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貧乏な私が転生したらワガママ貴族令嬢になっていた  作者: うみのうさぎ
王子

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身辺調査

王家からの勅命を受けミゲル・ハーバード男爵はエレノアの普段の様子を探ることになった


ミゲル「公爵様と領地経営について会合をすることになった、公爵邸にお前も同行しくれ」


ナターシャ「お父様、どうして私も同行しなければならないのですか?」


ミゲル「公爵家のエレノア嬢とは学友だったのだろ 卒業後も親交を深める良い機会だろう」


エレノアの名前を聞いた瞬間ゾッとした

ナターシャ「エレノア様は私などより 殿下と親交を深めているとお聞きしておりますわ」


ミゲル「実はその殿下がエレノア嬢の様子を見て来て欲しいとのことだ」


ナターシャ「それはどういう事ですの?」


ミゲル「殿下の御心を推し量る事など・・・」


会合当日、

ミゲル「今日は良い機会だと思い娘を連れて来ました」


ナターシャ「初めまして ミゲル・ハーバードの娘ナターシャです」


エレノア「久しぶりねナターシャ 卒業パーティ以来かしら?」


久しぶりに話すエレノアの雰囲気は学生時代と違って優しかった

ナターシャ「ええ・・・」


ジョンソン「歓迎するよ ナターシャ嬢、私とミゲル男爵はこれから仕事の話がある」

そう言ってジョンソンとミゲルは執務室へ入って行った


ナターシャ「殿下とのご縁談があるとお聞きいたしました おめでとう御座います」


エレノア「ありがとう でもなんだかこの縁談裏がありそうなのよね」

他の貴族との縁談は断っていた王子がどうして


ナターシャ「貴族同士の政略結婚ですから様々な思惑があるかと思います」


エレノア「ナターシャは相変わらず大人みたいな物言いね」


ナターシャ「エレノア様に鍛えて頂きましたので」


エレノア「そんなつもり無いんだけど?」


思いの外優しい声色に思わず本音が出る

ナターシャ「子供みたいなワガママに付き合わされたら私が大人になる他ないじゃないですか」


飛び出した本音に思わず笑ってしまう

エレノア「ふふっ それもそうね」


ナターシャ「エレノア様 雰囲気変わりましたね」


エレノア「最近よく言われるわ」


今のエレノア様とならこれからもずっと友達でいたい

ナターシャ「私、これからもエレノア様と親交を深めて行きたいです」


エレノア「今度は私がナターシャのお屋敷に遊びに行くわ」


ナターシャ「でも、エレノア様に満足頂けるようなお菓子は家にはありませんよ」


エレノア「私はナターシャが居れば満足よ」


ナターシャ「エレノア様」

急に恥ずかしくなって顔が赤くなる


その時、

執務室の扉が開くとジョンソンとミゲルが同時に出て来た

ミゲル「待たせたなナターシャ」


ナターシャ「はっ はいお父様お疲れ様です」


ミゲル「どうした 慌てて立ち上がったりして」


王家にはエレノアがとっても優しくなったと報告した

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