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貧乏な私が転生したらワガママ貴族令嬢になっていた  作者: うみのうさぎ
王子

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作戦会議

エレノアは王子の考えを父に報告した


ジョンソン「平民に食料配給をするだと?」


エレノア「はい 殿下のお言葉です」


ジョンソン「国中の小麦を集めても全ての民が食べるには十分とは言えんぞ」

殿下は一体どうするつもりなんだ


エレノア「そう言えば ナターシャが王家から作付けを増やすように指示されたって」


ジョンソン「しかし生産調整している畑を使ったとしても足りんぞ」


エレノア「一つの畑に沢山の種を蒔くのは?」


その言葉に庭師のエドが反応する

エド「ジョンソン様 発言のお許しを」


ジョンソン「考えがあるなら言ってみろ」


エド「この国の農業生産の大半はハーバード領に頼っておりますが、現状の農地と作付け量はベストバランスです 無理に作付けを増やせば生育不良が起きるかと」


ジョンソン「根本的な解決には農地開墾が必要なようだな」


エド「左様でございます」


農地の開墾には年単位の時間を要する 王子は納得しないだろう

エレノア「しかしそれでは 今お腹を空かせている人は救えませんわね」


ジョンソン「農業には時間がかかるんだ」


エレノア「そうだ アクセサリーを売ってそのお金で小麦を買えば良いのでは?」


ジョンソン「エレノア 私財を売って民を助けようなんて いつからそんなに優しい子に育ったんだ」

感激の涙を流している


エレノア「売るのは私のアクセサリーじゃありません 工房のアクセサリーですよ」


工房で稼げるのは腕の立つ一部の職人だけだ

ジョンソン「工房の宝石は確かに高値で取引されるが 買い手は少ないのが現状だ」


エレノア「ガラス細工の安価なアクセサリーを売りましょう」


ジョンソン「ガラス細工だと? 宝石と偽って販売したら重罪だぞ」


エレノア「偽らなければ 問題ありません」


ジョンソン「希少性の無いアクセサリーを買う貴族などおらん」


エレノア「貴族には売りません」


では平民に売るのか?

いや違うエレノアの瞳はまっすぐ前を見つめて迷いが感じられない、まさか隣国に輸出するのか

ジョンソン「アルカンシェル共和国か」


エレノア「流石はお父様」


貴族の宝飾品は富や力の象徴であるが故に希少性が重んじられる一方で共和国の民はアクセサリーはオシャレアイテム安くて綺麗ならお得という考え方だった

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