$63 倉庫の完成 佐藤貿易の再運営が始まる日
その後
敵味方関係なく後ろに隠れて居た武装した自衛官達が輸送車から、
一気に降りてきて全員が捕まった、俺もだ、周辺も完全武装した自衛隊員が、
探し始め、クレーンや家のライトバンも見つかり中に居た人達も、
捕まる形で救助された、
その結果、追って来ていた奴らの事情も解って来た、
某国の軍人で破壊活動要員の予備要員、つまりいざという時の嫌がらせ要因だが、
軍等を除籍された所属が無い者が、
このような本人的には地の果てに捨てられたと思った様で、
平和すぎる田舎に追いやられ呆れて暇すぎて、怒り派手に暴れようと、
徴兵のごとく国内周辺から知り合いを通じて集められたマフィアや、
本土の知人から送って貰った、使えないと判断された男達が送られて来て、
彼らを利用して制圧任務もどきの本国への嫌がらせも含め一地域を制圧して、
大陸で多い武装集団化したかったらしい、
買収にハニートラップと温泉街を利用して一部だが人の少なくなった日本で、
散々遊び尽くしていたらしい。
結果として、敵は死者11名と怪我6名逮捕12人と行方不明1だそうで、
例のリーダーが見つからないらしい
ウチ側が、けが人が打撲程度だが26名5名だそうだ、
そしてその後の待遇だが俺達は救助というより捕虜だった。
全員が地面にうつ伏せにされ捕まり但し例外は水野さんだった。
やはり腰が駄目で動けないと申告して自衛官も現状を見れば逃げられないと、
踏んでそのままハンドルに手を括り付けただけで済ませた。
だが本人は「もうだめじゃ~大将に怒られるし~」と言ってるし
そして先を警戒しつつ進んで行った別の武装した自衛隊戦車が呼んだ、
車両回収車が今丁度無いので仕方が無く、
90式戦車が太い金属ケーブルで牽引してきたのが、
仕事を依頼した室蘭クレーンとウチのライトバンだ、
エンジン前が凹んで木にでも突っ込んだが分かる。
2台が回収されるも室蘭クレーンはタイヤ横一体がぼろぼろで、
その先へ言った1台の戦車が警戒しててその交代を待ち、
待機して他にいるかも知れない連中は放置かと思ったが、
やはりそこは自衛隊だった。
動かないなと思えば追加で来たのが偵察隊でバイクやバギーで、
武装して森のようになている道の両脇を入って行った隊員の後を尾って、
一気に進んで居って周囲を偵察に行って来たらしい。
それを見てやはり機動性って格好いいとも思ったが
俺を捕まえている自衛官が横で曰く「早ければ良い訳では無いし奴らは軽い」
という。
でも格好は良いだろうと思ったが、軽いという意味も解らないし、
何か因縁が有りそうで言わないで置いた、そして千歳から駆けつけて来た、
結構な数の警察官立ち会いで警察で言う鑑識の担当自衛官が、
白バイや横倒しになったクレーンにぶつかったトラックの検査をしてるが、
やはり中には武器、弾薬とかが有るが聞き取りと同じく、
かなり旧い持ち込んだままの使い捨てられる某国武器だったと行って居た
そしてクレーンにぶつかり燃えた車両ともう一台、
オフロード車の敵対車両の奥から出て来たのが、更に異様で極めつけだった。
計画的なのか戦略なのか有ったのが使い方不明な結構大型の機雷が2個と、
一式に操作盤がベルトでガッチリ固定されて繋がれてて、
電力を繋いで装置を作動させれば自爆可能と知って、
即座に周囲が閉鎖され俺達は完全武装で見張り付きな状態で、
一人ずつ体育館規模の倉庫まで移送され、
聞き取り調査が始まったが、相手も同じく隣の倉庫に連れて行かれ、
5分後に「パン」と突然拳銃の音がして自衛官でもキレると撃つのか?
と思い怖かったが後で空砲だったが脅しで撃ったと聞いて、
自衛隊だな~とも思った。
そして俺と車椅子に乗せられた水野さんがここの指令が、
俺達2人に会いたいと言うので会うことにした。
「元団長が何をしていらっしゃるのですか?
貴方の漏らした情報のせいで立てられた計画だと聞きましたが?」
といきなり司令官さんに水野さんがにらまれた。
「え団長って…………」
と俺は言葉から推測された階級と目の前に居る人の、
ギャップに思考停止してしまうと、
「いやその~昔酒で酔った時にこいつにそんなことをぽろっとだが、
今回は1市民達がそれを元に真剣に勝つ方法を考えた結果じゃ、
あの道の使用許可は、冬期のあの時期限定で、しかも特別な日だけだし、
夏もあそこ使っての脱柵が有るから常にセンサーと監視カメラは壊れても、
買い換えする用にって昔俺が予算別にして取ったたんだ、
来た以上思い出して当然だろう?
どうせ今も最新だろうと考えてのアレだ、しかし機雷とか奴ら、
海や海自を止める気もあったと知れたなぁ、今後は海自さんも大変だ、
ウチらの無線などホームセンターのおもちゃだ傍受なんて簡単だろう。
分かってたからあそこに待機できたんだろうが?
とはいえ流石にロケットランチャーやら手榴弾とか、
そもそも手を出すタイミングとか昔と違って雑すぎるし馬鹿だろうに、
もう既にこの国を下に見始めてるのか、それとも単純に人手不足か、
今まで以上に手が早いし出してくる奴らがアレとか、
最近の地方へ出す人材が居ないのか?馬鹿はヤバいなぁ、
まあそう言う報告で上は満足するだろ?」と普通に言ってる
水野さんに俺が言う。
「イヤイヤそもそも団長って師団長だったんですか水野さん?、
しかし、アイツの言う可能性は何というか…………、
貴方の見た目と立場が違う様に、
可能性も在ると言った話当たりました、と言うか、
無線傍受って最初から知っていただろう発言とか何なんですかコレは?」
と俺はここに来て逆に混乱し始めたが、とにかく事情を話そうと、
時系列で話をしていくと、
ウチが買った技術を元々研究していたベンチャー企業が、
そもそも何故か急に研究も販売も問題無かったのに、
急な中断して辞めたあやしすぎて誰も手を出さなかった物件ですが、
それはウチなら再生できると考えて買った結果来て見れば、
居着いて居る彼らから逃亡してるとか言う人はいるし、
裏で妨害しようとする何処かの誰かが居るかもって話はウチでは事実ですし、
一応こっちは安全で誰も居ないと言う報告を聞いていましたが、
現地に来ると奇しい奴ら所か買収に脅しに奴隷と来て、
追加で今回此所の土地の持ち主と回収要員とが来れば、
追い返したい阻止したいと来たので話し合って、買収されていない警察に、
支援を求めるのは無理だと判断して逃げるようにここの駐屯地に、
保護を求めようとなったのですが予想通り奴らが来まして、
何でもこの辺りを実質占拠してる連中だったとかで、
裏で商売してたネタの証拠の人員が一緒となれば、
この辺りを占領してる奴らは動くでしょう?
大方何もなく暇で遊ぶ金の資金源で他国から連れて着た人を、
働かせてた証拠に彼らも奴隷で賃金取られてたって言っていたし、
俺らが来て焦ったって所でしょうか?、恐らくあの地方の一部警官以外も、
ヤクザなんて普通に撃ったり刺されると知れば反撃しても、
3倍返しで全滅するから大人しいだろうし、
あの地域に出入りする自衛官も結構な数はハ二ートラップで
証拠握られてて見て見ぬ振りも多少は隠している人も居るでしょう?
地方だからできる手でしょうね、
まあ内通者あぶり出しはまあ少しずつ別の場所を見張りして見たり、
急な配置変更で混乱させるとか手は在ったんですが、
こっちは生憎ゆっくり出来ないので、こう言う手に出ました」
と俺は師団長室の応接セットで話すと、向かいに座って居る、
この地域担当の警察の偉い人達?と自衛隊の此所の司令達が、
全員が頭を抱えるような辛そうな顔をしている、
先ほどの実質的に占領されてるというインパクトのある話題が着て居るらしく、
俺らが問題解決に使った道の話は消え去り、今はどうやって、
裏で占領されている1地域とはいえ、
荷担してる警官や自衛官を捕まえるかで全員が渋い顔で俺達の件は、
どうにか有耶無耶に出来そうと、彼らが話し合い、
やっと落ち着いて来たと思った時だった。
そんな時、執務室の机の上に置いて有ったスマホが、
もの凄い不気味なタイミングで、ダース○ーダーのテーマ音楽を鳴らす、
「えーとコレって?」と俺が奇妙な着信音に横の水野さんを見ると、
「ああ~バレてしまった~」と言い「どうするんですかコレ」
と俺は通話に出ないので言うと、ここの指令が青い顔して怒ってて、
「だから大人しくしててって言ってたでしょうが」と五月蠅いので俺が出て見た、
「はい、変わりました私くし今代理で出ました今回の案件のリーダーで、
佐藤と申します」
と言うと相手は知らない声だったが何か急に質問をして来た、
「ほう、君が今回の件のリーダーかね?では今回は何がしたかったのかな?」
と言うのであっさり答える、
「簡単な話、ウチの社が買った施設の物資回収とついでに施設の治安回復ですね、
目の前にいる不法滞在者の生活と安心を最低限何とかしたいという事も、
有りましたが、きっと本音は邪魔だったと言うことですね、
安心最低限の生活はさせたいが何処出も出来る事と言ってしまえば、
それまででしょうがそこは彼ら次第でしょう?、
私は私有財産の安全な回収が目的でわざわざ来てますし、
それを期間内に全部一緒に解決しようとしたら、
計画段階で居き詰まり、で結果こうするしかなかったと言う事です。
1つに警察の警護官が数が居ないので町は占領され強行突破も不可能、
2つ目は現地が1月前の現地調査と状況が違いすぎて対応ができなかった件、
流石に銃で武装した複数相手に工具とかトラックでどうにかなる分け無いですし」
と言い放つと何故か質問が来た。
「では聞くが、ここのような地域があって今後回復するなら、
どうすれば良いと思うね?何でも良いから行ってみてくれ」
と言われれば言うしかない、
「そうですね、警官と裏のヤクザが落ちてる時点で、
治安は無い所か占領下ですし、
既にこの時点で裏の世界の人間までが手が出せないって状態では
この占領地域はあのような事をする奴らが上だと、
馬鹿すぎる政策を打ち出して終わりでしょう?それを放置すれば
ドンドン治安が悪くなり、若者は逃げて人口減少に歯止めが掛からず、
最後はアメリカのデトロイト並の治安崩壊になって終わりですよ、
それならいっその事、一斉に警官と自衛隊で占領された町を、
奪還する訓練と言ってで解決するしかないでしょう…………そうですね、
今思いついた話で少しズレますが、例えば買収された政治家や官憲で、
使える人材だが、秘密を握られて動けない難があって何もできないが、
頭が良い口が上手い等など優秀であれば多少秘密を握られて居ても、
罪人や官僚等拾う価値のある人材や優秀な自衛官だが夜のそう言うので、
秘密を握られて手が出せないとか罠に掛かって登用できない、
優秀な人とか、使えてヤル気がまだある[人]だけを、
復讐でも何でも使えれば多少目をつぶり、死んだりした事にして、
秘密裏に連れ帰り身分や戸籍など全部消して、
顔や手の指紋も整形して声も変えられるのであれば変え、
別の人間にしてしまうんですよ、顔などを整形や、
手は別の指紋でも作ってシリコンの手の平でも付ければいい、
身分の完全な偽装でやり直させる用にして最大限働ける職場を提供して、
後ろを振り返らない二度と同じミスをしない限り支援する、
多少の復讐程度は見ないから力の限りウチらの為たい事に手を貸せって言って、
相手が自由だと理解すればヤル気になって働くでしょう?、
まあ同じ罠に掛からないように、
夜の店は行かせないで専用の息抜きの場でも用いすればソレで十分では?
敵も手札だったり握って動けないようにしていた相手が突然この国から消え、
裏切り者が気が付けば、彼らがゆっくり死に手からこぼれ落ちが死んでいき、
気が付けば手札は勝手に、こちらの良いようにシャッフルされてて、
お互いも何処の誰かが分からないと言う事にすれば良いのでは?
敵は手札を見失い、多少は使えなくなるでしょうし、
私ならアメリカの証人保護プログラムを改造した計画として、
顔の整形等ができる医術のを始めに勧誘して、
使える人材を一定数確保し、
手札を握られて居るが使える人材を見た目から経歴特定の趣味も、
死んだことにした後、再教育で修正までして使えばいい、多少口調や、
握られれた秘密の趣味とかもスライドさせて修正するんですよ、
少し違うが似たような趣味の世界に連れて行けば、それののめり込み、
それが合法なら問題は無い人物として手に入れられないから寝返りも防ぎ、
相手から見れば同一人物か分からないから手を出しても、
時間を取られてその間にこっちが反撃出来きる、
誰か誰だか相手が混乱してくれればそれだけでも価値がある計画でしょ?
相手は何もかも分からなくなるでしょう?そうして、
身綺麗に為った優秀な人に「もう安心だからもう一度やっていこうと」
と言ってヤル気にしてしてしまえば働くのでは?
問題のない人物以外で秘密を握られたがヤル気は有る人物に有効な手でしょう!
身分の入れ替えを目的とした社会復帰保護プログラムとでも命名しますが、
そう言う物を作れば良いと思いますが?
それで多少の特殊な世界での人材難は解消されるでしょう、
只、昔の政府が堂々と馬鹿見たいに国を挙げて総理が旗を振って、
再雇用だと声高に言い、
無理やり出来ない仕事に人を付けろと言うので混乱を生むのでは無く、
こちらは無理矢理受け入れろとか言わすに、
こっちは普通に経歴や顔を全部戸籍まで変えて、
的確にその人物に会う仕事を与えてれば良いだけですし楽でしょ?、
前回の総理の計画は面白いとは思いましたが、
無理矢理過ぎて嫌でしたし駄目でしたでしょう?
だから[そもそも]を変えられる人員を変えろと行って居るんですよ」
と昔見た映画を参考にウソ八百を言って乗り切った~と思ったら、
今度はまたく違う質問が来た。
「ではもう一つ質問だ、
自分はある物が欲しい、
だが欲しいが手に入ら無い物があり、隣の住人はその元を持って居る、
それを解消するにはどうするね?」と言われて簡単風の答えた、
「それなら隣と違う道を行くしかないでしょう?隣と形が違っても、
違う物を作るようでいて同じのでは使い道が同じなら結局、
同じ物という時点で負けです、優先度は隣が持って居るのですから、
こちらは別の方法で欲しい物を用意するために1から進むか情報が少しあれば、
多少は遅れても別の欲しい物が手に入ります、ですがやはり不利すぎますよね、
で有れば、ん~…全く違う方向に行けばいい、
相手がAに向かうなら、こっちはZへ居き駄目だ馬鹿だという理論を、
常識の元からかえる方へさらに先へ行けば、
その先は誰も見た事の無い新天地が有るのでは?
それを見せれば沢山居るウチの誰かがこっちに興味を持ち
ついて来る気になる相手も居るのでは無いでしょうか?
ガラパゴスが駄目?今に至っても島は有ります、
で有ればガラパゴスでは無く異次元の日本へなればいいんですよ?
そもそも戦うとか奪う以前に日本は変すぎて理解できないと、
思われれるぐらいの差が有ったから守れたし戦わすにいられた、
で有れば、この国が欲しいという国が変更不可能な状態まで、
価値観等の教育の含め全て変えられないほどの違いを付ければいい、
この質問はそもそも全てが同じという立ち位置から始まってますからね、
まあ単なる理論で今更無理でしょうが」と、
今度は反対に突き抜けろと言って誤魔化してみた。
「…そうか君のお陰でかなり面白い話ができてよかった、
それでだ話をしている間に、上の判断の返答が来たので今回の事について話す、
今回はそこの地域の某国の工作員もどきがやり過ぎた所為だと言うことで
相手国側は公やけにされても良いと逆に脅してきた、
こっちが1地域とはいえ制圧されたと漏れると困るだろうと言って来た訳だ、
この大やけとは我が国の非正規行動をする者たちの世界で相手国の
つまりスパイの世界で管理の失態が漏れると問題だが
世界中の我が国の活動者の士気が低下するから秘密にしてくれと言う、
脅し合いだったそうだそのためなら全員を大々的に逮捕したと報道して、
好きにして良いし逆に引き渡せばそれなりの額を出すと、
我々に的確な賠償金を払うとも言って来ているし、
今回の制圧された件は現地に居着いた某国のマフィアが暴れて、
現地の警官も数が居なくて応援の連絡も出来ない細工の所為で、
発覚が遅れたと言って一気に機動隊と自衛隊の合同制圧をする事に為る、
もちろん自衛官は警官の服装で警察だけでの解決と言う形を取るそうだ。
機雷について何も言って無いから昔の計画とかの残りだろう、
隠したければ敵だろうと何か言うがまあ的確と言う時点で奇しいがね、
と言うことで今回はお互い相打ちという感じで、
政府同士では全て新品に交換して何もなかったで終わりにしたいらしい、
逃げて来た奴隷にされたという人達は行きたいと言うアルゼンチンへ送る、
その国が要求する対価も流石に[奴隷]と言うのが不味いから相手持ちらしいな。
そして君、佐藤君へは彼らから伝えて欲しい話が有ると言われてね、
最初は驚いたが、一度我が国へ来て欲しいとの事だ、…怖いだろうが、
理由を聞いて私は笑ったよ、
あの国の女性は君が他国で売った宝石と同等以上の何かがあるなら欲しいとさ、
そのために必要そうな物が有れば要求すれば送るそうだ、な?笑えるだろう
国が違っても男は奥さんの尻に敷かれる生き物らしいぞ、
我が国も懐柔できない相手国が君から買いたいそうだからね、
連絡先は後で伝えるとか行ってくれとの事だから伝えたが、
最初こそ君は、我が国の政治家にとってはカネを運ぶ新星だったが、
君はあの事件で一気に重要度が転落した面倒な石になった、
何しろあの警官が未だ逃げてて君の扱いが凄く面倒だという事になっている
だが今言ったそれが上手く行けば、
この国にとってもその国にとっても重用な石にになれるぞ?、
不安な要素には特にこちらから言って注意して置く、
これでしばらくは安心して仕事をすると良い、
また別件を起こされてはもう後がなく無理だろうがね、
後今回の件も含め問題を次々起こされても困るし、
県警が付けた警護官の話を聞いたが一般警官程度では話に成らなくて、
駄目では困るだろう?、
丁度別件で凄く良い人材がいるので少し遅れるが送るから使ってやって来れ、
まあ多分君と性格的に面倒毎を好まないタイプだし合うだろう、
此方ではもう引き取りての居ない物だ好きに使って良い、
さて、そこにいる2人だが聞いた通りだ、現役は警察の真似事で経験を積ませろ、
良いな、後退官した者には面倒な所奴らから連絡が他からも複数来ておる、
え~「新年は水野の盛大な奢りだ!馬鹿野郎仕事を増やすな」、
「馬鹿何してる、有田が1枚割れたぞ」「馬鹿の相手なぞせず皆牽き倒さんか」、
だそうだ、全く奴らは懲りんからお前らで何とかしろ、
最後のあの人は何時も発言が物騒で困るが実力行使に出ないように伝えたぞ、
ちなみに有田焼高い奴では無さそうだが、相手が相手だ価格が多分酷いぞ」
と言って電話は切れた、
そしてほっとしたのもつかの間で、ここの司令官と急遽来た警察の偉い人から、
説明と指示が来た、
「まず君が気にしていた勇気ある白バイ隊員は事故で入院しているが、
意識がもうろうとして居たので奴が子供を救ったと言って、
後から1階級上げる話で決着が付いた、まあ奴も勇敢だったが結果が無いから、
お互い様だ、それであの地域の警官で買収された奴は先程言った、
制圧訓練をするのだろうな、きっと、
それで捕まえて全員辛いところへ移動で、
買収に応じなかった物は不名誉な退職か別件で逮捕とかそんな所だ、
向こうの話でこちらも決心したよ政府の方も似た考えだったらしいな、
可哀想だが現実に市民を守らん方が悪い。
と警察の偉い人が言い終わると、
ここの司令官が言って来た、それででですが今回の搬送してた其方の機械ですが、
車両とトレーラーがダメになったでしょう?
それで少し前に別の水野先輩の知り合いから、
「此所に残ってる筈の例の曰わく付きのトレーラーを使って良い」
と言う話です、よく分かりませんが
防衛省が購入してる会社から借りてるとか適当に言っても良いから、
早くこの北海道から持ち出して帰るようにとの事です、
まあこっちも制圧訓練という大掃除を初体験ですから、
面倒な事に為る前に出ていってくれという所なのでしょう
尚購入した施設を改装するとか何かあるのであれば早めに、
その都度報告をとの事です、私にも連絡をしてください頼みましたからね
まあ後は早く帰って欲しいのでしょうね其方の掃除がしたいらしいので、
では話は伝えましたから第2会議室に仲間の皆さんがいるので行って下さい」
と言われて俺は車椅子に乗ってる水野さんを押して部屋を出た、
「はあ~一応お咎め無しで済んで良かったですよ」と言うが、
水野さんはぷるぷる震えながら「ああ~」と小さな声で言いながら凹んでいる、
そして通路を歩きながら考えたが偉い人がスマホで連絡?
しかも俺に盗聴覚悟で質問って盗聴とかされるのでは?とか教えないのか?
それとも暗号化して話してるのか?それとも盗聴が不可能な装置を経由してる?
と色々浮かんだが相手が何か凄い人物だという事は分かったが、
と考え込んでいると、
「イヤ~上手く言ったな!全額負担とか修理できないだろうし買い換えるか?」
と吹っ切れたのか諦めて敢えて明るい言い方で誤魔化して居るのか、
焦って損したという感じで笑った笑顔で言う水野さん、
「水野さんどうせなら、修理するか買い換えた後で売って資金化して、
老後に入ってください、もう大騒ぎはごめんですよ」と文句を言ってたし
「好きにさせろと言いたいが今回の事でかなり怒ってたらしい口調だったし、
もう少しとか言えねぇしなぁ、やはり辞めて老後か?腰さえ何とかなら、
良いんだがもう立てねえだろうってあの藪に言われちゃなぁ、
しかし有田か~どうするか?」と、
合流する前に既に水野さんは諦めて居たらしい事に俺は驚いた、
「あのですね、そもそもですが水野さん本籍無くなったって裁判だ~て、
出会ったとき言ってたでしょう、資金はそこに入れるか弁護入れるなりして、
解決が先でしょう、新車は後でしょ?」というと
「そういやそうだった、忘れてたぜ」と水野さんが言ってそう言われてから2日間、
俺達は借りたトラックに機械を載せ替えて貰っている間に、
今回は事情が事情なので色々と秘守同意書やら各種書類のやり取りは某国との
国を超えた連絡紙の文書でのをして、
(仮想敵国なのでデータでのやり取りは駄目なんだって)
帰ることが出来る正式な許可が出て、
俺達は苫小牧から帰郷しようとしたが無理だった。
理由は何と驚きの重量オーバーで苫小牧から出入りするフェリー船は、
重すぎて全滅それ以外の札幌方面も海路を乗せる船は在るが、
海の上を行く距離的な理由で乗せられないと拒否されてしまった、
理由は長い航行なので保証が出来ないと言う理由だ。
載せて貰える船を探した結果、
函館青森間なら大型積載が可能で短距離だし空いてて乗せられる船が、
1隻丁度来るので載せられる許可が出たとの事で、
即俺達は北海道を函館まで向かって、ただただのんびりと山を見つつ、
全周囲がが木々がある北海道なのに、何処かの県と同じ感じの
高速道路を出来る範囲の安定した移動してやっと到着したが、
物は試しとフェリー会社に相談も、結局は青森までを輸送は無理と断られ、
やはり仕方ないと特別使ってない空荷の船に頼んで運行している、
船の所有権のある企業と正式契約で依頼して、
載せて貰えて大型トレーラとライトバンで渡る為に、
予想通りだったので取ってたビジネスホテルの部屋を予定通り、
借りて、苫小牧で買ったプリンターやらで書類を印刷しては送り、
作っては戻って来た連絡に対応と、
怒濤の日々を消費してかなり精神的に疲労した甲斐があって、
何とか乗れる乗船する船が到着。
一般人が居ない業務用の船で何とか5日後に出航!
乗せてる機材を連絡でやる取りする時に付けた掛け捨て保険の為に、
保護とダメージを確認したが問題無く、
銃で撃たれ爆走したトレーラーが倒れても傷一つ無い不思議な機械も、
やっと乗せて移動して居る、一番の問題が重量とか、
前のベンチャー社長に有ったら文句も言いたいと思いながら、
一気に津軽海峡を渡り、青森に到着した短距離だから良いが、
「輸送費込みで1キロ航行で500万って何だよこの保険の計算、
函館青森間は約20キロ在るらしく、しかも掛け捨て保険だろうに!」
と俺が1億飛んだので怒る中、計算では苫小牧から関東までとか長距離だと、
確実に破産するほど高額な保険料だったので諦めるしか無く半泣きした俺。
青森から今は高速道路を一気に「ガロオオオオオオオ」と、
旧い機械特有な独特な異音を立てて大型トレーラーが走行する。
それを後ろから俺達が乗ってたライトバンで追うが、
流石に今回の件で、このライトバンはエンジンを除くフロントが、
ダメージを負ったらしく、自衛隊は協力と言うか完全に面白がっていた、
整備員らの手を借りて潰れたフロントのフレームを直してみると言う、
作業は始まった四角い鉄骨の箱に着いてるウインチで引っ張り
殆どが見た限り元に形になると、後は潰れたフレームを叩いて形を元に戻し、
四角い中が空洞な部分は4つ角を釘のような器具を付けて引っ張り、
車体の写真や図面風な絵を見つつ加工して、
一部のエンジンを固定して居たボルトが千切れ飛び、その結果として、
ギアが外れれただけになっていたエンジンを取り付けると、
機動して見れば、なんとエンジンが掛かり動いた、
コレには皆もお驚き映像は今後製造メーカーと政府で、
壊れても直ぐ直る方法の共同研究になるかもとか言われた
修理が無理なのでもう1台今度はもう少し見た目が良くても悪くても、
頑丈なのを買いなと言われて今回は特別だぞと言われながら、
奇妙なウインチの2台付いた鉄骨の機械で車を固定して、
フロント部分の凹んだ場所ごとウインチで引っ張り、
バキバキ言っても引っ張って、見た目がやっと元に戻ったら、
今度は溶接をバリバリとやって、
追加で鉄板を当てて溶接で補強してぶっといハンマーで、
ボンネットを叩いて大体平たくして固定金具で胴体と付く形になると、
「まあこれでいいだろ」ととにかく動けばいい的な臨時修理で、
最後には「コレ車検通らないから、帰ったら廃車にして新車に変えなさい」
と凄く沢山の資格持ちの整備士さんから言われ、
完全に遊んでいる感じでは有るが後ろの教官らしい偉い人から、
時々「よく見ろ」とか指示が飛ぶ、
結果としてこの車両、何でも自衛隊の車両なら、
即廃棄が決まってるレベルだったが、[戦時の修理訓練]としては、
有用だったらしい「まあ、とにかく、真っ直ぐ直進は出来る様にした、
左右とかは感でぶつからない様に運転しろ」と言われて廃車が決まった。
幾ら鉄板で強化しても凹んだり傷だらでは意味がない。
そんなライトバンの前を走るのが、自衛隊の異様なトレーラーだ、
高速道路を進むそれが何故異様かと言えば、
廃棄が決定してて書類上は廃棄済みだが未だ使えると言う事で、
整備員の初期訓練でこの車両が整備訓練用車両とか、
時には部品が届かないから外運転できないから借りると、
部品が持ち出されていたりと部品倉庫等として、
手放さ無いように色々利用されて来た車両を取り合えず、
廃棄扱いで放置されていたのを、
今度はオタな自衛官が整備員と手を組み自腹で試作と言って計画書を出し、
米国風な迷彩柄を謄写版印刷の方法で全体を灰色にしたボディーに塗装して、
米国海軍風なカラーリングで上書き塗装した状態での、
海岸周辺での輸送時迷彩効果はどうなるか?と言う立体見本です、
とか説明されたりして自腹だったため、「労働時間外なら良いよ」、
と呆れた感じで許可が出て色は塗られたが、
実際、漁港等に持ち込み調査もされたが、
上空からの偵察や遠距離から見ても、どうやっても影が見えて、
意味は無く見た目だけだと否定され、海自ならともかく、
陸自の車両として、この計画は[意味なし]と判断していたらしく、
しばらく放置されていた今、今度はそれを使おうと動かそうとした、
整備士達がエンジンを掛けるが、整備上は動くはずがエンジンが掛からず、
プロのドライバーの水野さんがそのトレーラーを1発でエンジンを掛けて、
見た目が完全に自衛隊的では無いが自衛隊ナンバーで、
運転手は普通では無さそうな昭和な鉢巻き姿で腰をさすりながら、
必死に運転してて、乗せている者が銀色の四角い機械と来て、
使い道が解らない用に見えなくも無い奇しげ満載な車両だ、
更に後ろから傷だらけのライトバンが着いてて、
周囲のドライバーも逃げる異様な車列が出来た、
如何にも墜落地点から回収した宇宙船の一部と言っても通じそうだ。
そんな話を俺でさえその構造がどうなっているのか分からない機械の運搬で、
知ってるのは製造実験を辞めた本人と当時の関係者だろう、
ともなれば確かに奇しい機械ではある
だが見た、目墜落した宇宙船の一部っぽくも見えるのだろうか?
しかも後ろを走るのが乗ってる傷だらけなライトバンが進むんだ、
横を通る車両はスマホで撮影して勝手にSNSに乗せやがる、
と少しいらつきつつも
普通にSNSでは「コレは普通に陸自の巨大な米の分離器上に口が付いてる」
とか
「コレ製造中の海水のごみを分離して給水する機械ですね、新型艦の製造用か?」
とか「コレは下水の分離器色は防さびのシルバーが既に塗ってある」など
色々あるが分離器と言うのは分かるらしい何しろ見た目は唐箕だし、
見たまま答えてる人が多いが中には、「いや車両の方注目でしょ?」とか
「コレは逆に攪拌機では2つの口があるので混ぜる機械だと思う」
という逆転の発想もあったりしてみてて面白いが答えに行き着く人は居ない。
「そう俺が見て居るSNSも久し振りに見る物で、今運転は坂本君だから、
今までは一息入れる時もSNSを見ては裏情報を収集するだけの使い方で、
久し振りの休憩で笑って見る物という考えがなかった物だったが、
今見て居る分には面白かった、そして現実へ戻って来たが、
問題は多く果てしない、
何せこの機械を取り合えず倉庫に入れて調査という名目で、
隔離できるシャッター付きの小部屋へ廃棄して
金や銀を溶かす治金(溶融)ができる機材は秀が別途発注する予定だ、
だが元々は既にあの元軍艦内に治金(溶融)装置の炉を購入して保管してあった、
のに取りに行けないのが辛いし、
そして未だ逃げ回ってる残党や事務の出来る社員を雇入れる必要が有る、
何せ元々はミハエルがやるという話だったのにバカンスと言って、
危険なこっちにはしばらくは帰る来はないらしいからだ、
最低でも信用できる人を後4人は要る小林のおっさんは料理担当としても、
仕事には関われないだろうし、伊藤君はまだまだ現場の雰囲気というか、
危険なトラブルになれただけで書類仕事ができるかと言えばできない、
だから要るんだ[書類仕事ができる人]がそれも俺含めても3人要る、
秀は情報収集で倉庫との行き来として大林さんに警護を継続して頼むか、
どちらにしろ坂本君は駄目だ、機動隊なのに威圧さえできなかった、
彼は警察なら内勤か交番に入れるべきと後で大林さんに優しすぎると、
言って置こう、それと一応某国からの賠償金が出るらしいし、
某国の隣の国から来た人達は帰って言ったし、
残りは例のクレーンの大塚さんだが、
その後会社の社長と[銃を撃ってくる相手から逃げた]と言う言い分に対して、
[放り出して逃げれば良かった]と言う社長の言い分と対立して辞めたらしい、
まあクレーン免許が有れば喰っていけるから問題はないだろうし、
その辺は心配しては居ないが、原因が俺の計画というのが気になる、
少しは謝罪したかったが会う前に何処かへ引っ越していったらしい。
それに撃って来た敵は迎えに来たらしい奇しげな前面窓まで無い、
恐らくカメラで前や後ろを見て運転するだろうヤバい見た目の白いバスに、
彼らは震えながら乗って帰って言った、それ以上は考えたくない、怖いし。
そう思うと、俺がする事は事務員さん募集と警護を付けると行ってた、
年を取った人か若い子だった不明な合成音で話してきた人物の言う、
警護が何処まで信用できるかだ、それと人数だな、と考え、
隠して有る金・銀・プラチナ等を治金(溶融)してインゴット化して売るには、
…結構あるな、と指折り数えて見るが、
一番の問題は未だ関わった事がない宝飾の世界だ
俺って人つきあい下手だし多分女性で水野さんや鉄さん田中など、
そう言った楽なつきあいはできるが、
双方が儲かる折り合いとか無理だやはり秀案件か?と思って居るとついに、
自動車道や普通の国道を乗り継ぎ埼玉まで帰って来た、「…あ」
「何か有りましたか?」と言う坂本君に俺は、
「いや、埼玉に帰って来たのに思い出したのが吹き飛んだ自宅でね、
今の家も住み慣れればそこを自宅と思い出すのかなと思ってね」と言うと
「まあ住めば都でしょう俺は転属が多くて」と言うので耳を貸したら、
「俺って何もできないんですよ、
逆に言えば大体普通のことだけしかできないって言うか、
で、
機動隊志望して入って3ヶ月して警護の仕事貰ったですけど、
会わなかったです、保護できない警護官なんて意味ないですよね」
と言うのでここはしっかり居ておこうと思った時だ秀が珍しく話し出した、
「君は武道とかそもそも警察の逮捕とか暴力的な方の業務に有ってない、
けど君って驚くぐらい人を癒やすているよね。気が付けば、
今寝てる小林のおじさんは怖がってたのに元通りだ、
このおじさん少し前までノイローゼと鬱で寝込んでた人だけど、
運良く特別な薬があって回復中なのに今見れば解るでしょ普通に寝てるし、
それに君あの国の子に治療してた自衛隊の医師について、
子供に日本語で話してたのに普通に子供が従ってた普通無いよ?、
だから君は保育士とか看護師とかそう言う仕事が有ってると思うよ、
「助けるのもまた戦い」って言葉がある、
この国で大震災の時に言った人が居るんだってさ、
と言ったら運転しつつ考え込んでしまった、まあ直進だから良いだろう、
と言って帰って来たと思ったら、
坂本巡査がまた今度はウチの会社の門に突っ込んだ、
問題は門は無事で車がついに駄目になったという事だ、
「おおウチの門は無敵だな戦車が突っ込めば、
脱線して置物状態で障害物になるとかよく考えたな」と言いながら、
フロントグリルを見ると、前側のカバーが全部外れて、
取り付けていた部分が溶接した部分の縁から粉々で使えなくなった、
とまあ俺達にして見れば会社に帰り着いたのでギリギリOKという所だが、
そこは少し空気を軽くしようと、俺はふざけて
「こいつやりやがりましたよ、どうします秀さん?」
と俺が下っ端風に言うと、秀は
「判決、を言い渡~す、君はお笑いの刑、面白いネタを考えて来て、
今度の倉庫の宴会で披露すること」と言ったら、
坂本くんもこれには乗って「はは~」と言って終わった。
そこで会社前にトレーラーを横付けして10分だけ、時間を取り、
大破したライトバンを俺と坂本くん伊藤くんと3人で押し入れて、
空居ている車庫に入れ、
荷物の入れ替えをしてから、別の未使用なライトバン2号車で
そのまま御殿場へ直行かなりのハードな移動だが俺的にと言うか、
忙しいトラック運転手には良くある事、そして御殿場まで一気に行き、
到着すると、市道から倉庫の敷地内に入る3m奥に門扉が付き
「(株)佐藤貿易 貿易倉庫 」という正式な看板が付いてた。
しかも鋳型製で、高額なので政策にも時間が掛かると聞いて居る、
それに色が付き橋の欄干についてて盗まれる素材の奴だと言う事も、
考えれば少し防犯体制が困るなと、よく見ればそれより大きい
アルミの広告看板までが横のフェンスの上に横4m縦2mはある、
巨大看板が付きLEDライトでガッチリ照明で照らされて、
その照明が付いてる
「防犯上・関係者以外の立ち入りを禁止しています、
侵入後の人物についての保証は有りません」
と微妙な書き方で書いて有る看板が照らし出されている柱の上には、
防犯カメラが1本に付き3台付いてて、
グラスに表示されるの情報では1面に6本立って居るが照明として、
付いて居るのは内側の2本と外の2本だけだ、間のは付いて無い状態で、
照明の柱は予備なのだろう、とよく見ればそのフェンスの手前、
が2mほと斜めにフェンス前が垂直になっててそこまでが、
緩く掘りこんでで有る、つまりよく見れば簡易の堀になってる。
本来は大規模な掘りを作るような掘削許可は釣り堀とかなら未だしも、
防衛目的だと馬鹿にされて出ないのが普通だが「よく作る許可出たな」と、
俺が言うと秀が「それは大里建設さんに頼んだ分だね、
政治的にあっさり掘り起こし許可が出たんだろうね」と言われ「へ~さすが政治」
とこの辺だけは融通が利くのに驚いた、そしてトレーラーごと中に入り、
1階へのでは入り口の横にある大型シャッターを開ける操作をしてもらい開けると、
次第に明るい表明の光が外まで出て来ると同時に、
異様な色のトレーラーが目の前の駐車場でターンしてバックで、
入ってくる「誰か奥の研究所のシャッター開けてくれ」と大声で言い、
「奥の内扉に入れるのは俺達だけだって聞いてるが?」
と、施工を依頼しておいて操作方法が分ら無い施主と言う状態になってた、
すると、戻って来たのに気が付いてやって来たのは、
中島土木建設のここの担当である森さんと、
大里建設の特別企画室部長してる長瀬さんだった、
そして見れば久し振りに在ったが何故か二人とも笑顔で親密そうだ、
「セキュリティーカードを提示すれば、即内扉は開場しますよ、
と言われて渡されていたICカードを差し込むとスリットから「ピ-」と言う
機械音がしてカードが戻って来るが、
やはり旧い電子音は良いなと秀には言え無いが、その手の音だけは好きで、
最近のカード決済等で使われる音が各社別なので、
時々分からず困る時が有るのがあって好きでは無くなってたりするが
その間にロックが外れ「ガコン」と外れた音がするとゆっくりと開いて行く扉。
納入予定の空き部屋で研究室と銘打った所が次第に開居てくると、
後ろから「「おお!!」」と何故か周辺から歓声が上がった、
理由を彼ら作業員の一人に聞けば理由は、
「いや何でも、ここって金を作る機械の製造とインゴット化する、
加工施設だって話じゃないですか、だからその金の製造機械?を作る、
実験施設の場所なのですよ、だったら、
特にここ頑丈に作れと言って普通使わない鉄で作った大量の板で覆った、
施設ですよ、そして目の前でその本命の製造機械の納入が見れるんです、
誰だってここに入れる機械は金の製造機器だと思うじゃないですか」
と言う訳らしいと聞き、
俺はコレが今の日本人?と科学知識の無さを嘆こうかと思って訂正する。
「いや、無いものは作れ無いの、鉛から金とか錬金術じゃ無いんだから、
無理だからね?」と言えば、
「いやいや、話じゃ単純な金の製造は無理でも、何か、
化合物的とか混ぜると作れるって製法を実験するとかって話を聞きましたよ」
とか言われ、その話が気になって話を色々聞いたら、
同系統の物でも作るのでは?と思われている噂が流れてて、
その噂に尾びれがつき、今では[金に似た合金を製造研究するらしい]とか
[金の中に気泡を増やし見た目のかさ増しができる研究で、
人を騙す機器を作るらしい]とか、聞いてますよ~と周囲からいわれ、
どれが本当なんです~とか言われ、
俺が唖然として、「ち、ちょっと待ってよ、何だその話?へ?」とか言ってたら、
「そう言う事で賛成系の話と悪い話系の話が大体半々で流れているのですよ」
と、やって来た大里建設の長瀬さんが言うとすかさず一緒に来た、
中島土木の森さんが話し始めた。
「その様な変と言いますかウソ、デマ、ニセ科学等の話が出てまして、
現在ここの建設に関わって居る我々各社は、
噂に対抗してまして対して我が中島は社として理解を得られる用に
お年寄り等噂を信じやすい人向けに、
周囲10キロの全市内へ[新聞にお折り込み広告]に、
貴社の理念やここの画像を入れしっかりと分かり易く、
また協賛企業名を入れ知名度も上げる計画で進めています、
SNSでは噂の払拭に動いています、
地域限定の地上波広告から海外向けの翻訳ツールを付けた様々な、
ここ(株)佐藤貿易企業倉庫の秀さんが作った大規模なHPを、
共同で各社とリンクを張って広め、
何故かその結果製造参加企業欄に載せたコレで我が社の株価も上がり
専務や統括の補佐も認めて派閥が解消に向けて進んでいますので。
それに、旧い機械基盤からの金属再生事業を計画中の、
倉庫兼開発室が在ると貴金属や宝石をできるだけイメージから外して、
金属再生事業と事業では水を使わないからそもそも土壌汚染無く、
大気汚染もフィルター器を通しているのでとても安全と大々的に銘打った、
広告も入れました」それもコレも、秀副社長の提案と許可在っての事ですよ、
と言いおだてるか、秀は「それは良かった~」と普通に喜ぶだけだが、
よく見ると片足が動いてて、秀は時々表現をしないモードに、
いきなり切り替えられないと痺れると言っていたのでそれだろうと思う、
と、やはり整備とかメンテナンスとかで、
向こうにもう一度行く必要があると思ってる、
と後ろから、
「おら邪魔だ、てめえらこれから機材入れるから移動して許可したら、
気合いれて固定付けろ」と行って居るのは、腰を完全にやった水野さん
が腰が痛いのか怒った感じで苛ついて行ってくるのが聞こえた、
既にあの後から運転席に乗るまで、
腰をやったまま車椅子での移動と生活だったが、
「この仕事は最後までやる」と言いきり、
今トレーラーから伊藤くんと坂本さんに抱えられて下ろされて来る状態だ、
道中見つけた介護ケアショップで、
イヤイヤながら保険カードを登録して政府の保険関連の手続きして
「コレは優良の方でしたか~ではこちらの車椅子とか、
付けはこっち等如何です~とか言われて真っ赤に赤くなりつつ
「ええい、良いから寄越せ何でも言い」と見もせず購入その後の休憩地で
「はあ~格好付けて使いすぎた~」と言ってたのを俺はみてたが、
今じゃ逆に気に入りシートの生地を変えて「男っぽいので出来ねえか?」
と言われたので、
「知り合いの皮でバックとかハーレーに付ける鞄とか作ってる、
職人さんに黒の皮で作ってくれて、
昔の米軍のジャケットみたいに息子さんが絵を書いたり、
防弾素材とかで有名な生地とか、つるつる光る光沢のある合成素材まで扱う、
生地と加工をしてくれる、生地マダム芳江って生地屋さん知っていますが、
それ以上ならそっちの知り合いでタイヤのホイールを、
塗装とかメッキとか?取り合えず、地図とか渡しておきます」
とといいつつ2カ所の電話番号と、住所を書いた紙を渡した。
そして今はまだ直でこっちまで来たので、
車椅子は新品の状態のままで使われ下ろされた水野さんは、
この研究室の天井に付いてるクレーンの指揮をして、
トレーラーから少しだけ上げて下にローラーの金属タイヤが付いた、
足の上に降ろし関連企業の社員十人で押し入れた。
そしてクレーンでまた少し上げてローラーも取り床に下ろすとクレーンも外し
「終了だ~」と言って皆が倉庫の外と内装の、
この2階までの防爆保護施設としている研究施設と金銀プラチナまで溶かす、
インゴット製作施設(予定地)が完成したので皆喜んだ。
その後倉庫内に館内放送を入れ、今月の22日に、
ここで関係企業の殆どを招待して[大感謝祭]と称した各社の関わってる人を、
いたわる宴会をすると発表した、約3週間と4日が予定日なので
殆どと言うのは接待する側が居るためと説明して予定が約1ヶ月後なので、
予定を組みやすく再開日を遅くしましたと言って、想定はまだだが、
和牛の焼き肉とかを出す予定と言って、ビールも知り合いから、
大缶で仕入れると言った、話が出てるという話をして、
但し入れるのは関わった2次3次含めた各社の社員さんと家族だけとして、
説明して終了した。
そして俺達の中でも水野さんはトレーラーをここに置かせろと、
倉庫の片隅に放置し鍵だけ掛けてライトバン2号に無理やり乗り込み
「さぁ逃げ帰るぞ」と定員1人オーバーな違法状態で、そろそろと、
警察から逃げるように仕方が無く帰宅した。
「いや~ヒヤッとしたぜ、ここで警邏に合ってたら即切符だった、
とは言え、このおっさんも寝たままだし起きたのって、
昼の休憩中だけだったな。
と言えば、坂本君が「まあイビキも無いですし脳卒中とかはないでしょう、
何より夜起きて何かしてましたし」と言うが夜と言えば、
高速道路を通って進んでた時か?坂本君は前しか見てなかったな、
思い出し、夜この小林のおっさんが暇つぶしとばかりに、
実はノートパソコンで、プロの作るジャンク飯とか言う調理動画を見ては、
批評して無駄に時間を使い見てたから寝てるとは言えなかった。
それに高速道路を通ってきて昼も午後3時時倉庫で色々かたずけて、
その後上の階まで確認して、
そこで午後4字で今が午後5時だ、
早い話今日は昼休憩で停まったサービスエリアで各自が食べた物と、
買い込んだ土産系のまんじゅうとかを各自で好きに食べただけで、
疲れて誰も食事を作る事と台所を使用という気が無かった、
結果は頼んだ出前5人分の食事で、
秀は「僕はお風呂に入るから適当に頼んで食べて」と言って。
「風呂優先とか女子か奴は」と水野さんに言われてた。
そして届いたデリバリーを皆で今日だけと食べるが、
やはりそこは店の出す調理品だけはあり、
誰かが適当に作ったあやしい者や自衛隊に捕まってた時の簡素と言うか、
質素と言うか、その手の料理とは違い、味と見た目とおいしさ優先な為、
やはり高額ではあったがその分美味しくは有った。
翌日、
朝起きると予想通り解凍物だが小林さんが「出来てるぞ~」
と声を掛けてくれ皆嬉しそうに和食の定番たる朝食を食べてる。
だが今日は主菜は魚では無く肉だったそれも鶏モモの照り焼きで、
俺的にはこの人そういえば調理師だったなと思い返す状態で、
朝食を取り終わった段階で全員に話をした、
「ぇ~とですね皆さんにお話があります、まず皆さんに付いて、私
佐藤貿易の社長として、各人員への業務依頼と指示があります。
まず小林さんですが、今後はここの一応俺の家ですがそこに部屋を借りて、
住居を探していると市役所で申請してきてください、コレに付いて行くのは、
交代で来る坂本巡査の代わりの人でしょう。
そして坂本巡査は警察官で現在も泊まり込みでの勤務中なので、
帰って交代して貰って下さい、と言うのも、
俺が警察署の偉い人なら報告書とか欲しいと思うんですよ、
まあ言え無い情報が今回は満載なので、事件は無かったが車両の故障や、
持ち帰る荷物が重くて乗せられる船を探すのに時間が掛かったとか、
簡易の報告して良い話のリストを配るのでそれを元に丁寧な報告書を作れば、
多分1週間は掛かるでしょう、頑張って!で次に伊藤君、
君は学習は夜とか空き時間でしてください、
勤務時間は今は取り合えず水野さんの補助の仕事をしてあげて、
戻って来て水野さんとかの雑用が無い時は俺と秀の内、
ここの本社の事務業務をして居る人の補佐を頼みます。
と言うわけで、今から坂本巡査は警察へ一度戻りどうなるのか、
訊いて警護が要らないと判断されたなら連絡ください、
それによって小林さんの行動が変わります、
それで伊藤君はそのまま水野さんを行きたい場所まで誘導や補助ね、
と言うことで行動をお願いします」と社長として指示して行動が開始された、
丁度時間も店とかが営業を開始する時間、
坂本君は「あ、寮に帰るべきだった」とか今さらなこと言ってたけど、
やって来た警察署へ出社?と言うのかとにかく向かっていったし、
水野さんも伊藤君が車椅子を押して俺個人用のマイライトバンにのって
買い物や注文へ言った、
何でも俺達が北海道で書類を書きまくっていた頃、
水野のさんも登録してる会社へ連絡して車両が大破して廃車になるとか行って、
申請書を一応ここ佐藤貿易の本社へ送って貰い書いて送付する事で合意、
だから出かけられるんだが、
そして俺達は本社へ移動すると秀と話し合う事に為った、
「と言うわけで、皆小林さん以外は仕事をしているが、
問題はこの大量にある書類や申請が俺達では到底無理だと、
言う事は分かりきっていたが、そこを各支援企業さんに、
振り分けて誤魔化して居た部分が限界に来た、と言う訳で、
事務員さんを最低でも3人は雇いたい、本社で3人御殿場で2名って所だろ?
それで何処へ依頼を出すか意見が聞きたい、またアーシラットに依頼するか、
派遣会社に頼むか、
それともハローワークで普通に頼むかなのだがどう言う方法で
雇う人材を来て貰う依頼をすればいいと思う?」
と俺が真剣に聞くと、
「それについては僕も考えてたけど、
人数は本社4人で御殿場が2名で行った方が良いと思う、
そして依頼はやはりアーシラットしか無いね、理由は凄く簡単、
当社はあの事件で有名で未だネット上で騒がれているし、
扱う書類が半分は海外送る英語・フランス語とドイツ語とかアラビア語と、
公式文書ってその国の言語でないと無理だからね、
それでミハエルさんと交代要因としてニコニスさんを雇う気で居たけど、
あの時は本当に資金が無くて勿体ない人材を逃したと思ってる、
けどやっぱり海外で売るからミハエルの交代が必要、
そもそもミハエルは売り手で雇って無いからアメリカでは、
よく頑張って売った方だよ、だから交代で1名、
それ以外は大半が国内用の書類ばかりだから日本人多めでも良いかな?
聞いて来るね、その間祐二は国内の紹介をする派遣会社に人材の紹介を、
してくれる所を探して置いてこっちが駄目なら、
そっちで目を付けた方に頼む気で居るから」と言って秀は、
自分の部屋でネットを介して依頼をしてみることになり、
俺は必死で社員候補を紹介してくれる派遣業者を、
有る程度書類仕事優先で選んだりしていた、そして2時間程経った時だ、
会社の専用番号でPCを通して色々出来る用にした各席に2台ずつ着けた、
電話の内赤く塗った身内関連にしか教えていない方の番号が電話が鳴った、
即出て名乗る、「はい、サトウトレーディング」というと相手は、
「此方はAssilatTemporary staffing companyでございます、
そちらはサトウトレーディング代表の佐藤様ご本人でいらっしゃいますが?」
といきなり来た電話の相手がアーシラットとは、
秀か誰かがこの番号教えたな~後でしっかり行って聞かせないと駄目だな、
と思ったが一瞬そういえば秀は今まで凄く怒るほどのミスをアイツは、
した事がないなと驚いた、
そして意識を電話相手に戻し
「はい、わたくしが代表取締役の祐二・佐藤です、今回はシュウ副社長に、
依頼して欲しい旨ご連絡を入れるように言いました、間違いございません」
と言うと、
「そうでしたか、この度シュウ・サトウ様からご相談のあった人材の斡旋における、
ご相談の返答でございますが、ウチには現在、登録をしていた、
[アルベルト・ニコニス]ですが彼は既にドイツのゴルメツ銀行に就職が決まり、
登録抹消となっておりますので、シュウ様にはご理解くださいとお伝えください、
また今回のご紹介のお話ですが、是非ウチもエントリーしたくご連絡しました、
何でも今回アジア最大のスピニングパワー社が人材を紹介したいと、
言う話を伺っておりますが、
今回の選別テストの日取り等はお決まりでしょうか?
お決まりでしたら日取等お聞きしたいのですが、」
と言われ知らないとも言えず仕方が無く腹をくくって発言した、
「その件ですが未だ指定する予定の会場が取れず難儀しておりまして、
後ほど期日が決まり次第、当社のシュウの方からご連絡させていただきます、
所でお伝えしているかの確認ですが、当社で必要な人員は、
日本での役所等との連絡要員や文章作成能力等を持った、
ワーキングの人員を本社で4名
倉庫兼技術研究所での文章事務ワーキングの人員、2名です、
そして居ればですが、お聞きかどうか分かりませんが、
当社が起業するきっかけとなった金属基板からの金属分離の研究者を、
まあ期間限定ですので1名を、
そして前回依頼し雇った者の行方不明になった[ジョン・マッケン]の行っていた、
業務を代替可能な人材で在れば護衛兼輸送業務員をまた雇いたいと、
今期は1~2名程を予定しておりますが、何分当社も多くの人員を失っており、
本業が停滞しており、期日は追って担当のシュウよりご連絡させていただきます」
と言うと、「分かりました、では期日が決まりましたら、またご連絡くださいませ」
と行って電話が切れたが、
俺は言って置いて何だがまさかの世界的人事派遣のアーシラットに、
アジアでライバル的な企業がウチに人材を紹介?どうなって居るんだ?
と即ネットでその会社[スピニング・パワー]について調べるが、
出て来る記事の大半が見れば見る程凄い会社で、
アラブ首長国連邦に本社があり経営してる社長がチベット仏教に傾倒して、
立ち上げた会社でどうやら社名のスピニングは仏教の回転すると言う事は、
宇宙と言う概念で、壮大さを表しているが、
社長はアラーの導きだと行って居ると言う、
「スゲえな、しっかりした信念で対話して作ったとか書いて有るけど、
稼いで概念はこうした記事で伝わるとか、そこらのカルトは勝てないな、
まあ俺は宗教は俺は関わら無いから良いんだけど、
なんでそんな会社がウチに?と理解出来ないので秀に端末で連絡を取る。
「よう、秀何だよアレ、アーシラットは否定的より凄く乗り気だし、知らない、
[スピニング・パワー]とか言う人材を派遣する会社が出て来るから、
ウチも参戦するとかアーシラットから、
会社の人材を紹介する日は何時かとか聞かれて、
選別テストする会場が決まったら連絡すると言ってしまったぞ、
これじゃあ国内にも声掛けないとまた別の業界から恨まれるのはイヤだぞ、
そもそも資金が無いぞ現在のウチの支払い代金を除く総資産は、
既に会社規模としては少なすぎる、せめてインゴットか出来ればとも思うが
それは後だし、通路が在れば資金探索をって順番が逆か~どうする、
取り合え図事は持つが来年は赤字所か、
インゴット化出来なければ2年と保たねぇ」というと、
「それだけど、国内で3番手タッチアップっての人材派遣会社が、
登録してる人員の内下位の4分1の登録してる人を切る予定らしいんだ、
理由はマッチングが成立しない人員だから、一応見た限り他社に登録してる、
ダブルとかトリプル登録は既に業界内で解って居るらしい、
残りの人員はかなり期待しててその下位の登録人材不必要だからだって、
残りの人は本来説明責任があると同意書に書いて在るけど、
貴方は会社勤めで不成立ですって言え無いから事業規模縮小で、
その人員は別の同意の欄にある会社が面倒見切れない赤字の場合、
登録を削除も出来る的な言い方で書いて有る文章が有ってね、
それで切るみたい、どうせならその人達呼ばない、
裏でリスト入れ替えること位なら良いでしょ?」
と秀がまた悪さを言うので俺も今回は乗った。
それは俺も下手すればそこにいたかも知れないからだ。
「そりゃ目立てる場が有るならと思えば悪くは無いな、
どうせなら東京の大きい場所で、
アーシラットとスピニング・パワーって所にこの国には優秀だが、
雇う気が無い人が沢山居るが雇わない会社が多いと見せつけたらどうだ?
まあ呼ぶ前に選考程度はしなければいけないだろう?
人も居ないぞどうする?会場も俺はコネがないが、
それに内も賃金は少なくしなくては行けないからトリプルで困る案件になるが」
と言えば「会場は取れると思うよ向井不動産は北海道でミスをしている、
あの後祐二、自衛隊で銀行の代行している所で300万円個人で、
下ろして渡すようにって言ったんだって?
僕の情報収集ルートは更に拡大しているよ、
だから東京で開催できる用に今のうちに渋谷の大ホールに、
向井の名前で仮予約入れて置くね、
連絡よろしく後、そのスピニング・パワーって所、
ウチの方には連絡来ていないけど本当にアーシラットが言ったの?
本当なのかなぁ~?だってアーシラットってフランスの会社だし、
対立とか無いのかなぁ?」
「さあどうだろうな同じ業界なら覇権争いは必ずあるが」そう言ってた、
そんな時だまた赤電話が為った、
「はい、サトウトレーディングカンパニー」
「此方はspinning powerTemporary staffing companyです、
急なご連絡申し訳ありません、
ですが当社としても一刻も早く連絡したくお電話しました、
当社はアジア圏最大の人材派遣アンド人材紹介をビジネスしてします、
今回は優秀な社員を多く必要して居ると伺っていますので、そこで当社は貴社に、
良い条件でのごしょかいが出来ると思いお電話しました」
と少し聞いた事のない国の言語訛りの日本語で連絡が来た、
恐らくアラビア語だろうが急に言われて話し合ってる最中に話をしたいと、
電話が来る時点で渡りに船だった。
そこでさっきの話も含め話す事にした、
「始めまして、わたくしはサトウトレーディングカンパニーで代表取締役社長、
をしています、実は先ほど当方が前回お世話になった、
アーシラット人材派遣カンパニー様より人材紹介エントリーのお誘いが有り、
その時に貴社のお話も出まして、
当社は少数精鋭で最大限のビジネスをすると言うのが、
アティチュードですので一度お世話になったからと、
そのまま決めるわけにも行きませんので、
スピニング・パワー様からお声が掛かるのであれば、
東京渋谷に会議室を取るので、
当社主催の説明会を開きそちらにて優秀な方を雇おうと考えております、
また、当社で必要な人員は、
日本での役所等との連絡要員や文章作成能力等を持った、
海外送る英語・フランス語とドイツ語とかアラビア語と、
公式文書が出来る人員を本社で4名
倉庫兼技術研究所では国内のみで良いのですが文章事務人員、2名です、
そして居ればですが、お聞きかどうか分かりませんが、
当社が起業するきっかけとなった金属基板からの金属分離の研究者を、
まあ期間限定ですので1名を、
そして当社で現在行方不明になって居る社員の行っていた業務を、
代替可能な人材で在れば、護衛兼輸送業務員を雇いたいと考えてみます、
今期は1~2名程を予定しておりますが、
何分当社も多くの人員を失っており、
本業が停滞しており国内からも早く創業をと言う声が多く聞きますが、
かと言って、
海外の人材派遣会社のご紹介いただく方ばかりを雇うと見られると、
我が社は日本の企業である当社は、また国内業界から、
面倒なトラブルを受けかね無い状況ですので、
此方からも国内企業を参加していただくよう依頼して、
合計でアーシラットを含め、国内の人材派遣会社を入れて3社で、
説明会をしたという形を最低でも取りませんと、
日本という国では営業を続けられませんので、そこをご理解頂きたい。
コレはトライアルですがそこまでの人員を雇えません、
と言う形での話になっておりますが、どうでしょうか?
エントリーして来ただけますでしょうか?」と聞くと、
相手はかなり悩んで居るようだったが、
何か音がしたと思ったら、
「OK、我がスピニング・パワーはエントリーしてビクトリーするでしょう」
と言ってきたので、
「では説明会の日にちと場所時間は後ほど、
当社の副社長からご連絡させますのでお待ちしております」
と言うと相手から電話が切れた、
それを聞いていたらしい秀が
「今の聞いてたよ、次に大手3位を引っ張り出す必要があるけど、
そこは向井さんに頼もう、ささ、津田さんに連絡入れて、
例の件と君の先輩の件で話すと良いと思う」
と言われて違和感があった、そう安川先輩は前回会った時、
派手なスポーツカーに乗ってただけで、
特段問題は起こして居ないはずだが?とおもいつつも、
現在何をしているかも聞くために向井不動産へ連絡をしてみた、
「この間ぶりです佐藤ですが津田さんお元気ですか?」
と掛けたのは津田さんのスマホの方だ、
流石に不詳事について社内電話で話せないと思いかけたのだが、
「佐藤様ご本人ですよね、その節は…まあ会社ですが新社屋が、
ついに完成したと聞きましたが完成式典も未だですし、
ご連絡をと思っていましたが、
しかし制作されている電話番号がですねえHPの番号では誰も出ないようでして」
とは言うがやはり津田さんも一筋縄では行かない人らしい、
前回の件は何も言わない気らしくウチの会社の社員が居ないからと、
方向を変えてきたので仕方が無く説明する。
「それですが、番号は有っていますが、
今やっと前回掛けた時の案件の本体の問題を解決して、
帰って来た所でして、
今は社員が誰も居ない状態なので人が居なかったのですよ、
ほら例の事件で会社も社員が行方不明で営業が継続して出来ていないために、
今度社員を雇うことにしました、
それから後で会社の再開記念の何かの式典でしょうね、
それででですが、それについて話をこの電話で続けて都合が悪いのでしたら、
かけ直しますよ?」と言うと、「いえいえ番号をお教え頂ければ此方から掛けます」
というので、ホームページに乗せていない方の教えると、
直後にスマホが切れ掛かってきた。
「いや、済みませんねえ、急な話で」と言うと
「いえいえ問題ありませんよ」と普通に話して居るが、
俺は不思議に思った何しろ彼がいる、
第1国内事業部は例の件で大騒ぎだった筈だ、
その後の謝罪も折り返し連絡を入れるという話も今まで連絡もなく
「それなら良いのですが、実は今は借りたい会議室がありまして、
そこをそちらで押さえて貰えないかな~と思い電話を入れた次第でして、
場所は渋谷で時間は1日、指定できるのであれば良いのですが、
出来るだけ今月中でお願いします、場所はアリーナ渋谷の大部屋を1日借りて、
社員さんの選択と言いますか応募してくる社員さん候補を選ぶ、
人事採用の面接で使いたくて開いてる日を1日取ってくださいお願いします」
というと「な、為るほどアリーナ渋谷ですねそこの運営に確認して取りましょう、
折り返しお電話必ずおかけしますのでスマホの方が良いでしょうか?」
と聞かれたので、「いいえ、この後2日間は新社屋にいます、
尚お電話で申し訳ありませんが、実は御殿場で最終確認後に3週間後、
今から3週間と3日後に関係各社様に招待状を送り、[大感謝祭](仮)をしますので、
関わった方であれば入れるだけ来て頂いて良いので、
尚向井社長名義で、
正式な招待状をお送りしますのでご確認の上ふるってご参加下さい」
というと、
「はい、それは嬉しいですね、是非社長に招待状が届き次第お届けします」
と何故かもの凄く嬉しそうに率先して届けると言って来た、
「所で前回の問題は解決したのはご存じだと思いますが、
言いたく無いなら良いですが、ウチの道路と水道とガスは、
どうなるのでしょうかね?契約の履行違反かと不安視しておりますが?」
と言えば「それについては本当に申し訳なく、現在施工業者を指定して、
今現地で工事の真っ最中かと思いますよ、本当に担当が愚かすぎて、
こちらとしても申し訳なく思い辛い日々です」
と工事してるというので、今度は例の犯罪をしていた、
支店についてさらっとだけだが訊いて見た。
「そういえばあの2重貸しの支店どうなりましたかね?
と言うのも、
資金が今はそこまで無いのでアレですが、今後何年か計画と言う形で、
あの場所の工場を再建する話は今でも私的には本気でして、
まあ御殿場も含め58億円も出してますし、
この後あの地域に軽く道だけ整備して資金が出来たら再建する
する気で居た物で工事が進んで居ると津田さん本人から聞けて
安心しました、がその支店とやらがそのまま有るのなら問題で、
こちらも困りますし、またその時で周辺関係の紹介等、
お願いいたしますね、で、実際どうなりました?健全化したのでしょうか?」
と言うと「ええ、2日後には関係者は即消しましたし、知らなかった方は、
残念ですが解雇となりましたからご安心を」と言われて、
「それはまぁ~何というか一応安心ですねぇ、不安だった物でねハハハハァ」
と言うしか無く、笑い合う感じで、
俺は不安視してる問題にもかるくだが話を入れて見た、
「そういえば、何故かウチの大学時代の安川先輩と連絡がこの間まで、
来てたんですが、突然連絡が来なくなりましてね、どうしたのかと思いまして」
と言った時だ、
「そっそんな方いらっしゃいましたっけ?いや~当社も人員は多いですから、
何分忙しく忘れる時もありますのでねえ、そういえば、
其方も北海道からの帰り道はSNSで面白おかしく言われていましたが、
無事だった用で何よりでした、
ではアリーナ渋谷の大部屋が取れましたら、あ!取れたようです、
ウチの部下が今連絡していたようで、日付けが12日後ではどうでしょうか?」
と核心部分は誤魔化されたが、時間もないので、
俺は端末のチャット機能で連絡を入れると秀から即OKと帰って来たので、
判断して言った、
「それは嬉しいですね、ウチの副社長も喜んでますし各社へ連絡をれますね、
支払いは前金で?」と聞くと
「いえいえ、佐藤様は問題有りません此方の方で先払いして起きましょう、
後ほど請求書を送りますので、その前に確認書を送ります、
その後確認が問題無いのであれば諸処諸々有りますので、
後ほど一括で請求を支払って頂ければ」と言われ此方も楽なので、
「それは助かりますね、細かな者などを確認する社員を、
早く雇わないと書類に埋まって圧死しちゃうんで頑張って働きますよ」
「そうですかではよろしくお願いいたします」等と、
軽口を言って通話が終わった。
直後、秀から連絡が来て、
「あ~やっぱり祐二の先輩の話出なかったと言うより、
居なかった事になっててビックリしたね、
実は業界の関係者が集まるネット上では突然居なかった事になったって、
少し話題になっててね、
気になって調べたら、例の室蘭支店も含めて看板も無く支店がもう存在しない、
ようになってる映像地図にもホームページにも室蘭支店無くなってた。
それで有る向井不動産本社の女子社員のSNSにあの人の動きが残ってた、
どうやら会社の中にデッカい垂れ幕で知らない営業への転勤、
おめでとうとか張り紙がされてて、あの人知らないまま笑顔で、
見送られてて行ったらしい画像が載ってたけど、
そこ、検索したら今国の半分で内戦争中らしいよ、
しかも、そこに先輩さんを送り込んだ人が、
祐二が電話で例の室蘭支店の社員を社長に告発した相手で、
その人が国内事業の管理のトップだったんだけど、
社長の一言で関係ないのに国内の事だからトップは当然減給だろうって、
社長に言われちゃ文句も言えなかったんだろうね、
買いたかった趣味の物も家族とのランチも無しで、
家族からもの凄い叱責だったって本人裏垢で愚痴って同年代から慰められてた、
それで祐二の知り合いで話が来た元凶だと先輩さん思われてたから、
怒りに任せて、海外事業部の代表と人事交換で投げ渡されるように、
行けって言われて行ったって、だけどその後で我に返って、
祐二に言うと戻せとか言われると思って箝口令しいたらしいよ」
そう言われると何だがまあ内戦地でもあの人なら、
土地の売り買いとか放り出して現地で酒を飲みながら、
「何とか為るだろう」とか言ってそうだ、
「そう言うけど先輩の事は俺には他社の事だし何も言え無い立場だしなぁ、
イヤなら本人がそこで会社を辞めて帰国して実家次げば良いし、
従って行った以上はどうにも出来ないだろうなぁ?
それより食材の手配と牛の手配だな、25頭とか言わなきゃ良かった、
精肉とかあの肉屋の伝で仕入れられるか?その他の食材は元々買ってた、
総合卸のあの社に頼むから多分大丈夫だろうけど、
和牛か~日本の牛なら何でも和牛だよな?」
と言うと秀から当然の如く突っ込まれる「イヤイヤ品種名でしょ?」と言われ、
「だがよ、和牛25頭とか一頭で5~60万するだろ?50万でも、
高級車2台は買えるって、それに前回頼んで無理矢理買った、
ライトバンのリースしてた会社から受け取った、
仕入れ元からもう1台買わないとなぁ、ええと紹介を受けた、
特殊車両業者で新和車両さんに注文の電話掛けて、
後はとにかく冷凍以外の食材だな結構移動で日数掛かると思って冷蔵庫空だし、
次いでだ仕入れの相談もしてくる」と俺が言うと、
秀は「は~い行ってら~そうそう砂糖よろしくね~」とのんびり言われて俺は、
ライトバン2号車で買い物に出た。




