星を見に行こう(200文字小説)
「1年ぶりだね」
「はい。前に会った時も1年ぶりでした」
「そう?なんだか七夕みたいだね」
結婚してからもたまに彼は私を誘ってくれる。
お互い家庭がある身なので、しょっちゅう会えるわけではない。
ちょっとした行き違いで別々の人生を歩むことになった。
「星を見に行こう」
彼に連れられてきたのは土手。
生憎の曇空。
「星、見えないね」
「いいのよ。あなたの顔が見えるから」
照れくさそうに頭をかく彼。
そう!その顔が好きなの。
「1年ぶりだね」
「はい。前に会った時も1年ぶりでした」
「そう?なんだか七夕みたいだね」
結婚してからもたまに彼は私を誘ってくれる。
お互い家庭がある身なので、しょっちゅう会えるわけではない。
ちょっとした行き違いで別々の人生を歩むことになった。
「星を見に行こう」
彼に連れられてきたのは土手。
生憎の曇空。
「星、見えないね」
「いいのよ。あなたの顔が見えるから」
照れくさそうに頭をかく彼。
そう!その顔が好きなの。
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