肩に突き刺さってしまった。


織田「しまったっ!?」


ウィルバー「流石兄さんっ!!でも、まだ生きてる」


オーヴィル「まあ、最強の女がすぐにやられる訳ないか。このままたっぷりなぶってやる」


織田は右肩を負傷しながらも、何とか火縄銃を撃ち続けていた。その頃、徳川はというと。


徳川「あ、あわわわわ〜!!!大変な事になっているよ〜!?」


徳川はただ物陰に隠れながら、3人の戦いを見ていた。これが偉能力者の戦い、普通の喧嘩とは色々違う。こんな戦いを自分もしないといけないのか・・・。そう思うと胃がズキズキしてきた。果たして、自分はあの中で何が出来るのか、足手纏いになるのは確かだ。だが、あのままでは織田信長は死んでしまう。足手纏いでも構わないが、せめてあの人を救いたい、そう心の中で考えていた時だった。突如、体全身から力が込み上がってくる。それが何なのかは分からないが、何だか戦える気がしてきた。


徳川(私、私は今、すっごい事をしようとしているんだっ!!だから、私の偉能力、力を貸して!!)


そんな時だった。手から突如、紫色の光が現れた。それが自分の偉能力の力のせいかは分からない。ただ、何だかいけそうな気はしてきた。そう思い、満を持して、みんなの前に現れた。


徳川「皆さん、お待たせしました。真打の登場です」


織田「なっ!?」


オーヴィル「ほう、まだいたのですか。いいでしょう、相手になりましょう」


ウィルバー「泣いてもやめてあげないよ」


徳川「私の偉能力は・・・・・・"東照大権現とうしょうだいごんげん!!!!」

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