死ぬのか?
卒業し受験も受かりました!
「悠介~。ごはんよ~」
下から母の声が聞えた。
俺は重い腰を上げて下へ向かった。
階段を下りテーブルに向かうとすでに妹が俺の指定席の隣に陣とっていた。
俺は隣から刺されるのか・・・・・・。
そう思いながら俺は沙茄の隣へ座った。
「お兄ちゃん!どれ食べる?私が取ってあげる!」
あぁ
いつもより激しい・・・。
俺にペースをつかませない気か?
まだ怒ってんのか・・・。
「沙茄まだ良いよ。
母さん。ちょっと良い?」
「んっ?
何かしら」
「いやちょっとね」
「もしかして彼女でもできた?」
「えっ?本当?お兄ちゃん!」
「待て待て気が早い二人とも。
それに沙茄、リアルに涙目になるな」
「じゃあなに?」
俺は深呼吸をしてから・・・。
「今度の日曜日なんか予定ある?」
「日曜ねぇ・・・。
別に何かな。
でもなんで?」
「いや。
友達が来るから」
「そう。わかったわ」
ふうこれで家へ入れれることが確定した
問題は。
「お兄ちゃんだれくるの?」
こいつだ。
「ねぇ
お兄ちゃん?」
「えっと。その~。
優果ちゃんが・・・。
きます」
「えっ?
誰?それ」
「えっと。
新しい友達だよ」
「・・・ちゃんが」
「えっ?」
「お兄ちゃんが別の女を・・・。」
「おい!落ち着け!!」
「うわあああああああああああああああ」
「やめろ!
落ち着け沙茄!」
沙茄が暴れだした。
俺はその時沙茄の体を押さえつけようとした・・・。
その時
沙茄が持っていたコップが俺の頭を殴打した。
「俺死ぬのか?」
俺はその場に倒れこんで意識をうしなった・・・。




