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貧乏な私が転生したらワガママ貴族令嬢になっていた  作者: うみのうさぎ
王子

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ハリー王子と再び

エレノアは再び王宮を訪れた表向きには縁談ということになっているが実際には食料配給に関する非公式な会合だ、部屋には王子とエレノアの二人きり


ハリー「君から会いに来てくれるなんて嬉しいよ」


エレノア「私、殿下ともとお近づきになりたく思います」


王子はエレノアの背に腕を回す

ハリー「僕も君のことをもっと知りたい」


顔が近いって でもやっぱり綺麗なお顔・・・

エレノア「ちょっと 揶揄わないでください」


ハリー「君が僕ともっと近づきたいといったんじゃないか」


エレノア「物理的な距離の話ではございません」


ハリー「ハハハ やはり 君は面白いな」

その笑は本心からのものだった


エレノア「本日はガラス細工の輸出に関してのお話でございます」

お互い真剣な顔になる


ハリー「概要は手紙で理解しているが一点疑問がある」


エレノア「なんでしょうか?」


ハリー「誰が輸出販売を請け負うのか 輸送量を考えると必要な相当な荷馬車が必要になる」


エレノア「大量輸送は陸路は不向きです 海路を使います」


ハリー「海か確かに我が国も隣国も港があるな」


エレノア「荷馬車より船の方が同じ量を運ぶにも経費を抑えられます」


ハリー「往きはガラス細工を積み 復りは小麦を積む」

なるほど効率的だ


エレノア「それと殿下にお願いが」


ハリー「なんだ?」


エレノア「輸入小麦は余っても売却しないでください」


ハリー「それはなぜだ?」


エレノア「国内で供給過多になれば値崩れが起きます」

そうなれば、農業で生計を立てられなくなってしまう


ハリー「わかった」


エレノア「それから 輸入は急場凌ぎです 食料問題の根本解決は農地開墾しかありません」


ハリー「君には驚かされるよ 農業についても詳しいのだな」


エレノア「いえ私ひとりの 知恵ではございません」

農業知識の大半は庭師エドの受け売りだ


ハリー「ありがとう きっと多くの民が救われるだろう」


喜びのあまりエレノアの手を握る王子の指先は可憐で美しかった

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