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覆面の苦労人 ~遂行者代理の生き様~  作者: バガボンド
第2部 種族間の交流
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第1話 謁見と恩賞6 盟友の誓いと神剣の意思(キャラ名版)

 ブックマーク登録、ありがとうございますm(_ _)m 今後も頑張らねば><;


 同作は、他の3作品とは異なり、詳細描写が7割以上(75%以上)占めている感じかと。逆に他の3作品は真逆の7割近くがキャラ会話となっています@@; 自分の欠点はここでしょう><; もっと早くに詳細描写版として描いていれば・・・><;


 ともあれ、今はこのまま突き進むしかありません@@; 苦労人は現状のまま、探索者は終盤近くから詳細描写を取り入れ、警護者もラスト直前が詳細描写を取り入れる形になると思います。風来坊は既に完結しているので、このままラストまで進みますが・・・@@;


 そんな拙い作品群ですが、今後とも暖かく見守ってやって下さいm(_ _)m

 神獣ヴィエライトの巫女となった、シュネリア・ナーシャ・ラシェス・リェセナ・アリベアの5人。それぞれが持つ神剣が、巫女に至った証である。


 そんな彼女達を見つめて、徐に一服する。これで、不測の事態の対応には、問題なく対応する事ができるだろう。後は、それらの力を用いて、より一層の精進をせねばならないが。


 これは俺にも当てはまる概念だ。常々日々に精進し続けねば、己自身に食い破られる。十分注意していかねばな・・・。



ティルネア「・・・神獣の巫女が5人、と。」

ミスターT「何故に俺にジト目・・・。」


 そう、全てが終わった後、ティルネアとティエメドラにミオルディアの3人が、俺をジト目で見つめて来ていた。当初の予定だと、シュネリアとナーシャの2人だけだった。そこに、ラシェス・リェセナ・アリベアの3人を加えたのだ。イレギュラーとしか言い様がない。


 だが、現状は切迫した状況だと判断している。幾ら帝国が堅固な国家であっても、今後の王国がどう出るかで変わってくる。油断をしたら、確実に侵略されるだろう。


 そこまで考えるのかと思ったりするが、その油断が命取りである。現に警護者の行動では、そう言った油断で倒される人物もいた。


 常に余裕を持って行動をする。得られる力は、悪ドイものでなければ何でも利用し続ける。多少卑怯な行動を取ろうが、結果が全て良くなれば申し分ない。警護者の生き様は、私利私欲を除いた“悪道”そのものなのだから。


シュネリア「そう仰らないで下さい。貴方がいなければ、私は神獣の巫女になれませんでした。」


 徐に俺の目の前に来ると、静かに片膝を付いて跪くシュネリア。そのまま、先程得られた神剣を、騎士が構える様に振る舞いだした。


シュネリア「私、シュネリア=ヴェレン=エーディスリーアは、貴方様の“忠実な盟友”として、今後の一切の行動を共に致します。」

ミスターT「・・・ありがとう。」


 俺の方も、腰の携帯方天戟を展開し、それを左手に持ちつつ床に立てながら両膝を付く。右手を胸に遣り、静かに頭を下げた。


 エーディスリーアの皇帝が、ここまで厚意を示してくれている。それに応じるには、俺も敬意ある対応をすべきだ。形式ばった行動は不慣れだが、心が篭っていれば十分である。



 徐に頭を上げると、シュネリアの後ろにナーシャ・ラシェス・リェセナ・アリベアが片膝を付きつつ、神剣を目の前に掲げていた。シュネリアと同じく、忠義を示す厚意である。


 騎士道の流れは詳しくは分からないが、そこに込められた一念は痛烈なまでに感じ取れた。彼女達の思いを再度受け止め、深々と頭を下げる。込められた思いを、無碍にしないように。


ティエメドラ「3種の獣の神の守護を得た存在は、如何なる障壁を退けます。」

ヴィエライト「しかし、決して忘れないで下さい。常に精進を続ける事が重要です。」

ミオルディア「お主達なら、問題なかろう。だが、油断は大敵ぞ。」

ティルネア「超絶的な力に溺れずに。全ては、他者を思い遣る心があってこそ。」

ミスターT「・・・ああ、最後は己自身との対峙になるからな。」


 俺達の厚意を見守ってくれていた、ティエメドラ・ヴィエライト・ミオルディアの3種の獣の神。そして、創生者ティルネア。その彼女達が格言的な発言をしてくれた。地球の身内達からも、常々言われている事でもある。


 常に己自身との対決の繰り返し、それが人生だ。それを欠いてしまえば、堕落の一途を辿るのは言うまでもない。常に修行である。


 まさか、ここに来て再度回帰するとは思いもしなかった。いや、それは常に発生するのだと思う。どんな場所であれ、生きている事には変わりないのだから。


 ある意味、これが俺への恩賞なのだろう。再度の原点回帰をさせてくれた切っ掛けが、今の全ての流れである。どんな財宝や地位や名誉だろうが、この部分には絶対に敵わない。



ミスターT「シュネリアには感謝の連続、正に恩賞そのものだわ。」


 携帯方天戟を腰に格納し、目の前のシュネリアの両手を、自分の両手で包み込む。神剣を握る両手は、物凄く華奢でか細い。この両手に、帝国の命運が握られているのだから。


 そのまま、彼女が持つ神剣に、自分の右手をソッと触れる。そして、語り掛けるように、神剣へと一念を込めた。


ミスターT「・・・お前さんに、彼女が守ろうとする存在全ての守護を託したい。お前さんなら、やってやれない事などないだろう。」


 そこに人物が居るかの様に、心を込めて語った。獲物達にも、魂が宿る事は伺っている。それが異世界であれば、間違いなく具現化されてもおかしくはない。


 シュネリアが己を押し殺してまで、総意を守ろうとする姿勢を汲んで欲しい。それができるのが、彼女が持つ神剣の力である。


シュネリアの神剣「・・・貴方様の強い想い、確かに承りました・・・。我が主シュネリアを、身命を賭して守り抜く事を、固くお誓い致します・・・。」


 ・・・奇跡と言うのは、起きるものだと痛感させられた・・・。目の前の神剣に語り掛けた事により、神剣自体に自我が宿ったのだ。この場合は、シュネリアの神剣、と挙げるべきか。


 これには流石のヴィエライトやティエメドラ、そしてミオルディアにティルネアは絶句している。他の女性陣も同様に絶句状態である。


 だが、これは必然的なものだろう。獣の神の巫女となった人物の願いや、守るべき存在を厳守するために顕現化された力である。そう、本来から備わっている生命力だ。


ミスターT「・・・ありがとう。シュネリアの事を、委細任せるよ。」

シュネリアの神剣「御意。」


 俺の言葉に、明確に意思を示すシュネリアの神剣。まるで一個人そのものだ。それだけ、この神剣は生命体に等しいと言える。


 だが、その神剣で相手を斬る場合、何だか申し訳なくなる感じだ・・・。これは無粋な発言と取るべきなのか・・・何とも。


    第1話・7へ続く。

 次の展開に繋げると、結構な長さになってしまったので、少し短めですがご了承下さいm(_ _)m


 剣に意思が宿るというのは、よくあるネタですね@@b ちなみに、警護者や探索者で登場しているウインド嬢・ダークH嬢、現段階では風来坊で登場しているダーク嬢、この3人の元ネタ(自前小説内ですが)は剣の神となります@@;


 ウインド=ウインドブレイド、ダークH=シャドウブレイド、ダーク=ダークブレイド(後にブラックブレイド)と言う感じです@@; 前者から、聖剣・神剣・魔剣(後に紫剣)、となりますね><;


 まあこのネタが炸裂するのは、執筆途中の「覆面の流浪人」と「覆面の墓堀人」となります><; 具現化できたらアップさせて頂きますねm(_ _)m

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