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$76 惑星フィノヴのカピバラパークへようこそ


速度を出すと以外と良い風が身体に当る、

ついさっきまでの排ガスの匂いが、

染みついているがそれが少しだけ消え来た感覚が為る。


そうして一時入った通路は班長達の会社の通路では無い用で、

まあ其処は古くからの軍家だし、

子爵家の主要商品は武器メーカー「フィノヴシステムズ」が作る武器や道具だ、

当然あの星とも繋げて試験とか為ていたのだろうなぁと、

思いながら進むが、一向に人や文字が見当たらないので、

何処へ進めばいいのかが解らなくなって来た、

だがこの雰囲気は通路の壁の素材や雰囲気を見れば、

軍用か民間用か程度は見分けが付く様になった。


そんな俺にすると此所は民間船の中でも前に通った元豪華客船の様な、

雰囲気は無いし、

恐らく輸送船かな?と思う、

そう言えば班長が同業他社と言ってた時が在ったから、

他社が在るのだろうと判断して「標識とか付けろよ、ペンキ代も無いのか?」

と一応愚痴って煽って見る、

こういう時って煽ると大体出て来るよね関係者、…と更に進むが一向に、

関係者が来ない。

「え~とこの辺りに関係者居ませんか~」と声を出すが、

反響音だけが帰って来る、

「コレは若いのの判断ミスでは無いですかな?

ただ進めばいいのでは?分かれ道もないですしねえ?」

と爺さんに言われて少し恥ずかしい

「いやそれだって通信とか出来るだろうよ普通、

何故かここ端末の通信圏外に為ってるんだよ、

さっきから連合の国際救難信号出してるんだが、反応がないんだが何でだ?」

と言いつつも仕方長く進むと、

通路の真ん中に4つ足の機械がぽつんと居た。


見た目は足はキャタピラ風な金属タイヤが付いて居るがキャタピラでは無い、

そして先にスパイク的な物が付いてて本体は良くある丸や四角では無く、

予想を上回る四角形に近いが胴体が蛇腹で武装的な物として、

安易に付けましたって感じのバルカン砲が付いてる白くてダサい機体が、

此方を認識した途端、

バルカン砲が「ブウウウウウウウウウッ」と撃ってきた、

「おい撃って来たぞ、アイツ認識信号とか確認もせず撃って来た、

コレ作った奴貴族とか撃ったらどうする気だ?馬鹿だろう、

仕事が適当すぎるし、美的センスが無い、そして安直過ぎ~」

と大声で言いながらも弾を除けて高速で壁移動とか、

為ながら弾を回避して逃げて先に進むと、

「はあ~今度は2体ってやっぱり馬鹿だ~」

と今度は鋭角に逃げ切り、

先に進むとついに到着した場所は門だった、

と言うか門の横に監視カメラが在るし、

監視所なのか部屋が在り明かりも付いてるので誰か居るだろと、

大声で話しかけた、

「たのも~私は子爵家の」

と言いかけた時だ、

「手前えか?ウチの機体をダサいとかセンス無えとか私の機体に文句付ける奴は!」

と言うので、

「流石に蛇腹はちょっと…」と言いつつ目をそらすと、

「あ~てっめえあの蛇腹はだな、近接戦闘時に角度を少しでも取れるようにだな」

と言ってくるので、

「じゃあ近接戦闘装備は?まさかバルカンだけ?

それともあのパイルがそうなのか?ん~30点、見た目や行動する機械自体が、

在り来たりで武装もチグハグで蛇腹の利点が無いので、

30点唯一良かったのがタイヤの部分が、金属面を捉えられそうな感じだったけど、

実際は違ってたからマイナスでその点数、

さて、俺はユウジ・サトウ、フィノヴシステムズに今乗ってる機体の修理と、

リデザインを為て欲しくて来たが、

此所は何だ・端末が使えないのは連合法違反だろう?

国際救難信号まで反応しないぞ、子爵家とはお世話になってる仲だ、

その辺は言わないから取り次いでくれ」

と言うと

「うっさいば~かば~か」と言われた、

恐らく此所の管理というか使わない場所を貸してるとか言う感じだろうが、

と思って待って居ると、

「恐れ入りますが少し此方に問題がございました国際救難信号等を、

一時お止めになり此方へどうぞ」

と声がしたら門が開きだした。


俺は騒動になると困るのはお互い様出しと信号を切って、

門の中に入って行くするとその先には、

一応だろうが今までと違う近代的な兵士より更に特殊性が高そうな、

特殊部隊風の兵士が12人銃口こそ向けては居無いが、かなりの強さだと解る、

感じが為る人達が居た、そしてその後ろには集団が居るが、

来てる服は前に俺が巡洋艦からポイ捨てされた時の装備を持って来た、

技術者達の服だった「コレはまた凄いですね~」と技術者達は驚いているので言う。


「この機体はとある伯爵家よりお借りしている、パワードスーツだ、

旧時代の代物だそうだが、何分傷みが酷いのでフィノヴシステムズの修理と、

リ・デザインを為て貰い新たなる機動性等を基本にした、機体に仕上げて欲しい

それと此所にいる爺さんはただの爺さんでは無く、

アシストロイドの最末期に機体だそうなのでできる限り丁寧に修理して欲しい、

こっちのパワードスーツは機動装甲武兵の量産型らしいので、

出来ればバランス良く頼みたい、まさか子爵家が誇る、

フィノヴシステムズの技術者が出来ないとか言わないよな?、

何せあの美しい[エルドレッド]シリーズ2を作り出した会社だし、頼むぜ!

俺はカピバラパークとやらが見たいし後は頼んで良いかな?」と言うと、

技術者達は「ハイ、もちろん」と言って来た、

そして俺はリムジン型らしいブイグルに乗せられ移動してると、

かなりの人が集まって居る区画が見えた、と言うかどう見ても、

おっさんのうなぎ屋だった、

「あの~彼処のうなぎ屋って其処まで人気なんですか?お値段も、

結構するのでしょう?」と質問をすると執事風の同年代くらいの紳士が、

「ええ、それはもう、栄養豊富で夜も凄いと紳士淑女の方々の噂になりまして、

今では何処かから出ている劣化版も人気だそうですが、

本場の新鮮且つプロの味を食したいと隣管区からも賞味に来る方もおいでで、

カピバラもお子様に大人気でそれはもう温厚で且つ鼠とも違う、

心根の良い生物なので安心して子供から老人迄近つけなおかつ、

知性を少し高めるだけでパレードまでこなすウチの目玉動物です、

ですが最近は遺伝子窃盗が多く、防御遺伝子を組み込んではいるのですが、

突破されるかもと科学ラボでではどう安全に遺伝子を誤魔化すかで、

悩んで居るとか」と言われ、「そうですか~そっちでも色々な悩みは在るんですね~

此所は機械的な難題ばかりかと思っていましたが遺伝子関連でもですか~、

いっそ登録してしまうとかじゃ駄目なんですか?下手に劣化品や

改造動物が生まれる寄りは?」と言うと

「それですと目の届かない所でその遺伝子を他の動物への利用が、

不安視されてますので」と言われた「あ~そう言う奴も居るんだ~」と

浅い考えだったと後悔為ながら、

俺はやっと正式なオープンしている状態のカピバラパークへ入った、

「お~予想以上に大人気ですね」と言うと

「ええ、園内では許容範囲でのコスチュームを来ての入場もAIの判定で、

合否を出して許可してますので、更に盛り上がって降ります」と言われ

小林さん何しているのさ!と少し怒りそうになるが、其処は後にして、

近くのふれあいパークで餌をやる、地球ではそこらにいる動物では無いので、

珍しいからだ、ウサキとかより繊細だと聞くし、と買った、餌をあげてみる、

するとカリカリと見た目や匂いがリンゴ風なニンジン的な物を、

ねずみ的にカリカリ食べてる、良いね!といやされつつ毛を触るが、

やはり柔らかい、本家とは違う所の一つだが悪くない、と30分ほど癒やされて、

執事さん的な人に連れられて今度言ったのはお城の城壁を出てぐるっと回って、

居城の裏に入った「え、子爵様の住んでるという区画ですよね此所?」

と言うと

「ええお会いしたいとか、何でも今回は子爵家長男のフィノヴ・ド・アロルド様が、

今回起きて居るイグネティア星系での戦闘に出兵して居るので、

事情を寄り詳しく、聞きたいそうで」

と言われ、あの怖い夫人とかに合うのか~と諦める、

そして通されたのは下っ端の人が通る通路で、コレは旧い古城に良く在る、

分散する通路だ差別とかでは無く防衛面でスパイや殺し屋を防ぐとか、

病気対策だった筈だなと見ながら進むとおばちゃんメイドの人達に、

服を脱がされ洗われた、だがその汚れはタール並なので中々落ちない、

そこで急遽呼ばれたのが薬品部門だそうで、将来的にこの手の汚れを落とす物を、

とビジネス感が半端なく出てた、そうして洗われた後それらしい服を着せられ、

夕食を共にと言われて面会したが、

予想通り、来たのはドゥニーズ夫人とクレア嬢と、

兄を慕うがデビュタントを終えていないビアンカ嬢は内密という形で、

顔をベールで隠しての参加だった、

本来はコレでもデビュタントをしていないので駄目なのだが、

俺は貴族で無いのと信頼を得たらしく許可が出たらしい、

そんな事も在り、

女性陣は地球で言うジャンヌ・ダルク的な、

市民を救い出すために必死で辛い仕事をしながら耐え忍び、

新しくアーガイル伯爵家を再興したイグさんを褒めつつ、

「それで現状では市民の反応は?とか、マイスキー侯爵家や男爵等の評判は?

と聞いて来るので、ただでさえ新会社なので安くしたのに更に値切って、

しかも現地の惑星の空気入れ替えのの情報はほぼ無くて、

とその程度だけ教え詳しく迄は教え無かった、

結果として、「そう、では後は無いわね」と夫人が言って終わった、

夫人はやはり怖いそう思ったが此所は今回持ち込んだ、

パワードスーツとアシストロイドの修理を頼むしかないので依頼する、

「今回依頼する修理のアシストロイドは正確にはアシストロイドでは無く、

サービスロイドとかいう末期の細分化されて居た時代の機体出そうで、

少し変って居ますが生産が許可さえれてた末期の機械だという事と、

乗って来たパワードスーツはかなりというか装甲が完全に無い状態の素の状態で、

困って居るが修理を頼みたいのです。


子爵様修理可能でしょうか?出来れば修理をお願いしたく」と言うと、

「もちろん出来るとも、しかも修理で得るだろう情報を少し貰うが、

その代わりかなり値引くよ」と笑顔で言って貰えた、

そして話は変りサスキア方面の話に変った、要するに小林さんのお陰で、

単なる古城だった庭園が動物パークへと変化してくれて大増収だそうで、

お陰で、今度の大パーティーでも話題に困らず助かるという、そこで、

イメージを良くするためと隣の男爵家との友好として保護施設と学校を併設した、

施設を子爵家と男爵家双方の各都市に2~3カ所設置する計画を出し、

ノーピアさんも資金難で困って居たので助かると言ってくれたらしいが、

残念ながら、領主代行こそ辞めたが今でも貴族のボナパルト氏が、

いい顔を為ていないらしい、

理由はノーピアさんがその学校と施設の併設を理由に治安維持を強化したので、

未だに付き合いのあるマフィアが嫌がっているので、

何とか為たいと、つばぜり合いをして居るらしく男爵家は内戦とか、

そう言った事は隣がこの子爵家なので問題を起しようが無いらしいが、面倒らしい、

それでイメージキャラクターでは無いが、政治としてアーリア達を報道して、

学舎建設をと訴えていく方針なのでアーリアとサスキアを口説き落として、

報道に出て貰え無いか?と来た、なので俺は「それに関しては、

本人の意思次第かと思いますね、強制は為たくないので」と其処は、

一応線を引いて言っておいた、その後俺が持って来てた、

TONDAのタイロンのパンフレットのデータを見て連合にも似たのが在るが、

それは特殊バッテリー式なのでそれと載せ変えてはどうか?と提案を貰った、

そして俺は翌朝パワードスーツと爺さんアシストロイドを預け、

「お土産だ、利用すると良い」と何かの目録をもらい受け、

「今回はタリ星に行くうちの工業施設船が在るのでそれに乗って行くと良い」

と便乗させて貰って出港した。


それは在る意味便乗だが、

それは子爵家の罠と言っても良い物だった、

その罠というのは、例の通路を守る爺さん達の要る村に、

直接工業用の地球でいうクレーンとかショベルカーとか乗せた工事用の船似た、

意味がある船だったらしく、

地上に降りると俺を半分無理矢理連れて現地の爺さん達の所へ行くと、

「子爵家様から酷くやられてるから絶対的な防衛施設にして置けと、

指示を受けた、でアンタが此所の大将か?」

と言い出し、

「てめえ誰に言ってやがる」という村のリーダーと、

船に乗ってきた人達がにらみ合ったが、お互い腕の入れ墨を見ると

「あんたら陸軍か?」と言うと、「おうよ、陸軍施設隊だぜ!」と言い出し

「そうか俺は第202343施設隊で~」とお互い苦労話を始め、

「若いもんには昔の裏技を教えてやろう」というと

「なんの、こっちは最新の技法をだな」と言い合い上手く言った様だ、

そして、「そういや兄ちゃん子爵様から目録貰ってたろ?

中にここの修繕用の部材リストが在るから、そこから抜いておいてくれ」

と言う話をされ、

「え?目録って単なる儀礼的な奴でしょ?」と言うと

「そりゃ時と場合に寄るぜ?

今回は何か結構集めてたのがまとまって揃ったとか言ってた奴だ」

と言われて、

俺はそこで始めて今回のコレが儀礼では無くリアルな目録だと解った、

要は本当にお土産だったのだろう、その目録の焦って見ると、

出るわ出るわ此所で使う資材や空のコンテナと在る。

「指定、この村で使う資材のリストを消去?使用済み?に指定」と言うと、

リスト表示の中からあちこちが赤くなりチェックマークが入り[使用済み]

と変った、

残りは、妙に取って付けた感が在るタイヤを付けた軍規格のコンテナと、

それを引けるように牽引装置が付いた改造バギー1台が在った

「ええとコレは?」と聞くと、「ああこりゃ俺達が昨日付けろって言われて、

取り合えず軸とタイヤを付けたコンテナだ、AIの計算上は、

このバギーで引けるらしいだがそれだけだから、

事故るとか普通にありそうだから、気を付けな!」と渡されて終わりだった、


記載には建材とか食料品や電子機器とか名前ばかりで何が入ってるのか、

解らないので不安で仕方が無いが、用は、

お土産にコンテナ数十個と中身が満載で、それをバギーで引いて帰れ、

と言う事らしかった、

そこで仕方が無く子爵家の元軍人で今は作業員をしてると言う人達に、

バギーにコンテナを宇宙船の手前から出て来た複数のアームが、

14個を直列で接続してくれて、「これで動いても良い」と電子音で、

AIが教えてくれたので、挨拶もそこそこに「後はよろしくお願いします~」

と手を振って帰るしかなかった、

何せ中身は何か記載がないんだ生ものの可能性も有る、

理由はウナギだ、多分貴族的にそれに負けない様な生き物が入ってる感じがする

ウチは劣化というか安く真空パック化為て更にウナギに為ていない、

合成の身を蒸し焼きでタレ付けた[ほぼ似ている]と言う売り文句で、

売ってるので反論的に反撃して来る可能性も在ってそれは些細だが怖いのだ、

そしてバギー1台でゆっくりと圧を掛けながら、連結したコンテナを、

ゆっくり引いて進んで行く。


そして段々と加速が付くと体感で60キロって速度を感じるが連合のメーターでは

其処まででも無さそうで、多分40キロそこそこだろう、

だが俺は急いだ、

なぜなら中の生き物が死んでたら、「あら~残念ね~」とか、

多分其処まで酷くはないが言いそうなのが貴族だ、流石にウナギに関しては、

半分喧嘩を売ってるしチクチク後で何度もいう口実が在りそうだし、

こっちも目録をよく見て居ない、一応、「目録検索、生物・生きている存在」と、

検索するが、何度検索しても、[該当無し]の表示だけ、

それで14のコンテナって数が中途半端だろう?と思うので、急いでいる訳だ、

そしてやっと地図が使える範囲に入ると端末のグラスに表示が出るので、

通信を入れる。


「端末からリンクズ・プライベート社内部の端末所持者に連絡、

これから停止不可能な軍用コンテナ14機を運送して居る車両が、

接合区画へ行きますので、中央の通路幅の場所を空けて置いてください、

手動での停止は不可です惰性で進みますので止まるまで牽かれなく無ければ、

真ん中に居るなよ~」と俺は通信を入れ、一気にカーブしてる大型通路から、

空気を保持する区画らしいと前に聞いた、巨大な通路に入ると、

直進が安定する迄速度を一定の保ちその後「切り離すぞ~」と俺は言って、

バギーとコンテナを繋ぐ連結為てる鎖とL字フックを取れる迄、

速度を緩め鎖を持ち上げ外すと、バギー単体だけで横にずれ、

速度を落としブレーキを掛けて止まった、

「ふう、このコンテナ何処まで進むんだ?」と見てると、

そのままコンテナは惰性で「ごおおおおお~~~」とタイヤの音だけが反響する中、

そのコンテナは暴走して進んで行く、

「おいおい、止まれよ、どんな軸使って居るんだ?性能良すぎるだろうに」

と俺は一人言うが、そのコンテナはだた惰性で進んで行く、

俺は丁度元々の通路が繋がってた、

現在使ってる場所の少し前で止まったが、コンテナはそのまま進んで行って、

結構小さくなるまで進んで、止まったかどうか、

俺のグラスに付いてるレーザー測定機器で距離を計算させると、

大体3キロ先で止まったらしい、それにこのレーザーは測定以外でも、

形状計測とか色々なアプリで機能を増やせると聞くが、

今の所は軍事的な機能が付いてるだけで十分なのでそのままだ、

それで俺は止まったらしいので、バギーで追いかけ、

逆のコンテナの先端には牽引装置は無かったので穴が開いてる部分に、

カラビナ的な鉄製のロック金具を付けてゆっくりと引っ張る、バギーが唸り出し、

ゆっくり動いて、速度を出さない様に気を付けつつ皆が見てる前までコンテナを、

持って来て止めることに成功した。


「ふう~フィノヴ子爵家に前から依頼してた物資が纏まったから、

持ってけって言われて、持ち帰ってきました!

さあ、皆さん総動員です中開けて早く分けて~変な生き物とか居ないか、

確認よろしく頼みますよ」と言うと、

班長がやって来て「祐二よ何だそれは、変な生き物って何だよ?」と言うので

簡単に説明した「まあ、ウナギが向こうで凄い売れ行きだそうで、

ウチらが委託販売してる[ほぼウナギの蒲焼き風]が売れるのが、

気に入らないようでね、それで動物繋がりできっと何かしかけて来るだろうと…

だって貴族だもの」というと「はあ~だろうなぁ貴族だものなぁ…おいお前等、

全員であやしい動物が居ないか調査だ!」と班長が言うと、

「俺達にそんなあやしげな存在を調べさせるな~」とか言う声が多数上がったが、

班長が言った、「いやお前等、

あっちの子爵夫人がそれはもうウチの資金源と為ってる、

[ほぼウナギの蒲焼き風]の真空パックに非常に気にされてる訳だ、

それだけウチの製品がが脅威になるほど気になるんだろう?当然、

お返しが在るのでは無いかと、言うわけだ、で、それを窒息死とか餓死とか、

させちゃうと禄に管理も出来無いのかとか言う感じで、

その商品の管理権も取られる可能性が在るわけだから、

隙を見せるな気合いを入れろ!ほら俺も手伝うから急いで全部コンテ開けろ!」

と言って、手空きと言う事で、

手空きの作業員達と食堂で食事を取ってた兵士達まで少し手伝えと連れて来て、

総動員して開けて確認した結果…。


「へえ~…コレがそうなの?始めて見た地球外生物」と俺は言うと、

「普通はこんな高級ペット、ゲージでむき出しで入れられて、

送られて来るとか無いですよ、これ以外と高いんですよ?」

と言われその姿を見るがどう見てもお値段の高い生き物には見えない、

「これって普通は食料枠なの?それともやっぱりペット枠?」

と聞くと、見つけた生き物を見たモーガン医師が説明してくれた、

「コレは高級なペットで、ブッシュジャイアントという生き物です、

ええと地球で言うと、何に一番近いのかな~?」

とタブレットを使いAIと協議しているらしく説明する

語録や分類を地球の生物データを何処かの博物館から取ったらしいデータと、

照らし併せて決めたらしく説明為てくれた。


「コレはどうやら地球で言う所のアルマジロに感じですが、

生物学的にはウサギに近いですね、コレは基本野菜とかを食べる草食動物で、

きゅ~きゅ~と鳴きます、そして基本大人しいですが、見ての通り、

全体が砂漠で身を守るための地球の鉄?並みの硬さで厚さは大体、

この個体は2㎝ですね外殻が腹以外の全身に在りますので、硬いです、

外殻は人間の爪に似て居てゆっくり成長して増えます、

なので時々調整為てあげないと伸びすぎると身動きが取れなくなる生き物で、

野生では砂や石に身体をこすりつけて自分で研磨して調節するので、

周囲を硬い石のドーム風な小屋で育てるのが一般的ですが、

コレはその中でもジャイアントって付くだけ在って大型種です、

正直過去にはとある貴族が餌を欲しがるだけ与えたら、

話に聞くミケという大型の宇宙猫に近い人より大きい存在になるので、

基本は貴族や豪商が子供に飼わせるペットですね。


もしかしたら結構大きいですし、何処かで飼われてたペットだったけど、

飼ってた貴族様がデビュタントが、終わり社交界入り為たので誰かに送られて…」

と言いながら言葉に詰まったのでその先を言って見た、

「それって厄介払いで巡り巡ってここに来たとか?」と聞くと、

「まあ、1匹でもこう言う可愛く草食生物と言うのは意外と需要が在りますから、

品種や血統でピンキリですがそれでも高いですよ?これは珍しい品種なので、

多分50万から150万は血統によっては…」と曖昧に言う、

「それを押しつけて、死なせたりしたら権利とって行かれるかもか~、

貴族のご婦人って怖~って常々思ってたがやっぱり怖いね~、

と見てると、アルマジロは可愛いのか?と思うが思わず言いそうになり

んんッ、さて取り合えずロースはどうです?どうせなら一緒に育てましょう、

場所別に用意するの大変だし」と俺が話題を変えてモーガン医師に言うと。


「それなのですが、あの牛という生物は遺伝子が凄いですね、

あの特殊遺伝子を打ち込んだのに安定してますし、大型化も為ませんし、

一応成功かな?と思えば、やはり其処は試作品らしく、

食事食べる量が大幅に増えまして代わりにと言いますか、

糞や尿の為る場所もきっちり覚えて、

今じゃ、此所の人達に懐き毎日ブラシを掛けられつやつやで排泄物から、

健康かどうかを調べても打つ前に取ったサンプルと変わりません、

何方かというと寄り多く食べるよう為った感じですかね、

特に異様なのが軍の兵士が近くで食べて居た甘味を奪い食べて、

それ以降は持って居ると寄越せとばかりに、簡易だったコンテナ柵を、

押し広げて脱走しては体当たりして奪っていくので、

今ではシュガーキラーと言う渾名が付いてます、仕方が無くそれの対策として、

班長さんと繋がりの在る連合では、結構安く買えると言いますか、

普通は買わないのですが植物で、

地球ではサトウキビと言う種の植物なのですが連合では、

有る地方で増殖部位単体だけは有害指定されていて、

その特定の部材の売買だけが禁止されている、

見た目は竹と似た糖分が取れる種が在るそうですが、

連合では下手に地下茎を持ち出し販売や戦争での使用する為でも、

売り買いすると、貴族と言えども死刑になる特殊販売禁止遺伝子を持つ存在です、

何しろ星のの何処かに放置して置くだけで一気に惑星の地下まで根を張り、

惑星を丸ごと乗っ取る程増えるので、過去に乗っ取られた、

未調査の古代都市とかが埋まってる、惑星を領地として持つ貴族は、

連合法で惑星の破砕処理でも、

根の一部が宇宙に飛び散り拡散する可能性が高いと処分さえ禁止してまして、

どうにも出来ないので、許可を得た職人が切り出した根の部分以外の、

上部部位だけを格安の木工品として売ってましてね、

何せ1年で1キロの高さまで育つそうですから、それは格安で、

しかも砂糖より少ないですが多少は糖分が取れるので、今回

買って来て粉砕機で砕いて与えて見たら、甘いですから食べるので、

今はそれも含めて混ぜて増やしたサイレージを食べさせています。


さて問題はこのブッシュジャイアントの餌ですね、

一応草や木の実を食べるらしいですが、」と言いながらも、

俺達がブッシュジャイアントを抱えて放牧エリアに移動すると、

看護師の女性やら軍や作業員の女性達がぞろぞろ付いて来て、

ロースが居る放牧エリアに、そのブッシュジャイアントを入れて見ると、

遠くに居てうずくまって寝て居たらしいロースが、

こっちを見た瞬間立ち上がり闘牛の牛かって速度で走ってくる、

「モ~」と完全に牛の鳴き声を出して掛けて来たので、

俺は放牧エリア内に入り横に有った毛を揃えるブラシを持って、

受けとける気で気合いを入れて居たら、予想通りに一気に体当たりされた。


「グフッ」と俺は唸った、

肉体強化されたはずの腹筋も人工筋肉が瞬間的に限界を超えたらしく、

凄く痛い腹パンを食らった痛みが腹部を襲う、

「ロ~ス、はぁはぁ、てめえ中々やるようになったなぁお前、

コイツはブッシュジャイアント、お前の舎弟だ、弟みたいな者だから、

世話してやってくれ、餌はお前と似た物を食う草食だそうだ、

種は違うが仲間だ頼むぞ、そうだなコイツの名前をどうするか?

ん~ブッシュ?ジャイ○ン?…駄目か?じゃあ雌らしいし、耳長いし、

アルマジロってのも駄目だろうし、アルマでどうだ?」というと

「ブモ~ゥ~」と吠えるように鳴いた、

「じゃ、じゃあ、アルマね、はい皆さん、このブッシュジャイアントの雌の名前は、

[アルマ]に決定しました、よろしく~」とそう言って、

「ロース後任せたぞ、旨くやったら、缶入りのアメを大量に買って来てやる、

それと栄養が取れる物も買って来るよ、じゃ暫く頼むな、」と言うと、

三毛の遺伝子の所為か「ブモ~」と1鳴きして尻尾をぶんぶん振ってくれてた。


それから俺はコンテナ内部を確認すると、想定通りこれでいいだろう?と、

子爵家の方々が言いそうな感じの為る存在の物が在った、

何しろ何故かあの日の前日に言ったばかりの部品など、

超伝導の電動モーターやエンジンと同じ大きさのバッテリーが入って居て、

それを4輪の足回りと交換為るだけに敢えて部品だけだが、

どう見てもTONDAのタイロンの動力伝達部分を丸々電動モーターに、

出来るよ~って精密な部品だった様は交換するだけに作り込まれていたので、

流石の俺も呆れた、

だって子爵家にはタイロン所かエンジン式の4駆のバギーとかの資料とか、

持って言ってないし、本体も見せても居ないのだ、

行きは壊れかけで装甲が無いむき出しのパワードスーツで行ったし、

事前に渡したのは基本的な地球の風景画集とか航空と車両・建築とか、

そう言った図鑑と最先端の未来武器図鑑的な見出しの電子本のデータを、

シュウに吟味して貰って、コレなら渡しても良いでしょうって奴だったんだ、

なのに地球で買った新型の4人乗りの4駆で一部米軍も使ってるとか言う、

噂まで有るオフロードバギーの電気車両化するユニット丸毎、

5台分送り込んで着るとか一帯何処まで情報網を持って居るんだと思わせるけど、

きっと軍の中にそっち系のスパイさんが居るんだろうねえ、

と、もう諦めるしか無かった、そして一旦部品とか銃器とかの支援物資は別枠で、

置いて居置いて貰い、俺は地球の販売状況とかを確認に戻った。


エレベーターを降りて外に出ると周囲にはミリタリーな装備に

警備員と漢字で書かれた刺繍のワッペンを付けたどう見ても傭兵さん達が、

こっちをちらっと見ているがそれだけだけだった、

警備増やしたのかと思いながら、2階の会社へ行こうとするが、

いろんな意味で変わってた、まず細かった階段が、

分厚く鉄骨製の幅が1m30は在るだろう強化された別の階段に変わってて、

交換したのだと解る、更に天井や窓も、

良く見ればGⅢと言う表示が入って居る窓が付いて居るので、

防弾のグレード3と言うライフル弾とかも防げる奴だと解った、

ドアが無骨なステンレス板所為なドアを開けて中に入ると、

階段の横には何故か各段の横に椅子が付いてて、

海外の方の長蛇の列が出て来てた。


俺は素早く1階の部屋に戻ると、

埃まみれで放置されてた農機具メーカーの帽子とジャケットを羽織り、

「すみませ~ん配達で~す通りまーす」と如何にも配達人を装い、

入り口迄一気に進みを通り受付で、連合の端末を見せると、「あ!」という顔を為た、

中村さんにいつの間にか付けたらしい壁や金属製のドアのロックを開けて貰い、

中に入るとドアを閉め、

「どうなっているんだい?こっちでも商談をする様になったの?」と聞くと、

「ええ、新人を2名採用しまして、元貿易会社の交渉担当だという人です、

その人達が文句を言いに来たら、ロジーナ様が丸め込んで雇い入れてしまって、

今では喜んで宝石を一回でトン単為で売ることも為てます」と言うので、

どうなっているのか分からず、社長室に軽くノックして入ると、

「おや、帰って来たかね、どうだったい?」というロジーナさんはもう既に、

前見たボロの金属服で無く、明らかにデザインされた、

フルオーダーメイドって感じの超高級なスーツ風な白を基調とした服を着て、

モニターを椅子では無くソファーに座って眺めているように見えながらも、

ゲームのコントローラーを改造したのって感じのコントローラーで、

「カチャカチャ」と音を為らしつつ操作すると、

「良しヤッタね、今のでダイヤが倍で売れるよ、下の奴に行ってもっと、

ダイヤ買って来させな、あの浅黒い奴に言えば買って来るから、

コンテナでそうさね~5個分用意させな、

何アイツなら直ぐに用意するさ、それで今どうなって居るか、

気になって居るんだろう?何しろお隣の第2管区の中規模戦争だ、

今回は貸しもこっちは多く作ったからね、

何しろアンタを派遣して長年の火種だった、イグネティア星系は

アーガイル伯爵家の問題を一気に解決為たんだ、その代償にウチも、

結構無理したよ、

地球が侵略想定したた場合と言うでっち上げたシナリオ書いて星一つ、

見た目は古いが住めるように為たんだそれで基礎は出来たから、

流浪の民に為らずに、アーガイル伯爵家はお家再興で、

マイスキー侯爵家は今聞いた話じゃ今回の裏やら色々ボロが出て、

システマ24に引っ張られて、一族路頭に家臣家一同も一斉に、

内務局の手が入ったって情報だだからもう家の再興は無理だね、

そうなると向こうに行った方は帰って来るけど、以外と急に再興すると、

指導者とか行政管理とか出来る奴が居ないんだ。


で、祐二アンタが連れてたあの男を借りるよ、

あの男なら集められるだろうし市職員とか元県職員とかで、

退職したが一人物とかOGっていう年寄りで良いんだ、

金ならいくらでもあるから、あの水野って男なら集められるだろう?

何別に移住してもしなくても良いんだ、

戻るって言うなら記憶をシステマに消させりゃ良い、

わたしゃそれだけの借りをアイツに持ってるんだ、やってくれるよ、

と言いたいが一帯何処に居るのかね?タリの病院に入院したままだろう?」

と一気に言い切られて困惑した、

「それはそうですが、どうしてそんな瞬時にそんな情報を?

アーガイル家の盛り返しは想定内では在っても惑星内部の警備隊を為てた、

騎士家や男爵家が裏切るとかどうやって知ったんです、

それに此所も一気に変わりましたが、どうなって居るんです?」と聞くと、

「ああそれかい、簡単さ、下から1本ケーブル引いて此所に一見、

見ただけじゃぁ解らない連合語を更に暗号化したのをモニターに移してるのさ、

だから現地の最新ニュースが読めるって訳けさ、だが水野って男の事が、

何処に居るのか解らんし、3管区は不慣れでね、

村から出て無いから詳しく解らないんだ、明日で良いから行って拾って来な。


とまあそういう所で、そっちの話はこんな感じで知ってたって分けさ、

で、こっちはガンガンやってウチも久し振りに頑張って見たよ、

まずアンタが貰ったって言うマンションの工事がヒビが見つかってね、

遅れるって言うから、アメリカって所の特殊な固まる薬品と専門家をメーカーに、

言って、派遣させて納期内で修理と改装を終わらせたよ、

その工事の内容を手土産に日本国内の建設業に売り込むって、行ってそいつは、

意気込んで売り込んだらしいよ、結構売れたと聞いたね、で、

予想より大きい規模で売り込ませてね、結果として、

流石に警備がこっちも少ないから、大金積んでアーシラットとスピニング・パワー

って人材派遣屋に臨時で人材を派遣して貰ったさ、まあ人材の斡旋では無く、

派遣だから彼らも大喜びでね、だから此所の周囲には、

元軍人ばかりがそれこそ地元の警察も近寄れない程来てるよ、

全部で150人は来て貰ってるからねえ、アンタの甥っ子ってのが、

丁度良く問題のある空になってる巨大なマンションを持っててね、

何でも売れなかった建物だとかで、問題のある場所も新しく短期で、

住む住人が元軍人なら誰だって抵抗できないからって、

出ていった所を買い取って改装工事をして売るか、

このままこっちで使うかするとか行ってたよ、本当にアンタの所は、

良い人材が集まったね、既に予定納税額も大幅に増えそうだよ、

特に嬢ちゃん所は土地の所有が変わった事に為ってるしね、

大変そうだよ雇った税理士が5人掛かりで今からで間に合うかって必死さ。


そいつらの見張りもここに来る各種素材の買い取りが為たいって、

担当者がひっきりなしで来るしね~、まあダイヤから何から既にコンテナで、

ほぼ売ったからね、例の南米の黒トラとか言うマフィアも動けないように、

この国に金を積んで本拠地の南米とか言う所は上の方から調べたら、

周囲一帯が違法な植物ばかりだと言うし今はその周辺が山火事になってるよ、

代わりに上が考えた遺伝子加工した、大量の大葉麦って言う、

まあ連合ではまあまあな品種でね、熱帯気候で育つ麦なんだが、

結構会うだろうって空中から大火事になってる地域にばら撒かせたってさ、

その地域は来年は麦が大量に生えて更に二酸化炭素迄吸収するから、

そいつらは農家に転職するだろうさ。


で、そう言う訳で、現在地球側では佐藤貿易はダイヤを売りまくって、

そのカネで金・プラチナ・銀にチタンと在るだけインゴットに溶かして変換したさね、

それをフランスとか言う国の査定も出来るプロ呼んでお墨付き付けさせて、

売って売ってで今じゃアリーシャじゃ手が回らないから、

こっちに居たメリッサとか言うドイツ人の子居ただろ?、

あの子が傭兵連れて地金の売り込みにヨーロッパで売り回ってるよ、

流石に現物無いから気楽だって行ったが、額の多さにビビって居るって話だよ。


そうそう、アンタが居ない間にここの会社も色々弄ったよ、

夜のウチにここに連合の防弾防音の発泡樹脂吹かせてね、

内壁も同じで燃えないから火を付けられても安全さ、

新たに雇った2人も優秀は優秀だね、だが馬鹿みたいに危機感が無いね、

しっかし、ここは本当に元は平和な国だったんだね、その子らは

今じゃ奪い合いが普通な国だろうに、雇って直ぐに銃向けても、

おもちゃだと思って撃たれないと思ってる脳波が出てたよ、まあ即撃って、

その子の耳に穴開いたけど、それからは従順だね、さて今はこんな所かね」


と言われて頭の中が追い付いて行かないが、

かなり凄い第二弾の販売をしたらしいのと、

南米を山火事にして連合製の麦の種を撒いたらしい、

そしてあの南米のマフィアの姉ちゃんが殺しに来られないらしい事、

インゴットを売りまくってダイヤもコンテナ2個有ったの全部売った?

とか馬鹿みたいな事を言ってる、だってあのコンテナって、

ダイヤでも1つに10トン相当のダイヤが入ってた筈だ、

コンテナで言えば日本の貨物の3倍程度、アメリカ規格とかそのレベルの、

大きいコンテナだ、だからその中に大量の物資を積んでと14個の物を運んで、

大騒ぎしてた俺達何だが、更にダイヤを5コンテナ?聞き間違いだろうか?

更に行方不明の水野さんを連れて来いとか言われた、

「俺の会社どうなって居るんだ?」と何となく言うと、

「初めまして私はアシストAIのロキアと言います、祐二様の代役を演じて居ります」

と、モニターから俺の顔と声で挨拶された、すると、

「やあ僕はマキア、同じくAIでシュウ役だよ~」と言って来てそのままシュウだった、

「えーとロキアとマキアね、多分何度か言われないと、

今は混乱してて覚えられ居ないと思う、ごめんよ、でさ、

今この会社ってどうなって居るの?、つまり状態は聞いたし。

やっはり上に連合の船来てるんだね、

予想はしてたけど知らない振り為てたのに、ほぼ言っちゃって駄目だってのに、

後資産とか色々どうなってるの不味くなってないよね?」

と聞くと、

「今現在、株式会社佐藤貿易の総資産は株の上場を為ていませんので現時点で

今既に2300億円の資産があります、

ちなみに祐二様の月給はそのままなので、今月は200万円と

特別手当だけです口座に3億程度は入って居ますね、

何せ月単位での給与なので未だ1月しか超えて居ませんから、

1月分の給与しか出せないんですよ、一応各社員さんには各自には、

自己配当分として評価額による分配と、

特別手当今回も別途成されると言って在りますので、アナさんとかだと、

30億とか入りますね。


それ以外では出る所で言うと、警備では150人の警備員と装備の武装で、

銃は持ち込めなかったので、ライフル型のスタンガンを用意させました、

弾が飛ばないのと税関を通さず米国の横田経由で入国した人が大半なので、

本物は隠れて持っては居るでしょうけど、

日本の警察官もフル装備のボディーアーマと各種タクティカル装備を、

統一して付けてる人達を職務質問すると集団で囲まれますから、

当然近寄らないわけで、ある意味、治安維持率100%ですけど、

銃こそ持っていなくても兵隊さんが買い物や食事為てるので景気は良いですが、

異様な言い地域として周囲の犯罪者は皆逃げてますね。


と言われて俺はああ~あの時の3倍は派手な事を為てるんだろうな~と思うと、

どうにも出来ないストレスで頭痛がした。


「も~こっちは大変だったよ、貴族のやり取りに介入して挑発したり、

裏で大半はシュウがお膳立てをやったらしいけど、

こっちはサービス型のアシストロイドと装甲の無いパワードスーツを1体回収して、

武器メーカーのフィノヴシステムズに修理依頼して来た、

そして貯まってた補給物資受け取って持って来たって所かな?、

まあほぼ無償奉仕だよ、全くの無収入でしょアレ、

何しろアーガイル伯爵家のお家復興は、連合の抱える問題の1つだったらしい

けど、こっちはお金が貰えるわけじゃ無し完全に奉仕活動だろうね~

まあ相手の惑星系が、手に入ればそこから多少は利益が出るかもだけど、

それは長いスパンの話で、短期じゃ無収入でしょ?

それでダイヤや金をって言うけど、

ロジーナさんその辺の誤魔化しは旨く言って居るので?」と聞くと、

「ああ、大量の金属基板の買い取りを進めてるよ、

特に海外の旧いパソコンの基板を買ってる、アレは良いね素材も無題に豪勢な、

金属使って居るし、

今はアメリカ大陸系の旧いの買って連合へ流して居るよ、

けど結局は分解して金属再生事業なんてかなり無理が在るね、

細かすぎて温度変化で取り出せる金属も多いが結局は混ざるからね、

様は一滴の毒を混ぜた大量の水さ元には戻らないとは言わないが、

事業としては厳しいね、一応一定の温度にする段階で、

溶けて空気と混ざったのを取り出す、段階的金属回収機の小型モデルを、

倉庫の科学者にデザインさせて見た目だけ同じで、

中身はそっちのマキアが開発した装置をノーピアの所が頑張って作ってる、

タリ重工に発注を掛けるさせて、届くのは来月という話だね、

私は私で実はやって見たかった昔の夢が在ってね、

それを今やって居るよ、まあ服さ、アパレルに手を入れてね、

金属基板をプリントした服を売りしてる、充電ケーブルを紐に為て、

予備の充電用とか背中にソーラーパネル付けたりして売り出して、

それとなく再生為てる雰囲気を混ぜながらやらせて貰ってる、

見た目じゃ真面目に再生事業やってるって事にして在るし良いだろう。


ただこの流れには欠点が在る、そりゃアンタが始めたんだ解ってるだろうが、

地球から連合への輸出品目が無い、そりゃ今は水産物とかでウナギとか

政府オーダーのカレーとかで潤うが、それはほんの一時だけだ、

だから次の一手が、居るんだよ、だから早く水野とか言う爺さん連れ帰りな、

後次の一手は解って居るね、

それしかこっちには無いんだよ?だからこっちは、

私らが面倒見るけど、そっち方面はもう歳だし、そう言うのは為ないと決めてる、

だから早めに行ってきな、そうそう、何処出も良いから、

ここの警備システムを1セット買って来ておくれ、

無人なら官憲も手が出せないし傭兵の人手も減らせるしさ」


と笑って言われるがロジーナさんって何物だろう異様な商才が在るね、

俺以上だとしか思え無かったそして大量のケーブルが、

天井を這い回ってる急増した作業用に増設した部屋の中で、

忙しそうに働く皆の中で、

俺の一角に書類が積まれた金属製の事務机が有って、

其処が俺の仮の机だというので、手前の書類から確認してはサインを為ていく、

それを指示するのは俺の代わりを為ているAIロキアに指示で貯まってる、

直接サインしないと行けない案件の書類だそうで、

ずっとサインと印を押し続ける事をするのたった。


それが終わるのに丸2日かかり、終わると地球で俺が居ない、

間の状況が契約書で解って来た、まず米軍の横田基地経由で、

アリーシャさんとミハエルを呼び戻し、紙の資料を持たせて更にサンプルを含む、

傭兵に現物も持たせて売りに行かせると当然業界で騒動になるので、

その前に他社が動けないように偽の強盗事件やらが起きて、

周辺の地域が事件か?と驚いた頃には陽動をすり抜けたアリーシャさん達が、

海外で売り始めたと言う所らしい、

ちなみに偽の強盗は単純な警備機器の誤作動で終わったそうだ、

更に輸送車は有用で改造が済んだ車両から使った結果襲われることが、

1度だけ有ったが、傷も無くその程度で問題無く、

税関の保税倉庫へ受け渡し出来たそうだ。


そして次の日も俺は資料にサインを為つつ確認すると、警備要員にここと倉庫と、

に50人の警備が付き、アリーシャには10人メリッサにも10人の、

警備傭兵が張り付いて守ってる状態で契約してた、更に前に俺が貰った、

鉄筋コンクリート構造のマンション風に途中まで作ったまま放置されてた所の、

修理代がアメリカから技師を呼んだに為ては安い200万とかで済んでる契約で、

それ以外の改装は既に山崎建設さんに寄って施工終了していた、

そして既に新社屋に配属された社員さん達がもう住んでいるらしく、

各種光熱費とかの資料が回って来てた、保管しないと、と作業を為ていくと、

今度はウチの輸送車の改造費用の請求書が来てて、

新和車両さんから全ての車両の設置工事が完了したという請求書だった、

遅くなるって言って居たのに以外と早く終わらせたな、

と思って見てると今度はロキアが「ああそれはロジーナ様が早くしな、

業界にのろまだって言いふらすよ、って言いましてね即終了ですよ」

と教えてくれた、つまり俺は舐められてたらしい、悔しい、

とやっと底が見えてきた書類には大量のロースの肥料代と、

保健所からの予防注射の依頼書が来てた、肥料代は支払い済みだが、

予防も何もロースは既に遺伝子加工されてしまった異常個体だ、

なので予防接種の資料は破棄した、多分後で凄く言われるけど、

多分その頃には売ったって事にして何とか為よう、と決めた、

そして俺個人へ来てたのは数枚の保険とか税金の登録関連の書類だけだと、

思えば最後に為って来てたのが黒い封書に金字の封筒で開けると、

HBSSさんからのお手紙というか、

内容は

「勝手に改造しました、凄く頑丈にしたんで防弾で窓は3重のフイルムで、

多分割れない様にしたし良いんじゃ無いかな?」という漠然とした内容で、

一応車体の図面に鉄板付けた箇所の表記が在るが、基礎設計と全然違い、

元々ドアとか屋根とか上と横重視だったんだが、

それは少しフイルムで対応してると書いて有るが大丈夫なのか?

と不安が残るし裏の強化だが手抜きでは無いが、何故かカーボンに拘ってるのか、

多用されてる表記が在る、何だろうこれ?とまあ出来てしまったと、

書いて有る以上は諦めようと、送金先へ記載された金額を、

机の横に機械が在ってその上にモニターを乗せてあるだけの動くだけな、

パソコンで電子送金する、正直ここの事務もそうだが、

グランドデザインからやり直さないと使い難そうに、

皆が作業してて大変そうなのが解る、「なあロキア何とか為らないの?」というと、

「暫くは仕事優先ですね、売り切れたら客が止まるので、

そこで修正として大改装する予定です、まあ後2ヶ月はそのままですよ、

一応既に中島土木建設さんに佐藤さんの感じで依頼して、

増築の依頼を為てあります、既に向こうも資材や人員の調整を始めてて、

工事は前にも後ろにも動きませんよ、と言われた。


そして書くべきサインと印を押す作業も終わり俺は3日目にして夜中も真夜中、

誰もが寝ているので誰も気にせず少し気楽に動いて見ようと考えた、

理由は端末に在るビットだ、そうお金、今まで色々と活動したが、

一人で買い物とか、夜の店とか飲み屋なら会社の付き合いで、

何度も引きずられるように行った物だが一人でって以外と無いので、

飽く迄次いでにと考え、

今在る乗り物で使えるのを検討して防刃のインナーに軽作業服を来て、

普通の一般人風な感じに為つつジャケットを羽織り、

両腰にレーザー銃のベルスンM13と詳しくは知らない、

連合製の超高速弾が入った4・45㎜のオートマチック拳銃をぶら下げ、

10㎜弾の入ったマガジンをベストに入れ、実弾型アサルトライフルと、

この間の短いレーザーライフルも背負ってバギーでタリ星迄一気に走った。


コレがバイクで無いのが少し寂しい、俺は以外とバイク好きなのだが、

巡り合わせの問題か始めてこっちに持ち込んだ奴は打たれて壊れたし、

この生活の前に買おうとした時は会社から社用車要らなくなったから、

買えと言われたりで、一応免許は合宿でまとめて取ったので、

中型クラスやトラックも一通り乗れるが、カネの在るときにはやって来ないのが、

バイクと言う物なのかなぁ?とか思いながら走り続ける。


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