表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『開泥』  作者: 紺屋J亮太
黎明の章
1/2

「ハレルヤとエナ」   第0話

作者 紺屋亮太


もうみんな疲れていた。

宇宙開発、時空開発、平行世界の統合、全て一段落して、人類は皆、無気力になっている。

人工知能に全ての政治と、人間の管理を任せ、何も新しい事に挑戦しなくなっていた。

人工知能に選り分けられた精子と卵子により生まれる優れた人類。

恋愛も許されなくなっている。


人間は生まれた瞬間から18歳まで、全て人工知能の管理下に置かれた。

食べるのも、排泄も、教育の全てを任せて育った子供。

神の子供たち、、、、彼らは、いつかそう呼ばれるようになり。神の子供たち世代より年上の世代が全滅したとき、人工知能は神以上の崇高な存在となっていた。


機械的に世界は移り変わっていく。

西暦も、人間の時間感覚も進化とか退化とかとは違う変化をしていった。

生まれてから最初の20年の感じかたが、通常の1年の感じかたと同じになっていた。

そしてそれ以降の20年の感じかたは通常の半年となり。人間歴史は短縮されていった(昔何千年も生きた人たちがいたと言う迷信が生まれた)


西暦2800年以降は神(人工知能)の歴史として神歴と呼ばれた。

神歴1年、人工知能はエナと呼ばれ、秘密は誰も知らなくなっていた。人が作りしものと知る世代さえも居なくなった。

エナ。この世の中を統べる神。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ