謎のアプリ
皆さん、こんにちは!
今回、ファンタジーに挑戦してみました!
上手く書けてないと思いますが、良かったら読んでいってください!
「ねえ、知ってる?
糸アプリっていうアプリ
そのアプリはね、急に現れるの
もちろん、アプリストアじゃ買えないよ
それでね、そのアプリは出会いの予言をするの
それに従うと幸せになるんだって!」
ーこれはアプリで変わる人生の話ー
私は友達がいない
だから今も1人で教室に向かう。
そりゃそうよね、赤毛でそばかすの女の子なんて地味だもんね。しかも趣味は読書だもの。
でも、毎朝のささやかな楽しみはある
「おはよう」
と教室のドアを開け、笑顔で言う
やっぱり...
私はみんなの反応で落胆した。
みんなじろりと白い目で私を見るの
1人を覗いてはね
「おはようルイーズ、いい朝ね」
そう花のような笑顔挨拶を返してくれたのはクラスメイトのキャサリン。
キャサリンはスクールカーストの上位にいる
いつも華やかな笑顔で彼女らの話を聞く。
「キャサリン、あんなガリ勉ルイーズの挨拶なんて無視すればいいじゃない」
「あら?挨拶は大事よ、しないといけないってお父様に教えられたわ、貴方は違うの?」
「っ!」
スクールカーストのナンシーは悔しそうな顔をする。
まあ、いつもそうだけどこれ以上、キャサリンとの会話は無い。
そりゃそうよ、キャサリンは優等生でしかも大企業の社長の娘だし。
私なんて相手にされない。
ピロンっ!
あれ?携帯から通知が...
なにこれ?糸アプリ?変なの、こんなの入れたっけ?
まあ見てみるか。
『貴方の出会いを豊かに、予言に従えば幸せに』
なるほど。
『放課後、教室に忘れ物のノートがあるからそれを持って図書室に行こう、持ち主はそこにいるよ!』
うーん、怪しいけどやってみようかな。人助けにもなるし。
〜放課後〜
今日もキャサリン凄かったなぁ。
教科書をみんなの前で読むのを先生から指名されたけど、見ないで言えたもんなぁ。
やっぱり、私じゃ相手にされないよね...
ん?
これってノート?
もしかして、あのアプリで言ってたこと?
名前書いてないなぁ...あっ!
パサっ!
落としちゃった...
あれ?これって...
〜図書室〜
来ては見たけど持ち主いるのかなぁ
「あれ!?そのノート!」
え?
まさか
「貴方のノートなの?キャサリン」
「そうだよ、私ったら教室に忘れちゃったのね」
キャサリンはてへっと舌を出した
え?キャサリンってこんな感じだっけ?
それより
「ごめんなさい、わざとじゃないけど中身見ちゃったの...でも小説面白かった」
「え!?面白かったの!?あまり自信が無かったんだけど嬉しいな!」
キャサリンは無邪気な笑みを浮かべる。
「私ね、本当は文学が分かる人と友達になりたかったの、貴方って図書室でよく本を読むでしょう?」
「う、うん」
「私と友達になってよ、ルウ!」
「え?私なんかでいいの?キャサリン」
「もちろん!あとせっかくだからキャシーって呼んでよ!」
どうやら、糸アプリは詐欺では無いのね...
いかがでしょうか?
初めてのファンタジーなので下手ですが楽しめましたか?
キャサリンと友達になったルイーズ。
これからどうなっていくのか!?
ではまた次回!
閲覧ありがとうございました!