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2話 特典スキル、弱くね?

2話です!ぜひ読んで行ってください!

気になるところその2がある、それは固有スキルだ。

(物体創造ねぇ、固有スキルって言うなら俺だけのスキルなんだろうが能力はどんなもんなんだろうか、名前だけ聞くと最高に強そうなんだが...)


試しに服とかりんごとか剣とか銃とか色々と作れないか試して見たがなんだコレ全くわからん。

今のところ作れたのは手のひらサイズの布切れ、手のひらサイズの鉄か何かの金属の板のみ。


(食べ物や複雑なものは作れないのか、それともスキルのレベルが低いからか?まぁなんにせよまだクソ弱いってのはわかったな。)


スキルについてアレコレしていると部屋の端からドアの開く音がした。


「もうお仕事疲れたよレンベルゥゥ僕を癒して欲しいなァレンベルのために新しいオモ...チャ...」


パッパことレンディーがドアを開け入ってきたのである。


(アッ、これってもしかして終わりですか!?異端児だとかなんだとかで火あぶりですか!?あーもう固まっちゃったよパッパさんが!)


「レ...レンベルが変なス...スキ...スキルを使っている……?………………ルーニャァァァ!!」


終わりました終わりですなんか大声で人呼んじゃってるもんこの後連れてかれて俺は殺されるんだ転生して2時間で転生人生終了です


「どうしたの?そんな大声出して。」


「今この子が変なスキルを使っていたんだよ!見てみろこの布切れを!この子が生み出したんだ!」


「この子が?まだ生まれてから4ヶ月よ?もしそんなことがあったら...」


サヨナラボクノジンセイ


「「神童じゃないか!!」」


……へ?


助かるパターンあるんだこれ、親バカで助かった。


それからというもの4ヶ月児にするもんじゃないような物語の読み聞かせや魔法に関する事をみっちりと教えられた。



―――――――――



どうもあれから6年後のレイベルです今私は物体創造の訓練をしています。今では自身のレベルは6上がり7に、物体創造のレベルは12になった。


(この調子でやっていけば12歳までにはかなりのステータスアップが望めるな)


先のことを考えながら訓練に励んでいるとふと後ろから声を掛けられた。


「レンベルは頑張り屋さんだな!」


「兄上!今日は学園はお休みですか?」


「学園の課題でな、父上の仕事を理解し受け継げだ何だの、面倒臭い物だよ。」


俺が兄上と呼んでいること人はルーク、レンベル家長男にしてこの家を継ぐ男だ。


(兄上のおかげで俺の自由があるようなもんだし、感謝してもしきれないよ、ありがとうございます。)


社畜になってくれて、ネ


ルークとの近況報告(ただの会話)も終わり丁度いいし訓練も終わらせ自室に戻る。



―――――――――



転生してから6年間、この世界のことを色々と知った。まずこの世界には4つの大陸がありその中で最も広大な土地を持つのがネヘルニア大陸であり大陸の真ん中に位置するのがハイル王国らしい。


「まさか2度目の人生で異世界で貴族になるとはねぇ、人生何があるかわからんもんですわ。」


2度目の人生、しかも見知った世界ではなく異世界での暮らし、俺は前世の事も気掛かりだが今はこの世界に心躍らせていた。


そして何より心踊ったのが冒険者ギルドという単語だ。


冒険者、前世では小説などでしか見た事のない職業、この世界にはそれがある。その事実を知った時、俺の中の目標が決まったのだ。


「俺は冒険者になる。」


だがそれには問題点もある。俺の身分が貴族であるという点だ、この世界では一般的に冒険者は主に庶民の職業として知られている。貴族が冒険者になることは野蛮、品位に欠ける、などあまりいい評価は受けないのが現状だ。


「しかし俺は三男、面倒臭い家を継がなくてもいいのだよフフフ…」


そう、三男という立場ならば家系争いもなく自由に生きていけるのである。


問題は他にもある、筋力やレベルは訓練でどうとでもなるとして避けられないもの、それは年齢だ。

ギルドの規定により12歳未満は登録ができないのだ。


俺は今6歳、まだ半分、これは似ているな、せっかく買ったゲームをテスト明けまでするなと言われた時に。


つまりだ、待ちきれないのである。

読んで下さりありがとうございます!


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