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ルールと対策

少し人物紹介

甘中 雪

天学、Aクラスに推薦合格した天才。強さや勝利を求めていて、究極の負けず嫌い。弱者に対する差別は猗窩⚪︎レベルだが、強い人とは普通に友達になりたいと思うこともある。好きなものはスイカ。

「バトルロアイヤル形式のようで、まず、一年生全員に魔粒クリスタルが配られ、ある島に送られるそうです。その島の中で、クリスタルが壊されるとその場で退場し、クリスタルを壊せば壊すほど自分のクリスタルの魔力含有量が増える。クリスタルに溜まった魔力は、いつでも使用可能。ただし試験終了時に持っていた、クリスタルの魔力含有量は成績に比例するというものです。」

自分なりに要約したものを説明した。

「んじゃ桃は、試験のどの要素が自分にとって一番重要だと思う?」

そう聞かれると返事に困った。どの要素が重要なんだろう

自分にとって一番かぁ

「難しいかぁ」

「はい。あんまり自分の実力がわからないといますか」

私が返事に困っていると、

「わかった、じゃこれから桃の実力をテストしよう。」

「テスト、ですか」

私は自己分析があまりできていないし、それはありがたいなぁ。

それに、この人謎が多いけど、


なんか…すごそう


あ、またクソみたいな感想が

「んじゃ、始めるか!張り切っていけよ!」

「はい!」

わたしは、塾長に連れられるまま戦闘部屋?へ向かった。



「完全再現」

そう言いながら魔粒クリスタルを渡してきた。いやぁ緊張してきた。どんな感じにするんだろう。周りにはいろんな戦闘用?人形や魔力計測機?のようなものがある。


私が周りを見ているとなぜか


塾長はクリスタルを自分につけた。


へ?


…え、まさか


「よし!かかってこい!!」


えええええええ!?!?

「無理無理無理です。」

「なんで?」

塾長がわざとらしくキョトンとした。

「人に魔法を振るうなんて無理ですよ!最悪死んじゃうかもしれないじゃないですか」

「じゃあお前は試験で戦わないということか?」

「それとこれとは」

「同じだろう?」

「いやそんなことはないですよ!だって学校の安全管理とここの安全管理は

「じゃあ天学を退学したらどうなる?」

あ、

「天学を退学したら、人生が終わる、そうだろ?」

そのとおりだ。天学は生徒の緊張感を高めるため、

ある恐ろしい制度を導入している。その名前は


「スラム落ち制度によって」


天学は厳しい条件さえそろえば無料で入学できる。

しかし

退学することになった時、巨大なの借金や、罰則をかせられ最悪の場合によっては、


ヘルスラムに落とされる。


ヘルスラムとは、主に凶悪犯罪者を押し込めている監獄のようなものだ。衛生的にも精神的にも酷い環境らしい。

それはまさに、人生の終わりと言ってもいい。

「天学に入学した時点で、他人を落として単位を獲得しなければならない。他人の人生を潰す。そういう覚悟をしないといけない。それができないなら、お前はここに来るべきではないな」

辛辣なことを言う塾長

しかし、その通りだ。

「もちろん塾契約書には、俺が授業中に死んでも、事故死として扱い、お前の名前もニュースには載らない。だから、」




雰囲気がガラッと変わる



「殺す気でこい」


今までにないくらい、本気の目だった。だが怖くはない。塾長は私に喝を入れてくれるのだ。

本当に本当に塾長の言うことはその通り。

だったら、

「はい!」

本気で、殺す気で、戦わないと




殺すそう言う気概で、手に炎を纏った。

そして、一気に距離を詰める。

全力で殴った。だが、ひらりとかわされてしまった。

「もっと冷静に、相手の急所と隙をつけ。さっきの言葉を忘れたか?」

はっとした。

確かに今、私は殴ることしか考えなかった。全力で殺そうとしたからだ。たがちがう。さっき塾長は、殺す気でこいといった。それはつまり、相手を分析して、冷静に対処すると言うことでもある。


塾長が放った魔力球を回避、今度は塾長の魔力の流れを分析する。そして、回避するその方向へ全力で蹴る!!

体の芯を180度回転。全力で予想外の動きをする!


バァァン

一撃、塾長のみぞおちに入った。

よし、このまま

そう思った瞬間、

「打つ技を間違えている」

え?

「おしいな」




意識が…すこし切れた?記憶が、頭が

いたい

うっ、食らったのかな?塾長の攻撃を

…たてない、諦めるか


…変われないのかなわたし。天学に行っても塾に行っても


あそこに行った時みたいに…

塾長の姿が、あいつに重なる。

あのクソ野郎に



______________________________________________


惜しかった。さっきの戦法は悪くない。たが技のリスクが大きすぎる。

それに、あの程度の技に全てを賭けるには、いささか弱いな。


理解した。こいつの課題を


さて、ここから立てるかな?まあ厳しいと思うが、

そう思った瞬間。

油断して、まだたきしたその瞬間、

爆発が起こった。そして、彼女はもう目の前にいた。その目はまさしく


本当に


殺そうとしているようだった。


ドガッ!!


そして、私のみぞおちを殴った。

おそらく本当に本気の打撃で。


そして壁に叩きつけられた。同じく彼女は地面に倒れた。だが、攻撃はまだ止まなかった。


炎でできた、猪型の何かが私に猛突進してきた。

そして、大きく爆発した。

すばらしい、これは、才能があるな。

とても嬉しくなった。

元々あまり期待していなかった分、さらに

「おーい?終わりに、」

あ、そうだった。

鼓膜破れてるんだった。

まだ攻撃を仕掛ける意思はあるようだ。すごいねぇ


うーんどうしようか。

とりあいず凍らせて、テストを強制終了した。

これからも頑張ります。

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