$04 装備
「それでだ、今後現物を買う事は出来るが、こっちから加工した金塊とかを、
今すぐは用意する時間が少し掛かるんだ、だから言うか今有る分は全部と、
その差額分とそれ以上となると欲しければ自分でって訳でどうだろうか?、
つまりだ…この艦内もとい船内捜索をしてくれないか?」
と言って来たのは班長さんだ、
「え?つまりこの艦内から金なら持ち出しても,OKという事ですか?」
と聞き返すと、
「ああ、それだけじゃねえ、金だけじゃ無くそれ以外の物も見付けられれば、
それもアリだ、ついでに運良く探索で「汚染物除去槽」とか、
見つけてくれると助かるが、なに無理にとは言わないさっ、
艦内は基本自動修理マシンと清掃システムが行き来してるだけだから、
特段危険な知的で無い宇宙生物なんて物も居ない、
居ても何百年も何も無いんだ死骸だけだろう、
ただ艦内だからって俺らと通信で連絡が取れれば良いんだが、
残念なことに近距離は通じるんだが、遠距離は元が軍艦だからなのか、
故意な妨害か何故か無理でな、通信関連企業の社員である俺たちでも、
無理だから代々不思議だって困惑してる、
当時の社員がこぼした話じゃ、この船を会社が買った時に軍の技術者が、
一時的にOFFにしたってのが伝わっててそのままだからだという話が通説で、
今ではどうやったか方法や制御する部屋さえ解らねえ有様だからな、
今じゃあ方法も場所も解らずに結果通信はできないままだ。
まあ、そう言っても基本、危険は無いし、
特にサポートする様なヤバい場所も無いしさ、適当にぶらついてくれればいいよ、
お前さんがここの地球?と言う現地で仕事をしてるってのは知ってるが、
休みの日や仕事明けの数時間を少し探索に当ててくれれば、
ある程度の何かしらそっちじゃ珍しい物資が手に入るだろう?
それを俺たちが品を確認してそっちで売るなりこっちで買い取るなりすれば、
こっちは助かるしそっちも冒険出来て楽しいだろ?どうだ?」
と言うのだがどう見ても俺をこき使う気満々だ、意図がミエミエだぞ班長。
俺としては時間的にも精神的にもキツイので困るしか無いが、
(冒険!探検、宇宙!)海外ドラマや海外SF映画で見た数々の楽しい活動が、
[無料で]・[安全に]に出来る言う話が来た。
そんな訳で…、ただ時間の無駄になる可能製も含んで居るし、
更に言えば金の価格分を稼げる可能性は少ないと考えている俺は、
「え~っと」と言って考える時間を作り出していると、
更に班長が追加で畳み掛けて来た、
「もちろんタダとは言わない、こっちからは秘蔵の軍用で、
完品の[戦闘兵士用宇宙服]一式を出すんじゃ駄目か?
これは保管ケース事発見された逸品でな、何より軍用だから頑丈だぞ」
と行って来たのでつい俺は食いついてしまった、
「それはどのような形状の物ですか?」と俺が言うと、
笑顔の班長が手を上げるとイグさん含めて班長の部下の班員さんらが、
おずおずと金属製のアタッシュケースに似た箱を持って来て見せる。
「おう、これは詳しい技術は分からんか調整課の技術者達が言うにはな、
俺ら体格がデカいやつは着れないのはもちろんだが、
ある程度の体型なら補正も可能で、
お前なら着れるだろうって理由が1つ在って、
それとコレは連合の軍でも高い階級の高級な戦闘兵器乗り用の、
軍用宇宙服らしくて一セットだけだがこの元宇宙戦闘艦内から、
2代前の担当者が過去に見つけてな。
何せ軍用で戦闘兵器操作要員用らしい高性能で、
軍の高階級の兵士用宇宙服だ、出処が出処だから出所不明って、
言って売ろうとすると怪しんだ行政府に目を付けられるから、
俺らには売却もできない激ヤバな一品だ、
何せ俺ら民間の銀河連合のID登録者は絶対に着れないんだ、
なぜかと言うとだな連合人は強制登録制なんだ、連合人は生まれると、
自動的に病院で脳にIDが定着する登録カプセルを埋め込まれるから、
その民間の登録が有るとこの軍用戦闘服は読み込んでも弾いて、
軍人じゃないってエラーを出して来て着用こそ出来るが、
動作させて使う事が出来ないんだ、だから売っても買い手は鑑賞だけだから、
余程変な奴か貴族しか買わない。
だがお前さんは連合人じゃないし、そもそも登録が無いから、
この宇宙服は銀河連合の軍規定で、
IDを読み取れないと怪我人と認定してある程度の時間は着れるが、
緊急処置が居るかどうか、AIに確認されるとプログラムに従って、
宇宙服の生命維持システムが、臨時の許可を出してくれるから暫くは着れるが、
その後ID持ちは着れない、だがお前なら、
そのままずっと判定不能でエラー出したまま、
着れるだろうし下手すれば登録できるかもしれねえって、
調整課の奴が言ってたぞ、後はこれだ、艦内を捜索するために、
今回用意した検索端末で地球で言う所の[ノートパット]って奴と、
使い方はほぼ同じのだ、俺たちの端末は腕に嵌める、
バンド型やリング型はそれは連合の準支給品で用意すると不味いが、
これは支給品じゃ無いからこれは誰でも使えるし機能も遜色ない、
それでウチの会社で使うマルチ管理システムのコピーが入った上に、
役に立ちそうな改造アプリが入ってるこの作業用端末を用意した、
この2つをこっちは出すし通信も出来るしどうだ?
これだけあれば探索は楽勝だぞ」とグイグイおすすめしてくるが、
俺はのんびり仕事明けは海外ドラマ見て居たい派なんだよなぁ、
と少し冷めた目で班長を見てそれ以外の質問もする。
「それは良いですが、武器とかは?」と訊くと班長は半笑いで、
「だからなぁ、敵なんて居ないって、ここうちの社内だからな?」と言うが、
俺はそう言っても敵の居ない洞窟探検で普通に死ぬ人や登山では無く、
キャンプで大怪我とか訊くだけに完全な信用は出来ない。
「はあ、まあ艦内を歩くだけで物資が見つかって、それを分配含めて、
自由にしても良いって話であればやっても良いかな?」
とかなり譲歩させる話を言うと、それでも良いらしく、
「おう、やってくれるか!それじゃあこの宇宙服置いていくな」
と半分無条件であっさり班長は合意したらしく、
俺たちのうまく噛み合わない探索話がなんとなく交わされ、
結果として決まったらしい?良いのか?
そう思いつつも、
班長さんは勝手に契約完了的に思い込み帰って行ったのだが、
実際俺も遊び半分の「探検」位の気持ちで居たのだが、
結果としてこの話で今後の生活が大きく変わるとは思っていなかった。
何しろ話半分としても総人員が10億人単位で乗れるらしい超巨大船で、
元宇宙戦闘艦の中を調べてくれって依頼だ、
代金はこの2点の服と調査用ノートパットで、
前に渡された金塊の残金を好きにして言いと言う話が尽き、
この探索で見つけたものは好きにして良いと言う話だ。
結果として俺は宇宙人とお互い話が噛み合わなかった結果として、
俺も良く分かって無いが調査するという話を締結してしまっていて、
向こうはそうは言っては居ないが結果勝手に決まってた訳で…、
それと俺が気づくのは翌日だった。
そして翌日の朝俺はいつもどおり出社するため通勤している時に、
電車内でのんびり考えてて、気が付き「ああ~そう言う事か!」と
一人発言してしまい、周囲の通勤してる人に不審がられた。
という訳で俺は結果として約束(契約)してしまったらしく、
俺は探索話の為に色々と準備する気になった。
その次の休みの日、
俺は朝から俺の唯一持ってる移動手段の自家用車でどうせならと儲かった、
あぶく銭的な900万円を元手に更に稼ぐぞと早速俺は急いで買い物に走った。
まずは営業時間が早いホームセンターに向かい、
冒険とか探索をするイメージした通りの感じで使う道具を探して、
買い物かごに入れていく、
持ち歩くLEDランタンや頭部装着型のLEDライトと一応高いがカッコイイ、
個人用無線機1セットと、
家屋とかの解体用とかに使う一番長くてデカいバールと、
破砕用のたがね2個と大きめな全金属製の金槌まで購入、
まあ、これらは宇宙戦闘艦のドアとかが閉まってしまったりした時用で、
閉じ込められた時のために…用心のためね、
後は車コーナでは緊急時用に点火式で火薬型で自動車用の非常用照明筒や、
LEDの緊急信号灯って赤く点滅する奴を2個、
それと水を入れるための農業用大型タンクも発注した、
約80リットルは入るとかで、上下に分かれる分割式でそれを2個買った、
半分なら部屋に入るし通路も抜けられる大きさなので、
部屋まで持って行けるだろう範囲で買う、どうせ私生活では使わない物だ、
探検には持って来いな物を買うのも面白い、と更に信用できると、
口コミのメーカーのポータブル電源と小型のガソリン式発電機を、
予備として勢いで買ったが、その後考えると、その場所の空気が消費されて、
二酸化炭素濃度が高まり死ぬなと考え、
注文後ホームセンターから届居たが、配送車から降ろしている段階で、
使う気は無く為ってて自室の在るマンションの1階の防災倉庫という、
資金が無く何も無い倉庫だった所に住民たちが持ち寄った、
不要な防災グッツなどが持ち込まれる倉庫に1台放り込んで喜ばれた。
小型ガソリン式の発電機を買う20万近くする奴を2台もなので、
1台を倉庫に入れても、もう1台は万が一を考え空き部屋のベランダに、
カバーを2重にかけて放置することに成った、
はっきり言って40万の無駄遣いだったと反省するばかり、
一応は名目上高齢の親戚が農業してると言って、
説明して購入代行と言う話で買ったが、
それが放置だ、今から商品の返還もクーリングオフもできず、
他のリサイクル店などにも物が物なので、
売れないしネットで売ろうにも輸送費で価格が物凄く下がり送料で、
赤字が出るので売れないのでどうにも出来ないので放置だ、
そして他の物も配送してもらい、更に長い工業用ホースセット一式や、
地球製の濾過装置(浄水器ではなく下水の濾過の方)まで発注して、
彼らの生活力向上を図るために相当数を含めこれらをまとめて購入。
次に近くの100均で、
様々な使い捨てられる雑貨をダンボールに3箱入れられる程買い
登山用品を売ってるスポーツショップではぶっとい登山用ロープを、
スタッフさんに聞きながら初心者だが知り合いが付いて、
崖を上り下りする訓練やボルダリングをしたりする為に買うと言って、
凄く頑丈な登山用ロープをかなり長く買って、登山用の本気なカラビナや、
ロープでのクライミング技術と言う専門的なガイドブックも含め購入、
今まで買った物を入れられる移動用のバックパックから樹脂製食器類や
防水ポンチョ、何に使うかわからないがとりあえず折りたたみスコップ等、
登山で遭難した時縫い入りそうな奴を必要そうな物
全部まとめ買いして車に積む。
その後、また移動するが行き先は県でも山に近い近郊の
山林でサバイバルゲームとかを運営してるらしい
県内の大きいエアガンショップに向かう、前に近場を通った時に、
興味半分で訪れたが、
やたら装備品の販売してる物が充実して売ってるのを見て覚えていた場所だ。
その店で外国製の戦闘用ベストとベルトやカバンや軍用服や米軍放出品で、
金属製の弾薬ケースやバック類など凄く品質の高い輸入した、
本物も売っていて、当然価格の高さの在る頑強さの物を、
値段が高いがエイヤッと気合いで買い込む、
何しろ高額だ買うにも気合いが居るのだ、そして小型で使いやすいと言う、
ナイフやダミーとしての拳銃型とライフル型エアガンも2丁買って、
今俺の周辺で買えるだけの装備品を購入。
そして既に自動車の中は満杯だが移動用として近くにある、
バイクショップに行く。
小さい個人店だが店主は割といい人で前に興味が有って入店して、
車両価格を質問しに行った時に嫌がらず答えてくれた店主さんのいる店で、
原付きの事を教えてくれた人だったので、
また入店して挨拶してパンフレットを貰い質問をする。
「実は小型で排気量は特段気にしないのですが、
高い所まで持ち上げられる程に軽い軽量さが在って高速移動が出来る、
良い小型車って在りますか?」と訊くと
「まあ、原付かその周辺だわな。最近流行りの電動バイク系それらが、
割と最近は入り口として人気が有って良いな」
と言う店主の個人的な持ち物の電動バイクの1台に乗せてもらったが、
どうにも遅いので諦め、別の早いが高いというブランドのパンフレットを貰い
逆に原付ながらエンジン車の軽量さと快適なスピードに感動して、
TONDAの原付きをしかも(宇宙なら赤でしょ)と雰囲気と高揚感で、
一気に購入契約をしてしまった。
その後帰宅し、
バックパックやベスト等に非常用の道具や食料品等を詰めて、
準備を済ませる、
中に水と食料を入れればとりあえず遭難しても大丈夫だろうと、
これでなんとかなるだろう敵は出ないらしいが一応安全のために、
色々用意した長い通路を進む事ができるようにと準備を済ませた。
これで一応は、
一番怖い遭難しても大丈夫なようにしたつもりだが、多少不安が有るが、
「宇宙艦内探索」をとりあえず「趣味レベル」と言うレベルで最初としては、
少しずつ始める程度には用意をした筈だった。
まあ、この時点で180万近く使ったんだけど、
其処は900万円の内の200程度最初から無いと思えば、
大したことは無い、
そしてその一番最初に目の前に在る、班長が置いていった宇宙服を調べる、
見た目は黒と灰色の2色で構成され黒色に灰色のラインの入った、
宇宙服が上下にセパレートに分割している物で、光沢は無いつや消しだ、
ウエットスーツとかでは無いが中厚手の質感で
表面はツルツルしてて触り心地は違うが、
中まで掴むとウレタン風の質感が似てる、
宇宙服としてはアポロ以来アメリカのNASAが使ってる宇宙服より、
遥かに軽く柔らかい見た目で、
某金持ちが来て宇宙に行った服にデザインは似てる、
どちらかというと表面の質感だけはシリコンに似てた触り心地に近い、
それでいて体温維持用の保温システムが、よく分からないが、
服の内部に埋め込まれて居るらしく、
このレベルの薄さで機能するというのだから驚きで、
ひじ・ひざに防護パットの様な滑り止めが付いてて、
その周囲には注意書きか何かで、そこには不思議な楔形文字が入っていて、
悪くない格好良さが在ると俺は思う。
良く在る古くから続くSFアニメ的なぴったり張り付く系の宇宙服とは違い、
この軍用宇宙服はある程度厚みが有りながら薄くするための不思議素材と、
頑丈さである耐久力が在る製法を組み合わせた感じで、
内側はピタッとして居るが裏地がツルツルに滑るので、
するりと素早くインナーを脱ぎ着出来て、
その中で更に汗や汚れを吸着するインナースーツを着る仕様らしい。
インナースーツも上下に分かれていて、
着れば少し厚めの生地の宇宙服に見えるそして軍用だけ有って、
宇宙服表面はつや消しでよく見れば鱗状の何か分からない組み合わせで、
カーボンシート風な網目で不思議編み?的な素材で出来てるのが解った。
更にヘルメットは目の部分だけがメッシュ風覆いが付いてて、
周囲の部分は完全に外殻で覆われバイクか戦闘機のフルフェイス風
形状だが顔が見えたりする部分も無く、直接目でヘルメット越しに、
透明樹脂を通して外を見ると、
メッシュ部分は気にならず見える仕組みで、
鼻・口周りまではカバーが付いてて頑丈に酸素を送ってくれる、
マスク部分で覆われてるいわゆるSFアニメ物に出てくる、
顔が全部見えるのでは無く、しかも目の部分は金色では無く、
超科学的な何かの技術でブラックコーティングされてて、
ヘルメットだけでも全体が戦闘用だと分かる
服もは戦闘用なのだろう、最新の戦闘機のヘルメット風ゴツい雰囲気だが
下側の側面に細く専用設計されたように欠点を隠すように付いてる、
酸素供給システムが宇宙服の中を通ってヘルメットに繋がる様に
頭部のヘルメットの側面から四角く繋がって接続出来る様で、
完全に一般人から見ると、宇宙服用ヘルメットというより、
戦隊もので出て来る悪い敵役と言う方が近いだろう、
兎に角アニメ系の華やかさが全く無いリアル志向なので少し寂しい。
そして背中部分には多分酸素関係で小型バックパックを内蔵している、
雰囲気で腹部分には何か操作系の機械が入っているのか?
多分酸素とかの放出関連を操作する機械ユニットが付いてる場所なのだろう、
そして軍用だけ有って肩・肘・腰・膝と金属風の素材で補強されて、
盛り上がりゴムでは無いが滑りに難くなってる、
そしてバイザーの部分は目の下部分から、
上下にこめかみ付近の両サイドのボタンを操作すれば開く仕組みで、
押してロックを解除すると、
一時的に上はおでこから酸素を受け入れる鼻部分までが出せる仕組みで、
その間酸素タンクからの送風が止まるので節約になる仕様。
理由は何でも目の眼球認証が昔から有ったからそれだろうと言う話だった、
但しヘルメット内部と外部に気圧差があれば解放出来ない仕組みだそうで、
これはどの宇宙服にも付いている気圧差計によって計測されて判断する、
高機能だと言う、
そしてNASAの宇宙服とか独特の服をすぐには脱げない問題で股間部が、
設計上若干隙間が開いてるので其処にインナーを着るように出来ている、
おむつを付ける仕様に出来て居るのを懸念したが
腰でガッチリ固定されて居るからそこから下の臭気が上がって来ない、
仕様だと調査課員の管理をレクチャー受けた時に、
「ここにチップを受けて~、付けたりここを繋ぐ時は~」と指導を受け、
その時知ったが小は管を刺したり、
大は穴に金属の蓋付き管を付けたりといった、ヤバい行為をしなくて良いと、
理解して安心した、だが結局はすぐに脱げないので、
結局は1日以上の長期活動だとおむつ一択らしいと言う、
長年の解決為ない難題が残ってる、
宇宙戦闘で着る用の宇宙服なので帰還したら即トイレに行けるから、
と放置された使用らしく、中途半端に限定された用途のそんな仕様だった。
其処で試しに俺は地球人なのでID縛りが無いので着れると聞いてたので、
着てみるとあっさりインナーから本体を着用してヘルメットまで付けられた、
だがその直後、合成された男女とも思えない不思議な声で、
「緊急につき着用を許可」と言う声が聞こえた、
正確な日本語で辞書ソフトを解析して作った日本語翻訳版を、
完成直前に言ったら、調整課のマニアックな人は完成しそうだと、
ほぼ満足げだったが目がやばかったからエナジードリンクを差し入れておいた、
その結果だろうが凄く流暢な日本語でそして更に
「連合ID未登録です、仮登録しますか?」と声がして、「はい、します」
と答えると俺はあっさり一時的に簡易登録扱いで着用できた訳だ、
その後「簡易AIは~です、本申請後登録番号をご連絡下さい」
とアナウンスが聞こえた。
また買い物の翌日に技術員さんが例の不思議通信機器で、
地球のネットに繋いだらしく、日本国内のネットで買ったらしい、
日本語以外の電子翻訳データで正しい日本語とそれ以外の言語を
通訳させるように音声データをAIに学習させているとかで、
次いでに俺の宇宙服の内部コンピューターにも付けたチップに
入れられるように地球の多言語を追加出来る様にしているとか、
俺はこの宇宙服と同じ日本語化チップをタブレットにも付けたので、
そこから通信がされたらしく、やっと普通に現地の皆さんが時々言うが、
理解出来ない単語が理解出来る様になった。
そして俺が借り受けた宇宙服について俺と技術員と食事をしに来た、
班長さんで話し合い、いじって加工して背中の酸素ボンベ内に、
酸素補充する端子を地球の電動のコンプレッサーに繋げるように、
アダプターを作り作成して貰う事で合意
空気を外側からの信号で手動で充填出来るように認識信号系も改造した。
そして宇宙服の背中に付いてる小型な物凄い加圧で酸素を保管できる、
軍用の緊急用酸素ボンベに普通は追加で背負う形の
バックパック型で酸素ボンベがあるのだが、
現在は無くていずれ探して購入するなりしてと言う話で今は緊急用ボンベだけ、
用意する為のリスト作りは終わり大体買う物が決まった、
そこで一応俺は自動車用の電動コンプレッサーを、緊急用ボンベに通販で、
購入した空気を入れてみるが、幾ら空気から酸素を、
分離出来る機械が付いて居るらしいが、俺に目には空気が抜けている様にしか、
見えず入れても満タンにはならず、結局は何も出来ずに放置する事に、
その後一応内部気圧を地球の1Gの空気圧と同じ環境が保てるように
入れられるだけ充填したが後どれだけ入るのか分からず、
一応表示ではOKと出るレベルまでは入ったらしくそこで諦めた、
そうして宇宙船内よりはマシな綺麗な空気を吸えれる様に、
地球の空調フィルターを削って加工し、濾過して空気を宇宙服の内部に、
空気を満たす酸素供給スリットに付けてとりあえずな準備を終えた。
少しでも分かり易ければと修正しました、