表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

何で見られてるんだろ

「おはよう」


また、教室に入り、挨拶する。


「おはようルウ、いい朝ね」


彼女がいつも通り話しかけてくれた。


「キャサリン、そんなガリ勉女にあだ名で呼ばなくていいのにぃ」


またあいつだ。私は顔をしかめる


「あら、彼女とは本当の友達なのよ?」


「は?」


するとキャシーはこちらを向き


「ねぇ、昼に一緒にランチ食べない?」


「え?いいの?」


キャシーとランチできるなんて!とても嬉しかった


「もちろんよ!友達だもの」


「じゃあ昼にね!」


「ええ」


彼女は花のような笑みを浮かべ席へ戻って行った。


やっぱり、糸アプリってすごいなぁ


ん?


「...」


なんかこの男子、前にもガン見してきたような


〜昼〜

「きっとその人はヘンリーね」


ランチ中に男子にガン見されたことをキャシーに話した。


「ヘンリーって噂では冷徹って聞いたけど」


「あら、彼はそんなんじゃないわ」


彼女はクスリと笑う。


「きっと、ルウのことが気になるのね」


「そうなのかなぁ」


ピロンっ


ん?


糸アプリの通知だ。


『ヘンリーに話しかけてみて』


ええーっ!


無理だよ!


「ルウ?」


「ああ、何でもないよ」


私はごまかし笑いをするしかなかった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ