表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/78

$61 倉庫の見学 コレが我が社の倉庫です

チョット短いです。


御殿場の倉庫に行く道は、

今までと違い異様に車幅が広く拡張工事で広くなっていた。

それは高速の道からして拡張されて居る。

道幅が確実に両サイドで1mずつ広いし、

まあアスファルトが綺麗に舗装し立てなので分かるのだけれど、

さらに進むと今まで有った色々な看板が外されていて。

「この先、企業私有地につき注意、一部市の管轄外」

と掛かれた新しい[一部]と付いた謎な看板が付いて居るしで、

対してウチも

[ここから私有地・凶器準備罪等・通報1回500円・怪我・労災有り]

と書かれた看板だけに為って居て、

価格の所も上から書き換えられて値下がりしているし、

以外と残党はもう来ていないのかも知れない。


そして俺達が奥にゆっくり入っていくと、

既に外側を優先したと言うだけ合って警備員の詰め所に、

横には小型の車庫風な物が有り其処には警備ドローンが入って居て

連合製の警備システムが管理している。

そんな所の横を警備員に誘導されて、

駐車場に舗装に街灯まで付き周囲の管理区画には

アメリカの映画やドラマでガシャガシャ言って犯人とかが上れない、

シルバーのフェンスが有るがそれに似た構造の物を付けて貰った。

何でも今防犯の世界ではその柔らかいフェンスが硬いのより、

上りにくく音がするし更に高さも上げられ前から良いと言う話だったが、

高価格だったが国内で作る工場が出来て売れてるという話だったので、

発注した結果がコレだ、元々はアメリカっぽくて良いと、

趣味で作り出したメーカーさんが売ってたが高値で売れず、

しかもカタログにも載せてなかったが口コミで頼まれる事の広まりが多く、

ついに工場まで建設して製造販売が拡大して売っていたので、

全面分を買えた訳だでそして建物は見た目、

完璧に倉庫って見た目の施設が完成している。


そして道から倉庫までの緩やかなスロープで荷揚げ荷入れがし易い

専用シャッター付きの荷受け場も付いててそれが横並びで3口有る、

元々は1口で良いと言ったが拡散してどの車両に本物が乗って居るかとか

推理物で良く在る方法を使う為にも複数入り口をと言われ設計では5口と

が想定されたが、頑張って止めに止めて3口で収まった訳だが、

全体的に建物は周囲の環境に合わせて、

ライトグリーンの色に塗られた施設として今の所は外側は完成していた。

今の所は話合い通りだし、

この色に塗ったのも、外で有る市内つまり御殿場市内や近くの道から見て、

この色なら周囲の切らないで剪定だけした木々に隠れ見えにくく

市からも出来るだけ周囲に分かり難い方が、

髙価値が有る物が有りますから強盗とか犯罪が~と言われて、

話を聞いて居たが結局は市長が周辺の実力者つまり、

票を集められる方々から市長が脅され諦めて此方への説得に来たらしい。

市長的には前回の誘致をした数代前が宗教では無税で入らないが、

来た信者がカネを落とすと考え誘致したが大失敗、

だから今回は税が取れると実力を示したかったらしいが、

この時とほぼ同時に倉庫施設と言ったら涼しい白だと決まって居ると、

されて常識だったが、大里建設さえ上からの指示で目立たないようにしろと、

言われて、仕方が無く黒っぽくするか青っぽくてと言い合ってる時に、

偶然web会議で話が出たので、

「じゃあ灰色と緑の混ざったライトグリーンなデジタル迷彩で隠しましょう」

と俺が提案した。

すると返答は以外と法律がネックだったようで問題が出て来た。

「いや~最新の迷彩カラーだと逆に見えなさすぎて施設の防災法やら、

航空法等高低差が有るから認識出来ないのも又不味いから、

法律に引っかかる可能性も無いとは言い切れないですし、

一番はヤバい人が軍事施設と勘違いで起きるデモか宗教と絡めて、

武装系カルトと誤解され起きるデモや批判です。

最悪地域と断絶する可能性も、只でさえ元は危険なカルト宗教に近い、

土地に有ったエセ宗教です。と言う話になり、結局単色で上半分3階から上が、

ライトグリーン塗装の施設となった。


既に外側の外壁や窓は完成してるし、

中の配置は1~2階が冶金室で鋳型の金を入れたりと、

型に金属を入れて固める施設と宝石を再加工する施設が完成していた。

再加工施設は旧い時代の物で、例えば昭和のデザインをした宝石類等を買い取り、

宝石と金銀プラチナに分け金属は新しい形に再加工して、

台座やネックレスにする、宝石は可能な限り削らずバランス良く取り付けて、

国内外で売り、無理な物は単体を袋に入れたまま輸出して売る。

と言う計画で元々は金銀の加工が上手く言っても、

儲けが出ない場合用の予備計画だったが、今はそれをメインで考えて居る。

また、

2階が護衛の宿泊施設でから上の更に偉い購入者として、

倉庫へ直接来る護衛が寝停まりする階で

3階が受け取りに来た従者や本人用にデザインと言えば建設前の土地段階が、

関わることが多い向井不動産の伝を使って海外の有名設計者がデザインした、

柱から部屋までを作る計画が進行中だ。

どうにも施設の強度が良いせいか、素材や時代が良かったのか、

設計通りに作れるそうで、建築中だ。

4階5階がが本命の金庫と言うか隔壁付きな小部屋風な作りで、

1部屋事に規定量の金や宝石を入れる階がでほぼ金庫だ、

そして最上階の6階は防犯システムを設置してる部屋と半分がと、

大物を保管する大金庫が入る予定で既に製造して設置まで終わって居る。


寮はその労働者が扱う宝石類の持ち逃げを防ぐと共に、

一時的にそこで生活して仕事に集中してインゴット制作と宝石加工と、

輸送する運転手の仮の宿扱いで使えるように、

3区画に分けるようになっている設計だ。

コレで情報が漏れるのを最小限にしつつ何日かで交代して、

自宅に帰るシステムを取る計画で、コレは秀が宇宙船の輸送システムを、

丸々移植した方法で各区画の部屋も海を進む船の隔壁を真似た物だし、

製造業者である田中社長ら企画室の人にも、

海上輸送のシステムを持ち込んで~と言って作って貰って居る。

尚地上から2階までの1部吹き抜けな冶金所と加工所とで、

2階までを使用して各種金・銀・プラチナのインゴット加工場と

半分をにはリサイクルした地金を成型する施設だと言ってある開発室と、

縦に半分に切った区画では再加工施設になってて

旧い昭和のデザインをした宝石類を買い取り、再生して国内外で売る。


その上である3階4階の内、

3階は一応買いに来る一見さんや初見の客や単独の商人を受け入れる、

出張宿泊階として使うので、4階が親しい超高級なVIP部屋になる予定で、

恐らく俺でさえ使え無いだろう高級家具が入る予定だ。

更に大物用金庫室も売り買いする宝石類の保管施設にする設計も、

好評で各地の大手鉄工所が作ってくれた。

今では電話をして各会社にウチの名前を出しても最近はあっさり、

話を聞いてくれる、今までは門前払いだったことを考えると段違いだ、

また仮契約として話をしっかりして代金を半額即入金したら逆に、

電話が掛かって来て「内容自体が本気だと思わなかった」とか、

「こんなに貰って良いのでしょうか?」とか言われた。

どうやら秀曰く「アメリカナイズと言うか海外に慣れた結果だよ、

日本じゃWEB会議で受けると言っただけで記録は残っていても、

書類上は未だだから送金しないでしょう?」

と言われそうだなと思う出す俺はどうやら最近は恐ろしいほど、

忙しくて即断即決が加速しすぎておかしくなってるみたいだ。


今は尚無い襲撃を想定した1,2階で敵を防ぐ、

所謂のスリット状の蓋付きの銃眼を確認しててで、

床はクレーチングというスリット状の金属床で下まで見えるし、

手すりも金属板なままの状態で溶接して作った板状手すりで、

姿がハッキリ見えるし下から上からとどちらからも敵を討てる設計だ。

タラップも付ける予定で発注も掛けてる。


「さて今まで見に来てなかったが、

確かに外側優先で施工して貰った結果だけ有るね、

あの草木で覆われたヤバい施設とは思えない完成度だ、

地鎮祭はこの向こうの反対側だったからこっちの完成度は見てなかった」

と俺が言うと、

秀が「まあ、皆あの市道からの侵入に始まる妨害で頭に来てて、

関係者に知り合いが居る人の所はそいつに会わせろって、

言いに行って出会って大騒ぎって事件も合ったらしい、

まあ個人の事とはいえ、作業員も言えば土建だから力は有るし、

嫌がらせを一番感じてた人達だからそう言う事もあるよ。

もう妨害というか小さい妨害は逆に無くなって攻撃してくるのは、

盗難車で大規模な突っ込みとか、原始的な火炎瓶とかだって、

全て彼らの残党ばかりだよ、

後襲撃犯の内1割って人数の合計が分から無いから、

多いか少ないか分からないけど、

ウチの低出力マイクロ波装置の効力かどうか分からないけど、

何故か例の襲撃者、真面目人間になって社会復帰したとか、

長年の頭痛が治ったから仕事を探し始めたとか、

別方面でも騒ぎに為って居るとか居ないとかデモとも言え無い話が出ててね」

そう言う方面は面倒だと納得しつつ。

田中社長では無く田中土木の倉庫統括管理担当の森海斗さんが、

俺達の送迎に来ていた、彼は26歳 独身 イケメン と全てが揃ってて、

例の買収された石田建設の人で即移って来た統括管理代理の上司

だから、仕事が早いが少し厳しい。

「コレはお久しぶりです佐藤社長、お元気に為り嬉しい限りです、

実はウチの田中がついに過労で入院しまして、まあ只の過労です、

今は仕事を分散してやるやり方に変えました、

社長は今は睡眠薬で無理するので眠らせ落ち着かせる日が続き、

やっとその治療も終わり逆に今は自宅で健康に良い食事等を

食べさせる治療に変わりましたが無理すぎる仕事をさせた、

私たちが悪かったです」と言った森さん切れすぎる系の見た目な横に。


「まあそう言う事でして私は倉庫統括管理補佐をしている三浦と言います、

私は常々この問題が解決して良かったと思い、

今回の佐藤社長様率いる佐藤貿易の仕事を受けた社長が、

回復を為てくれて嬉しいです」と言ってくれた。

「まあこの三浦は石田建設から買った部門で窓際だったんですが、

もの凄く優秀で今では分散指揮と言うノウハウを持って居てくれて、

お陰で家は大進撃ですよ、倉庫だけでなく会社も方も何かあれば言って下さい」

そう言って貰い。

俺は久々に楽になった気分で「では任せますので」と言い切り、

俺はそう言い切ってた自分が恥ずかしいが思いを振り切って歩き出した、

行き先は取り合えす出来てると言う1・2階の冶金場を見るためだ。


「はあ、久し振りに怒りにまかせて言い切ったね、

人それぞれ色々有るから当てはまるかどうかって所だけどさ」

「それはだな、内側ばかり見てたら気が付けば仕事が増えてるアレだ、

会社を作れば金や宝石類を売ってのんびり暮らす予定が、

ドンドン売って来てしまって気付けばそのカネ欲しさに、

脅す、妨害工作、薬をばら撒いての攻撃と、

其処までする力があるなら普通に働いて稼げって話を言いたいね、

誰だか合ってないから知らないけどさ」

と言って中に入ると照明を秀が付ける、一斉に付いた下からの照明、

床で部屋の端に設置したLEDが光り部屋を照らすが理由は、

上である天井は髙熱の空気やその他のガスを排出する予定のため

熱で普通の照明は故障しやすいと考え艦内の通路を模した、

下からの照明の提案をしたら受け入れられ完成してる。

そして設計図通りで天井側にはトラス構造の張りが幾重にも入ってて炉も、

一応用意できる排気口と汚染物質を取る濾過フィルターユニットが付いてる。

ユニットはその名の通り、

濾過剤である紙や樹脂に砂系の物炭系等を合わせた箱で、

交換したら仕分けして中和剤を掛けて埋めるんだそうだ、

と話を現場の冶金フロア製造長から聞き思い出したのが元軍艦の汚水だ、

船全体なら区画ごとに濾過システムが在るんじゃ無いかなと思う。

何しろ隔壁が有ると言うことは、

閉鎖された場合も考えて居るはずだと思ったからだが、

戦争優先の時の船だし意外と無いかもとも思った。


「と言うわけでして、濾過装置により有害な空気は可能な限り、

濾過され排出されます、また燃焼させるガスや炉も、

一応設置可能な部材単位では無く装置単位で組み上げ保管中です、

と言われて見るが、有るのは炉に設置するダクトや固定器具などで、

確かに途中まで組み上げて居る、…らしいと言うのも、

俺は金の溶かす炉の作り方なんで知らないし、今は知っている風を、

装っているだけだ。

「確かに広さも十分だし、出し入れするドアはアレかな?」と聞くと、

「ええ3重ですシャッター耐熱耐圧の電動ロックドア、

そして普通の横にスライドするドアです、

大きさは指定通りですそれでどうでしょうか?」と不安感一杯で聞かれたから、

「良いですね、全てが最高ですよ、コレでここでの活動は上手く行くでしょう」

とか言って只しっかりした施設に、

頑丈で盗まれ難いドアそれら全てを見て納得した俺は次へと移動した、

その次に見に向かったのは3階の貴賓の滞在施設でもなければ、

その上の金庫室でも無い自称5・1階とか6階とか言われる場所だ。


其処は大型の宝石など特に高価な物を入れる施設が半分有り、

その横に警備室があるその警備室を見学に来たのだ、

本来金庫は地下に作る方が効率が良い、何せ金庫は重いからだ。


その概念を壊したのが秀だ、

どこもそうだが重いなら材料を変えろと言ったらしく

今回は金庫の素材を鉱物鉱石類から、

つまり鉄・石系列から見た目こそ変わらせず薄くして、

ドアと内装だけ良い見た目の頑丈さをめざし、

外殻と室内以外の隙間の内部を発泡ウレタン系の充填剤で埋めた、

普通なら金庫の中に使わない充填剤だし、地球で広く普及してる物や、

地球の溶剤や掘削機等で壊せるなら手抜きだが、

では地球で絶対一度作ると壊せない物となると、

重い材質とどう違うのだろうか?つまり安全性は連合基準で有り、

地球基準では無いので凄く安全だ。


コレは過去に連合で帝国との危機的戦いを解決するために、

資金を投じて作られ開発された充填剤に、

限りなく近い代用品が今有る物で、材料というか素材を混ぜて、

綺麗に撹拌して秀が作り唯一除外した膨張と硬化する薬品を、

最後に吹き込み方法で、

金庫の外側と内側を倉庫の奥に簡易壁で覆った所へ金庫を持ち込み、

上が入り口の状態で、内壁がぶら下がる用に組み付け工事をした後

外と中の隙間に一気に加圧したエアーコンプレッサーで素材を入れて、

充填剤押し出して入れると特殊な加工物がが出来て、

中と外の隙間がどうやっても壊せない合剤で固まるという行為を実行した

コレ、元々は金庫室は地下に作り上は小型の区分けを増やした設計だったが

秀が出来ると言いきり実行した。

理由は俺が元々会社用に言って買ってた、

ゴルゴンGとゴルゴンHGが予想以上に余り、

会社と自宅で使った余りがゴルゴンHGが7割で、

それにゴルゴンGが1割残った、その残りと地球のとある鉱石を、

粉末化して混ぜて入れ回転させること3日で出来ると言うので、

借りてきて貰ったコンクリートを回転させ固まらないようにする。

小型のミキサーに缶を3つ入れ秀が色々加工した後、

中で回転させ持ち込み充填したのがその金庫だ

世界最高の合金より硬く軽い物になるというので作った金庫だが、

最大の欠点が中に入る入り口は軽い充填剤と関係が無いと言う事、

普通に所定の方法で開くので、利用が出来る。

それを貴金属や宝石類をしまって入れる施設の完成前から開けられて、

盗めるように狙う奴らが居ると言う情報が有って駆逐しに来た訳で…。


「まあつまりだ金庫を作る前から盗めるようにしておいて、

良い盗む物が仕舞われたら、その作る時に付けた何かで、

金庫を開けて盗もうとしているわけよ、しかも犯人はまたしても、

倒産しそうな石田建設とそこに指示してる彼らより偉い誰か、

そういう訳だから下っ端を捕まえるからアドリブでやるから付いてくるように」

と事前に伊藤くんに言い中に入り若い社長風に言う。

「おお、結構凄いね、まるで軍事映画の司令室みたいで格好いい、

さて見て見ようか、

警備の皆さん私がここの施設の所有者で佐藤貿易の社長です、

今日は動く準備に入ったと聞き警備システムを見に来ました、

説明して貰えますか?」と言い警備長と言う人から話を聞いていると

秀が電源だけしか入って居ない警備システムを起動して検査を始めた。

「あのちょっと」と当然担当者は止めに入るので、

「まあ皆さんそう驚かないでください、

ウチの副社長がパソコンとか詳しくて、

ちょっと警備システムの中見たいってだけなんですよ、

まあ検査とは違ってそもそも検査を出来得る技術が無いですからね、

僕はそれで見に来ただけなんで、ああそっちに居る

警察官はだれかを捕まえるとかでは無くそっちのおじさんの護衛です、

ああ見えて偉い人なので凄い危険な奴らに襲われないように護衛が付いてます」

と言っているがここをパソコン扱いしてるだけで、

俺はプログラムだとか言う前の時点でシステムを、

よく分かってないのだと解る様に言う。


そして俺はその世代が焦る前に、

前の元仕事場での経験で対応するコツを使って掴んでいるので、

だからどうしたって事だが俺は出来るだけ話術でこの場に居る、

エンジニアを上手く宥める役を演じるように、

とにかく興味を引くために徹すると

[1人ずつ大雑把に紹介しつつ時間を引き延ばして]

と秀から通信がグラスに入るそもそも秀はアシストロイドは、

宇宙空間でも宇宙服着ないで、普通に活動が出来る程、当然そうだと、

どうやって空気の無い所で話し合うって事に為ると、

電波通信を周波出来るそれでグラスにメッセージが来るって訳で。


「さて伊藤くんの初仕事だ、この人達一人一人としっかり挨拶する、

事が出来るか?って仕事だ、秀は機械に夢中だし、

おじさんと警護の警察官さんは何もするとこも無いし関わりも今後は、

ここに人とは無いだろう?でも君は新人見習いだ時間が余ってるんだ、

それで給料貰うって俺ら出す方からすれば働けって思うだろ?

だから仕事してさて最初の仕事は挨拶が出来るかどうかだ、

さあこの人達を会社の偉い人だと思って挨拶をして、

皆さんも何もせずここのいるだけなんてつまらんでしょうし、

手伝ってくれるだけで良いですから、

何とか社の何とか社長だって言うだけで良いですから

偉い人の振りしてくれるだけで良いですから、さぁ伊藤君挨拶して」

というと

「ああの私は株式会社佐藤貿易の見習いで、伊藤と言います、

よろしくお願いします」と言うのでスパルタな昭和世代の感じで

「違う、[あの、]は要らないし、初めて会った人だから、

「初めまして」を入れて、[私]はまあ良いんだが普通で目上なんだから

「わたくし」ね「わたしくし」そして次が所属、君は今は、

株式会社佐藤貿易で見習社員をしています、

でここで名前の[伊藤]って続けていって、言いますでは無く「申します」

でお願いしますでは無く「お願いいたします」が中程度で、

「申します」とか「上げます」が付けると良い最上位だ。

最後は、えがおでハキハキと挨拶して握手ね、

さあもう一度行って見て良い様なら」ビジネス会話集とかの本買いに行こう、

前回と違ってもう人手が足りなくてヤバいから済まないが今期1月程度は

手伝ってくれ~と言い、じゃあもう一度行ってみてくれるかな?と、

続けて言わせて見た。

「は、はい」

「初めまして、わたくしは、株式会社佐藤貿易で見習いをして居ます、

伊藤と申します、よろしくお願いいたします」

と次々挨拶をして行くと相手側も乗り気になって「うむ」とか、

「ご苦労さま」とか偉い人を演じてくれて握手してった時だった、

「あ!」とある一人と握手した瞬間、伊藤君の顔が焦りの顔になる。

「ああ?疲れたか、緊張しすぎだよ、まあそっちで休んで居ようか」

と離れた椅子に座らせる途中で俺は聞く

「何が見えた、単独犯か沢山居る?」と聞くと頷いて小声で

「あの人と横の太ってる感じの2人が務めてる会社の上司から、

一番偉い政治家が来た時にここのパソコンに勝手に入って操作して、

何と今時USBを読み込ませられる準備しておけって言ってるよ

と[一番偉い政治家の]」と言った時だ2人が疑われているのは明白だから、

理解して逃げようとして居る2人を俺が動く前に小林さんが動くと、

一人を確保してくれて、もう一人の方は鈍いので俺でも捕まえられた、

こう見えても年を取っているがまだ33で、薬が合わなくて働きすぎで、

寝たきり直前な俺だよおっさんの仲間入りだが、未だ何とか身体は動くようで、

2人の内1人をつかまえてガッチリ縛り上げる。


「さて茶番は終わりにしよう」と言いつつ、大林さんから非常時にと、

渡されていた結束バンドの中でもアメリカの警察用らしい結束バンドを

アメリカから政府が緊急輸入したらしく1つ見て居ない隙に、

手に入れて検査とかする気で持ってたが使う羽目になった。

恐らくバレてたらしい、今の警察が実験中な非致死系な武器や、

道具の数々を物を渡されて居る警官の前でしかたが無く後ろ手で縛ると、

大林さん、ここの見張りおねがいします」

と言って

「え?ちょっと」と大林さんの声が聞こえたが無視して伊藤くんに聞く。

「さてと、挨拶しろとかパワハラ的な事をやって済まないが、

ああしないとプログラムに嫌がらせや悪用の心配もあってねもあってね

まあ分かってたと思うけど[握手と]何度か言えば分かるかな?

と思ったんだけどどうだった?」と聞くとむすっとした顔で、

「もうこう言うのは今後はしたくないです、握手と聞いて気が付かなければ、

本気だと思ってました」と言うので説明する。

「そうは言うがお陰でバックドア、所謂頑丈なプログラムの、

裏口を作りを防いだ勝手に出入りして情報を盗んで宝石や持ち出す時間、

それに買い手の情報と色々奪われると死人が出るのがこの業界だ、

そうだ悪いとは思ったが時間的にこれしか無いし君もわかったろ」

と言うと、

「確かにコレしか方法が無かったとは思いますよでもいきなりってのは」

「そうは言うがそれ以外にコンピューターに細工するって、

以外と証拠か出ないので何かきっかけが無いと、

隠されてる場所とかって多すぎて意外と分からないんだよ」

そう言った俺は男達から聞き出した入力しろと言われた。

差し込むだけの簡単な仕事を防ぎ、

メモリを秀に渡すといじり始めてしばらく経った時だ、

「YES!出来た~」

と言いながら笑顔で背伸びをしてる秀きっと解決したのだろう、

「祐二、これは本気手配する普通に仕事して」

とグラスに表示が出る。

それを見てげんなりした俺の顔はやつれたおっさんだったと、

後で伊藤君に聞かされた。

そして警備会社に交代を要求捕まえた相手を捕まえたのは、

警護の警察官なので、しっかりした警備を頼むというと、

直ぐに交代が来て2人を連れて行ったが但しメモリは秀が握った間までだった。


「さて犯人は警察に連れて行く前に会社で何か重要な、

話があるとか言ってたしどうなると思う?

首は確定として裁判費や何やら含めて彼らって出せるのかな?」

と残ってるのと新しく交代出来た相手に言い含めると、

「では正しい業務契約通りの仕事を為てくださいね」

こうして初の倉庫見学の一問目の難問を突破した俺達は、

2問目の問題を解決しに向かった、何故知ったかと言えば凄く簡単で、

秀が社屋に出来た新しい機材のテストで動かしたところ何かが有るとわかり、

1つ目はプログラムへのしかけとこの[屋上]と[水]と言う単語で、

今ここで捜索してその何かの罠を探してる。

最上階の屋上に出ると、其処はヘリポートと大量の冷却器が有って、

その反対側にはドローン用ポートが4つ作って有るのと、

暖房用の廃棄ダクト風煙突が有りそれ以外も含め周囲を秀が歩き回る、

「おお、景色がコレは結構低くなってるね、まあ半分に為った訳だし、

其処は仕方が無いか、と俺は屋上の更に上の水槽を指さし、

「ここかな?爆弾か毒物か何かが隠して有るという水と屋上と言えば

死体が入ってる貯水槽だろう良く出て来る話だが、

ここに爆弾って話は普通聞かないな、毒なら意味が有るだろうが」

と言っていると秀が見つけた話をする。

「ほんと彼らは酷いと言うかグチャグチャ、

もう都内含め大混乱でね当時の部下や、

政界の裏で暴力で物事を解決してた方々がお互い、

例の人を自由に利用出来るウチらのマンション襲ったあの薬を巡って

残党がお互い分裂して残りの薬を探し回ってて結果、

組織規模で無くなったし規制が凄くて売れない量の普通の麻薬とかを、

勿体無いからって復讐に使うとか考えてここに設置して、

捨てるとか言う計画をライバルの元は同じ組織がバラして僕の見知ってた

サイトまで情報が来てて見に来た訳だけど本当にあるとはね~

予定日に爆発して毒が水道に混ざる計画だって言ってるけど、

爆発したらバレるし混ざっても水道使わないでしょうに、

本当に雑な計画だよ

とタラップを上り上に上がると中を開ける鍵を使い開けて確認すると、

蓋を開けて確認すると予想通り、

清掃を今後実行する業者がそれを守って居れば規定量の筈が、

規定以上の注水量で違反だし予想通りあった謎の黒いビニール等で、

包まれた物が有るので危険だった。

「見つけた有ったぞ、即報告、館内で飲料として飲む水の使用を禁止、

トイレとかはここは別系らしいから安全だ、さて報告と警察へ通報を、

と言いつつ俺が大林さんを見ると、

「え?私?ここ管轄外だから色々面倒なんだよねえ」というので

「じゃあ上司さんに言ってそっちから、

ここの施設で麻薬と爆弾が見つかってって話して貰えば優位に立てるとか、

署長さんとか喜びませんか?」と言ってみるが、

「無理無理ウチの署長替わったばっかりで、東京から来た人で、

守り最優先な人だから」と押しつけ有った結果、

大林さんが地元警察に連絡を取り、そこから俺達が別の話をしている間に、

別の所へ連絡が行ってた。


何重にも包まれ隠すように入れられていた爆弾と麻薬類は、

よくドラマで見るビニールでは無く、

巨大な布団圧縮と掛かれた袋に入っていてそれが一番中で外側は2重に、

見たことの無い半透明な厚手のビニールで覆われてて浸水は無さそうだ、

貯水槽は本来水の無い地域で使うのだが、

ここの地域は井戸が出るので災害時の予備水的に指定されているから、

と言う理由で設置してあり、

普段は別の館内に有る除菌消臭と実績がある

オゾンで殺菌すると言う東京の水道局と手を結んで製造をしている、

会社から買った。

機械を入れて居るので本気で予備としての設置で、

1日2回入れ替えで使われるがは日本でも防災などを理由で、

付けられてるが其処に入れられた中身だ、当然廃棄で、

今度は流石に処理が無理そうなので「何かヤバい事になったらしい」という

顔を俺がするのが怖いらしい「伊藤くんコレ何処の誰の何か分かるか?」

と一応聞くと彼は真面目に「試して見ます」と手をかざして、

見てくれた結果、イヤそうな顔で、

「コレ覚醒剤と爆薬です、作ったのは鈴木とおるって東京の男で、

自宅アパートでネットで見た方法で作った手製爆弾と、

ヤクザ系系列の売り手から受け取った売れなかった残りを集めたのと、

今は売れない覚醒剤の薄めたまがい物を、

重田議員の息子が買ってたのを残り纏めて買ったのがコレらしいです、

要は爆弾でこの貯水槽に麻薬をバラ撒く計画ですね、で中毒になればいいと、

いい顔の人では無いですね、重田幸蓮さちれんってのが息子の名前ですが、

友人のヤクザを使って集めた覚醒剤だと本人やる気ですけど」

「そっか~そう言えばそう言う人も残ってたね~でもその人予想外で、

某一流大を出てるのにコレだよ」と呆れた秀が良い、

「え~」と俺は嫌な話だと思う。

「しかしコレは、だがコレ本気で俺達を消す気な奴だろ?

本気で殺しに来てるし、逮捕しても、釈放されたりして最後は有耶無耶で

次の家族や親戚の人が立候補して来る奴だろ、

コレ重田議員の息子警察が来ても逮捕まで行くのか?」

と大林さんを見ると横に首を振り、

「逆よ逆!、何か凄く偉い担当の警察庁の人が来るらしいわ」

と言われて一瞬理解出来なかった。

「え?あそこは東京が管轄では?」と俺が言うと、

「違うって警察庁、けい・さつ・ちょう」と言われて、

俺はまた長く掛かり取り調べが有って仕事が進まなくなるのかな~

と思って居ると、

「それだよね、いい加減こっちにお金無いンだし変なプライドで、

こう言う罠掛けられても面倒だよね、

で爆薬が爆発するとどのくらいの爆発するの?」

と聞かれた伊藤君は

「ええと作った本人は試しで爆発させたが火が付かなくて失敗、

仕方が無く知り合いの知り合いを頼って海外のサイトの作り方を翻訳させて、

再挑戦で作って、何とかこの階が吹き飛ばせると思って居るらしいですが、

実験はしてません、それともっと良い材料を寄越せって偉そうな人に言ってます」

「ん~1フロア分か~取り合えずこれ全部運び出して、

屋上から1階まで下ろせるか業務用エレベータや、

台車ルートの点検も含めて出してみるか?

火薬は危ないけど、まだ例の残ってる穴で燃やしてやったらどうなる?、

これだけって結構な量だし大損害だよね、

俺らが捕まってって考えるならどうせだし燃やしてみよう」

というと秀が、まあ爆薬程度ならビックリする量を繰り返し爆発させれば、

多少は面白かもだけど、

薬物は駄目絶対に管理をしっかりした組織に任せないと、後々面倒だよ?」

と秀に言われて俺はむりやり爆薬を運び出すという事を告げる、

「今からこの貯水槽から持ち上げるから台車用意してくれ、

しかし全部で150キロとかどうやってこんな量持ち込んでいれたのかな、

まあ体力勝負で入れたのか運び出したすぞ」と俺は言い

それを水槽の中まで足下が濡れるのを我慢して、

設置して有るハシゴで中に入ると中の黒いビニール樹脂の多分園芸用の袋を、

持ち上げて屋上まで往復して運び出すと

台車の上に降ろしてそれら黒い袋をゆっくり手で感覚をつかみ、

罠などが付いて居ないか確認すると取り合えず開けないで、

業務用エレベーターで地上まで下ろした、そして穴に袋全部を入れ、

そこでやっと中を開けて確認するが一言で言って「雑」だった。

爆薬をビニール袋に入れては居るが、完全密閉出来る容器など使って無いので、

中の黒い粉が見えるし別の袋に入ってる覚醒剤がまとめて入れて有る袋を、

運び出し1つだけ手袋を付けた状態で取り出し、

ライトで照らして見てみる、「何してる?」と大林さんに言われ

「いや色々な薬があるので参考までによく形を見ておこうと思いましてね、

騙されて飲ませられるとか買わされる危険が減るでしょう?、

こう言うのってホームページで各自画像を乗せて、

[騙される前に見比べてください]とか写真載せて置けば良いのに」

そう俺は言いながら、問題の薬物を照らして見る俺達。


「へええ、これが本物の覚醒剤、以外と粉じゃ無く結晶だね、

結晶って事は合成物だな以外と科学だな、それでいて何か白い光に反射する、

何かが混ざってる、コレって金属か?金属系の工場で作った?

よく見れば混ざってるの色々分かるな、こんな不純物入りの不良品を、

高値で売ってたのかね?よく注射するとかコンビニのヤクザ本で有るけど、

体に金属って危険じゃないか?後混ぜ物をしてあるコレを何度も打たれると、

どんな屈強な精神や肉体を持った女性もエロゲーな世界では、

酷いことになるらしいが、リアルだとコレなら単純に健康被害で凄く有害で、

エロでは無く病気になるんじゃ無いか?エロい話は半分幻想寄りのウソだな、

恐らく路地裏で行き倒れて死ぬって、報道が本当だろう、ヤバいな覚醒剤」

と言うと、真っ赤な顔した大林さんが何故か麻薬では無く

「そ、そうだぞ、大体が脳がヤラれて元に戻らないから、絶対辞めろよ、

で、お前らエロゲーとか、やるのか?それでどうなんだ?したりするのか?」

と言って来るので、恐らく何か勘違いというか危険性をいう気が突如、

エロの単語に嵌まったのか反応して聞いて来る。

そこで俺は淡々と話して誤魔化す事にした。

「犯罪物だと、そういう感じを誤魔化して、よりエロくした架空の話が、

普通だそうです?何しろ本当の麻薬の実態を反映したゲームなんて、

警察に止められて販売禁止でしょう?、

幾ら何でもネットでも売れないし、現実の覚醒剤を使った行為を、

エロで表現すればきっと怖がって逆に、若い青年からおっさんまで、

エロだとは思わないでしょう?エロは架空だから良いんでしょ?

売り手がヤクザだったり警察が配布した危険麻薬エロとか、

そんなゲーム想像するだけで怖くてしませんよ、

薬自体は警察の押収した写真を見るから形とか色を漫画やアニメで表現して

危険な物だと言ってるんですよ?アレって以外と、

写真見ないと知らないのですから、ああいう逮捕時の並べる報道って、

逆に為になるってジャンル違いの友人に、

ずっと言いつ続けられて知りましたが、俺は本物を見るのは初めてですよ」

と言いつつ漁っていると

「あ、コレって金持ちがヤバいパーティーとかで女性の飲ませて、

酩酊にさせてホテルに連れ込むって噂のか?確か報道番組で写ってたのと、

以外と違うな」と黄色やピンクの怪しい錠剤が入った透明の袋を見せると、

伊藤君も「へ~以外と作りが雑ですね」と普通な感想、

「まあ麻薬なり危険な薬を作るのに時間が掛けられないから雑なのかもな」

と適当な想像を言うと返ってきた答えは違った、大林さんが語り出す。

「コレは型に入れてつくるらしいが薬物自体がもうほとんど、

混ぜ物の混ぜ物で成分はよく分からない物が多いんだ、

そんなよく分からない物が入ってるので形を維持できないと聞いたぞ、

だから中には小麦粉や片栗粉で形を維持してて成分なんて、

作ってる段階の奴らか分析できる奴らしか知らないぞ」

と本物の警察官で在る大林さんが言う。

「知ってるのはその程度だが、悪いのは薬の効き目じゃ無く、

混ぜ物の方で多くの健康異常が出るから、中にはコンクリや銅とか、

建築廃棄物が混ざっていてタチが悪いんだと講習で聞いた」

と睨みながら大林さんが言う。

麻薬の危険な話を聞きながら学びつつ見てると、

「おまえらな、中身は開けようとするな本物だからな?

開けると粉末を吸うから最悪使用罪捕まえなきゃ成ら無くなるだろう」

と機動隊の坂本巡査まで言うので、

俺も「そうだよね開けたら駄目だよね」と言うと「だね」と秀が言い、

俺も中をよく見ながら、「お~し今回入ってた麻薬は本物で、

大体見て見た目の知識は得た、次は物の保管と適当に作られた、

馬鹿が作った爆弾だな、薬物は漏れたら嫌だし、

大林さんはこの麻薬を持って見張りをして下さい

爆薬は製造に失敗したヤツらしいし、ドッカーンと行こう、

騙されてくれれば隠れてる残党がでで来ると良いな」と俺は適当なこと言って、

秀は警備管理室で大林さんと報告書の作成の手伝いとここ一体の監視を、

誰か来たら言ってくれ、伊藤くん、まだ未整備にしてある大穴に、

爆弾もどきを放り込むから手を貸して」

「はい」と真剣に返事をしてくれる「小林さんも手伝ってよ」

というと凄くやる気で悪戯程なノリで「おう」と返事をしてくる、

そうして大半を3人で運び出して放り込み、


大林さんが管理室で連絡取ってると言う事にした時間に、

車のクラクションを鳴らし、

10この小分けしてあった爆弾もどきの中から3個だけ取って置き

警察の鑑識用に渡すように警備員に指示して爆薬全部に、

ライトバンから取ってきたコードで電気を流すとあっさり

爆破した。

「ボーーーーン」と音は大した音だが、爆発では無く燃えて赤い火が出ただけ、

後は凄く灰色の煙がもうもうと上がるだけで爆風は全く無かったが、

とにかく燃えるだけは燃えた。

「あ~こりゃ黒色火薬の製造に失敗した奴かな?、

只燃えるだけって馬鹿っぽいな燃え残りや、

そもそも燃えてない所もあるし、大失敗だろコレ、

あそこにあるのはキャンプ用の燃焼着火剤だ、

燃えてない時点で水分が入ったな、

コレは作った奴、きっと映像とか漏れると仲間から大変な事、

される様になるぞ、

伊藤くんもこう言う適当な仕事をすると、

書類仕事でもどんな仕事でも後々酷い目を見ると理解する様に」

と眺めつつ動画を撮り画像を撮りでドンドン保存しておく、

「コレでいつでも重田議員の息子含めて脅そうとすれば、

突けるんだけど其処まで腐った悪人では無いが、

単に知識や考え方を知らないだけらしいから正々堂々警察に、

データを提供して終わりだな」と俺が言うと、

燃やし終わった穴周辺を三角コーンを置いて形だけ封鎖して

6階の警備室戻った。


そう言って3時間後、「なあ暇なんだ、警察はいつ来るんだ?」

と俺が愚痴ると、大林さんは「さあねぇ優先度が低いし、

こっちには私が1人とはいえ居るからって手を抜いて後から来る気で

仕事をこなしているんだろう?一応本署に話を入れたら、

保身主義の署長に一応こっちの所轄に連絡を入れてくれたらしいと言うより、

アレは嫌な物を放り投げて受け取った方が負けってヤツだね」

と言ってると、秀が「5時方向から飛行物体が接近、遅いからヘリかな?

一応用意したレーダーが本当に動くね、中古だったけど良い買い物だったよ、

まさか普通に売ってる物が性能の良いレーダーだとは思わなかったな、

日本で普通にこういうのって買えるんだね、半分使えなくても仕方がない程度に

思いつつ買ったの付けたけど普通に使えるし良い買い物だったなぁ」


と秀が言うので、「何処出そんなの売ってたんだ?」と聞くと、

「ヤフ○ク」の一言俺はそれを聞き本当に売ってるのか?と驚いた。


そしてヘリに乗った偉い人と鑑識達がやって来て一応用意してた、

民間用のたが無線機で民間航空機用の周波数でヘリが着陸を言って来たので、

屋上に降りろと指示する、この無線機は日本でも許可さえあれば買える、

航空機用の専用無線機で以外と普通に許可さえ出れば買えるらしい、

一応本物のレーダーも買う気で居たが、通販の方が使えたので、

実際使えた以上買わなくて良くなったと、

俺は資金が減らなくて済んで少しほっとした。

聞けば警備と別に海外のVIPが来る時だけ、ここに大手航空会社から、

通信と誘導員を派遣して貰う契約を既に俺は寄ってくる各企業の中から選び、

契約を完了している。


そして来たヘリコプターが到着した頃には、

俺達の中で来るヤツは面倒なヤツに違いないという話に成っていて

「だろうね~聞く限りなんで警部が2人1組で無いと駄目だからって、

平巡査連れて来るの?それに今到着した

山梨県警の鑑識班も別途ワゴン車と護送車の2台で来ているし

残りは爆薬の入ってた袋と覚醒剤類が丸々全部の回収車両だって、

じゃあヘリは何って話だし、やっぱり火薬だけは危ないから、

燃やしたって事にするし空き袋が大量に有るから問題は無いだろうけど、


「ん~皆さん私は警察庁犯罪収益移転防止対策室の佐竹大作警部だ、

今回の件はマネーロンダリングが失敗した上逃走中の人物に関わると聞き

調査に来たのだが、ええと君は?」

「はい、埼玉県警の大林巡査長ですコレは一体何でしょうか?

この事件は山梨県警の所轄案件と捉え、

私が護衛任務中に起きた案件の報告をと連絡した事件です、

例の彼らが緊急で処分するべき案件だと言い、

私はそのまま待って居ろと言いましたが、

ここの施設が毒物で汚染されると危険だと言い奥にある空の大穴で、

爆破しまして破棄しました」

「は??爆破した??750kgの爆薬を?この建物で?、

その量なら吹き飛んでいなければおかしい量だろう?」

と佐竹警部と言われた警部は不思議そうな顔で見てくる。


「はい爆薬は遠隔爆破を恐れて即排除しないとと思いまして

薬物は内部に爆発物は無かったので私が保管し

庫内の作業員には水の摂取を禁止して、検査用に水を1Lだけ回収し

残りの飲み水は全て下水に破棄し処分しました、

何せ飲むと漏れている薬物が有った場合中毒死します。

大惨事になるのの回避ですから即屋上から持ち出し、

回収した後館内は専門業者を呼び完全な洗浄が終わるまでの間、

水道は閉鎖だと言って放送を流してました。

自分は一人で今回の監視でしたが、連絡を入れている間を抜けて、

その間に火薬の爆破を実行したようです」

と言う大林巡査長の言い分を聞きながら困惑する警察長の佐竹警部と、

単純に人手として連れて来られた部下の巡査も困惑してる。


すると山梨県警側は一番階級の高い鑑識課長さんが、

現物のサンプルが3袋有るし、画像や動画のデータを見ながら

「ああ確かに失敗作だこれじゃ均等に爆発しない」

「まあ麻薬は全部回収できたし内側に指紋も付いてるコレって見つけた奴ら、

が付けた指紋じゃ無いんだな?」

と聞かれて大林さんは、

「はい、各1で袋を水から回収する時から手袋として、

食品衛生用のゴム手袋を代用で付けて作業していましたし付いて無いでしょう」


「それだ!それなら捕まえられる、なかなりの量だ爆薬は全部燃えたのか?」

と聞かれて鑑識さんらも来てる中、大林さんは焦りつつ答えた、

「爆薬は完全に遊び感覚で少しずつ其処の穴で燃やしたので、

後から追い付いた私も見ましたが少量保管している以外は全て爆破だと言って

点火しましたが普通に火が出て燃えただけでした、

彼らも分かったのか失敗だと言って笑ってましたし、

色はまあまあ綺麗な赤で青や白では無かったです、アレは火薬では無く、

燃えるガソリンとか映画の爆発見たいなのとは違う、

只の火が強くなった程度ですね」と言われ佐竹警部が怒りながら言う、

「なあ、俺そのままにしろって言ったけど止められなかったって、

話が分からないんだが、どうして勝手に証拠を燃やすとかするんだ?」

と聞かれ完全に代弁者と成った大林さんが、仕方が無く言う。


「本人達曰く、警察は10分以内に来なければ目安と違って、

判断できないから安全のために爆薬を遠隔で起爆されたら終わりだ、

と言って起爆する機械でも中に入って入れは爆破されるので、

待てないと言いだしそして直ぐに警察が来るだろうが、

逆にその時に爆破されては困ると言う話でして~、それで待っても来る筈だが、

来ないので倉庫の従業員さん達に危険だから今日の作業は中止で、

作業員らを帰宅させこの状態です」


明日から飲料水は各人で持って来る時にレシートを持って来ると、

無料だそうですその分危険だと館内放送で水に毒物が有ると詳しく説明して

残党の奴らを施設に入れるとこうして皆が困ると言って、

再度通報する様言って居ました、

「ねえ鑑識さんこの画像だけで逮捕できるかな?」


「まあ証拠は一部あるし、売れなかったヤクの残りって言う奴の中でも、

これだけ指紋が付いていたら犯人検挙も奴ら指紋が確認出来るデータ探して、

逮捕すれば良い、今政府は薬物に1番力入れているし、

爆薬についても捕まえたヤツから聞けば良い、

ヤクは一緒に合ったんだ[いつ爆破するかも知れなかった]

とでも言い訳されたら見つけた彼らは法律では逮捕まで行かないよ、諦めな」

と鑑識課長が言い、直ぐ部下も

「そうそうどうにも出来ないね、まあ不法投棄と火薬燃やしたから、

火薬類取締法の26条で知事の届け貰ってねえて事で書類送検だろうが

危機に遭って居たとなると緊急回避が成立する可能性もあってな、

現場見てないからどうにも言え無いし、

同じ施設内だしなぁ移設したわけでも無く施設内でだからな~」

と鑑識さん達が言い、佐竹警部は「じゃあ俺は?」と唖然として聞くと

「さっさと調書書いたら帰って良いぞ、ウチらはここの保健所と相談して、

この施設の洗浄方法を話し合って通達して終わりだし、

火薬も一部保管してあるって言うし、

燃え残りを朝確認して問題無ければ乗って来た車両で帰るよ、

ってあんたヘリで来たんだろう?どうするんだ?また呼ぶのか?」

等と鑑識さんにからかわれる様に言われて。


普通に「いやそれは燃料と整備費が出ないから帰りは電車とかかな?」

と返事をして、大林さんがここの交通事情を教える、

「それならここは電車もバスもタクシーも無いですから、

裏にある細い獣道を進むと高速の料金所に出られる道が在るので、

そこから深夜バスに乗るしか方法無いですよ、通常のバス走ってませんし」

と大林さんが説明をすると、

「何だよ爆薬さえ在れば有れば、ああ~薬物も含めて大手柄でヘリで、

凱旋だったのが深夜の夜行バスって何なんだー!何なんだー!…」

と爆薬を燃やした後の穴の横で声がこだまして、

遠くから「五月蠅いぞ兄ちゃん」と土木管関連の人の声がして怒られた、

「で彼らは?」と鑑識の一番偉い課長が聞くと、


「はい交代で来た坂本巡査と北海道へ行きました、

約束をしている時間に間に合わないから仕方が無く、

契約に遅れるとかで何かの機材の回収だとかだそうです。

帰りは4~5日後だと言ってましたが、

既に調書は埼玉県警の方式ですが、私たちで取ってありますので、

コピーして持ち帰ってください」

と大林さんは、秀の作った事情聴取の実際と寸分違わぬ報告書に、

驚きつつ受け取り3冊貰ったコピーを分ける、

実はその後、小林さんも佐藤達には対応に限界で、

疲れた彼女は後は坂本巡査に警護を任せ北海道へ、

行きたいと言うので行かせた訳だったりする。


その後の今は適当に答えて、本来はいつになるか分からないと、

言っていたのだが常に連絡を入れるように、

指示して在るから大丈夫だろうと北海道へ行かせるしか無かった。


「…俺は何しに来たんだ?」と唖然としたままの警察庁の佐竹警部に

大林さんは「調書を確認して発見物の回収をされては?」

と現実を説明、

「確認というが、聞く相手が居ないし回収は鑑識さん方がした、

君はどうするんだ?ずっとここに居るのか?」

「いいえ、この聞き取りと資料の載せた調書を持って本署に帰ります、

証拠は山梨県警の鑑識班に渡して確認後終了で帰ります」

と言う話をするが佐竹警部はどうすれば良いか、

しきりに部下と大林さんに聞いて来るので呆れて、

「ではこの2人の電子計算機使用詐欺罪で捕まえたので、

東京まで連れて言ってください、彼らの派遣先は都内ですし、

犯罪の指示と現物の引き渡しは都内ですから、

犯罪の行使しと指導が都内ですから本来は逮捕場所が此所なので

山梨県警さんで引き取って貰うんでしょうがその後は東京へ移送でしょうし

県警さんの聴取の後東京での犯罪と言う事で連れ帰ってください。

一応彼らが乗ってきた軽ワゴンがあるのでそれにのって付いていけば、

良いのでは?」と言い「イヤそれは流石に無理でしょう」と言う、

警察庁の巡査の言葉に困惑している佐竹警部を見て憂さ晴らしをしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ