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木星の鳥  作者: 猩々飛蝗
pf.prediction
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pf. prologue

 我々の起源は我々によって量られることが可能だろうか。

 我々は起源と共に将来への希望を獲得できるだろうか。

 我々は増大する遠心力に抗い得るか、また、中心には本当に価値があるか。

 その様な意味を持つか、彼等も知らないシグナルが彼等の間で共鳴している。

 超大な最初の一羽は異様な外殻の所為でネットワークに接続出来ずにいる。

 しかしその外殻は反響中枢、ルーター、サーバーとして機能している。


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