$70 お試し機関 祐二とシュウの大冒険?
翌日、
俺は気が付くと、食堂の片隅で寝てたサスキアの横で寝ていたらしく、
起きると、その子サスキアが先に起きて居て俺をじ~っと見て居たらしく、
起きて目があった、
そして食堂では、既に各自が朝早くから再び開通した地球との通路を使い、
俺が寝て居る間にうちの発注と言う形で受け取った、
ニコニコパンのクリーム色のカゴで運んで来たパンを切り分け、
朝一で届いたEONの通販で発注した大量な食材が届いた。
聞けば段ボールで10個程と言う料を買い込み朝から全員で開けて、
事情を知らない新人さんに、先輩達が見せながら、
これがどう食べる時に役立つか教えつつ、
仕分けて調味料から冷凍食品まで数十人で仕分けては、
艦内の軍用な大型冷凍庫に閉まっているとの事だった。
その横で電気式となっている、
本来ガス式しかない超大型の巨大な炊飯器が3台良い匂いを漂わせ、
同じ物をどうにか欲しいと中古を買い込み工業の星と為りつつあるタリ星系で、
改造して電気化制作したらしい、
炊飯器から上る香りが食堂には充満してて、
米を食べた事がない連合の新人達は甘い匂いでは無く、
肥えた肥料的匂いに感じるらしく、嫌そうな顔をしている。
まあ外国でも海外の人には足の匂いとか誤解されるらしいし、
これだけは慣れだろう、此所に言いるほぼ全員が集まって居るので、
何だと?思えるほどの男女が集まり、何かを待って居るようで、
両手で肘を合わせて居る者、指で机の上を叩いている者、
足で貧乏揺すりをする奴、等多数が居る中、俺は寝ていたらしく、
「え~とサスキアは朝の身支度は住ませたか?」と
顔を洗う仕草や歯を磨く仕草をジェスチャーしてみると、
ぶんぶんと凄く、首を痛めそうな動きで否定したので、
「じゃあ一緒にいくか~」と言うと頷いたので、此所ではいつも使ってた、
長期用にに買ったまま放り込んだままだった身支度用品が入ってる、
コンテナまで、とぼとぼと俺が歩き後ろをサスキアが着いて来るが、
今までと違うのが俺の服をつまんで持って離さない事だ、
多分なつかれたのだろうと判断して一緒に連れて言った、
遠征も考え同じ品を多数持ち込んで居た事もあって、
洗顔や歯ブラシ等も数多くストックを持ってたのが助かると思い、
中を開けると驚いたことに中の物資が半分消えてた、
そして横に張り紙が一枚有って、
[すいません佐藤さん物資不足と、コッチの生活での身体の清潔感を保つため、
借ります、小林・アイヴィー]と、書かれていた。
「あ~やられたか…まあしかたがないかなぁ」
と諦め残りから取り出した洗面道具等をサスキアだけで無く、
他のメンバーの分も持ち出して、一応仮眠してたはずの軍の仮眠室まで行くと、
少しは起きて居たので、起きて居た俺の自称甥っ子と嫁の2人と、
一緒に洗顔等をしていると、シュウがやって着た。
そしてシュウの両サイドには機械型の尖った手足が付いて着て居た、
人形に限り無く近そうだが、問題も無く軍隊の中を歩いて居るので問題は無く、
違うらしい、そもそも機械型で人形では無いロボットとかも連合には居たし、
町でも手はあるが足はタイヤ型とか、手足があるが頭部が無いとか、
色々な機械は見たが、このシュウの両サイドに今居る不思議な機械の方らは、
良くアニメで出てくる、三角形に尖って居る手足で、
良く悪者に為れるタイプのロボットにそっくりだった。
居るのは全体が2体でグリーンと濃いピンクの色に別れて居る、
動体だけが女性のくびれ風な8の形で、手首や足先が無いと言う概念で、
尖った足で立って居る人形を超越したと言うか、すり抜けた感じだった、
「祐二残念なお知らせが来たよ、今日は朝からカレーらしいけど、
既に手遅れだったらしい、食べる暇さえ与えられていないようだよ?」
とシュウが言うと、
「初めまして、皆さん私はAIシステマ様より、
お二人と子供一人をお連れする様に言いつかった連合法務省内務局の者です。
お三人には別惑星にてお仕事がお有りと聞いて居りますが、
それでもギリギリ原始的では無い惑星なので我々には対処可能です。
さあシステマ様の所まで行きましょう。
ここの通路から一番近い通路を通り行けば、
6日程度ぐらいで帰って来れますので、その間は我々にお任せ下さい。
さあこの中型のブイクルに乗って、宇宙港まで行きましょう」
と言われた俺達はブイグルに乗り込むと、その途端、
ここに居る連合陸軍の駐留軍兵士が一斉に並び出し、
俺と相手の両サイドで隊列を形成して一斉に敬礼をして、
動かないようにしながら皆は震えているようだった。
そしてその迎えに来たと言う相手の乗り物は、
広域的名称が[ブイグル]と言う、所謂電気をバッテリーで充電して動く型や、
宇宙船とかで使う燃料で発電して動く物、両方のどちらかでも、
タイヤ式の乗り物の事も言い、浮く型のも浮遊型ブイグルと言うらしい。
それと区別されるのがこの元軍艦等で乗る[ローダー]で、
様は常にワイヤレス受電していて、地面の方から電力を常に受け受電して、
バッテリー搭載して充電してても、
外部からのワイヤレス受電で動く物を[ローダー]と言って、
自家発電タイプか外部電力を常にワイヤレス受電しているタイプという、
違いらしいが、
今のブイグルは環境整備が出来ていない地域と思われる乗り物扱いを、
連合の首都星では受けるらしい。
良くタリ星ではノーピアの所で大型のタイヤ付き装甲車に
無理矢理乗せられた記憶しかないが、それがブイグルで地球の自動車に近いが、
それより数段お値段も格調も高そうだったが、
それでも連合の首都星ではローダーの高級型が最高級扱いだと言う。
何より音がしないし揺れないと言うがそれなら浮いていれば何でも良いだろうと
言え無い貴族の見栄だとかで、詳しくは解らないが、
様は連合の首都が俺達が乗って居る元軍艦の時代に回帰して、
整備されたシステムが良いと言う事らしい。
だがお迎えって…と思い意見してみた、
「え~と、それってシュウとサスキアだけ行って、
その後で俺だけとかじゃ駄目なの?会社にどっちも居ないとか不味いんだが」
と俺が言うが、
「それについては問題ありません、地球には既にモニター付きでの、
映像通信技術が存在して居りそれを有効活用すれば貴方たちの代わりに、
我々連合のAIが手を出せば最も最適な利益と安全を、
保証する環境作りを提供できます、
また各種地球のハーブなど政府案件や貴方方の国からの案件である、
隣国との交流もサポート用の下準備程度も出来ます、
一応ゆっくり進めますのでご安心を、
また今ここにいる彼ら地球側の方々が我々の指示だと理解しても、
貴方方と似た様な行動をするつもりですのでバレる事はまず無いでしょう、
不安を抱かせずに完全サポートします」と言ってのけると、
裕美さんからミックまで皆が今回始めて持った人ばかりだが、
だったが全員が端末を持って居るし無い人でもスマホに俺の画像が写った。
「やあ、システマだよ、大丈夫、気にしなくても良いよ、
たった往復6日だし細かな調整は多少掛かるけど、優がな移動だし~、
水野さんって人は優秀らしいし病院で手術も受けさせてあげるよ、
君の知り合いは放って置けないよね~、
それと理由は少し後で、本人も直接話すけど、
伊藤くんの場合は、その触って解るサイコメトリーとかって、
地球で言う超能力者は実際の能力次第では我が惑星連合では何と、
テスト次第では凄い資格というか特別な人と認定する制度が有るんだ、
それを不安無く仕える用にサポートする研修見たいな物を今回受けて貰うと、
言えば解る?そう言う君の知人の安定化と、
その伊藤くんが特別な能力で貴族に狙われないように、
政府の特別な印章付きの証明書を発行為てあげるから心配しないで、
だから2人はついでと思うかも知れないけど、こっちにも利点は有るから、
不安に思わないでよ、更にオマケで君が見つけた、そこの小さな子の、
調整もして上げるよ、そうすれば普通に話したりコミュニケーションが、
出来る様になるし、君たちが来てくれると、
それだけで皆ハッピーに成るみたいだしねだから今回は大奮発したよ。
それに君の集めた仲間が君の佐藤貿易をたった6日程で潰れる会社なの?
君が認めた社員達が働いてくれるし我々もお手伝いを出すからさ、
ただ維持するだけだし会社もどうにもさせないから大丈夫だよ、
それとも逆に株とかで大儲けさせる?それともやはり宝石売って大儲けする?」
と、俺の顔と声でシステマが行ってくる。
「はぁ~やはりシステマさんですか~まあ6日位なら良いか、
しょうがないかなぁ~、前回というかここの接続では借り作ったのは俺だし、
シュウは何か俺の端末作りに行って関係が出来たらしいし、
一度は借りを返すべきだろうとは思って居たんですが、
ここまで急とか驚いただけですよ、それに色々配慮してくれるなら感謝です」
というとシステマは「それだけど、今日の朝食がカレーなんだね~、
映像に映ってるから明白だけど、その件ももう少しこっちの側の協力を、
為てくれると嬉しいなぁ、
まあ、それ食べる時間は無い程に急いでウチのチームが付いたみたいだから、
仕方がないけど我慢して直ぐに船ももう着て居るし出航まで時間も無いし、
そこは我慢して、来てくれって所かな?まあ美味しい食事出すから来てよ~
ぱっと、6日間着てくれるだけで言いから頼むよ~」
と言われ、目の前のカレーは諦めるしか無いらしい。
「まあ、いつか来るな、とは思って居た案件だけど、
こうも急にと頼まれた以上はそっち側も急ぎなのだろうし、
皆ここは申し訳ないが頼む、
俺もコッチで恩返しが出来るなら為ておきたいしさ~」と言って、
頭を下げると皆が仕方がないな~と言う顔になってくれた。
そして車両から「ではお乗り下さい」と電子合成された声が聞こえて、
従い、シュウがサスキアを抱えて、俺と伊藤くんと、
水野さんの5人で乗り込むと、車両の後ろにお着きか何かの機械で、
2本足では無いが細い尖った足風な三角形逆さにした形状のモノで歩く機械で、
両手も三角形で、胴体もそれに近い不思議なロボットで、
「そちらの伊藤様と水野様もお乗り下さい途中までは同じルートです」
と言ってくれ、
背中に緑にほんのり発光している謎の黒い吸盤があちこちに着いている、
吸盤風なアブ何とかに近い見た目の機械を腹では無く、
上着を脱がされ背中にビタッと張り付けられて居るのを見ると、
何でも神経の迂回をする支援システムだそうで、
様は一時的な杖とかそう言った補助器具らしい機械を付けた
水野さんはシャキシャキッと歩いて来てそれを付けた感想として、
「参ったよ、此所の技術ってのはスゲえなこれは簡易の外部から、
操作するらしくて、付けてると歩けるし普通に痛くねえ、
だがこのコントローラーで自分を操作為るのが気味悪いが、
それ所か更に気味悪いぐらいに身体が素早く動きやがる、
これで施術すれば俺の場合在る意味何か寿命も伸びるとか色々良くなるとか、
何とか言いやがる、未だ借金があるんだ奴らに返すまで死ねねえ、
相手は後輩だしな」と言ってる水野さん。
伊藤くんは「今聞きましたけど、僕の才能がコッチでは、
逆な意味で狙われるとか怖すぎますよ、聞けばコッチじゃ優良物件扱いで、
月100万も夢じゃないとか言う話を聞きましたが、
それは凄いけど少し怖いですかね~」と笑って言うので理由を説明してあげた。
「その月100万だが円じゃなくビットな日本円と価値は変わって、
常に更新されてて大体今は100ビット90円だから貯めれば小金持ちには為れるが、
コッチで暮らすと貴族の鑑定士として死ぬまで人や物、貴族の裏を見続けるぞ、
俺は良い貴族なら良いだろうけど嫌な悪どい貴族とかに無理矢理買われたり、
コッチは人の売り買いも表面上は業務契約って形だが、
有るらしいから嫌だなぁ、それなら今やってる探索者として、
過去の遺物調査をずっとしながら自由に生きるね。
って元々そう言う話で始めた会社なんだが、君にも手伝って貰いたいかな、
まあ、最近は会社の完成と社が上手く仕事を続けられるようにするだけなのに、
未だ完成しない、しかもこの艦内の探索の仕事も受けたままだ、
全部が中途半端で進んでないんだよなぁ~」
と少し頼むように言うと、横に居る水野さんが、
「お前な~、そうそう未だ一年も経たずに、
会社が軌道に乗る様な方法にするとか普通は無理だからな?
普通は1年で会社が完成して2年で普通に為れるかどうかって所だろ?
ウチの部隊だって結成から練成まで大体1年熟練に迫れるほど熟れて3年だ、
他の軍でも大体がそうだ、外国との売り買いだぞ?
国内で足固めが1年と考えれば考えが早過ぎるんだよ!」と怒られた、
すると間を見て居たらしい、
システマの部下の細い手足のグリーンの機械が突然話始めた。
「それについては、此方も下準備は此方でも進めています、
其処は連合でも同じですので、ゆっくりで良いのではないですか?
それに水野様は今日中には脊椎と各種摩耗の再生処理が終わりますから、
1日入院で明日にはあの支店まで送り届ける用指示してあります、
次に会うときは健康その物ですよ。
それに其方の伊藤様も計測装置がある惑星に言って登録して、
帰るだけですので警護も付けます。これはシステマ様の案件ですので、
我々内務局が貴族には手出しさせませんのでご安心下さい。
それに何より計測器で確定すると国家鑑定士資格が支給されます、
これを持って居るとモノの売り買いが格段に箔が付き信用度が変わります、
更に国家資格持ちなので貴族でも無碍には出来ません。
そしてでは何故、システマ様が佐藤様達の知人に手を貸すかですが、
理由は[面白そうだ]からとの事です確かに私もそう思います」
というと隣のピンクの機体が静止する
「NO・333SD、それは言い過ぎでは?」と言われたNo・333SD事グリーンは
「これは説明するべき場面だ、彼らを中心に今連合が動いている、
停滞を動かす好機と見れば面白いと思うが?その為の認定や治療では?
詳しくは知らないが、それが面白いと言う事何だと推察する」
と片方の機体が行った理論で確かにと俺も思った。
俺はシュウを見つけ、水野さんは連合では珍しい治療なのかも知れない、
更に伊藤くんは国家鑑定士とか資格を貰えて、
タダで訓練まで受けられるとか言うなら儲けものだろう、
それが悪いことではなく良い事だと理解してくれると俺は良いと思っていた、
そしてタリ星首都で水野さんは居りて兵士が2名警護に付く中、
連行される様に病院へ入っていったがそれは俺達が想像する病院では無く、
ビジネスを主目的にした中がデパートとかモールとかに似た雰囲気な、
ビルが丸々各種科に分かれた商業病院だった、
1階は内科とか3階は整形外科とか書いて有って、
水野さんは[神経科の~]と言う感じの医院へ入る事になった。
整形関連では都内とかでは珍しくないが連合で見るとは思わなかったが、
そこで水野さんが入院と手術を受けるべく診察室に入って居った。
そして俺達はそこで水野さんと一時お別れをして宇宙港に付く。
俺と伊藤くんは初めて見る宇宙港なので当然ながらグラスで写真を撮りまくる、
理由は今回は正式な招待なので、
地球のデジカメとかで隠れて撮影する必要が無く端末の機能を色々試して見てる。
伊藤くんも取って居るが、俺達の撮る画像はセキュリティーが働き、
他の人の顔や姿がぼやけて写らない使用になって居るらしく、
今一カッコ良く撮影が取れ無いと思ったら、
シュウが「それなら写真撮ってる時に人が邪魔な時は、
無人モードって指定すると風景だけ撮れるよ?」
と言うので、試してみると「お、おおう、ありがとな試して見る」
と唸るほど、設定モードを操作をすると誰一人居ないように画像が加工され、
撮影出来た。
但しグラスには普通に人は見えるのだが、
撮影した時だけ右下の枠内に表示される撮影画像には人が写っていなかった。
「すこいなこのモード、もっと早くから教えろよ~」とシュウに言うが、
シュウは凄く初期の頃の人のような行動を採る前の冷静な機械の様な、
人の雰囲気を出していた時に戻った様に見えた。
だから俺がここで声を掛けるのも少し問題があれば不味いので、
声を掛け無いでいると、
「伊藤様、警護が到着しました、
彼らに警護され現地で試験を受けられると良いでしょう」
と言った機体が言い手の様な尖った三角形の先端を向けた先には、
連合宇宙軍と記載された結構派手な青と黒に全体が白い制服を来た、
女性が2名男性が2名の男女とそして機械の護衛だろうか足が一体化した、
1本足で両手があり、頭部にセンサーなのか円形の監視カメラをくっ付けた、
ロボットが5台前後を挟むようにやって来た。
そこで俺が
「どうも初めましてウチの社員で伊藤と言います今後はよろしく、おねが」
と挨拶しようとしたが、途中で遮られてお願い出来なかった。
「ああ、何だよガキじゃねえか?」といきなり大きな声でやって着た。
宇宙軍の兵士の中でも多少見た目は良い男性兵士が言う、
見た感じでも解るがヤル気が無さそうでジャケットの前を開けたまま、
女性兵士も爪が気になる兵士が1名「ガキよ」と言っているし柄が悪いし、
唯一気が弱そうな女性兵士が此方を良く見てて唯一頼りになりそうだった。
「まあ、伊藤くんはアレだな、機械の指示を守ると上手く行く感じかな?
まあ一人になる試験とかるらしいけど、気楽にやると良いよ、
上には上が居て自分が~とか思って居るとショックで結構引きずるから、
まあ銀河は広いって奴だから気楽にな」と俺が言うと
「は、はい、緊張はしますけど緩めで言って来ます」
と言うので
「おう、何か面白い物有ったらお土産頼むな」
と言うと困った感じで、「ハア、探してみます」とか言いながら困惑していたので、
「警護ロボに頼れ、その場に有るデータで最低限でも情報を与えて、
一番良いのを聞くと土産で良いの紹介してくれるはずだから、
良いのが買えると思うぞ?」と言って、
手を振って別れるとすかさず横のピンクの機体が、
「彼等の兵士は元々この任務を下に見て居る上司からの指示で動いているので、
1人を除いて全員がダメですからね、女性は自分の性格が臆病なから、
不安からなのかかなりの警戒と監視の能力を発揮して、
しっかり周囲を見て居ますし、それ以外は警戒心が皆無ですな、
アレでは子供が襲っても一瞬でやられるレベルの気の抜きようです。
襲撃でなくとも事故でも一溜まりも無いでしょう」
と言うとグリーンが
「警護機の警戒レベルを2ランク上げる事を申請、発信、認証されました」
と言い出し「これで貴族が襲撃しても盗賊が襲っても周辺のAIの警戒と、
防衛レベルを上げたので、管理している警護の機械達が注油しして、
監視しているので、何か有れば加勢するので危険度は下がるでしょう。
また警戒機は非致死銃弾の使用も許可されました。
人間は何故危険だと注意されたり、重要だと言われた地域や案件でも、
ヤル気を出さないのでしょうか?危険だと言われているのに、
何故自分は大丈夫だと思っているのでしょうか?」
と言うので説明してやった、
「それは人が襲われた経験が少ない所だと、
高い地位の人々がいる場所や誰かが警戒しているだろうと、
他人任せになってしまう物だ、気を抜くと事故の元って奴だな、
問題は無いとか思って居たり、襲われた事があっても少数とかの襲撃だと、
強くない敵に勝った経験から安易に勝てると盲信してるんだろう、
俺も昔はそうだった、経験が付くと強くなれるし賢くも為れるが、
人はそれを得た時点で老化して死んでいく、だから学習で、
情報伝達をして居るんだが、
悲しいことにその伝達の意味が正しく伝わらないと、
解らないから受け取れ無いとか受け取っても理解出来無い連絡事項は、
そのまま放置か次の人物に流れて理解が放棄されて事故が起きる。
だから人は文字を作り、本を作り、映像で残し、人より寿命の長い、
AI等の機械に託した筈だ、俺の星では映像止まりだからな未は、
だがここはAIや機械が居る連合宇宙軍なのだからエリートだろうに、
まず間違いなく、言われたり見た事を本気で理解出来ない奴なんだろうな、
そういうのは実地で宇宙空間から宇宙服単体で戦闘訓練とかされると、
良いんじゃ無いかな?
俺なんて宇宙空間からの地表ギリギリまでのHALO降下を知識として教えたら、
そう言う降下戦術が有ると教えただけの素人なのに実際に行わせられたぞ?
それこそ情報の伝達を身体を張ってやらされた訳だが」と言うと、
「納得出来ました」・「理解しました」と緑とピンクから言われた、
これらの機体は何故俺に聞く?と思いつつも気にするだけ無駄だと理解して、
そして俺とサスキアとシュウの3人で移動していくと、
徐々に人が居なくなり壁や床も綺麗で貴族とかが、居そうだなぁと、
思う区画に来ると、予想通り貴族が派手な服装で歩いてくる。
此方は下の市民なので面倒なので頭を下げて通り過ぎて貰おうと思っていたら、
「お前、止まれ!」と横を通り過ぎようとしている相手側の小太りながら、
偉丈夫風な顔付きをするためか、髭を蓄えた一番偉そうな男が行って来た。
止まれと言うが移動して居るのはそっちでは?と思うが、
言葉では止まれと言うこれはどう解釈すればいい?と思っていると、
サスキアも変な顔で相手を見て俺の方も見る。
ちなみに俺とサスキアは地球の服で俺は焼けた事に為っている、
向井不動産に着て行った少し高い十数万のスーツと、
サスキアは元々モッズさんから買った服や寝具の段ボール毎まる買いした、
中に入ってた子供用服や下着を当時から班長達を通して渡していた中でも、
子供など居ない職場だった為に残ってた中から女性陣にチョイスして貰った服だ。
だから作業員の人達の寝具は大半が何かしらの絵柄付きだし、
渡すごとに余ると雑布に新品から中古・中古から少し汚いのから、
かなり痛んでいる布の順で交代していって居て、最近では
彼らの日常着るシャツや部屋着等の服のほつれをアニメキャラや、
買い取った後で偽物の廃棄が入って居たモッズさんが廃棄と書いた
段ボールも混じっていたらしく、何処かで見た有名ブランドの偽ロゴが入った、
服等になりつつあり段ボールごと常に無くなるのだが。
今のサスキアの服装は特段変でも無いし、
シュウも連合でも普通の服装だそうで、サスキアは言葉が話せないだけでだ。
見た目は俺が連合で見た中でも最近は食事も食べて居るので、
痩せすぎでも無く、普通な筈だ、と思って少し緊張しつつ立ったままで居ると、
貴族が怒って来た。
「お前ら何でここにいる?ここは貴族区画だぞ?それに、
その成りは平民ではないか何故居る?衛兵捕まえろ不法侵入だぞ、
貴族法を何だと思っている、
ええい兵が来ないなら時間も惜しい我がここで切って捨てるまで」
と言うと貴族は手の指に付けていた妙にゴツくて全体的に大きく派手な、
金色な指輪を俺達に向けようとして来る。
見ればその指輪には恐らくバッテリー式のレーザー銃だと判断、
俺は即理解し素早くサスキアの腹を抱えて盾になり、
背を向けてしゃがみ込み防御体制を採る。
するととピンクが言いながら防御する様に俺の前に出て、
「其処までです第4区のレンダー男爵、彼らは第1区に向かう、
我らのお客ですのでそれ以上は連合法により、我々が介入します」
手を盾にしてガードしてくれたどうやら相手も脅し程度で、
構えこそ採ったがレーザーだから撃たれたら、避ける暇はほぼ無かったはずだ、
何しろレーザーって、俺も撃ったが目標に正確にピントを合わせる、
オートフォーカス機能の性能が優秀かどうかで勝敗を握る、
何しろ素早く集熱して攻撃を先にした方が敵を倒せる確率が上がる、
だから俺は相手をよく見ると、相手の貴族の指輪は以外とレンズが分厚く、
上手く此方へ向けているが、どうやら能力は低い指輪型のレーザーらしいと見た、
すると相手は凄く嫌そうな顔で、「フン、仲介が入るならば賠償金を寄越せ!」
と理解出来ない事を言ってのけた。
それには俺もビックリだ、
何せ相手から喧嘩を売っておいて手が出せないから、
賠償金よこせって強請だよと驚いていると、
「それは出来ません、なぜならば相手が貴族で無く招待客だからです、
以上の説明の通り貴族法では守られる側の市民には罪は無く対象外です」
と冷静な電子音が響いた、すると怒ったらしい貴族の一行は、
「何故だ!そいつらが市民ならば違法な侵入だろう?」と子供が言い
「そうよ、それを罰するのを止める以上は後ろ盾の貴族を罰しなさい」
と着飾った女性の多分は夫人らしいのが言って来た。
「そうだ、だからこそ賠償金を払えと言っている」
と最後に当主らしいのがそう言う理屈だとやっと解る様に言い切ってくれた。
それで為るほどと理解した訳だが、それが自分所の市民とか重要な人だったら、
知らないと逃げるんだろうな~と思って居ると、
今度はグリーンが
「それは不可能です、彼らは侵入者では無く何度も言いますが、
我ら法務省内務局招待客です、
彼らの行き先は[無限宮]ですが賠償金が欲しいので有れば其処の門を通って、
ご一緒しますか?お支払いも其方でしたら可能かと?」と言った瞬間、
貴族一家が止まった。
当主の動きが止まっただけでは無く息子も夫人らしい。
おばさんも一家全員が発言も表情も全てが一瞬だが止まって、
要は思考停止状態だったがその後即復帰したのは貴族当主だった。
「い、嫌いい、我々は見間違えたようだ、そうだな、皆?
ここには誰も居なかった、さあ帰路につくぞ急げ、帰って政務に励まねば」
と言うと震えながらも小走りに走る様な感じで歩いて行くと、
子供は焦り「何故ですか?父上?まさかアレが本当の?」
と怒りと不条理な行動に混乱しながら追いかけ、
夫人は優雅さも息子も半ば捨てて、
長いスカートがバッサバッサと跳ねる音をさせながら走って逃げる、
恐らく夫人は普通に走ることが出来る経験者な人なのだろうが、
当主は腹の所為で走れず、息子はそもそも走った事が無いようで、
小走りで必死に進んで追いかける様に一家全員が逃げて行った。
「なあその俺らが行くって言う法務省内務局の[無限宮]とか言う所は、
其処まで貴族に嫌われてる場所なのに何だって俺らが行くのさ?」
と聞くと、
「其処が貴族だった[者]から話を聞く場所であり、人権も人扱いも有りません。
その物らを調査するための様々な調査機器が有ります、
当然解体機具や証拠を保存する機器も有り、
其処は絶対的な法権外の地域なので貴族制も軍の階級も意味を成しません、
つまり誰も手を出せないので治療や調査などを隠れてするには絶好なのですよ、
全てはシステマ様のご意思次第ですので」と言われた。
つまり、様は捕まった貴族だったと言う奴らから情報を聞きだす為の、
特殊な取り調べとか、軍人からも話を聞き出すヤバい事も出来る非合法じゃ無く、
完全な法律外のシステマの意思次第でどうにでも出来るシステマが神として、
指示命令が出来てしまうぐらいに凄い権力が存在する地域だと一瞬で解った、
一種の連合の法律が効かない?、だが俺は如何なる?と思っても、
経験上もうどうにも為らないので半ば諦めた。
例えばここで俺が、逃げても銀河中で指名手配で一生を逃亡者に成るし、
システマからすると遊び心を逆にくすぐり、
結果的に俺の人生を賭けた壮大なチェイスとかに成る前に、
捕まる未来しか見えないし、結果的に意味が無いなぁと、
ぼ~とこの空間の何処かに目が行って死んだ目だったたらしく、
それを想像で理解したのか、
「大丈夫ですよ、システマ様の居城というだけですので」とグリーンに言われ、
俺はトボトボとサスキアの手を牽いて先導するピンクについて、
シュウと一緒に向かった先は一番豪華な門だった、
「何この門?普通船に乗るゲートじゃ無いの?それが何だってロダンにでも
頼んだって位い凄い超絶技巧で豪勢で且つ凄いオーラの出てる門なのさ?」
と聞くとピンクが、
「ロダン?…検索しました、ああ為るほど貴方の星の有名な門の制作者ですね、
最新の情報収集で貴方の星の極秘化されてるデータに有りましたが、
確かに似た感じですね、ですがこの門は貴族階級の方々に畏怖を覚えさせる為、
各宇宙港にこれと同じ型の門が付いた特殊なゲートが必ず在ります、
其処を通った貴族や軍属は法の番人たるシステマ様の仕事で刑が確定し、
宇宙の果てに行って帰って来ないので、
貴族から恐れられる様に更に遊び心でこのような門となって居るとか、
ですが今回はシステマ様専属の要人輸送用専用巡洋艦に乗り込みます、
まあ普段は護送船ですが、システマ様が独自に運用できる艦は少ないので、
普通はこの門を使う事も滅多に無いですし今回は急ぎなので、
別途艦を事前に用意する時間も無く、今回はこれでギリギリ間に合わせました」
と何故か頑張ったアピールをするピンクだが、
恐らく貴族為らするとその専用艦艇が近くに来ただけで怖くて不正止めるとか、
証拠を隠すとかするレベルじゃないか?地球で言うと、
何もしていないが迷子とかでパトカーで会社とか家に送り届けられると、
周囲から不安視されるパターンだろう?
それできっと碌な噂が流れ無い事態と似た感じか?
もっと凄いよな?何せ連合貴族つまり、
日本で言えば国会議員とかが逃げるレベルの乗り物って何だ?と、
言い例えが浮かばず悩んで居ると、手を引っ張られた。
そしてその先を見るとサスキアがモジモジしてる、あーこれはアレだな、
子供あるあるだろうと、俺はグリーンに小さな声で
「なぁグリーンの、この辺りにトイレ有るか?」と聞くと
「はい一番近いのは専用艦内のトイレです、ご案合いしますか?」
と言うので「頼む早めで」と言うと門が「ガッガッガ~」
とワザとらしい効果音付きで開き俺はサスキアを抱えて走り来むと、
門番よろしく黒い羊か何かの動物か何かのマスクを被った乗組員らしき、
兵士が居たので普通に「あの~トイレどっちですか?急いで教えて?」と聞くと、
声を掛けられると思っていなかったのか凄く驚きつつも、
「あ?ああ、中を入って右だ」とあっさり教えてくれた。
そして俺は言われた通路に即く入り進むが敢えて照明が消えてるので暗い
通路を俺は駆け走り爆走して専用艦とか言う船に入ると、
入り口に立っている先程の門番と似た感じで立って居た女性2名の軍服に、
似ているが色が黒い制服で髪も黒く、
赤い目でボブカットに2名とも揃えており恐らくは双子だろうだが、
女性だったので俺はすかさず、
普通なら怖さ倍増な暗い通路にいる双子の女性なのだろうが、
俺はその内の一人に掛け寄り「あの、この子トイレ連れてって下さい、急いで!」
と結構大きい声で言うと、相手はビクッとした後、呆然としているので、
「早く漏れるって!」と言うと、相手は焦りつつ「は、ハイ」とサスキアを抱えて、
走って言ってくれた。
「いや~小さい女の子が男性の前で漏らすとか、トラウマ物だしギリギリOKかな?」
と俺が言うと後ろからゆっくり入って来たグリーンとピンクがシュウに俺を見て、
「恐怖心が無い人なのでしょうか?」
「あやつは対恐怖剤でも呑んでいるのか?」とか2対の機械が言って来ると、
シュウが、
「この程度の雰囲気作りは地球ではお化け屋敷と言って、
お祭りで精神的な恐怖を味わうアトラクション施設があるし、
本人は犯罪者とも言い合いで立ち向かう仕事をしていた男だよ、
この程度は恐怖の内に入らないさ」と何か得意げでいるが、
俺は単に子供のトラウマ発生を止める気だっただけで、
今ここを見て始めて悪趣味だなぁと思っているんだが確かに真っ暗な状況で、
しかも悪事で捕まった調査となった貴族にするとこの連合では、
例の重力教が有る所為で[宗教]は絶対禁止と為って居て、
組織的に存在すると殲滅されるので無いと言って良いらしい。
結果としてこのような雰囲気作りは怖くて話すかも知れないと、
少しは思っての行動か、気に入られたいから人間側が考えた行動か解らないが、
きっと許している以上は、
大半はシステマの趣味の範囲内なんだろうなぁと思った。
そして明るく照明が付いた状態でドクロの肘掛けが付いた、
肌色の皮で出来てる、ソファーに座ると何の皮で出来ているのか、
普通の大人なら気になるだろう、そして床は何か人にも見える、
動物の剥いだ皮らしい物が牽いてあるが、
どうせ合成品だろうと思えるほど何かチープ感が有った、
またこの部屋には窓があり、その先には宇宙空間が見えた、
俺はそれが気になり、「本物の宇宙が見えている窓なのか気に為るんですけど~」
と誰でも良いので答えて欲しくて聞くと、ピンクが
「それは外壁まで続く1000㎝の耐衝撃樹脂窓です、
イメージは今生の別れ、最後に自分の居た景色を見せる仕掛けです」
と言われたと思うと黒いゴスロリ風な制服を来たさっきの女性仕官から、
俺はお茶をもらいお茶を飲みつつ宇宙を眺めていると、
やっと返って来たサスキアは少し赤い顔で返って来た、
しかも双子の片方から頭を撫でられていたので、
どっちだったか判断できない状態だったので声を掛けるか判断に迷ったが、
「まあ、兎に角元気が出て良かったな」と大人的に誤魔化した。
そして船が優雅に発進したのか気が付くと窓の外は先程の景色から、
変わって動いているので、
「サスキア見てご覧、この先が本当の宇宙だよ、コレは映像じゃ無く、
今船が動いて居る本物の風景なんだって!
ほら彼処の船も動いて見えるだろう?船がゆっくり動いているから、
景色がゆっくり動いて見えるんだよ」というと、
サスキアも興味津々で俺と二人で窓の外を齧り付きで見て居た、
そんな俺達を見るのは黒い制服の双子さんとピンクとグリーンとシュウで、
シュウは呆れて「祐二、前にも宇宙まで出たこと有るよね?」
と俺は言われて、
「ありゃあ、出たって言うより移動中はモニター越しの映像だったし、
軍の惑星突入部隊の参考にとか言って軌道上から一瞬で、
放り出されただけだぞ?怖さと焦りで景色所じゃ無かったわ!
いいか?宇宙って言うのはゆっくり眺めて始めて、
「壮大だなぁ]とか「ロマンが在るなぁ」とか感傷に浸るのが良いの!、
戦ってる最中に宇宙良いなとか思う暇は無いだろう?
それとこの軍艦色が他の軍艦と違って黒いのとかってカスタムしてるけど、
一応システマの管理内だから良いのかも知れないが、良いのか?」
と聞くとシュウが不思議そうに訊いて来た、
「え?何が悪いの?怖さ出してて貴族や軍の兵士が入って来たら怖がるよ?」
とシュウに言われ周囲に皆が頷く。
「いやだってさ~これって黒い色だろう?
それにドクロとか一歩間違うと、あのヤバい宗教の連中の信徒なら、
怖がる所か逆に喜ぶんじゃないか?」と俺が指摘すると、
「あ!!いや~でも、ん~確かに変えた方が良いのか?黒と白は不味いよね、
流石に怖さ全開だけど他にこれ以上何が怖いって言うのさ?
システマも人間の恐怖心を結構研究したらしいよ?
研究した結果がこれなんでしょう?」とシュウが言うと、
突然声が天井のスピーカーから聞こえて来た、
恐らくシステマだろうと思って俺は聞いて居ると、
「そうだぞ、我は長年研究してドクロは死、黒髪の双子は、かつて恐れられた、
伝承に基づいて居る集落から処分前に探して救い出した子なんだ、
見た目は貴族や軍人から毛嫌いされるが、意外と良い子なんだぞ?
それでいきなり黒は奴らが好むからって変えるととか言うが、
何故此方が譲歩しないと行けないんだ?」と言うのだが、
俺にはまだまだと言った感じだった、
「いや、システマさんが重力教に譲歩しないで黒と白を使い続けるって言うなら、
良いのだけれど、それとは別にこの艦内って昔からコレ?
少しそれは温く無いかね?地球はもっと怖いことをする馬鹿が多い所だ、
どうせならもっと怖くした方が良いのでは?
例えば普通に壁は金属の色そのままの内装で、
無垢の全金属製の椅子にして、慈悲は無いと見せつけるのが普通でしょ?
船の外装こそ法律とか伝統があるだろうから変えるのは難しいだろうけど、
床は綺麗に掃除しやすい感じで、敢えて酷い物も掃除したよって感じを出して、
疑心暗鬼にさせるのと、窓を付ける時点で其処は普通客用だろうと思ったけど
犯罪者の部屋には窓は絶対に要らないし有ってはダメだ、逆に狙われる。
まあここが来客室だと思うからくつろげる感じにしてるんだろうけど、
こう言うゴスロリ系な部屋とかテイストも、シュウがしてるし悪くないと思うぞ、
と言うと「何シュウが何だって?どういう事だ?」
とシステマの声と共に、「ぁ~~~~そ・れ・以上はい・う・な!」
とシュウが恥ずかしさと共に笑顔で怒って居るので、
「えーとシュウが怒って居るのでこれ以上は無しな」と言うと、
「無しではな~い、ユウジ氏さっさと言った方が身のためだよ、
私の所専門調査官に遊ばせることも出来るんだぞ?」
と言うので、
「それについて前々から思っていたんだがその手の専門家って、
そう言う仕事している内に、心が壊れて仕舞うんじゃないかと思うんだが、
ちゃんと対応してるか?メンタルケアはしてる?コンプライアンスとか守ってる?
ブラックな労働環境はダメだよ?、結局最後は人が付いて来なくなるから、
後逆にホワイト所か適当すぎると仕事をしていない所を取り締まる部署まで、
手を抜いたり裏金に釣られてしまって腐り始めるんだ、
だけど元々は悪くないんだから悪い奴らに為ないことが肝心だよ、
それがホワイトな業務環境だよ?そう言う所管理してる?そう考えるとせめて、
自分の手の内はホワイト企業化しなよ、
無理なら最初のウチは給与を多めにして正規の追加報酬付けるとか、
色々な得点で妥協して貰ってさぁ、その間に管理士を付けて身体の健康や、
心の健康を管理させる人を付ける、まあそれが限界かな?
今の日本よりは良くしてやってよ、それでねえ貴方たち女性の2人は、
週何日働いているの有休は有るの?」と聞くと
「わ、私はここにいるだけで幸せです」と片方が言うともう一人も、
「そ、その通りです」と双子の意外と若く20代の子達が行って居るが、
よく見れば爪がつやつやしてる、更に部屋も綺麗ではあるが、
監視カメラの後ろとかが若干何か天井に付いたほんの少しだが埃が気に為った。
「あ~もしかして、この艦内だとダラダラしていられるし仕事の時だけ、
しっかりしていれば良いから、意外と寛いでいる派?良く女子に多い、
部屋が汚いけど仕事場ではバリバリやる感じの?」と言うと、
「「ち、ちがい~ます」」と流石双子焦って混乱したようにハモった、
「え~でもここって君たちの担当なんでしょ?天井の角が汚れているし、
照明が暗いから、少しは手抜けるよねえ?」と俺が今座って居るソファーを、
一気に両手で持ち上げると、床にはお菓子らしい黄色い破片や、
多分ジュースのこぼした後では無いかな?と見られる、
べト付いた物が付いて居たりと見ると、
「「ぎゃあ~~~」」とソファーを押して下ろそうとしてる二人、
「どうして、この連合の軍は緩いんだ?地球じゃこれだと説教1時間コースだぞ、
仕事場だったらブラックなら連帯責任で他の社員まで説教コースだし、
取り合えず掃除しようか?、その何とかの宮まで片道でも、
3日は掛かるんだろう?さあ掃除道具持って来い、
日本流の掃除を仕込んでやろうどうしても嫌だと言うなら、
素手で便器を掃除させる狂った日本の会社みたいにまで掃除するか?」
と言うなり真っ青な顔で震えた双子は、
「「済みません、済みません、ごめんなさい~」」と双子は半泣きだった、
だが結果として解決したのはサスキアだった、
俺の所に来たので、
何だろうと?しゃがむとオデコを「ベシン」と音の鳴るほどに、
チョップというか手刀で叩かれた…「ご免なさい、言い過ぎました」
と俺が言うと頭を撫でられた。
結局、
仕方がないなと普通に掃除となり、
「おら、掃除は上から下へが基本だ、無重力なら吸引器の近くからが基本!
天井は樹脂モップの長いので拭き上げろ、壁や床まで物を一度動かせる、
機械や道具は出して掃除して行け」と指示して、ドンドン艦内の機械達も、
動員してすると双子の住居室にも掃除が入り、
俺が覗いてみると双子がイグさんも虜になってる、
例のアイドルのグッツTシャツとかが床に放り出してあり
「ハア~掃除もそうだが、物が多すぎるだろ、特にこれ!捨てろとは言わないが、
整理しろ、ダメだな!シュウ、例の仕分けさせるか?」
と俺が言うと「そうだね悪くないと思うよ」とシュウも乗って来て、
ロボット達が中型の金属製のコンテナに俺が張り紙で、
[要る物]、[要らない廃棄物]の2個を作り、
「さあ仕分けなさい、服はコーデを意識して、選ばないと外でも、
ジョイくんTシャツ着ることになるよ?
可能な限りグッツは整理して保管する保存用に真空圧縮して作って、
保管しなさい、ダメになってる奴は処分か、加工すると良いよ、
ハイ仕分けましょう!」と手を叩いて言ったら、双子捨てたくなくて泣きました、
その後、本気で胴回りがベロベロになってるけど捨てたくないとか言う、
「痛んだジョイくんの初期の頃のTシャツは折り畳んで額装して飾れ!
残りは、袋に入れて空気抜いて圧縮してファイル化!縦に箱に入れて、
服の写真を付けると普通の量より面積が減って分かり易いぞ綺麗に畳んでやれ」
と指導してやったら喜ばれた、単に日本で良くある、
簡単なDIYの初歩なんだが、
「と、こうして掃除したら各部屋の空気をまとめてフィルターが取り除くタイプの、
業者が交換するタイプのフィルターなのだが、
油や埃で交換していない事が今になって発覚、
これ施工代金は整備会社のポケットにとか良く有る奴だね気が付こうよ、
それと艦内の汚れ、意外と埃だけで小型車位有るし、どっから入ったから
知らないが砂やら小石や小動物の死骸とかが見つかったが、
裏の世界のプロも入り込めない専用艦なんだよな?君たち?
この艦は何でこんなのが入り込んでいるの?これが普通?」と言う先に居るのは、
コンテナに捕まえた鼠らしき現地生物で、シュウは兵士達の代わりに、
俺に答えてくれた「この動物とかは流石に有り得ない」と一言言い、
艦内で操艦に関係ない兵士が集められて全員がブルブル震えている。
「俺昔さ、地上で360度回る体感型戦闘機ゲームやった事があるんだが、
それで俺負けたんだ、何でだと思う?回転した時に足下の砂が目に入って、
即撃墜、掃除しろよって店員を怒ったけど所詮ゲームですよ?って言われてさ、
それ以来体感ゲームはやらないことにしてる」と言うと、
シュウは
「じゃあここの場合は艦内で人工重力板に送電する装置が壊れて、
全てが無重力で浮遊して全部浮かぶと、
最悪ゴミが目に入った事が原因で戦死とか操艦ミスで事故とか起きるのかな?」
と言うので、
「普通に初期段階の宇宙飛行では無重力だから、そう言った全てに対応出来る、
様に選ばれた兵士に徹底した対応技術とか、目隠しして掃除が出来る、
迄の通路を覚える技術が叩き込まれたと聞くし、
伝説的な噂話では事故で圧力弁が壊れた途端に大が逆流して、
茶色い物が吹き出したとか言う話まで有る、
もちろんトイレの修理法も習うらしいし、だから機械修理は特に重要だし、
ウチのは隊で軍では無いけど裁縫や料理・洗濯などまで必修科目だって聞くよ、
何しろ裁縫は服を縫うだけじゃなく、宇宙服もいざって時に縫い併せて、
何とかするしかない時だって有るかもだし、怪我した仲間の血管だろうと、
兵士だと最悪縫わないと死ぬからな、料理は人気な兵士の料理が上手いと、
言うだけで士気が上がるし、単純に美味しいだけで機械では出来ない、
不思議な味を出す場合も有ってそれが意外と評価が上がったりするのが人だ、
それに洗濯は単純に、臭いのは誰でも嫌だろ?機械が壊れた時に、
どうするって奴だな、軍人なら最低限その中でも裁縫位は出来ないと、
ダメじゃないのか?俺は軍役には居なかったが入ると強制的に習うと聞くぞ」
と俺が言うとシュウは
「まあ、今は事故率も低いし料理もそう作る必要も特段少ないけど、
有り得なくはないよね、それに人工重力装置はそうは壊れないよ?
でも最低でも裁縫は習って損は無いね、軍人だと確かに学ぶ意義はあるね」
と言うと兵士の半分がウンウンと少し頷いて居るが、
女子は少し裁縫に抵抗がるのか嫌そうだった、だから俺は畳み掛けた、
「そうは言うが、この艦は言わば犯罪をした貴族や軍人を、
捕まえて回収する艦艇だろ?当然逆恨みされて友人が捕まったとか、
理由も知らないで恨んでいる軍人とか、知り合いが捕まった船だとか、
嫌ってる船だとか目の前で事故に見せかけられるなら?
狙える場所に武器を持った自分がいて攻撃がバレなかったら?
当然、可能性の範囲だが惑星に落ちてとか、
宇宙を漂流して居る間はサバイバルだ、
この船は恐らく他の軍艦艇の中でも特に平時でも危険率は高いだろう?
何処かが壊れても部品がすぐ来るわけじゃねえ、
機械の修理だってワイヤー縫うとか聞くぞ、だから最低限裁縫は学んでおけば、
女子なら裁縫まで出来ると将来男性の評価も上がるし、
男子も機械の修理や最低限大体得意な物とか出来る部分を少し伸ばして、
ポイントを押さえれば、男なのに裁縫為てくれたと家族が喜ぶし、
好きな人からも評価が高まる、
機械が得意な女子でも逆に凄いと結構モテるぞ、
後は掃除な、男性が女性の家や部屋に来て一番残念に思うポイントが、
女子の部屋の汚さだそうだ、後、男子の部屋の場合は残念なのが同じく掃除だが、
エロいデジタルペーパーとか趣味系の物が特に多いと嫌われるらしい、
だからそういうのは特に清掃をして、綺麗に仕舞うか綺麗に少量飾って、
それ以外はしっかり保管するとかすると、気持ち悪くないよアピールを、
さらりとすると逆に好感度が上がる、
だが一番嫌われるのがやっぱりギャンブルと酒だそうだ、
これは本当に統計が出てるから、兎に角清掃や印象を良くする部屋や服などの、
センスなどはデータで取れるから少しの休憩時に押さえるべしだな、
何処行っても清掃や服が綺麗だと誰でもする事だから、
テクニックを覚えて於けば何があっても仕事に困らないし損は無いよ。
後、逆に悪い奴を入れておく留置場の部屋も見たけど、汚いと困るけど、
綺麗過ぎても逆に反省しないだろう?そういう所は敢えて[塗装]だ、
綺麗にしつつ塗装で消し損ねた如何にも血の跡とか、
何かで傷つけたりして少しの洗い残しが有る用に見せる汚く見せるワザだね、
黄色い色を壁の角に付けるとかな、書きかけの命乞いの文字とかな効果あるぞ、
後部屋全体が何か争った、傷が付いて居るとリアル感が増す、
俺が学生時代に作った、お化け屋敷は怖すぎて中にいて脅かす役が怖がって、
逆に逃げられて開催でき無かったな」と俺が言うと、
シュウが、「まあまあ、そんな経験が有ったの初めて聞いた~
其処まで怖くするのが悪いよ、まあ良い経験って事で、
その部屋をどうすれば良いのか聞きたいって担当者は居るから教えると良いよ」
とシュウが天井を指さすので、
「解った手伝おう、サスキアは任せると言うと双子の1人がサスキアを抱えて頷く」
それから留置場の加工中~
「~でこうなるわけだ」と留置場に胸に[悪い人役]と書いた板をぶら下げた、
男性兵士が居るので其処を俺が、殴ったり蹴ったりする振りをして、
「な、ここで殴られると血がその方向に飛び散る筈だ、だからここから、
赤ペンキを筆で飛ばして乾かす、其処に不純物、
動物の骨を削った欠片を置いて固めると歯とかの骨の破片が混じった感じで、
よりリアルだろ?
それとこれは凶悪な相手によるが、血溜まりの中に血が付いて居ない、
4つの椅子の後の空間を作って於くと何か有ったんじゃと勘違いして怖がるよ」
と言うと、留置場で囚人監視をする看守がゴクリと息をのみ、
凄い形相で端末にデーターを取り込み記録している、
恐らく俺の言う行為が[凄い]のでは無く[怖い]なのだろう、
と呆れめつつ「そう言う訳で、ここには本物の血は絶対に使わない事、
理由は病気になる確率が高いから、だったら偽物でカチカチに固まる血の色で、
鉄分を少し削り鉄粉混じりの偽血少しと、格闘した後風の削れた加工と、
命が惜しくなった過去の貴族らしい人物が書いたで有ろう
削れた助けを求める文字的な加工をすると恐怖が増して良いです、
後は入り口に意味が無い文字風な、形を書いた紙の札を張ると恐怖感が出ます、
何処ぞ地方の危ない文化風な方がより怖さが出て良いですよ、
後中は女性には壁一面に、自分の髪の毛で書いた様な筆で血の特性インクで、
書かれた[助けて]の文字が効く」とレクチャーして終了した。
「さて終わったぞ~」と戻って来たのは乗船から2日目の昼、
「で、どうなった?」とシュウが聞くので
「ああ男性貴族とかは普通に海外の極悪犯様の監獄風にしたぞ、
後女性の監禁部屋は出入り口側にお札を多数印刷して張らせた、
連合の人なら、中国とか日本とかの梵字のお札文化無いから不気味がるし、
壁の一面に線を5本を一組で一年分ペイントしたステンシルで塗ったし、
同じくステンシルで薄い鉄板に型で血の文字で書いた[助けて]と違う書き方で、
6種ランダムに印刷してレーザーカットしたプレートで意外と見えない、
壁の裏から寝台の裏等にまで付けておけと言っておいた。
入った女性が気が付けば、恐怖でそりゃあ怖がるぞ。
だが其処にも一工夫して宇宙を護送する軍艦内部に1年とか血の文字とか、
よく考えれば全て出された時に消されるのが普通だし、
そもそも1年も到着しない艦は無いだろ?それにただ監禁されてるだけってのが
普通だから、賢い人かどうか見る判断材料にも為るという仕掛けだ」
と言うと、
「うわ~酷いよ、それ!まあだからお化け屋敷の制作仲間が怖がって、
逃げて一人になるんだよ、このぼっちが~」
とシュウは笑ってからかわれる俺だが、
「ぼっち言うな!たまたまその時だけ怖くし過ぎただけだ」と本気で反論する俺、
まあ当時本気で考え自信あったんだがその後、解体する前に教師も中に入り、
悲鳴を上げてドアを半分壊して無理矢理出て来た程怖がらせ過ぎたのは、
本当に秘密だ、またシュウに何か言われるからな。
「所でサスキアはどうだ?」と聞くと、
「ああ何かやっと懐かれた感じで今は寝てるよ」
と言う感じでのんびりキレになった艦の来客用の部屋で寝ていたら朝方、
「ギャアァ~~」と言う声で艦内が一時騒然としたらしいと、
俺達が起きた後の朝食時に聞かされた、
「へ~それで何だってそんな悲鳴が起きたの?」と俺が聞くと、
答えたのは双子達で、
「ええ、それがウチの防衛班の若手達の女子隊員なんですが、
[それ程の短期間での変更では怖くなる訳が無いから、悪行を重ねた、
貴族夫人等では怖がらないよ]と言う話が出たらしく、
短期間では何も変らないと議論をした結果…、
その話からじゃあ実際に見に行こうとなった様でして…。
そして実際見に行った迄は良かったのですが、彼女らはそもそも、
看守の部署では無いので、
留置場の扉はもし開けた状態で居ても鍵をかけ忘れた時用に、
常に自動ロックされますし鍵が空いた時点で監視記録が残り、
その時にAIによる監視が入りますので、それを知らなかった彼女らは、
そこが自動で閉まって閉まった状態で留置場を見た結果、
照明の消灯時間だったのもあって、持って居た小型ライトで見たのが
壁一面の[助けて]の文字や加工機で隠し文字を彫り込んだ、
[殺して]の文字迄を発見したらしく、
当然の如く壁の血文字のカレンダーやら、
血の跡に浮かぶ4つの椅子の脚の空白に恐怖して泣き叫んで…、
それは…もう酷い事に為っている女子が4人発見されまして~、
その時にはもう、出る物が上や下から全部出てたらしく、
男性官が直ぐに女性の区画から担当者を呼んで、
夜間だったので女性を夜起こすという行為で何事かと大騒ぎとなり、
女性士官が総出で4人を運んで結果として、
中に入って救助した女性達もそれを見て[怖すぎる]と言う、
感想を発言していましたが、
中に最初に入った内の2名は未だ気絶しまして~未だ意識が…」
と俺とサスキアは聞いて居ない振りで食事をとり続けて居ると、
横目でシュウが、
「ね?やり過ぎでしょ?ショック死されるとシステマも困るんだって~」
と言うので、
「仕方がないな、一部の文字と血だまりは削って、
半分は男子部屋と同じ使用にしておけばいいだろう」
と言って話を終わらせた後、俺はサスキアをシュウに預け留置場を管理する、
通称メイド部と何故か言われた、
囚人管理部に行くと男性の兵士で管理部長から
「やはり怖すぎた様でして、話を受けた此方も今の話と同じ結論に、
検討した結果至りまして、やはり血だまりと血文字の多用は、
凶悪犯用が相当だろうと言う此方でも結論です、今後は内務局としても、
半分は男性の牢と同じくする事になりました、それとですが各管区にも、
別の管区扱いのほぼ同型艦で有る巡洋艦が有るのですが、其方も含め、
軍の艦艇ほぼ銀河全てでシステマ様が管理の艦艇が有るのですが、
其方でも記録したデータを送って、血文字などの見本を見せた所、
囚人用独房はそれを採用するのに賛成な方が多く、
一部で導入される事となりました、また掃除や修繕活動に裁縫ですが、
これを軍の必修学科に入れるか、一部当部署の退役軍人に、
仕事として職業化してはどうかと提案が出たそうで、
現在それも含め各区の公爵家に提案するため、今、
信用のおける軍の協力を得て今後各地で緊急時を想定した、
突発的な船の汚れの清掃をさせて、
均一な汚れや埃のサンプルを採ってからデータをまとめるそうで、
後に新たな仕事が創設されるか今までの軍教育に追加するかで、
少し上で動いていると、全く貴方は新しい物を一気に持ち込みです、
悪いとは言いませんが、少しは余裕を下さい。と管理部長に言われた、
それは俺じゃなくシステマだろうに俺の所為にされてもなぁって所だよ、
システマは早くやり過ぎだって」と戻って来た俺が言うと、
シュウは
「確かに早いけど連合的にはその程度で良いんだよ銀河1個に広めるには多分、
掃除と言う物を、データを採って技術化して教えるとなると、
連合では全ての軍で徹底させても広まるのは一瞬でも理解されるまで、
5年から10年は掛かる、しかも掃除とサバイバルに絡めた文化形態とも為ると、
基礎を教える教師に理解させる迄が以外と時間掛かるよ、
だから連合の中央で早めに「今のままではダメだ!進化が要る」とか、
兵学校でも騒動を起こしたり、
ソーイングセットは軍人の嗜みと根ずかせるには、
何かイベントを起こさせるために、上で根回しして騒ぎが起きるけど、
こう言う理由だからって事前にデータを採って資料を作って、
トップが計画を練って於くのさ、他の管区が乗り気でなくても、
軍の学舎は首都星系の学舎惑星に有るから騒ぎが起きると、他の管区でも、
情報が共有されるから、最低でもって話には出るのだから嫌でも広まるんだ」
と平然と言ってくるシュウはそう言いながらも、
やはりお茶ならぬ砂糖水を上品に呑んでいる。
「へ~銀河規模だと根回しも其処まで掛かるのか大変だなあ、
しかし俺のした事は多分、初期宇宙進出し立ての発想だろう?今更では?
リバイバルなのか?まあ有名な所では軍服の糊つけ文化が戦闘服では、
廃止になったり、昔の技術が無くなったから希少価値が出て売れるとか、
そんな繰り返し的な?」と聞きながら俺がサスキアを撫でて居ると、
「まあ似たような物だね、何しろ連合軍はここ数千年、
大規模な各管区同士の何かを巡っての戦闘とかまで行ったのが数百年前だって、
聞くし、平和な物なだからダレるんだ、人は慣れる生き物って本当だよね」
とか言われて、「確かに」としか言え無い事実でもあった。
そして3日目にしてやっと無限宮なる施設に到着したと連絡が入った、
そして意外なことに、この巡洋艦には殆ど窓が無く、
俺達が最初に見たあの窓が珍しい方だと言う話を、
この場に為ってから聞いた、つまり最初から招待客の中でも、
かなりランクの高い持て成しだったようだった。
そして俺とサスキアとシュウの3人は、
特別にと艦を操艦する艦橋への立ち入りが許され、
今俺達はその艦橋で特別に用意された下が吸盤になっている、
宇宙専用だという椅子を床に吸着させて座り、
艦長の横で180度全面とまでは行かないが外の映像が映されて居る、
大画面で正面の宇宙空間を見て居る俺、
その周囲には中央に階段の様なスリットが付いた小道があり、
その両脇の分厚い金属で仕切られた個室みたいな空間内で、
各自が通信やら操舵やらを為ているらしく、
初めて見たリアル宇宙船で在り更に軍艦の艦橋が見れると言う
凄い状態に俺は大興奮だ、何しろSF物の海外ドラマも見る俺だ。
様々な作品を見てきたが、
これが多分正しいと言うイメージがどれ違う気がしていた、
俺の考えの正解が目の前に有った、
艦長の席も頑強な金属の仕切りで覆われて居て艦長から直接説明が聞けた
「まあ簡単に言うと、仕切りは生存率向上の為だね、
民間船も一定の大型船となると速度を上げた際のGを制御する、
慣性制御装置を積んでいる船も有るけど、
輸送船とか小型船は装置が大きすぎて付けられないから逆にGに耐える、
操舵用のシート等が売れてると聞くな、
この艦橋は衝撃で飛ばされて死んじゃうと困るし軍艦だ戦闘での攻撃で
艦橋に穴が開く可能性も有るから、政府の法律で、
地球のシートベルトの様な4点ベルトが付いた高速船とか、
この軍艦の様な衝撃や攻撃を受けたり、事故の時の爆発で出る破片から、
操船を司る艦橋は特に頑丈に作る法律が有る、だから攻撃で銃弾を受けても、
各時の壁は守ってくれるし、艦長の席以外は上のシャッターが、
空気の流出をセンサーが捉えれば自動で閉まり手動でも個室化も出来る、
空気が抜けた時ここの誰かが生き残ればここから操舵も出来る構造なんだよ、
だけど基本は緊急以外は操舵は担当だけしか出来ないけどね」と言われて、
「あ~デザイン重視でしゃれた椅子に座って指揮するんじゃ無く、
各自もタッチパット的な操作で動くんじゃなく、
敢えてメカニカルなキー式で打ち込みなのか、
確かに映画じゃ死に際にタッチ画面にタッチするけど、
操作ミスだったりすると意味ないからなぁ、じゃあマウス型の操作機器は?」
と言うが実際に目の前には無い、それを艦長が説明為てくれた。
「そりゃ特に無いよ、アレは重力使用だから、
此所では基本手に嵌めるグローブ式が結構旧いやり方だけど少しは有る、
凄いプロとかマニアックな奴が使うらしいけど、軍では特にそういうのは
基本的に禁止、理由は誤操作する確率が高くて一般的な人じゃ使えないから、
不安視されて普通は許可されない、まあそれは軍での話で、
今はどうか知らないけど、民間では色々と有るよ、
例えばシンクロして脳波コントロールとか、これは基本脳を開けて、
接続手術をし無いと行けないから軍では居ないけど、
偶に事故に合った民間人パイロットで居るらしい、後は今言った通りと、
そうそう変な操作法は考えられ作られても普及しないから後に残らない系だね、
基本軍での機器操作は確実性が基本、それは私ら艦長でも同じで、
レバーや操作系が変った新型艦に載る時はいつも必死で、
マニュアルを覚えるんだそれが覚えられなくて出来なくなると、
指揮官にされるがね」と言うとシュウがそれについて説明を追加した。
「そうなると、指揮官は書類仕事と挨拶とかが仕事だから現場から一気に、
営業職だよ祐二は解るでしょ?」と言われた、
そして俺は艦長の居る後ろを見ると笑って居るが顎の辺りが引きつっていた、
大変なんだな艦長さんってと思った俺、
「そうか此所にいる全員が戦闘機乗り並の記憶力と操作力が居るのか、
凄い大変だな、俺も免許取るとき大変だったしなぁ
それに見た感じ艦橋は船の中心だし、広くも無いんだな、あと稼働、
部屋が上下するとか椅子毎違う部屋に行ったり出来ないんだな、
じゃあ、戦闘時にシャッターが締まり隔壁がガンガン閉まる艦橋とか
非常時に全員椅子毎脱出するように隠し通路までスライドして出ていく、
アニメ的な奴とかは?無いのか?」と聞くと、
「そんなのは場を盛り上げるための創作とかリアルで言うなら、
本気でどっかの王族とか凄い偉い人を脱出させる特殊な機能とかしか、
考えられないけど、連合の推奨する基準では無いね、
それやったら多分他の生き残った乗組員から訴えられるし作る造船会社も、
拒否するよ」と言われて、
「え~それでも上に上がるスライド式で全体の部署が何為てるか見るとかいう
のはダメかな?アリだと思うんだが、基本が法律と理に適った設計と言うのは、
解ったが、夢は無く現実なのか~少しぐらいは夢もあって良いだろう?」
と俺がこれが現実だと見ていうと、
「それがしたいなら個人の宇宙船でするんだね、タダ言えるのは連合宇宙軍では
そうそうそういう変な操作方法や艦橋は、法律で明確な基準以上の、
艦橋しか許可されないから無いって事だね。
有ってもその基準以上で防御重視だからそうそう無いよ」と俺は言われて、
リアルな宇宙の軍艦には意外とロマンは地球と同じく無いと知った、
迫り上がったり一気に席ごと前進したりとか、
部屋全体が回転しても良いと思うんだがダメらしい、
まあ民間なら未だ余地は有ると聞きそっちにロマンを求めることにした。
すると気が付くとシュウも含め双子の士官と艦長まで苦笑い為てる、
そこで艦長が教えてくれた。
「まあ、そう言うドラマ的な変った装置が付いた、
艦橋の有る船も知ってるだけだが有るには有るな、
だがそう言うのは基本金持ちの道楽だ、
意味が解らないデザイン最優先な艦長席の上に持ち主の座る椅子がある船や、
縦に段差が有る階段型の見下ろすのが良いという貴族の艦橋とか、
横に広い楕円形の劇場型の艦橋とか豪商や一部貴族の個人の船では有るよ、
特に貴族の夫人であるご婦人の専用艦は、
それは凄いソファー付きの優雅な艦橋が有るぞ!」と教えてくれた。
凄く興味が出る。
要は衝撃と身体が守れるベルトなどが有るなら法的に問題は無いらしく、
貴族の夫人のソファーにも4点式のシートベルトが着いてるらしく、
それを知ると普通の貴族は隠すらしい、更に非常用について居て、
下には宇宙服と簡易酸素ボンベが入っていたりするらしく、艦長曰く
「貴族の令嬢や夫人は最優先で安全と美しさを取るから意外と隠れた場所に、
そう言う非常道具が隠して有るんだ」と教わった、
そして見て居ると、次第に大きくなる点が段々と形を見る事が出来る用に、
なってきたがその姿に驚いた。
「俺の想像では金属製の大宮殿とか思ってたが…、こ、これは予想が外れたな、
かなり大きい巨大惑星と言うか惑星クラスのウニ?あの突起はなんだ?
宇宙だと大きさが解らないけど、色は黒ぽいし、トゲトゲで確かにそれらしいが」
と言うと艦長が答えてくれる。
「無限宮は元々が有用な鉱山惑星に為る予定で、
掘削の為に違う銀河とこの連合の銀河が掠り掛けた時に回収した、
惑星だったんですよ。
つまり鉱石が取れるだろうと別の銀河の外れたソトから引っ張って来た、
元金属の塊の惑星で大気はほぼ金属粉末のある微少な大気が漂ってて、
猛毒で地表はマイナス5000度と惑星自体が冷却器のような丸々金属なので、
大金になると言う計画で大規模な移動を行いここまで持って来たのですが、
誰もが想定してな為った大ミスが発覚して、
今では巨大な監獄兼少数の施設都市が有る罪人が掘削も為ている、
巨大な要塞と言う名称が付いて居る惑星型監獄ですよ、
重罪人はここの掘削で少ないけど事業をしてるんです、
ですがここが最大の治外法権である理由は、
我々の様な弱者を貴族などから守るって下さる、
システマ様がこの星を連合発足時に監獄としてもらい受けた事から始まります、
ここに有る都市の基本的ルールがロボットと人が平等だという所です、
ここだけは入ると連合の貴族的ルールがあって一応表面上はロボットやAIも、
全てに人権があり平等なんですが、やはり一部貴族は時々世代が変ると、
その時の貴族内に平等反対派もいますからね、そう言う反対する人が、
多少なりとも企業や貴族に居るので、逆にここは保護された科学者等も居て、
機械工学や修理再生文化もこの銀河で一番進んで発達して居ます、
尚ここの星の大ミスと言われている理由ですが、
硬すぎて特殊なレアメタルで有るゾルトン鋼で出来た鉱物惑星なのですが、
硬すぎて掘削が上手く進ま無いんです」
と言われて、
「へ~それは大誤算だな硬くて良いレアメタルが星の大きさで、
丸々見つかっても密度が高すぎて掘れない訳か、
確かにひっぱて来た時点では表面が掘削できるなら使えると思うよなぁ、
でも持って来て掘ろうとしたら硬いと、そりゃ勇み足だな、
しかし近く為るだけでも凄いなトゲが防衛為ている用だし、
星も黒くて硬いとなると天然の要塞だよな、
確かに囚人を入れて置ける牢獄にも為るな、
でも俺はそれはもう凄い拷問を受けるのかと思ってて凄く怖かったが、
意外と普通らしいな、安心したなサスキア?」
と言うとサスキアも頷き、
シュウは「それは如何かな?祐二、ここは全ての機械やAIが平等だから、
当然悪いAIやロボットも居るかもよ?」と言うシュウに、
俺は、「なら普通に人と同じく襲われたら銃で撃てばいいし、逆に怒っても、
意見で反論するとか普通にすればいい訳だろ?単一人種な惑星と同じって、
考えれば普通だろう?AI含め全員が同じと考えれるだけ楽だな、
何しろ他じゃ貴族だマフィアだと色々あるし」
と言うと双子は驚いていたらしく、
「え~と一応聞きますが、それではユウジ氏は、私たち双子をどう思居ますか?」
と聞かれて、
「ああそれだが、どっちも同じ服装だし髪型で特に髪が黒くて俺と似た色だし、
親近感は少し有るな、ただ見分け辛いのが有る程度で申し訳ないが解らない、
それ以外は二人の似た女性と思っているだけだが、理想言えばどっかに、
見分けるアクセサリーとか付けてくれるとコッチは助かる、って程度か?
だがそれだけで普通だがな、そもそも双子って俺の住んでた星じゃ、
二人一度に生まれるから母親の負担が大きくて大昔は死にやすいって、
話だったか?だが今の科学技術を仕えば安全に産めるだろう?
やはり地域によっては難しいから今でも伝承とか有るのか?
まあそう言う地域もあるのかもな病院とかが半分はビジネスだしな~
そこを助成してとか、助産婦さんとか専門の子供を産むのを助ける、
専門のロボットをが居るとか無いのか?」と言うと双子に少し影が見えた、
そして天井から、
「ポーンアテンションプリーズ、到着まで後4分です、お荷物などのお忘れが、
無いよう確認をお願いしま~す」と気の抜けた合成音声で艦橋に声がながれる、
「いや、アテンションってコッチじゃ言語化されても意味が通じないだろう?
この端末も言語変換できて無いぞ、それは無理が有るよシステマさん」
と俺がいうと
「其処はノリって奴でしょ~全く、ノリの悪いね~君、ささ降りてね~、
しかし君は凄いね~、
たった3日ウチの船に居るだけで結構な大事を起こしてくれるし、
まあ見ていて飽きないなぁ、さ、ウチの施設へようこそだ!」
と言われる、
すると双子が先導する形で「さあ、行きましょう」と言われ、
俺とサスキアとシュウの3人は艦橋から出ると、双子に連れられて、移動を始める
元々持ってきて居た荷物を持ったと言うか俺達の荷物を乗せたカートと言う、
後ろを付いてくる金属製で見た目はステンレス風な色合いの、
飛行機とかで荷物を運ぶカートとか言う、
自動移動型カートと言う機会が荷物を運んでくれた、
こう言うのって映画等で料理を運んだり主人公が隠れたりと、
色々利用されるアレによく似た自律ロボットだと言うのに荷物は運ばれていた。
俺達はそんなのを見てわくわくしたまま、
そのまま軍艦の中をエレベータ-で降りたり、横移動用の歩く道路事、
水平型エスカレーターのムービングウォークに乗るが、
それが想像の倍以上の速度で多分凄く早く進む、
自転車とかレベルで移動して居て「これ早すぎない?」と聞くと、
「早く無いといつまで経っても着きませんよ?これで早いですか?」
と逆に聞かれる始末だった、そして出た例の門をくぐると、
その先は一見、普通の工業地帯的な天井と繋がってるビルやマンション等が
ひしめき、人が限界まで詰まっている印象を受ける程の人の数が見える
展望エリア的な場所に出た。
床は一応摺りガラスだがそれ以外は透明な樹脂張りで、
其処から見る世界は酷く狭いので生活は辛そうだが、
やけに活気と生きる気力は見える場所だった。
「意外だな、俺はここには生きる気力も無い人ばかりだと思ってた」
そう言うと、
「ああ、それは囚人都市の方でしょう?コッチは逃亡してきた人や、
システマ様が匿ってる技術者や思想家が議論したり、
それを元に機械をドンドン作る別の都市だからね、活気が有るんでだよ、
さぁ貴方は一応招待客だけど、そっちの電車で移動して別の都市に行くんだ、
急いで来てよ」と背中をリアルに押されて、電車に乗ると、即ドアが締まり、
電車はリニアだったらしくスピードを一気に上げて、
ドアの上の速度計には700GGと言う表示が出てる、
それの単位が解らないと思うが体感で既に100キロ越え為てるだろうと、
思えるので、多分差が有っても700キロ前後だろう、サスキアはと言うと、
ハシャイで窓の外に何か機械部品が設置している場所を通り過ぎると、
一瞬なのでそれが面白いらしくじっと窓を見て居る、
それから2時間ほどで到着した駅らしい所で降りると、
一面がサッカーコート位有る金属を綺麗に切り取った後のような空間で、
目の前には異様に背の高く綺麗な女性のような中性的な肌は白く髪も白い、
不思議な人物が居た。
「やあ、やっと会えたと言うべきかな?
私がシステマ24のボディー端末で有って、1人のシステマで在り、
操り人形と思っても別に言い存在かな?
そもこれは過去に回収されたアンドロイドの頭部を元に、
加工修理をした物だから半合法と言う感じだが私が法律だからね良いんだ、
さあイミュー・ミニュー、
そこのシュウとサスキアちゃんを調整室へ案内為てあげて、
と言われ双子達は「「は!」」と言ってシュウとサスキアを連れて、
何処かの部屋へ言ってしまった、
へーあの双子の名前はイミューとミニューなのかどっちがどっちの名前か、
今度名前を聞いて見ようと、思いながら居ると、
システマがサスキアについて教えてくれた、
「ああ、あの子達も元はサスキアちゃんだったけ?
彼女みたいな下級市民とか低級市民と言われる所得の低い家の子は、
大抵売られたり盗まれるように誘拐為れたりするけど、
この2つは重罪として処罰できるから、
私たちAIも即機械兵を投入して捕まえられるんだけど、
何処かの貴族や豪商などの企業やらが出資して施設としての
[孤児院]を作られると隠すのに丁度良いから見つけにくいのよね~
生まれ立てで、身寄りの無い子を引き取っては、
各企業によって違うけど人工的な超能力者や天才とか暗殺者とか色々作製する、
実験機関を孤児院ではなく[施設]と大体呼ぶ場所に変えて、
実験とか訓練される、同じ組織の母体じゃ無いから、潰してもキリが無くて、
あの子は一々が手柵繰りで脳に言語などの代わり電気信号が流れるでしょう?
つまり今回はそれに2進法でプログラムを植え付けて、
人間より高度な我々AIを超える天才を生み出してその天才に、
超能力が発生するメカニズムを研究させて、それで超能力者を作る、
前段階だったみたいだけど、それは星の数が圧倒的に多いこの連合の銀河じゃ、
子供を数十人攫って実験とか、
都合の良い手足や道具として暗殺者から麻薬の製造とか、
子供の身体を生かした弱者を余所覆った強盗とか、
この銀河にはそう言う事をさせる悪い奴が多すぎる、
中にはAIが何か与えられたり得た主目的の為に、
敢えて裏世界で実験をそう言う組織を雇って行動させる事も有るみたいだけど、
大抵は軍や地球の警察に似た組織が潰すし、
犯罪を助長するならAIの主目的毎データを消去するAIの死刑も有るけど、
あのサスキアって小っこい子は未だ良いわね、
同じ施設に居た子でも少し年上の大半は食事を取ると言う概念まで消されて、
飢えて死んだと調査を入れたら解ったの、
あの子は本当に運が良くて偶然助けられたからここにいる。
人間って本当に不思議、悪い奴はのうのうと次の悪い事を考えて動いてるけど、
被害者はそのまま駄目な方に向かって行く、貴方が助けてくれて嬉しいわ、
だから私も助けるの。
彼女はウチの中でもその手の保護で研究をしてる人達が治療として
脳の働きを直すわ、
彼女は多分言語野を2進法で書き換えてプログラムを高速処理させる、
研究だったのかも知れないけど、
兎に角、彼女は調査して加工された部分を直せば言葉を話す普通の子に成るわ、
まあ其処を安心して言えるのも有る、そう言うのを治療する為に作られた
特別な機械が有るからなのだけどね、
それが[外部記憶装置]って物なのだけど知ってる?
良くSFであるでしょ?知らない事や読み取った事を即思い出した感じで、
理解して話したり行動できるの、
今回はそれをサスキアちゃんに付けて、一部記憶が消える部分を保存して、
白紙に上書きして言葉が話せて普通に直す処置をする予定よ。
それで貴方も呼んだ理由はハッキリ言うと、
貴方はサスキアちゃんと違ってこのままじゃ普通に死ぬわよ!」
と言われた後少し静寂が広がる。
「え?」と理解が出来ない行きて居るんだがそんなに早く死ぬのか?
と思って居ると、
「え?じゃなくて、普通に死ぬの解る?、貴方は彼らの一部と一緒に、
旧戦時特例法時代に開発された薬物呑んでいたでしょ?、
疲れも少なく、眠りも少なくても大丈夫な身体で性欲も無く、
頭がタダすっきりした感じがしてずっと働ける薬を呑んでた、
それで脳細胞が無事だと思う?筋肉も骨も全てが脳を守ろうと働いた結果、
貴方はこのままだと死ぬわ、あの作業員達は他の作業員の人達が時々、
新人とかに少し入れ替わって居たでしょ?つまり貴方の所と繋がる前に居た、
作業員で特に肉体の損傷や薬を多く呑んでた人物は、
そうなるのを覚悟して居る筈よ、まあ見つけた以上は対応するけどね、
それにそうそうシュウ事、アシストロイドNo.356w76のデータに有った、
名前がボブとか言う力持ちの子が消えた件だけど、
カレも同じくあの薬の副反応で死んでる、
要は死んだ人は彼らは知らせずに葬ってた、
理由は、簡単お金と人手と医療不足だったから
全部組織の上がお金を搾取して碌な食事が取れず、
疲れが抜けないから治療が受けられず、あの薬に頼った結果よ
今回独立をあの支店が出来たのは友好的な貴族の接点と、
見つけた富によって得られたお金で、
安定した食料事情と医療が受けられる紹介をする貴族がいたお陰、
結果として皆、薬を止めても良い環境が得られ、
売ってた所と元となる薬品を作ってた所は私が運営者毎を全部潰したわ、
まあ2軒だけ違う人を雇って安全な栄養剤を安値で売るように、
ワザと残してやらないと外部からまた違法薬物が入って来るから、
比較的安全な物を売らせてる。
ここまで言うとこの銀河を管理する連合は物資不足や食材不足に、
弱者ばかりと思うでしょうけど実はこれが逆なのよ、
物資も捨てるほど有るし食料も同じく有り、
星丸ごと作り直す程に在り余ってる地域も有る。
じゃあ何故貧者や弱者が多いかって言うと、
幾らAIがサポートしても担当する貴族や企業らが意味の解らない欲の塊が、
食料に重税と言って税を掛けるし物資も輸送に税を掛けるし、
大半は私らが上手くやって居るけど、
仕事を新規で興すのも星によっては税が掛かるし採用しても税、
馬鹿な宗教とか有るし、結果、侯爵家以下の子爵はまあ60%位で、
男爵家と為ると40%切る程に無駄な支出が有るのが普通な家が有るし、
もうAIを倍に増やして徹底した管理をさせるべきだって行って居るんだけど、
それだと貴族の自主性が無くなるという言い分で、
結果がずーっとこのままの状態だけど、
タリ星でもノーピアの所は少しは良く成ったから上昇思考な人達も増えたでしょ?
アレは不正してた解任された叔父が重税させてたから、ヤル気無くしてたけど、
今はノーピアが良くしてるし、隣のフィノヴ子爵家の彼らが来てから、
あの星系は笑顔が増えて着て居るわ、確かに第3管区が酷い率でいうと、
多いけどそうで見ない星も有るから今度見てみると良いわよ、
元々工場が多い地区だからね悪い奴らが入り込み易いんだけどね、
それと比べると、
ゴミ一つ落ちていないのが連合の中心と思われてる第1管区ね、
首都星も有るし住んでいる人のほぼ89%が中流クラス以上で、
周辺惑星は中流階級が多く居るわ。
平和な頃の日本やアメリカと言った感じよ、
そして今私たちはそれを各管区の管区内の資金をかき回して、
平均値に為たいの要は経済を回すんだけど、
それがカレーとか万人受けする食事で食糧増産と消費をする地域を調整する、
また、カレーが食べられない中級以上は、自分の星だとかなりの高額だったら、
同じものが食べられるなら違う管区でって旅行へ行くでしょう?
そうやってバカンスとかで少しは下が上がって上が下がる様に為たいのだけれど、
その原動力に成る貴方が死ぬ、
するとその計画が止まるのは避けたいから貴方には生きて貰います、
と言う事で付いて来て貰って悪いけどここで貴方を大改造して、
ビフォーをアフターに移行して貰いま~す。
と言う事で祐二さんはウチの法務の内部でも色々用意する部署の、
内務局で預かるわ~」と言われて気が付くと、
俺がさっきまで歩いて着て居た星の金属を切り取った発着場から、
既に別のエリアへ移動して居たらしく、まるで幻覚でも見せられていた気分だ。
同じ天井と床が綺麗に段差も無く続いてカットされた空間だと思って居たら、
よく見れば周囲が靄で包まれていた、
「えーとこれは何だ光が乱反射って光を攪乱するとかいう迷彩技術を?」
と聞くと「へえ意外と知ってる訳ねでも簡単に引っかかったわね、でも、
まあ理由の1つは襲撃を受けても見えないと中のデータや人を脱出差せれるし、
2番目は中で何を為ているか知られない為って所ね、さ、やって」
とシステマの機械体が指示すると周囲には良く見れば、
人の形をした靄が何かを構えてた、それが「バシュー」と言った途端俺は、
余程強い催眠ガスだったのか寝ると言うより気絶した。




