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2箇所その日の別々の行動を同時進行で記載しています

少し短いです。


22日、13時30分・埼玉県・さいたま市・工業団地・佐藤貿易・本社


ピカッと光が光ると突然缶が3個程が「カランッカラン」転がり光る、

その光と同時に「パン」と小さな音と同時に光り目が焼き付くような、

光を放った瞬間、

完全武装した女性らしき胸の部分が出てるので女性らしい兵士を中心に、

後ろからも続々と兵士が続き進むと、そこは小さな部屋だった、

「ここは小さな小部屋だな」と誰かの声がして彼らはそこを調査すると、

床に連合語で

[ここは佐藤の作った新会社の地下、ここは現在、安全・はい・いいえ]

とと掘って有って金属の短い棒が埋め込める溝がはいの方向と、

いいえの方向に2本分溝が掘って有り、現在は[はい]の方向で止まっていた。


そして先頭を行く2名の声が、

「ここは狭いな上の地上まで無音掘削するしかないな、崩れないように、

補強しつつ、移動用区画の拡大を提案する」

と言う声が無線で伝わり、その後ろに居る集団が各種状況の為に用意された、

機械の中から調査機器を持ち出して来て準備をする、

そして通路から筋肉ムキムキ2名が出て来て石風の壁を叩きながら、

相談して話合って居る、

「これは一応調査は居るが崩れない方の硬さだな、

安全確保したら掘削で上まで全部上がれると楽だから調査後、

此所に設置されてる現地の四角いフレームが組んで補強してあるが取り払って、

一気に拡大しした方が早いな、

例の惑星エルマーシュが破砕されてからこっち、掘削機器は格安過ぎて、

値崩れしてるから今ならまだ安く買える、誰か安値の町まで行って、

人用の掘削機5台と機械用アタッチメント2台買って来い、

ミューとウチのフォローに付けてテストだ」。

と言うと数人が買い物に走る、

だがここの件が確実な隠密化して防衛出来る体制まで出来ないと、

バレたら終わりだ、ソレまではまでは隠さなけれれば行けない、

上の出入り口まで向かい地上の調査と遮音材をそこから付け始めだ、

防音材持って来い一気にやるぞ、仕事だ仕事!」と最後まで一定の音量で言い、

部下らしき人達が、一気に先頭を進む兵士の後ろに持って来た、

シートのロールとスプレーを持ちもう一人がホースが絡まないように捌きつつ、

地下と謎の出入り口が圧縮空気が送り込まれて透明な樹脂シートが貼り付けられ、

覆われると空気的な真空閉鎖で素材が壁に吸い付き、

武器を構えたままの兵士は先頭が2名で後ろが5名が、

ソレで音を仮止めした状態で出入り口の先まで行き天井に続くドアを発見すると、

小型の聴診器のようなワイヤー付きの機械を付け音を聞き、

周囲の音を確認して安全の合図をすると、

持ち替えた小型のドリル付き電動ドリルで穴をゆっくりと開けて行き、

合図を送り更に後ろか渡された器具に持ち替えるとワイヤーを送り込み

安心したのか少し兵士の肩が下がると声がして、

「上は無人の旧い作業室らしい」と言うなり兵士が一気に下がると、

残って居た作業員が先頭まで来てスプレーガンで糊らしき物を吹き付け、

シートを張り張って行きその上から半練り上の緑のゲル液が吹きつけられ、

天井に緑の壁面が色を拡大し始めた。


「一階は旧いが確認した所、作業室のような部屋だ、裏から見た映像がこれだが、

どうやらコンクリートで最近埋めた施設らしい、

先程から見れば解るが、ここは最近周囲の角に金属柱が組んで補強してある、

沈下防止だろう、恐らくここは日本の旧い地下室、所謂地下壕と言う奴だろうな、

そこの上にある施設を会社として再建したのだろう」と日本語で言うと、

もう一人が、

「シュウも上手くやったな、しかしまさかあんたが認識信号を発信する、

大型出力型設置ビーコンとか良い物渡していたとは驚いた、

やるね、だが抜けてるとも言えるね、

全部で3つ無いと正確な位置が解らないとか、どうして教えておかないのさ、

結局は星を見つけた例の相手がその中で正確な位置を調べる為に、

この星にバレるのを承知でドローンをバンバン飛ばして調べたから、

ここに来れたが、その相手がアイツ連れて行くって張り切ってるんだろう、

まあ可哀想というか運悪く悪魔に魂を魅入られたって所かねえ、

まあ無事に帰ってくると良いねえ」


「まあソレは俺達には関係ない事と言っても、ここは狭い、

やはり地上まで一気に上まで上がれる何かが良いと思うんだが~どうする?」

とムキムキの一人が言うと女性兵士の一人が

「地上の床ごと切り取ってここまで降りれるような扉を付けて、

車両で行き来してしまうか、

地上の床を天井にしてここの地下から上がるエレベーターの2択だろう?」

と言うと、

「ん~やはりあの方の推測通り、1階の床を天井に固定して偽装、その後

建物のギリギリ迄周囲をエレベーターにしちまおう、

おい、パトリックお前ら全員で縦横計って来い確認用の小振動音波検査機、

持って来て、さっさと仕事だ、仕事っ!」と命令が出ると、次々と作業は進み、

事前にAIシステマとアシストロイドのマーマンと言う、

2大連合の重鎮であり、方やAIの祖として全銀河内のAIのトップで居続ける、

存在と、歴代の王の代替者で在る公爵家当主の補佐であり、

惑星連合を束ねる者の補佐をする太古からの識者と言う中立者として、

大半は国のトップと言っても良いと思われるほどの存在である、

アシストロイドにして宰相と言う在る意味、各公爵家に居る人間より、

古くから宰相を為ているので絶対権力者と言っても良い人物であり、

今までは決して自分から意見や大きな注文は言わなかった、

2大権力の相手が名指しで極秘裏に名前を使って居良いと言い、

地球を探せと今回の異例な指示で、様々な場所から名前を出して、

軍が動き資材や機材を借りて良いから通路をつなげと命令が出ていれば、

誰もが従い、最新式の隕石迷彩まで採用して居る、

クラレンス級超高速広域観測艦まで所有者の貴族の意見も無視され、

建前の理由も無しに地球まで派遣された。


そして届いた防音材や吹き付け材に大型掘削装置や消音器等が、

注文して即通路を使い運ばれてくる、異様な状態が[今回に限る]の、

軍の命令書の一文と共に動き出し大型車両や、貨物搬入用の昇降機型、

エレベーターで地球で言えば立体駐車場の機械に似た、されど、

軽く戦車等の重量物まで上げ下げ出来る、通常の倍はある骨太で新品な機材が、

運ばれて来る。


「良いか上にいる奴らには絶対に気取られるな、工事が終わるまで音を一切、

漏らさず進める、出来上がるまでは通路の手前の防電波・通信シートの奥で、

電波一つ出すんじゃねえ、もし変な気を起こしたら俺のパンチが、

そいつの所へ飛んで行くし本気で最悪極刑まで有るからな注意しろ」

と言う声がこだまして響き、こうして唯一会社施設が無人の日が、

いつか日にちが常に更新される機器が記録したデータ低出力信号発信器が、

社内1階に設置して居た、

シュウの情報どうり佐藤貿易新社屋地下の地下室に夜密かにコツコツと、

シュウが隠れて彫り込んだ、連合語の文字と状況指示用の信号発信器が

情報を教えて即行動となった結果。


3時間後、

「取り合えず、上の地上のギリギリまでカットして天板へ貼り付ける間に、

防音材や発泡接着剤で音は止めて取り付けた、今は圧力棒で4本で押さえてる、

そして地上の床にエレベーターの天板を接着した状態で、

今高圧式で最悪手動でも動作する事も可能なエレベーターを組み立で、

中だ意外とギリギリでな工具は入らねぇ」と最初に少しだけ居た、

もう一人のムキムキ男がもう一人に言い、

「取り合えずは順調に時間的には進んで居る、今低音式の油圧型ドリルを、

用意させてる、地盤が難解でな昇降機を設置したが、以外と此所の施設の

地下の杭というか柱と言うか建ってる建物の下が軟弱でな、

そのままでは地盤が崩れ建物ごと下に崩壊する、

だから今オイルの圧で回転する機工掘削刃が付いた掘削器で下まで更に掘って、

杭を差し込む所だ杭を打つのなら簡単だが、音が出るから地下を破砕して、

此所の周囲に穴を掘って杭を埋めてる、

これが上手く進めばゾルトン鋼材の柱をこっちの素材で更に下まで打ち込み、

補強して天井の1階床だけ残して下に部屋を用意して、

地上から降りると地下1階がここに通じて、下には地下2階部分まで降りれる

エレベーターを付けている、上は地上の施設の天井すれすれまで上がれるし、

多分この流れが完成するまで材料も意外と予想の半分の速度で用意できてるし、

待って後3時間って所で製造は出来る、後それとは別に、

配管の出し入れをする指示書まで地上の本棚に置いて有ったぞ、

ほらここ裏側に出す分にはバレないだろうから、

静かにやってくれって書いて有る、もうこっちのやりたい事が解って居るねぇ、

流石アシストロイドって奴だろう?」そう言われた結果、

「うん為るほど解った、下経由ならば施設の裏側にダクトを伸ばして、

使って良いんだな!、ここの横から裏に向けて掘るように指示が有るが、

追加でそっちにも部屋作れ、いざって時にはまた自爆させれば良い、

とにかく武器弾薬の一時保管庫兼起爆部屋として作り、

横に兵士を少人数待機させられる小部屋を用意しろ、

出ないと前回の保護失敗でこっちも分隊長さんらも気が気じゃねえ、

俺だって、下手すりゃお隣の傘下入りで騎士階級まで降格の危機すら有った、

頼むぞ」とムキムキ男は言うとまた帰って行った。


そう言われたもう一人の小麦色の肌のムキムキおやじは、

「全く上からの圧力には誰も勝てねえって事だなぁ、

さぁさっさと機材組んじまえ、ここは最悪自爆用のHFRXを100キロ、

設置しろって上も本気で何考えてるんだ?やっぱりAIとか肉体が無い奴らは、

怖いって感情が無いのか馬鹿なのか?なあ?」と聞くとその横には、

明らかに30代を超えた年齢の超えてなお妖艶と言うより、

洗っているけれど皺が残って居るスーツを着て悪霊が生気を抜かれて、

抜け殻になったような雰囲気の髪の毛がゴワゴワな女性が答えた、


「それはあの大惨事の教訓でしょう?私も研修で当時の映像を見たけど、

今時平面だったわそしてまるでアントのように出て来る敵兵しの塊、

アレではここも同じ自体になったなら、そうして良いと言えるでしょ、

まあ私もこれが成功すれば、ここの支店長に為れた筈だったけど…、

まあ、実績も上がれば給与も何とか、生活水準が、あ!そうだ、そうだ、

確か位置確定装置のリース料が今回で約1年に近いし、

加算された別途貸出料と総額で幾らか入って来るでしょ?」

というと、

白の上下作業服を来た女性がいう、

「そりゃ支店だった頃に入るお金の計算方法ッすよ?、今じゃ調整部で、

毎日各地の収益計算して調整して殆ど自由に契約出来るんですから、

もうアンタには一ビットも利益の内から特別な何かが出る事はないっすよ、

一平社員さん」と言う声がする、

その後ろでは無音化するため大型の工事用照明器に似た防音音波発生器が、

稼働を始め同じ音で音を打ち消し始めた、そこを掘削機を持った作業員さん達が、

久々に本来の仕事とは別の工事などの作業を始めた、

すると移動して来たのが完全に姿を変えたフォロー改で元々有った、

胴体部分のコンテナが後ろ版分が斜めに切り取られ後ろから荷物を仕入れ出来る、

小型トラック化してて、逆に前部分に追加のエンジンにも似た機械が取り付けられ、

そこから伸びるホースが2本有って1本が後ろの荷台へ、

もう一本が両腕に付いた8本爪のドリル型の何か見知らぬ機械で、

製作したらしい関係企業の社員らしい肌つやも良い近代的な、

よくSFアニメに出て来る制服を着て作業を入力している、

「よし出来たぞ、さあ行け」と言うと大改造されたフォロー改が、

[了解]と音声で返事をして作業員達が手で掘ってる縁では無い中央を、

一気に掘り進みしたの方が更に深くなっていくが、

「振動波調査ではここの地面は岩盤がうねり出た部分らしい、

用は地面の下の硬い地面だ下は800メートルまで厚いらしいから一気に掘って、

ここより下に2階は作るぞ、機械室含め3階だ、縁の処理頼むな」と言うと、

フォロー改が落下したように見える感じで両手を地面の下に向けて、

一気に掘削していくが、音一つしない掘り砕かれた土や土砂は、

一気にトロッコを連結した初期のフォローが次々とトロッコに積まれる土を、

満載まで乗せると鉱物リサイクル購入企業へ運ばれていった。


そして4時間後

「少し遅れましたが完成しました、エレベーターに地下3階建てで、

4階は機械室化して外部エネルギー不要な半永久稼働ユニットを、

宇宙機器屋脅してゴミ屑かしてた、旧型の無限ビーコンから剥がして、

持ってきましたが本当に良いので?これって例のアレで規制された奴じゃ?」

と言うアレン作業員に班長は、「良いんだ、ここはその問題のウイルスが、

無い星だ、反応して活性化する奴は居ない、

それよりこの星は未だに核を持ってる、それに別途では、

あの宇宙に浮かべるしか能の無い危険な役立たずな黒いアレよりはマシだ、

それに前回のあの件で、上というか宰相を怒らせるってどれだけ馬鹿なのか、

まあ1惑星で外に未だ出てない星には、隣の銀河丸ごと、

敵に回すかも知れなかった恐怖は解らないだろうしな、

しかしこれで簡易だが完成とか意外と早かった、ここはもう床は貼って有るし、

この下も2階建てで武器庫と弾薬庫か、これなら非常時の立てこもりも可能で、

上はどうなった?」と聞くが、今度はアレンでは無くケイトリンが答えた、

「最高ですよ、私はここまでお金掛けた防護装置とか、

それもエレベーターは初めて見ました、核だろうが何だろうが、

この星の科学力ではこれを付けていれば凹むこともありませんし、

そもそもどうにも出来ないでしょう?馬鹿にしているとは言いませんが、

全周囲を普通駆逐艦用の外郭装甲板で天井から壁、そして、この地下周囲まで、

覆うっていくら何でも過剰防護では?艦の前半分ほどの素材使って、

ここの下に船のフレーム切って作った柱を、埋め込み、この星の攻撃では、

傷処か焦げ跡一つ付けられませんよね?」

と言われると全員が改めてスゲえって雰囲気の驚きと達成感で笑顔になってて、

価格などは分からない様子だった」

そこを班長がこそっと言って頼み来む、

「それがよ、知っての通り今は連合上げての統一800年記念パーティーの、

全銀河内上げての準備で大騒ぎだろう?

そこに来て今まで放置してた旧型軍艦の外観変更やら、

劣化した部品交換だの内装とフレームだけ~とか、

エンジンの片方が壊れて居るのを放置為てたから、

まとめて2機のエンジンを入れ替えとか、外側全交換、中側全交換、

と有りと有らゆる破損機器の交換やら破損品をジャンク屋に売って、

未だ使えるのを下級艦艇に付けて旗艦や戦艦の磨きに貴族は必死だ、

何しろ自分たちの鎧よりよく見られる場所だからな、

で、今じゃ破損機器やジャンクのフレーム買って、

大手の海賊や商船護衛艦が必死で戦力増強のチャンスだと、

知り合いがその手のジャンク屋にいてな、カネに糸目は付けねえって言って、

標的艦になる予定の下級駆逐艦1隻買ってバラして、

外装甲をここに、中の機関や浄化システムも持って来て、

今後はウチの支店人員位なら何とか真面な水にありつける予定だ、

これも奴らのお陰でだからな敬っておけ、

そう言うわけで貴族は今や男は艦艇の総入れ替えから修理まで必死だ。


女性貴族もまあ家柄とかにもよるが、

夫人艦とか言う何処ぞの貴族夫人が移動で乗る艦から、

下は爪に付けるアクセサリ1年分とかかき集めてて争奪戦だ、

それで同じ物をどちらが買うかで、ついには、

夫人同士の決闘も300年以来無かったのが起きたとか言う話だ、

何とかって子爵家と伯爵家の夫人同士で行われたらしいが、

普通なら古式に乗っ取りだろ?だが裏というか、

殆ど言い訳みたいな話になったらしいぞ、

[本来は自分たち夫人同士が剣での一騎打ち]と決まって居るが、

今時、剣を女性貴族が嗜むとかとか、そもそも剣が無いんだ、

使うどころか見た事さえって家が多い、

だから結果として、

[剣=剣を作る職人=金属生成をする土地=その土地の住民]と、

凄く無理矢理に話を合せる摺り合わせが進んで、

金属生成している惑星持ちの貴族家と裏で話を付け、

無理矢理[剣技大会]を開かせ勝者を引っ張って来て戦わせて決めたんだと、

正直馬鹿だがそこは戦う者も下心有りで、

勝てば貴族家へ就職となれば気合いが入るからって、

ここから反対の第6管区の貴族家同士だったらしくてな、

反対側まで噂と言うか話が出る時点で現地は大騒ぎだってよ、

そして、そう言うこの大騒ぎの元凶様から圧力で、ウチらはここを何としても、

繋げと連合の実質トップ2の方からの厳命を受けたって訳だ、

そしてあの豪傑男爵様が泣きながらここへ何としても繋いで、

交流出来る様にしつつ昔のような侵入を防ぎ、良いお話だけ持ち帰れと、

こう言う訳だ、

出なければ廃棄の駆逐艦とはいえ軍艦の資材が仕入れの許可が降りる訳、

ねえだろ?俺達は今じゃ支部所か会社がどうなったかも解ってるだろうが、

いいな?絶対に地球人にも気が付かれず成功裏に工事を終了させて、

道も繋ぎ直し必要物資を手に入れるのが俺達の使命だ解ったか?」

「は、はい」

そう言うと班長は暗い顔をして、のそのそと歩いて整備状況を確認するために、

普段は被らないヘルメットまで持ち出し、マスクまでして作業場を見に行った。


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22日 20時50分 山梨県・御殿場・佐藤貿易・支店倉庫前イベント会場


「なあ、さっき訊いて来たがやはり中島土木さんの所は、

急に評判が良くなって手一杯でだからと上のアレが頼んだ山崎さんの所は、

やはり煽りで忙しいらしくて例の俺が受け取った形のマンション施設だが、

工事別の所も引き込んでするらしいぞ、

ギリギリ期日には間に合わせるって言ってるけどいっそ大里さんに頼むか?」

と聞くとシュウは、「いや~そっちも来てたから、挨拶して話を振ったけど、

本社が有る地域で大工事だとかで無理だって、他に知ってるこっちの味方の、

建設業者さん居ないし、山崎さんの人脈に期待するしかないよ、

まあ1ヶ月で完成するだろうって言うんだし、待つしかないよね」

と言われた、

そして話題は目の前の穴だ、元々襲撃してくる暴漢や施設の破壊者を、

警備システムが捉えて麻痺させ放り込む、

ただそれだけの穴だったが今は周囲の土が崩れるからと鉄板が張られ、

元々が防水用の鉄板何だそうで逆に水を張って、

今日は落下時の衝撃吸収用に使われ、結果は少し深い泥水が張って有る、

「この穴やっぱり危険だからコの字型に柵付けてって、あ~警備は、

引きずれるだけだったっけ、だと地面は覆えないな、せめて何か夜間とかに、

誰も落ちないように出来ないのか?って夜間ここにいるって、事務員さん達と、

科学班以外は警備だから落ちる時点でだめだしなぁ」

俺が心配してるのが倉庫横に掘られたままと言うより追加され、

四角形の彫り込まれた穴の周囲をS時にうねる鉄板が、

四角く追加で打ち込まれている穴に水がなみなみと入れて有り、

ここで撤収作業をしてた彼らが縄ハシゴを撤去しているが、

渡っていた命がけなお馬鹿さんを見たので俺はかなり怖い状況だ、

ここで見た建築関連の人は2種類で片方は俺と同じく怖がる方で、

もう1方はヤル気になった根性があるというか勇気があるのか馬鹿なのか、

商品の東京でも随一の凄い綺麗な女性が居る夜のお店で、

超高額だけ有って綺麗な女性が沢山居る本物のチケットが景品だからか、

逆バンジーや特別賞は女性には言え無いお店のチケットが景品で結果

一芸もかなり派手だった、何しろ価格こそ言わなかったが、

開催時に

「え~1等は大体小型バックボーン1台分程度で2等は中古程度、

3等は結構下がって中古の電のこ1台分程度とお考え下さい、

なおこの結果は厳正な判断の結果をご本人へ極秘で輸送され届けられます、

また、女性の場合も似たような景品が届きます、

嫌でしたら代わりに同価格帯の範囲内であれば直接言って頂ければ届きます」

と開催時にシュウが笑顔で言ったため男女問わず、本気な人が挑戦した、

ちなみに女性は普通の作業着姿で、

一応穴の上を渡る人は中に水着等を着るように推薦してあった」

ソレを渡った人多数な中、一部の人達は俺も含め、

この鉄板に体全体で当たったらとか酷いのを想像して嫌だと、

思ったが、今回の企画屋のイメージではプロの技でソレを克服してカッコイイ、

とび職や建材運びの肉体の凄い人を見せつける気だったらしいが

結果は微妙な水着を着た男性のバンジーやら、

忍者風な服装での縄ばしご渡り等盛り上がりはやはり微妙だった、

イメージと現実が合わない場合は良くこう言う微妙感が出る、

後で話を聞きそう言うアトラクションだったらしいと知った、

聞けば今回来た作業員的には、今は逆防水で中に防水シートが張って有り、

水が入って居るので落ちても泥などに足が刺さって大怪我とか無い、

計画された製造で、ロープも今回用に特別買って用意した登山用ロープに、

安全帯を付けてあるので無事だし、途中で嵌まっても引っ張れるウインチ付きで、

上の鉄板周辺には保護の為に簡易作を設置してで警備者複数で止めていたし、

鉄板の上自体にはゴム張りのビニールを今日だけ張って有った、

ソレを引き上げて持って言った時に聞いたが、それで首とかとか無事に、

出来たのか?と聞くとロープが切れない限り問題無く無事と言われたので、

事後である今は問題無かったので、じゃああのバンジーは落ちたら

どうなるんだ?と聞くと今度はシュウが答えてくれた。


「それならロープは本物のバンジーロープを借りて来た物だし、

地面には特殊マット引いてたの見え無い用に砂舞いて隠していたから、

解らなかったかも知れないけど結構安全策を徹底してたんだよ、

ちなみに1~3等の当選者は各3カ所でバンジーと穴と、

ステージ上での一芸だけど、ステージが一番価格安いけど1等が30万程度

まあ妥当でしょ?それに価格を表示でもお金を上げてるわけでも無く、

景品のチケットも換金不可能にしてってたのんだナンバー付きだし」

と言われて諦めたが、

「あの人ら全員帰ったから、ネットを張るぞ幅1mの高さのネットを、

警備システムが引きずって来れる高さの部分から、

下を空けて置いて上に張ろう4つ角に鉄パイプで良いから打ち込んで、

張っておこう最悪ソレで気が付くだろうって感じで良いだろう、

警備もそうだが入り込んだ人の内、

子供が落ちるとかあれば最悪こっちが賠償だし、

後水も半分のいつも通りの膝下まで排水してここの水位って一定にするために、

排水機入ったろそれで通常水位まで下げてね、管理端末は警備室だったけ、

とにかく近日中にネットかロープ持ってきて張るからね、

後警備システムには常に子供は即追い返すようにモスキート音を出して、

追い払っておこう」と言ってるとシュウが、

「落ち着き為って、それなら指示済みここいら一帯の子供が結構来るんだけど、

近くの小学校とかには機械式警備に引っかかって困るって、

忠告入れてるんだ、だからこのイベント終了後に設置予定で資材は購入済みだよ、

だけどソレが逆に面白がってくる子供が多いんだ、

今で言う肝試しとか言う奴かな?で、今時の子としてはどうなの?」

と聞かれた美優さんが、

「は?あたし?あたしは普通にそこらの子供と違うからね、

そういうの系だけは普通の人とは違うよ、

何しろ普通に物が動く物件とか、知らない人が居るけど、

案内した人には見えない人が居るとか見た事が有る経験者だからね~、

流石に床板まで剥がして交換したのに復活する人形の血の跡とか、

普通に信じる方だよ、

物が動くのは見たし、ただしもし本当に床板は本当なら、

物件自体が貸せないから解体だよね、それで無理なら貸し倉庫でしょ?」

とリアルすぎる話をするので俺は昔の事を思い出して見た、

「そうか今の子供と言うか、今の世代はそもそも幽霊って概念を何だか、

知らない訳か、地域の寄っても違うなぁ、

ウチじゃ小学校時代に幽霊について寺の坊さん呼んで教わったよ、

幸せでないと幽霊になるから、楽しんで生きる為に真面目に学べって習ったが、

あの坊さん自体が帰りに笑顔で○ンツに乗って帰った時に、

ああ?ソレが幸せか?と凄く理不尽だったな、

まあ世の中で今の時代の子供って数が少ないからな~、でもだからって、

教えることは教えるべきだろうにと思うが、

そこまで教育方針にこっちから注文入れるのも色々問題だしと、

ため息を付くしか無かった。


「はいはい祐二最後の社長達が帰るから送り出ししないとダメでしょ~と、

俺は言われて、少し頭を冷やす意味も兼ねて各社長達に一人ずつ挨拶と、

手土産として用意した日本酒の小瓶やお菓子等を持たせ、

「では、お気をつけてお帰りください」とか、

「また何か別途工事があれば余裕を今度は持って伝えます」とか言って送り出した。

こうして残った、らその場に残ったのは、

ゴミやら壊された椅子やらあちこちに残ってる無選別なゴミの山、

「さて、本来ならこれは業者へ依頼してウチらは終了だけど、

今回だけに限って、ゴミから各種分析する技能を覚える意味と、

現時点で資金難なので掃除をします」

と、俺は言い、身分関係無く拾ったり分けたりをゴム長を来て仕分けたり、

するために掴むためにゴム手も付けて皆もマスクも付けて、

準備をさせた、「まず言って置くが本来これらの物を手つかみは凄く危険なので、

専門の業者を雇うか知識を持って挑むのが普通です、

ですが今回は知識を有る程度覚えるために掃除をしていきます、

出来る範囲でして明日は業者さんが掃除に入りますので問題は有りません、

では何故掃除をするのか、ロタさんやメリッサさん達はこのゴミから、

何か解りますが?」と俺が聞くと、「ええっと~解りません」「私もです」と言う、

「では高木さんはどうです?」と聞くと、

「え~とお酒の飲んだ方のゴミが多いのですか?」と不安げに答えて来る、

「うん、悪くなですね、よく見ると解りますが、元々日本の建築作業員達は、

会社からゴミの散乱を特に厳重に注意され合同作業とも為ると、

ゴミの廃棄方法等でどうするかと工事毎に会議をしたりもすると聞きます、

まあ俺はその中でもゴミを放置して燃やされる放火での対応や、

怪我が出て責任の対応等ゴミを運送する予定のトラック関連や、

運送時に積載をミスした建設会社の所為で怪我をしたとか、

まあトラブル処理の仕事でしたから、解るんですが、

建築屋特にゴミに気を配るんです、ゴミが後が大変になる、

一番多い問題の元なのですですから見て貰いましたが、見ての通り、

ガラスや金属ゴミはほぼ無いでしょう?、もう癖になってるんでしょう、

ですからソレを見てさまざなな残って居る痕跡から何が有ったのか?

を推理して、その結果出た答えを今後の商品の仕入れ、

例えばイベントだと今言っただけでもガラスと金属はダメだと解ったでしょう?

そう言う物を仕入れないと行き着ける訳です、

では我々は今現在、宝石類や金銀等を今後仕入れて加工して、

売る相手の所へ行った時見た相手の持ち物服だけでは無く、

些細な床の汚れ等からも全て解る様になってプロなのですが、

ソレは営業職の仕事なのですが、ソレを少しでも理解して欲しくて、

この清掃を今日の午後入れました結構この場所では何が有ったとか、

解る様になると面白いですしそれを言ってくる営業からの情報で価格や在庫等、

色々な面への対応に役立ちますから少し推理して考えつつ掃除して見ましょう」


と言って始まった清掃活動、で集めては分別しての繰り返しをしながらも、

話し合ってここには子供が数人居たからジュースが紙カップから撒き散らした、

跡が有るから喧嘩になったのだろうとか、

こっちの方では紙コップが重ねて積んであり飲み比べした跡だとか、

以外と楽しんで清掃は1時間だけの予定で終了。

だが有る程度推理方法をシュウが教えたりして技術研修が終わると、

後は夜間照明が付く時間まで淡々と清掃をしながら、

借りていると言うリースの小型バケットローダーと言う4輪のブルドーザーに、

似た機械を今回の企画に併せて借りた1台等を使い、

他にもこの辺りで一番大型のクレーンや中型の平台トラックを借りて着て居る、

俺達や企画屋さんと、彼らが依頼した清掃業者さん達と指示されてゴミを拾う、

バイトさん達で一斉に集まり清掃が進んだ。


「では、皆さん、配ったライトを頭に付けて、横一列でゴミを拾いますが、

注意するのは金属ゴミ特に釘や尖ったガラス怪我しないように、沢山ある時は、

3人の屋外用掃除機を持ってる、担当を呼んで回収して怪我をしないように、

安全第一で今日と明日の2日続けてゴミ収集とステージ施設施設の解体も、

入ります、怪我とトラブルに注意して事前講習通りにゴミ回収を進めて下さい、

では開始」

とそうフロント企画の担当者が言って、

事前に指導をしたらしい結果講習で覚えたバイトさん達が、

缶・瓶と金属屑等をバッケットローダーが金属カゴに分厚いゴム手袋で、

回収して俺達は紙くずやプラごみを纏めて回収して別に回収、

と御殿場周辺と違い、ここは企業ゴミ扱いなので、燃える物と金属ガラス類と、

プラスチックで別けて半分ほど回収して、

残りは予定通りローダ用の道だけ回収を終了した。


そしてその頃俺達は皆で帰る支度をしている間に、

やっと念願の時間があって完成した寮を見る事が出来たのだ、

色々あって工事中に見に来る暇も無く、

そもそもここは、

旧宿泊所としてヤバい宗教が初心者を勧誘する際にお試しで泊まらせ、

[家族的楽しさ]を演出していたある意味ヤバい施設だったが、

今度は完全な寮として設計製作してもらい、半分は解体して再製作した、

ほぼ新品なので、実は俺は見てないので凄く興味が有ったので、

気に為ってた所でシュウに頼んで見に着て居たりする。

そして中に入り、「おお~作り直しして初めて見るが、広くて良いじゃないか、

これで定員が男子寮と女子寮含めて前の倍で100人規模とは凄いな、

確か奥が男女別棟に分かれて居るんだったね」

と俺はドンドンと奥へ進み、寮の男女に分かれる分岐点に来た、

「あ~為るほど、コの字型で2棟に別れてるのだったけ、確かに図面通りだ、

だが何かイメージと違うな?女子寮と男子寮で風呂も別だし、

雰囲気が仲良くと言うよりこれでも対立感が見えるんだが、

まあそれでも、男女の寮側には窓が無いのが良くなったかな?悪くないね」

と言うと、

「え、そうなんですか?今まで寮とか知らないので、こう言うのが普通かと、

思ってましたが」と言うのは俺の秘書となった高木美月さん等事務組だ、

彼女ら所謂エリートと呼ばれて居てもおかしくは無い人物達だが、

様々な欠点や興味からここに来たのだが、

庶民的[会社の寮]が知らないらしいので説明する。

「うん、まあそうなんだけどね、普通と言えば普通だけど会社の寮というのは、

社内の階級までが部屋などにも及んだりする微妙な施設だ、だから作り形一つで、

大問題が起きたりと、これが意外と根が深い。


初期の設計段階で頼んだ図面見て俺が急遽担当を女性の設計士に変えてね、

理由は男性の設計士さんの設計案だと、

両方に向かい合うように窓が大きく有って、

[お互い声を掛け合える開けた関係]って話だったんだけど、

ソレだと真逆に問題が頻発するので、問題が出過ぎるから変わって貰って、

その設計士にも会社を通して一応言って置いて貰ったが、

男女の寮等は基本完全に別けるのが普通併せて作る場合は接点を含めて、

全てシャットアウトするのが基本だ。

特に昔から何処とは言わないが、特定の知り合いのドライバーから聞いた話じゃ、

[盗撮・盗聴、騒音問題と問題の出る事しか無いし最悪性犯罪が起きて、

事件かするからから、別けるなら完全な防音と見えない方が良いぞトラぶるぞ」

と言われてね~、

で両サイドの向かい合う外壁だけは厚くして、

防音シートを張って、空調用と光とり用の横の長い換気窓は嵌め殺しでにして、

音も出ない用にして磨りガラス化で見えない工夫も入れて貰った、

光取り以外の外を見る事が出来る所は外側女子寮は右なので、

右側が廊下にして、そこに窓を付け、明かり取り側の内側は音の通過しない、

換気装置だけ付けて、男子側もその真逆にした。


「何しろ職業特性によっては、

一般的には男性が性的な犯罪を起こす事件起きることが多いが、

逆も有るそうだ、要するに会社は立場がランキングされるから、

下位の物は立場が弱い、

ソレを寮にまで持ち込んで欲しく無いし万が一にも、

有って欲しくないからこうしたんだが、

それでもやはり男女で対立感が感じられるな~、

同じ白い色で統一してって感じでもダメか?いっそ赤青の色入れる?」

そう俺が聞くと、

仮の寮長を勤める予定の事務員で寮住を希望したトップの立場の女性である、

中島鈴と男子寮長で研究員の安田大地が意見を言ってくれた、鈴さん曰く、

「ソレですが、意外と入って見ると見えないので気になりません、

ソレより廊下へ出るとき窓が下半分は磨りガラスとは言え夜間は見えますので、

各階の窓にカーテンを付ける許可を頂きたいです、気が付いたのですが、

下から見ると2階より上は良いんですが、2階までが胸から上部分まで程度は、

見えますし、部屋の中も開け閉めで見えてしまうのでカーテン付けたいです、

普通ならそう言う意見が出ないほどに考えて作って貰って居る寮ですが、

何分山の中の森の中に合って過去はあやしげな宗教が有ったと聞けば、

少しと言うかやはり不安です」と言われ、男子寮の安田さんは、

「まあ男子の方は交代で警備さんも入りますから違う会社でも有るので、

そっちの方が不安ではあります、まあこっちは警備員と言う、

この周辺を見張る会社の人が入るので女子の思う不安は無いですが、

逆に会社的なギクシャクした感じが出ないか不安です、

尚、女子の言うカーテンと似た感じで会社毎に部屋分けしたいとも、

検討中ですがどうでしょうか?」と言われたので答えておく。


「ソレについてですが、

まず女子寮は部屋の出入り口が見えると言う所だけは、

許可しますがそれ以外は流石にカーテンの設置は消防法上、

難燃材料のカーテンでも、

部屋前だけは許可と言うか大体通路は法的にはダメだった筈なので、

その代わり外側向けに監視カメラを増やして付けて設置して起きましょう

管理は女子でする様に、後、男子寮の方だが、階を各社で別けるんじゃダメ?

ここの階はこの会社と言う感じでさ、1フロアの階層を区切って、

会社をごちゃごちゃさせるとトラブルの元だって、

ここ立て替えるときも上や下の階での騒音が出ない用に各階の柱から、

防音処理してるから上の階で大騒ぎとかそうそう聞こえない筈だよ、

後何階を何処の社が使うとかは話し合って自治会的な物で話し合って下さい、

確か安田さん教師経験あるんでしたら、

学校の生徒会とか色々な会の経験が1つは有るでしょう、

良い気分はしないでしょうが、結局は話し合って、

お互いがな得しないと駄目なんですよ?一応言うと一人でも反対が有っても、

多数決だからとか言って、決めるとその反対者の後ろに、

何倍もの反対意見が有ると解ると思いますよ、何度でも話し合うしか無い時や、

逆に要望を上げて上に解決案を貰うとか固まらず柔軟にで行くしかないんですよ、

そう言う事で何かあったら寮や倉庫で有れば連絡を下さい。

と言って寮についての方針を決めて俺は各寮を見て回った、

「へえ~使ってないとは言え女子部屋はやはり女性的な作りにしてあるから、

悪くないけど、これ外の窓の磨りガラスだけど逆に隠しすぎて、

内側から外が警戒できなく無く為って無いかな?不審者来ても解らないね、

やはりカメラ付けましょういいね」と聞くと「あ!はい」と女性達の声が出る、

「まあ、程々にね、」と次に行った男子寮はリアル昭和か平成的な、

木のすのこが有って寮に入る前のスリッパ置き場が見ただけで、

この後グチャグチャになり汚い状態になりそうなので、

指示して、その後すのこは撤去して、

ゴム系樹脂の物で劣化しない物を清掃しながら使う様に指導し、

と何だかんだで、

朝は小林さんの食事で、昼に食べたのはセザールさん達の洋食に和牛肉と、

祭り用に作られたと言って居るが撤去する気が無い、

俺の知らない間に小型の焼き窯が作られた食事で今回は特別と言うが

奇しい物で、聞いたら寮に住む予定の有志による制作物ですと言われた、

要するに本社社員が居ないときは、

ここでピザからパンまで焼いてBBQ的なイベントをやるらしい、

と、寮を視察に来て発見、バレてから渋々聞き出してその後仕方が無く、

許可した条件は完全な消火と釜周辺に影響を出さない事、

何しろ倉庫は今後海外の大金持ちや大企業の人も寝泊まりするから、

防犯以外の見た目も重要で、そう言う日常は隠してと常に言ってるから、

隠せる位置にあったが不安は残った。


そうして予定より遅くなったが、

今日は小林さんや料理人のセザールも疲れ切っているので、

外食で済ませることにして、しかも予約も無く帰宅ルートでも無い、

店を選ぶという条件で無いと暗殺や毒の混入など不安を残すのでそうなった、

「で、どうやってそんな店探すんだ?」と聞けば「何、簡単さ、少しおしゃれで

ネットの飲食店サイトに乗ってる中から乱数的な選択ソフトを作ってね、

まあこんなの半分おもちゃ見たいな物だけど意外と売れてて小遣いに為るんだ。

ソレをこのサイトに載ってる店の中で、

帰り道に無いけどそれ程遠くない場所を範囲選択して乗せれば、

このルーレット風なアイコンがくりくり動いて、はい決定!、今日の晩ご飯は、

ここの洋食のイナバシって所で決定です、さあ行くよ」

「待て待てロースを連れてくる」と俺は言い、半分寝てるロースを連れて来て、

ワゴン車に乗せると俺達は走り出した。


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22日、22時10分・埼玉県・さいたま市・工業団地・佐藤貿易・本社地下


「さて完成したは良いが、上の調査はどう為ってる?わざわざ貴族様が使う、

大規模消音機器まで借り出して使った工事だ、完成したのは良いが、

その後で設置場所が違ったとか無いだろうな?」

とムキムキ男な班長が聞くと調整課のメイティアが言う、

「ソレは有りませんこの上の通信範囲内でシュウ様に託し残した、

連合軍のインビジブルフイルム付きドローン2機の信号を確認、

更に確実に現地の電波を捉えてますし、

既にシュウ様が使用している通信端末から連合向けに書かれた、

使用しても良いと書かれたログインポイントも確認して、

既にパンの中村へ前回同様の食パンの量を発注しました、更に

以前通りにスーパーEONへ各種統計上、買ってた量を試験的に半数の、

発注を掛けました、

更にこの上の施設横に水道の蛇口を確認、水も通って居るようで、

ホースが接続可能位置にあり、現在小さいホースが通るだけで良いんで、

穴を直径2㎝開けて欲しいのですが?、

一応熱感知センサーで、水道管内に水が通って居るのは確認済みですので!」

と強い口調で言われ、

「そ、それは解ったが、そもそもここの位置は良いのか?発注と言うが、

送り先がだなぁ」と班長が言うと、

「問題ありません、通信端末から確認した位置座標から割り出した場所を、

こちらのネットワークで再度、変換して確認した所その位置に、

佐藤貿易が移転したとの記事も多数確認為てあります、

更に住所も割れてますので、その住所で各種登録を変更して、

今回はいつも頼んでいた食材専門店でカレールーを追加で10ロットを、

箱で依頼しました、なお原料は不明なので捕まえ次第交渉と為ります」

という明確な報告が有り、後ろから「「「おおっっ」」」と男性やらの、

野太いが中には女性の声も混じった反応が聞こえてくる、

「そ、それは良いがアレは持ち出し禁止だぞ、何度も言うが皆、

アレは今回連合政府によって調整が済むまで持ち出しも情報の流布も禁止だ、

何度も言わせるなよ?後腹に収めるだけなら言いらしいが、

まあ早い話連合による製造工場拠点にするべく、現在旧くて廃棄前の

旧ダウド級打撃輸送船と言う旧い船を政府が補助と言う形で買い取り、

既に数にして1万程度は集めたそうだ、それをドック型巨大工場コロニーで

移動型カレー製造施設カレー工場に改装中だそうだ、

この意味分かるな連合政府が銀河を上げて食料の不足の緩和や、

ヤル気の出ると言う副産物を示して穀物の製造促進などを波及させる気らしい、

そのためにそれだけの数の工場船を作ってる、

「あの船が来るから穀物や肉などを追加増産しようと貴族に思わせる、

意図が見え見えだが、ソレが銀河レベルの機密だそれに比べれば俺らの命など

…解るな!」「「「はい!」」」と作業員以外も言って居る、

「ソレと水道の件だが屋根にロック機構の付いた蓋付きなら許す、

改造して良いやれ」と許可が出て「はい」と言ってメイティアが、

作業員や特殊鋼材加工業者と話合いを始めた、



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22日 22時10分 山梨県・御殿場近郊 フレンチレストランテ


「おお、これは美味しいね、中々凝ってるね」とか

「何故店の作りが和風か解らないが美味しいぞ店主」「美味しい」と皆、

普通に惜しく頂いている店の料理であるフレンチだが店の作りや内装までが、

純和風な見せで、店内のカウンター席の上には、

「俺が作らず誰が喰う」と筆で書かれた謎の看板と居酒屋****と書かれた、

名前の文字を上から茶色く塗りつぶして白い文字で[フレンチのサイトウ]と、

書いて有るそしてこの中で一番面白がって居るのがロタさんだ、

「写真OK?」と聞き1人でやってる店主が「おう良いぜ!」と言ってると、

「パシャパシャ」写真を取った上でSNSに載せて居た、

としばらく俺達が楽しく食べて居ると、「ぶ~ぶ~」とロタのスマホが鳴り出し、

「ワオ!、凄い反響です~」と言うので俺も新しくしたスマホでチェックすると、

既にロタの投稿した話題が英語で埋め尽くされてて桁は1万を超えていた、

「あ~これ凄いけど何故?」と周囲に聞くと

「そりゃ料理と店のギャップが面白いのでしょう」と言われてまあそうだけど、

と俺の反応が今一なので、皆が不思議そうな顔だった。


そして夕食を取り終わり、店を出て会社への帰る準備中、

7人の事務さんが載るワゴン車は水乃さんが運転して泊まってるホテルへ、

帰る予定で乗り込んでいる、

彼らは未だに完成を見ないマンションへ工事が終わって入る予定になってる、

当時ドタバタしている間に電話をして聞いただけなのに山崎建設が、

何故か発注受けて契約書まで有る書類付きの譲渡書を受け取った俺だが、

1ヶ月後までに完成させる予定はどう見ても無理だと見て、

電話で聞いたら、山崎社長は

「どこのどいつからしらねえが酷い無茶振りでよ、

倉庫側のや工事がやっと各社で手を入れてほぼ終わった程度、

なのに追加でこれだ、だからもう他社さんも引っ張ってる、

中島さんところの引っ張った石田建設の下請けから本家の建設部門まで、

3分の1買い取ったらしい、なので最後の挨拶で聞いたら、

何か警察の偉い人で知り合いからの半強制受注で今度は逆に、

山崎建設さんが田中土木建設さんの買った大手の部門や

下請けさんを複数社を使う形で施工になるとの話で、

何とか外装が頑丈なので内装は防音・断熱の、

2点を中心に軽量鉄骨で部屋を仕切って一気に組む計画らしい。

そう言う話を思い出していると、彼女ら事務員・秘書組は帰って行った。

「さて俺らも帰るか」というとシュウが「まあ明日も為るようになるよ」と、

何故か嫌そうな顔で言いながら助手席に乗り、

もう一台は後ろにロースを積んでてその前の席では甥っ子設定となった、

美優がうつらうつらしてる、斯くして俺達はやっと帰ることになった。


そしてオレンジの照明が照らし出す高速道路を今日は疲れた事もありゆっくりと、

法定速度キッカリで走る、昔は俺が居た部署がメンバー不足だった頃は、

平気で高速ならと速度以上で走っては謝罪に言って居たが、

今はそんな危険で違法な事も無くのんびりと走って帰れる、

それだけでももの凄い地位向上と言いたいが、

それは今後の会社の稼ぎ次第だろう、

何しろ今後は洋に護衛の基礎をミックさん達教えさせ、

社はリサイクル宝石を加工して輸出するだけになるか、それとも…と、

出来れば粘りたいなと思いつつも彼らに位置を教えることも出来ずと、

考えながら帰宅した。


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22日 23時 埼玉県・川越市・某工業団地


そして引っ越しも今や昔の事に感じる本社は相変わらず四方を、

防衛用?と鑑賞用を兼ねた灰色で黒いデザイン化された文字で、

[ST Sato Trading CoLtd]と縦にペイントまでされ、

男的な中二病を現代化した雰囲気漂うテトラポットが夜に敷地内に設置した、

街灯で照らされて在るし、会社本体もグレー色が目立つ色で、

ほぼ同色と味気ないが、俺達が狙った訳では無く

実際は耐熱の断熱熱硬化樹脂に金属粉末やシリコンを混ぜたリして、

コンクリと色を似せた結果、ほぼ似た様な雰囲気の耐熱樹脂化したという、

ペンキ的な素材としてはもはやペンキでは無く別の樹脂だという話で、

ペンキを売るペンキ専門のペンキ屋と塗装作業者は既に別の存在で、

今回こそ合同だったから上手く言ったが、[ペンキ]という概念では既に無いので、

ウチでは扱えないと悔しがっていた。

但し、今後は樹脂を混ぜたペンキと言う概念は良い経験になったらしく、

今後は混ぜたり、複数を重ね塗りして販路を増やすと意気込んでいる、

今回初めて使った金属粉を混ぜた冷却効果を利用すれば夏涼しく為るかも、

しれないので、

売りにするというペンキ屋や防音性能的にも他の素材を混ぜると、

音が通りにくいとか、

ハッキリ言えば此所を建てた山崎建設さんは当家を実験的に利用して、

建設した形跡があり、要はこっちは良い家を買えたし、

あっち側は新技術が手に入ったのでギブアンドテイクなので何も文句は無いが、

一言ぐらいは言って欲しかった気分出もある、

俺的にはそう言うのより少し変化させて違う質感を出したかったが、

俺には当時から発言権は無いで、シュウに何度か外観について、

色を変えたいと言うも「大体同じ色でしょ?」とか言われる始末で結果は敗北だった

自宅は普通の家にしては広いし大きいが、それでもこれは元は売れ残りの家を元に

好景気時代の大邸宅を無理矢理半分にして、外壁を色々と防錆び、髙断熱化加工、

と大改造した家だから当然不備も出るわけで。


不備としては自宅を正面に見て右奥、俺の寝室の更に奥に風呂が有り、

中央にトイレと普通なら水回りは、キッチンとは別にしてまとめるのが、

普通だが、奥側に横一列に付いておりキッチンは左側でまあ壁で仕切っているが、

キッチンの隣がトイレと言うのが見た目良くないので追加で今後見えないように、

パーティションか壁を付ける予定だが、時間が無く作り建てられた、

当時のまま使用している状態だ、最近では社員さん達も気たりするので、

出来るだけ早く加工する気だ、

そして右側の1・2階の奥角には会社と繋がる小通路が有って、

更にかなり変な作りだ、まあ通路を付けた理由は2階だけに、

渡り廊下を付ける予定だったが、どうせならその下の空間も利用して、

廊下にしてしまえと壁と床を付けて廊下になっている、

2階は急いで社へ戻るときに有効だが、1階は作業室でのこぎりやハンマー等は、

今後撤去して何かの作業室等に帰る来だが、

加工する人手と時間と考える余裕も無く、今は放置為ているが、

一応使える用に追加で元々通って居た配管から増設して、

洗浄用の水道管を付けた、理由は別として今では、

そこから外へホースを引き洗車から、ロースを洗うなど色々使えて居る、

それと風呂トイレは俺とシュウの予想で建てる時にやはり複数人で使用すると、

考えて風呂は普通は使わない業務用のステンレス槽を付けた、

しかも意外と深くて3人同時に入れる物で、主な利用層は介護や業務施設など

風呂屋でも無い物なので、無意味に縦に大きくなって居る浴槽で、

聞けば理由は[多数が使えるような少し広めに]と俺が言ったのと、

シュウがその後これが良いとカタログでそれをそのまま注文して相手側に伝えて、

来たのがそれで、業務施設用の売れ残りの風呂桶との事だったので、

後で俺がシュウに「ホテルの風呂とかそっち系のをカタログで探さなかったの?」

と聞いたら、「あ!」と叫んだシュウと担当これが当然設置後の話で、

トイレは2つの入り口があって男女で別れ個室が2つと男子だけ、

立式便器が1器付いた、完全に個人宅では無いトイレで清掃も大変だったりする、

理由は半端に残った資材の継ぎ接ぎをした結果の家な為となっている。


そしてキッチンは当然のごとく業務用の総ステンレス製で、

毎日が定食屋に行く気分で結構楽しい、とそんな家に戻り、

全員が今日だけはと言う感じでトイレとキッチンの間にあるのは、

横に長い良く学校にあった様な物に近い横に長い水道の連なる洗面所が、

約4人が並べる幅が有り、普段はそこで各自洗顔や歯を洗うが、

今日は丁寧ではなく軽く洗う程度が多い気がする、

何しろあの会場で芸人に演技でもない芸をさせた相手が知り合いの警官とか、

あの場で俺は何度、心にストレス攻撃を受けた事かと思いつつ就寝。


当然、他の皆も同じで横になりつつ疲れが一気に出て来るが、

段々と音がしなくなり静かになったなと思った頃、

「シュー」とふと耳を澄ませばガスの出ているような音に気が付き、

即座に持ち出したのが、あの当時、そうあの襲撃を受けた際に、

別途保管してた周辺の追跡者や盗撮者に眠って貰い、

その手に残してくる予定だった、連合の職人に敢えて発注した、

手作り系の如何にも何処ぞのアジアで拳銃を手造りして売ってるとか言う

昔聞いた話を元に依頼した手造り拳銃で適当に見える物を20丁持って居たが、

そもそもソレは作戦に間に合う前に事件が起きてしまい、

結果として元軍艦内側のコンテナに保管したまま計画は実行できず、

その中の1丁は当時持ち出し、

例のジェフリーの救助で使い警察に回収されてしまっている。


だから今夜出したリボルバーは元々最後の手段として日本側で保管してた、

武器弾薬を隠してるトラック倉庫から持って来た、普通の連合製拳銃の1丁で、

枕の下から引き抜き横回転で、ベットの下に降りた回転の反動で、

銃を向けるつもりが、思ったが行動が出来ないまま肉体が制御出来ず、

ふらつきベットの下に倒れ込む、そして思い出した、これは隔離時に使われた

[麻痺ガス]じゃないか?と。


何しろアレは連合製で痺れるだけで無味無臭で尚且つ意識が飛ばないと言う、

戦場で使う兵士用の即復帰戦闘ができるぞ的な麻酔でそれを使われたのを、

思い出したのだ、あの時も金縛りの酷いのって思ったが、

これを何故兵士でもない俺が受けたの?と当時何故なのか理解出来ず、

連合の兵士と一緒に食事と健康運動として、ラジオ体操を紹介して、

更に作業員の誰かが動画で見つけた自衛隊の体操を無駄に連合軍へ紹介したら、

「一気に連合の全軍に広まるかもしれん」とかあの時分隊長が言ってたが、

その当時、何故俺がその訓練に普通に混じって、

戦闘訓練受けて居たのか不思議だったがソレが今役立ってる、

何故そんな訓練をされたか今でも解らないが、

当時はウイルスの治療の後に、[良いリハビリの次いでに鍛えられるぞ!]

と言われた後リハビリ気分で混ざって居たが、今考えると訳が分からない、

何しろ軍の訓練にリハビリで一般人が巻き込まれ参加為ているとか、

訳の分からない理論だったのは覚えて居る。


だから即座に換気装置のボタンを押そうと壁の換気窓を開けるボタンを、

震える手で探すが、銃を構えつつ進んだ時だった、

突然の照明で照らされ俺は撃たれた。


「パパッス」と消音器の付いた銃で2発撃たれ、銃に付いてたライトで、

照らされた瞬間の攻撃「ああ俺は死んだか」と思いながら倒れるも、

何故か息だけは為てる呼吸が有るのだ、(何でだ?)と声が出ない状態で、

床に倒れていると、「あ、これ祐二っす」と聞き慣れた女性の声、

何故?どうしてここに?と思いつつも、「麻酔弾って二重に掛けて良いんすか?」

と言う声が聞こえたりして、

床の麻酔濃度が高かったのか完全麻痺して身体が痺れて話も出来ない。


「あ~」と俺は声を出そうとしてもその様な状態なので、

「何か言いたげッすけど、この麻酔は医療用っすから問題だい無いっす、

3時間で抜けるらしいッすよ」と気楽に言うイグさんだが、

その情報は既に体験して知っている、と言いたいが言えず断念!

俺は動けないので諦めて別のことを考えた、

(ソレは[どうやって彼女たちが[ここに来た]か?]だ、

1つ目が、システマがここの星を見つけて座標を教えてくれて繋がった可能性、

2つ目がシュウが何かした可能性、

3つ目が彼らが独自に元の座標からどうにかしてここに繋げた可能性)

と考えるが、どれも可能性が低い?と思って居ると誰か解らないが、

駆け寄ってきてあっさりァイヤーマンズキャリーと言う、

軍隊とか消防とががすると聞く回転する様な様子で担がれる方法で、

担ぎ上げられれ運ばれていく、そして俺は全身が痺れて動けないで居ると、

俺以外の戸籍上嫁の裕美さんとか近くの部屋の美優とか、更に隣の列に、

小林さんらが倒れてる、

そして最悪な事に洋やミックとボルシャが俺達は結束バンドで、

縛られて居るだけだが、彼らはそれだけじゃなく恐らく警備要員だと、

解って居たのだろう金属製の鎖のない中世の幅広な手錠に似た、

感じの分厚い手錠で手足ともガッチリ固定されてる、

更に言えば全員が麻酔で身体が動かないだけで、

意識もハッキリしてて洋に至っては麻酔に対抗しようと、何かで手首を刺して、

力を出して手錠や足錠を引きちぎろうとしてるが無理そうだ、

と言うかソレは絶対に無理だろう、何しろウッティア合金と鉄の組み合わせか、

或いは軽ウッティア合金製だろう、仮にも鉄文明を荒廃させた合金だ、

地球で言えば青銅器の時代を終わらせた鉄の様に、

今ではこっちが連合では主流だし逆に鉄が山のように有るが使われて、

居ない時代でもある文化では無く文明に差が有るのにソレを、

引き千切るとか無理だろうと思ったら逆だった。


「ふん!」と洋が言うと腕から「ボキッ」と音がして見れば、

手の指が変な方向へ向いてる、

恐らく手の骨を折ったか関節を外したのだろうと思ったら、

「あ、おうおうアンタ中々根性あるねでも無理よ、これはそう言う事をする、

事が出来る人用の特別製でね、

手を引き抜く動作をしようとするとセンサーが感知して一気に手錠が、

細く縛り上げて密着してくれる自動動作する近代的な手錠だから」

と言ってる間にもう手錠が一気に細くなり密着されて手錠が固定された、

「な?手を折っても切っても無駄って凄い手錠なんだって諦めな」

と言われた洋はその時点で、完全に心が力尽きたようで、

真っ白になった人のような放心状態だ、恐らく薬が切れて更に激痛が来て、

放心しているのだろう、


するとそこにやって着たのはシュウだった、

「やっと全員集まったね、以外と遅くない?10分以上か掛かって居るよ、

これで軍のエントリーとか軍の資質以前に、訓練して無い所為だってバレバレ、

もっと鍛えないとダメでしょう」とシュウが言うと、

「そりゃ無理ってもんだろ、

第一にこの手の薬としては効きが良いのかも知れないが聞くまでがお遅い、

その間に体制を整えられそうだった、

祐二に至ってはこのリボルバー持ってたよ、痺れて無かったら撃たれてたさ、

それに人数不明だってこのアジア人は粘りが強いし、

こっちの2人はベスト着て寝てたよ、と言うか、

このミックって男は嫌になるほど臆病でね見た目は陽気だが、

色々用意しないと気が済まないから出撃命令無視してまで武器弾薬を集める、

一種の馬鹿さ、まあ、そのお陰で敵が急に出ても助かった事もあるけど、

こっちの爺さんもジャパンーズソードの小さいの持ってたし、

どう言う人の構成なの?これならスプレー型の速効性神経剤で眠らせて、

確保した方が良かったよ」と言う声はどう聞いてもアイヴィーさんの声だし、

やはり再接続したらしい、

「ソレはダメ、あのスプレー型って、訓練でも使って無かったでしょ?

アレは神経剤だから戦時でもないと神経に麻痺が残るんだよ、

言わば敵がどうなっても良い時用のガスなの、それ以外で手に入って、

安全なのって今日のこれだけでしょ?、針を打ち込むテイザー型拳銃も、

在るけどアレは音が五月蠅いし、新型は音がしないガス型だけど針が刺さると、

その針の金属が電気で溶け出して馬鹿になる人が多くでて廃盤になってるし、

今使える安全なのはこれだけだけど、ソレが効いて居ると判断してからの、

エントリーで全員を確保するまでが、遅いって言ってるんだよ、

こう言う場合逃げる意欲を削ぐために、

即集めるのが重用でそのために全員の武装解除をして即隠し武器等を、

取り上げる必要が有る、例えばこの洋さんは殺し屋の一族家の生まれだ、

だからここの靴にナイフが入って居るし、そのベルトにはワイヤーナイフが付いてる、

反対の靴底にはさっきの麻痺への拮抗剤かな?その手の物も入ってるし、

プロの殺し屋は全身武器だから取り上げないとダメ、

他の兵士も隠し武器を靴に仕込んでいるし取り上げる事、

それでも10分は掛かり過ぎ5~6分で処理出来るでしょ?

全員軍属で何でここまで遅いのさ、後で反省会だね、

ソレと全員を再訓練して貰うよ、ま~ここにいる彼らも含めてだけどね、

さて麻痺している皆さんいきなり済みませんが、今日はちょっと重要な日でしてね、

所謂指定した日だったので準備万端で実行した皆さんを無力化して拘束する、

体験兼こちら側のドッキリ的なイベントなのですが、

まあやっぱり訓練と装備不足だね良い情報が得られたよ、

後は皆さんを一気に連れて行って事情の説明をしますので、

さあ運んで~ドンドン運ぶ~」とシュウが手を叩くと集まった、

黒い布で全身を覆って武器まで隠して居る兵士達が一気に全員を運び出した、

「電気消すよ~」と最後にシュウが言って照明が落ち、

俺達はコンテナと言うより会社の人が縦に入れるタイプのロッカーに似た、

金属容器に入れられ台車的なゴロゴロと言う音共もに運ばれた。


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