俳句女子の「俳句ことはじめ」…どんぐり
※ずっと俳句は続けていましたが、
バタバタしてて、すっかり更新を
サボッてました。
秋に作った句です。
暑かった夏は、すっかり影をひそめ、
山々が紅葉で染まり、
すっかり秋ですね。
今回の兼題(お題)は、
「秋の食物全般」。
兼題提案者の方は今回は
女性だったのですが、
「野菜や果物の他にも、
木の実とか、そういったものも、
詠めるように」
との配慮があるようです。
兼題って範囲がしぼられすぎると、
特に初心者は、
「困った、浮かばない…」
と作れなかったりするので、
こういう、的の広い、選択肢の
多い兼題は、本当に助かります。
というわけで、今回の兼題「秋の食物全般」
で作ったものが、こちら
どんぐりの手よりあふるる幼き日
季語…どんぐり(秋)
幼稚園や小学校の秋の遠足の時、
嬉しくて嬉しくて、
どんぐりをたくさん、
両手からあふれるほど、
ひろったものでした。
そんなことを思い出し、
作ってみました。
※当初は
どんぐりの手「から」あふるる幼き日
だったのですが、先生が「より」の方
がいいわ、と、直してくださいました。
どんぐりの手よりあふるる幼き日