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$32 新しい施設 仮契約の前に税金の支払い契約

感想で作者が半分忘れてた税金のことについて思い出させてくれた

ふみや氏に感謝します。


3つ隣の会社部屋には当然のようにアナさん・ミハエルさん・ジョンの、

3人が来て待ってた、

それもそのはずで、実は今日の出社は特別重要なのだ、

と言うのも俺達が早く出社するように指定してあった為だ。


その理由は今回ヨーロッパ方面でアナさんが一気に金のインゴットや、

各種宝石を売って来た結果として、その売り先各所からの全ての入金が、

スイスの新たに作ったオルロフ銀行へなされて、

ウチが作ったスイスのマカリスター銀行へは少額だけの入金と為った為

合計した総額となる金額が確定したからだ。


その額を銀行から(株)佐藤貿易に確定額の通知が来て、

それをシュウが埼玉の税務署でウチの担当と為ったらしい人に、

納税通知書を送付した結果、輸出時の金等の輸出手続き分の税金と、

聞けば事前にユーロの持ち込み取引税の金額、

この2項目分を新たに持った銀行口座からヨーロッパは、

経済連合の銀行にユーロで送金して支払い。

金の輸出時の輸出手続き分の未払い分は年間の金額が確定後、

事後支払いで送金して支払うのだが、

その残った総額が今回のウチの(株式会社)佐藤貿易の取得した、

売却益総額として確定する訳だが、

結果、ついに日本の税務署から支払いの税額が確定したから、

送金したにはしたが細々した手続きしろってお達しが来たのだ。

理由はサインと印鑑を押すと言う行為と今後のウチの会社がどう動くかで、

税務署では書類を用意したりする担当者関連や俺達の顔が見たいとか、

様々な理由で呼ばれた、その原因を聞いたのは、

元々今回の件等を任せていた俺が個人で関わってた税理士さんの、

事務所に依頼して今回の会社の件を大半は任せていたのだが、

今回の納付で残りのスイス現行への入金分の税額がスイスでは確定したが、

日本ではどうなっているのか?と連絡が来てたらしく、

俺達には特段教える義務は無いのだが、

俺がこっちに戻って来てメールを確認したら、

【スイスのオルロフ銀行に開いた口座の資金に対する、

当行の口座と連携する可能性に付いての案件】

ってタイトルで連絡が来てたよ


まあ、要するに出て行った資金を日本国内に入金しないか?

って話な訳だが、こっちはそっち方面は全て海外に置く気で居る、

俺はカードと少額を既に有る口座に持って居られれば良いので、

会社の運営資金は既に口座を開設済みだし、俺個人も口座を海外で作って、

国内は従来のままだし、特段変わらないのだが、金融界も大騒ぎらしい、

面倒な、


まあ、本当に多少だが私的に使う気はあるには有るが、それでも

俺が連合の向こうに言ってた間に、アメリカで取引してくれる可能性の有る、

企業周りをして戻ってきたミハエルも戻って来てて出社してくれて居るし、

[どうせなら]と全員で日本の家の担当の税務署に向かう事になった。


「皆さんおはよう、では前から言ってた日本の税務署に行きます、

場所と手続きの仕組み等を取り敢えず見て居てください、

こんな物だと理解してくれればいいです」

とツアコンみたいな言い方で言いつつ言って、

俺はシュウとアナさんミハエルジョンの5人で、

ライトバンと大型ミニバン2台に分乗して乗り移動することに為った。


因みにこのミニバン名前が「フォードE-150」とか言う、

どう見ても日本の小型バスサイズな車両で、

前の所有者さんはジョンさんに帰国するので買ってくれと言って来て、

格安だったのでジョンさんは即買ったらしい、

長さで5Mサイズの車両がミニバンって何だろう?と思う俺だが、

まあ、ミニバン、で今回は特段手続きに全社員が行く必要は、

本来無いが同行することにしてある、理由はまあ全員が正社員だし、

会社に居なくても連絡は転送で通話可能だし、

営業日で誰か来るとかしばらくは無いからね。

そうして俺を含めて5人で部屋や会社部屋が有るマンションを出て、

普通に道を歩き、

近場の駐車場に駐めてある俺個人のライトバンに乗れる人数だけ乗ると、

他はジョンの[パールレットチェリーカラー]と言う、

メタリックで前方に大型のグリルガードが付いてる、

赤に近いがピンクとも言えないチェリー色なワンボックスのミニバンに乗って、

シュウ以外はそっちに乗って別移動を開始した。


「なあ、ウチの会社用のライトバンとか輸送用ワゴンとか塗装やら、

整備やら手続き終了して来るのっていつだったっけ?」

と俺は期日を忘れてたので聞くと、シュウが教えてくれた、

「裕二それを忘れちゃダメだろう、明日だよ明日、

書類上は明日からなら何時でも受け取りに行けるって書いて有ったから、

手続き上は取りに明日から行けるけど?」


「あ~!そうだった、ヤバいな、すっかり忘れてた。

小旅行に言って濃密な騒ぎに巻き込まれてて完全に忘れてた、

じゃあ明日からか~駐車場として使える場所が無いな、こりゃ不味い、

一応前に考えた案では、新しい倉庫に為る場所に契約をした後、

直ぐに置いておいて、バンとワゴンを1台ずつこっちの空き駐車場借りて、

置いておく予定だったが、

駐車場を作るとかの契約をすっかり忘れてたな、

警察で正式な住所登録しないとそこいらへん、徹底的にしないと、

警察はうるさいしなぁ、駐車関連で警察とか土地とか色々在って、

すごく時間が無くて不味い、帰ったら一気に文書作って片付け無いとぉ」

と俺が言うと、


「だから言ったんだ、購入する契約の時に駐車場登録して置けって言ったろ?

ソコは仕方がなく僕が別件で作業者が車止める所に駐車場無いと、

不法駐車扱いで個人の作業者の人とかの就業手続きで、そこが違法だって、

言われるんだよ、だから個人の作業者さんも守らないと行けないから、

あの地域駐車場指定して置いたから空きスペースを駐車場に使って良いよ。

何しろあの近くで安全に借りられる駐車場は無くてね、


裕二が借りてる、今迄駐車場として借りてたスペースを今後も個人で、

借りるのなら良いけど、会社としては防犯上良くないから、

一応倉庫に改装する御殿場の施設の土地を車輌の駐車場として、

密閉できる車庫を設置する計画中、だけどこれじゃあ色々不味いよね、

う~んやっぱり会社として正式に使える大規模な車両を保管できる、

駐車場付きの建物か施設を借りるか買い取るかしないと法令がなぁ?」


とシュウが色々やっててそれを俺はしていなかったと言われる俺、

凄く反省。

「そうだった、そう言う話だったな、やっぱり会社移転するか、

駐車場単体として使える車庫を借りるか、のどちらかだが、

それだとまとめて使える駐車場付きの建物を借りるか買った方が、

早いし手続き上は明確で良いよな、

シュウ買うとか物件の宛ては有るか?無いなら、

家借りてる、あの少し怪しい不動産屋に物件探し頼むけど」と俺が言うと、


「ふふん、ソコはこのシュウ様に任せなさ~い、もう既に探してあります~、

家は埼玉県さいたま市に有るけど、隣の所沢市にいい物件が有るんだこれが、

何しろあの辺りは施設が多い都市だから空き物件も有ってね、

うちが今借りてるのは青空駐車場って形のタイプだけど、

ソコは車庫が沢山在って門や塀も有る少し古い昭和な会社跡の施設、

買うなら手続き代が200万の価格が7000万円で、土地付き建物付きの物件」

と勝手だが探した内容を話してくれるシュウ、


「そりゃ良いな、だがそれは後で全員で話し合って意見を聞いて、

決める案件だな~

何にしろ今の会社部屋にはリフォームして金庫室を仮だけど作ってあるけど、

アレって退去時は破棄して出ないと不味いしな、退去時の資金が掛かりそ~、

うおっって税務署に付いたぞっと」


そう俺は言いつつ、ライトバンと2台で車道から税務署の駐車場に入る時に、

段差を乗り越えて行く時の揺れを話してた言葉尻に付けて乗り越える、

そして見ればやってきた関東信越国税局はやはり、

バカでかいとしか言いようがないビルだった、

まあ全部がそうでは無いらしいけど、威風を覚える巨大なビルが目に入る、

「さて行きますよ~」と俺は皆を連れて入って行く、

面会予約を取ってた相手である輸出担当の係員に挨拶をして、

会った相手は輸出税課の鈴木一朗氏だった、


「どうも直接合うのは初めてでしたな、

私が輸出税課の課長をしております鈴木一朗です、よろしくお願いしますね?」

と凄みのある顔で言われた、ここが正念場だ、

事情は話してたし、お互い価格や経緯も知ってる間柄だが、

会うのは初めてだから、どうなるか話が進む方向が定まらず緊張する俺。


「これはご丁寧に、私は佐藤貿易の代表取締役社長の佐藤裕二です、

こちらこそよろしくお願いします」と言って笑い合う、

「まあ経緯も分かっていますし話を勧めましょうか、でこちらは?」

と聞かれて答える、「ええウチの社員ですよ、全員が日本人ではありませんが、

私とここに居る子供っぽいのが日本人で、そちらの鍛えてる男性がアメリカ人で、

他2人がロシア人ですね、皆外国人就労許可証取ってますし、

今後は帰化の可能性も~」と言うと、「なる程~」と言われ、

会議室まで通された

「それで、今回納税の為の銀行の口座登録の手続きと、

今後についての簡単な聴取ですがそれを行います。

何しろ佐藤貿易さんは、いきなり海外で契約を結ばれ、

国内から金を1トン私どもの知らない状況から一気に輸出して、

ヨーロッパで稼がれ帰国後、倉庫と工場を購入する契約だとか、

更に車両の購入も行ってる、まあ我が日本国では消費税や輸出税として、

輸出は10%取りますが、そこいら辺は、

しっかり支払っていただければ良いのです、はい、

税金さえ適法で支払って貰えれば、ですが

国内の施設や車輌も含め購入となると色々とかかりますよ~」

とにこやかに言われ、


俺も、「そうですね~」と笑顔で対抗、

そして鈴木さんは

「では、こちらが納税手続きの為の法人税の支払い関連の書類に、

会社が納税すると言う宣言の書類に署名捺印をお願いします、

そしてこちらが、現時点での納税額確定額ですな、

今年はかなり払われるようで、行政一同感謝申し上げます」

とか言われ、そしてアナさんや社員全員に渡された日本の納税書類を見せて、

その間に俺の記載が居る銀行の口座手続きの書類に署名を書き、

社印を押す、そして割り印も押して、

法人税も払うと言う契約書的な書類にも社印を押す。


つまりこの辺は税金支払いますよ~と言う宣言というか、

申請と言うかそう言った書類で、

違反するとか宣言を破ると追徴課税とかいろいろあるらしい、その直後に、

「はい、結構です、これで年末に確定申告して支払いお願いしますね」

と鈴木さんに言われ、

部下の事務員さんが書き込んだ書類を持って出ていった、


「さて、佐藤社長、今季はどの様な展望をお持ちか簡単で結構なので、

お教え願えませんか?ウチとしても、

これだけの納税額です多少のサポートはさせますから」

と言ってくるので、


俺も、そこは少しだけぼかしていい感じにアレンジしつつ言う所はしっかり話す、

「ええ、その件ですが、現在ウチの会社として、

私が住んでいる住居の隣の部屋に会社を設置してます、

そして初の売上が出たので、やっと軌道に乗るので、

計画上倉庫と輸送車両をと思っているのですが、恥ずかしながら、

輸送車両を購入したのに車庫を未だ契約していないという事態に為ってまして、

まあ購入契約する予定の倉庫に置く考えでいたもので、

ちょうど契約の順番が入れ違った感じで失敗しまして、お陰で

副社長に怒られて先程ここに来る間に、どうするか色々案を出されました。


取り敢えず現在修繕工事をしてる会社さん共々車輌は少しだけ、

ウチか倉庫としている物件の土地に置かせて貰って、

その間に会社の事業能力を会社施設ごと買い取って移転し、

駐車場込みで買い取るか或いは駐車場だけ借りるか、

倉庫の契約を早めて置くかですが車輌が元現金輸送車らしくて頑丈だから

駐車場だけ借りる方向でいいと思っているのですが」

と俺が言うと鈴木課長に怒られた。


「それはダメだな佐藤社長、社屋は会社の顔ですよ、

幾ら貿易業と行っても輸送車両を野ざらしは行けない、それに、

これ程利益を出す会社がマンションで営業とか少し不味いでしょう?

それに倉庫を買うと言うが、そのまま使えるという施設でも無いと言う、

そこに車輌を工事している間はその地所に放置でも短期ならまだ良いですが、

現金輸送車系の頑丈な車輌は車検も特殊ですし、

作りも普通と違うので基本、最低でもブルーシート張りするか、

簡易の屋根を作るか、兎に角何かがが必要不可欠ですよ、

それに今、会社施設の買い取りと言いましたが、

いい物件なら早めに押さえた方が良いですよ?、


何しろ会社業でも佐藤社長の佐藤貿易さんは特殊な営業体型ですし、

突然の資金のショートとか起き易い会社様ですし、

買える程度の建物ならお金のあるうちに押さえて置けば、


資金がなくて会社の建物を失うとか言う理不尽な事態も防げます、

倉庫や車庫等が在っても会社だけは確実に確保したほうがいいですな」

と鈴木課長に何故か熱心なアドバイスを受けた、


「さて、お話も聴いたことですし、これは納税に関する資料です、

お持ちに為って今後にお役立てください」

と結構な厚さ20センチほどの量の資料を貰って俺達は帰る事になった。


ライトバン乗って元来た道を進むとシュウが

「あ~ここ右に行って、真っ直ぐ500M先の左側に、

美味しい定食屋さんが有るよ、ここら辺では有名だってネットに情報が在ったよ」

というので、

「じゃあ昼食は定食屋でいいかな?皆が嫌ならファミレスとかにするか?」

と俺が言う。

するとミハエルもアナさんも「そこが良いです」「それ良いね!」

と返して来て決まった。


結果最近は久しく行ってない外食に決めた、

店内に入ると、「ほ~」とか「へ~」とかロシア組は珍しがってる、

中にはシュウもだが興味心身の様子で見てる。

「おいおい、まずは食券を買いなさい、この自販機で注文する料理の、

チケットを買うんだ画面をタップしてメニューが有るから見て選んで、

選択後に支払いな?俺はこれとこれで~」

とタッチパネル型の食券機で選んでスマホの電子マネーで支払う。


すると「おお~日本はすごくシンプル、

でもこの機械は設置費が掛かり過ぎでは無いか?社長?」

とミハエルが言って来るが、俺もそこはしっかり答える。


「そりゃ高いけどさ、デジタル機器はアナログな食券機や人間と比べると、

1台単価は高いが、税率が変わったり、

支払える通貨が変わったりしても対応できるし、メニューが変わっても、

即対応ができて人間を雇うと掛かる教育費も込みで考えると、

数年でもとが取れる計算だね、まぁ最近は中国製品とか嫌な程安いしね~」

と席を確保して待ってるシュウを横目に、俺は言い、

結局俺は食事のメニューを選んで居る2名の支払いを俺のスマホから、

電子マネーで支払った。


「え?社長?」と驚くミハエルに、

「ああ、俺個人のおごりだ、気にしなくていいよ」と言って、

次に選んだアナさんにも支払うと3人でシュウの居る席に座り、

少しのんびり話し出す俺、


「さて一番面倒な税務署訪問は終わった訳だが、

鈴木氏に言われた会社の件だけど、どうする?シュウは乗り気で、

後は3人の意見次第かなぁ、取り敢えず俺は決めたよ、

ここで詳しく話すわけには行かないけど俺は決めた、

後は君らが今後どうするか悩んでいるかだけでも聞きたいな相談も乗るし」


そう俺が言うと、ミハエルは答えた。

「あの人の話は正しいです、場所の確保は必要だけど、今後が肝心、

増やすなら要るし、そのままでももう少し見栄えが良いほうが客には良い」

とそれを聞いたアナさんも、

「うん、それは同じ意見、車庫と会社一緒のほうが安全」と言われて、

俺は「う~んそうか分かった、じゃあ決定の参考にするよ」

と言うと

「はいよ~ホイコーローの方~麻婆茄子セットとビックチンジャオロースの方~」

と店員に言われて俺は手を上げて「こっちこっち」

と店員に気づかせ誘導して受け取って行く、

「お~定食ってトレーに乗せたセットメニューなのね~」

とアナさんが頼んでおいて驚いている、

こうして俺も偶にだし良いかと思いつつ量の有るビックサイズとか書かれてた、

ビックチンジャオロースなる定食セットに箸をつけた、


食べてみると驚く事にこのセット、

ご飯が小さい茶碗に3杯ほど在ってメインのチンジャオロースの作りが変だった、

チンジャオロースってピーマンと肉の細切りが材料だが、

これには更に増やす為か何かの為にひき肉も入ってるし、

ピーマン以外で何故かたけのこが入ってる、う~ん悪くはない食感だが、

少し違和感が有るがそれに余りあるこの肉と野菜の量たるや、

多分キロ単位で乗ってるよねこれ?と不審がるが多分あるだろう、


そして横を見れば、ホイコーロを頼んだミハエルや、

麻婆茄子セットを頼んだアナさんもどう食べて良いのか、

悩んでいる様子だったので、

「これは学生から労働をする肉体派な人まで量を増やして喜ばせる、

体系の料理店舗だよ」とそこまで説明して、

やっと「ああ」という感じで理解した様子で、2人は食べ始めた、

食後、「この様な料理店はロシアでは全く違う家庭料理がイメージされる、

店が多いです、頼んで来てから初めて理解しました」とアナさんから言われる。

そう言われ[世界は広いね]と言いたい位俺もロシアの事が知れて、

少し驚いた所で一旦帰社した。


一旦帰って会社に戻った俺たちは大量に渡された書類を、

輸出・輸入・その他に分けて一旦仕分けして行くと、

次の契約に必要な書類とデータを持ってまた契約のために出る。


今回は単純に現地で向井不動産の担当である第2国内事業部の、

安川先輩と現地で現状の確認の為に待ち合わせだから、

少し気楽に全員で移動する準備に入った。

だが昼食で少し遅れているので全員で少し急いで今から向かわないと、

到着が予定時間に間に合わないので気分は小走りな感じだ。


更に中でもミハエルさんには、今日のために1週間の休み中に、

電子部品を溶かして作る金塊の製造をする室蘭の方の施設や土地の、

古い資料を元に調査の資料を用意してもらってたりして、

結構帰国後忙しかったらしい。


「悪いけど、これも仕事だし、諦めてね、その分しっかり給与は出すから」

と俺が言うと、皆笑い、

「そりゃ社長に言われりゃ動くしか無いだろ」とジョンが言い、

「そうそう」とか「そうですよ」とかアナさんとミハエルさんが後ろの席で言う、

「さて、ミハエルさん頼んでた資料の用意はできてます?、

揃ってれば現地に向かいますけど」と俺が言うと、

ミハエルさんはニコっと笑って話し出す。

「ええ、揃ってますよボス、これでどうでしょうか?」

と言って差し出された資料は確かに資料上は全て体裁の整った会社だった。


数年前に急に事業を起こした当時の会社となってる訳だが、

これ、現在休眠しているのでペーパーカンパニーに為って居ると言う体の、

書類上は未だ存続している会社という形で休眠してた会社だ、

当時は技術開発が主体にやっていた社長だった人物が、

どうせなら会社にしようと言う感じで登記されていたのを、

シュウが元々は会社に登記されてるけど眠ってるし事業内容も良いと、

見つけて買った会社で登録上は施設ごと買い取った形だが、

書類上は元の社長だった人物が本気で希望を持って立ち上げた、

所謂スタートアップ・ベンチャー企業に当たる会社だったらしい。


(当時の社長として会社を始めた人は何故か起業して3ヶ月で、

何かがあって休業届けを出してそのまま休業して寝てた会社だが、

シュウが良い適切な会社探しを始めた時から遡る事1週間前に、

急に売りますと本人らしい人のブログに書き込まれた会社で、


裏の所謂ヤ○ザ屋さんとかブローカー的なヤバい人は、

そう言う一見理にかなってそうだが儲からない商売を見つけては、

ネズミ講的なマルチなどをして稼いで消える行為に使う会社を、

シュウに依るとよく探していて、今回最悪な事にバッティングしたらしく、


今まで無いのが不思議だが電子基板等から金属としての金がゴミから、

作れると言えば騙せると、現実には大量に有れば作れるのだが、

それを投資にを謳おうと裏関連と関係無く健全な土地付き建物付きの、

優良企業物件である今回の物件を買おうと参戦して来て欲しがった、


そこにシュウが更に対抗戦にして、元社長に話すとお金が入るなら何でも言い、

との話でネット上でオークション的にして登記の価格を上げて行き、

最終的にはそのベンチャーの元社長が事業が儲からないと止めたが、

全員が理解した上で更に欲しがって居る状態だ。


そこにシュウは[ある特殊な金属の分別回収技術]が有ると言いふらし、

金が更に取れると言うと、「儲からないのは技術が無いから」

と言う事にした結果、結果裏関連の人達は情報収集でそれを知り、

その技術は扱うにはウチらでは無理と限界を感じさせ、

手を出してた組織大半のネット上での会議が行われ、

「撤退する」と早々に言う所や「似た別件で話し使っても良いなら撤退する、

飽く迄も名前は変えるし、

場所も変えそう言う噂って程度で誤魔化すって事で話が付いた」

そして最後が[実力行使]か[撤退か]で話し合って、

シュウはそこにあの南米のマフィアの話をそれとなく言うと、

結果として、シュウにしか分からない本当に有るかどうかも不明な、

特殊な金属回収率向上技術に関して、

恐らく事実だろうと色々な方面で話が流れ、そして結果として

ついにはシュウが会社を購入契約して会議は終わり、

一人勝ちで買い取った。


その後会議にさえ出られ無かったヤの付く人達が、室蘭市の土地で、

施設何かを焼いたり何も無いのに破壊されたが、

飽くまでもシュウはその前にデータを買い取って、

手に入れたからその騒動は別件だと情報を流したらしい。


結果例の南米の人達の可能性が出て、

現在闇の人達の世界では国際的な騒動に発展しているらしい、

シュウ曰く「この件であの南米マフィア日本の組織に追われるねぇ」

と笑ってたらしい。


そして俺がミハエルさんに頼んで現地の登記されてる場所や、

周辺の会社を知ってる可能性が有る人達を期間内で、

できるだけ見てきて貰って事前に興信所に調べて貰ったデータを見ると、

ヤの付く人達はあの会議で決定した今回の会社とは別企業や会社名で、

若く騙されやすい人を利用して起業させて、

同じ様な金属のリサイクル会社を設立して、

老人達と中高の投資をしたい初心者を騙して都市鉱山の金だと言って、

投資詐欺をしているらしい。


流石に俺達は会議と言う話し合いで、[お互い関わらない]

と決めた以上は何も出来ず結構歯がゆいがどうにも出来ないんだよな、


と思いながら今回そのベンチャーの元社長との接触を、

ミハエルさんに頼んでたのだが資料を見る限り、

前社長とその関係者は全員が北海道から引っ越して、

出て行ってて大体が関東圏内に住んでるようだ、

更に荒らされたと言う会社を見て来て貰ったが、

会社に特に問題も無いのでそれ以上は調べる物が無かったそうだ、

結果として会社も殆ど現実は稼働してなかった用に記載されてる、

そんな書類を見た限り会社登録は済んでたが、

事業報告は既にされていて、休眠した理由はどうやら人が集まらないと言う、

理由で休眠届がだ出されていた、俺達はそこを買ったのだ、


実際は製造出来ずに会社の体を成していない段階で行き詰まったのか、

兎に角経営が止まって寝てた会社だと俺には資料からはそう読めた、

それを見た俺は一旦安心してその資料をカバンに詰めて、

全員で会社部屋を出た。


「さて、準備不足だが予定している以上は行かなきゃ駄目だしな、行こうか」

と、俺は予定より遅く帰還したので相手先との連絡による情報不足を

補う為の話合うのを不安だがスマホで連絡しつつ

本来ならここで使う車は社用車なのだが、

やはり1週間では会社用の専用車は塗装は完成し登記などが残るだけで、

結果俺の所為で間に合わなかったので、「皆んな済まない」と謝ると。


きょとんとしたアナさんは「あお会社からは、連絡は来となかたよ?」

とアナさんの変な日本語で言われた、

つまりあの後こっちに気を遣って連絡無しで待っててくれているのだろう、

早く連絡入れて登記しないと、と俺は焦るし、


やはりアナさんは未だに日本語が辿々しいが、

聞けば直す時間があるなら海外の動向を知るべきだと言う、

理由は日本は販売と言う面では、

マーケットとして[買われる額が少なくて駄目だ]そうだ、

理由は金属を買う所謂上級国民的金持ちが国内で金等物を買って持たないで、

海外の株や口座に入れる国民性?だからだそう。


そもそもアナさんは宝石や金属の販売していた。

銀行の外部営業販売部署で働いて来た実力を隠す愛嬌がある人だ。

当然そんな外商まで上り詰めたエリートなのだから、

時間は有効に使い、無駄な事は極力しないと聞いた結果、

[日本人に売るのって駄目なのか~]と俺は思った。


そして税務署に言った日から

今日で2日後、


俺が来る前に俺の部屋の3つ隣に有る会社部屋に先に来てたらしく。

彼らは俺が言う前に、社内の留守電やらサーバーへのメール等への、

連絡が来て無いかの有無を確認後、俺に教えてくれた。


皆は凄く助かる良い社員だが、連絡方法の中でもニホン独特の、

中小企業的な遅れた通信手段に俺含め確認だけでも疲れる作業を、

終わらせてくれて居た。

何しろ手紙は良いが、留守電もFAXもまだ現役な企業が多く、

メールだけで無く各種アプリ系のSNS等統一されてない、

通信手段をも使って居る所も有って辛いと皆が言う。


結果が、今の日本で使える大体全ての連絡方法を一度とり入れ、

そこから取捨選択して排除していく事にして居る。

既に結果として現在、FAXに依る連絡とCDやUSBメモリを何故か?

直接送付する方法を絶対的に禁止した、つまり受け取らないって事だ、


今後はメールでのデータ添付も特殊クラウドやサーバーに移行して、

止める予定だが、今現在付き合いのある会社でそれを採用しているので、

現在交渉してシュウが作ったか借りたかした、


「確実だよって」言われてる、クラウドでデータのやり取りを頼んでいる、

そのやり方が簡単過ぎて逆に怖いと言う理由で他社は怖がって居るらしい、

またシステム的にも通信やデータを送るソフトが不明なシステムなので、

危険と表示するからだという。


対して、海外は電話・メール・SNSにチャットと、色々有るが、

基本の連絡がスカイプ等のテレビ電話系での連絡がタダの電話を超え、

クラウドでのデータのやり取りや、

チャットでの素早い連絡に絞る所も出て居るのでウチも

その方向に更に絞る予定だが、

今の相手が日本の国内でも通信手段が古い所も多く、

広く浅い企業だと急に対応出来ず、

こちらは相手が対応してくれないと連絡が出来ないので仕方が無く、

一部の古過ぎる連絡手段である、[FAX][CDーR]や[USB]等の、

直接や郵送、更にデータ系カード類などの郵送や配送も、

ウチでは今回から完全禁止にした。


ウチは大半を全てWi-Fi経由でネット上での受け渡しにして、

既に電話もウチでは最初から通話限定機では無く、

ネット回線経由の機種にしてダイレクトなPCと、

Wi-Fi方式の自由な連絡方法に代えた結果、アナさんとミハエルやジョンから、

「やっと素早い連絡体制に為りましたね、データも早いし」と言われるが

やり取りはネット上で行い、シュウが採用したのが新型の高速Wi-Fiで、

外部アンテナ式のWi-Fiでアンテナのトゲトゲが沢山付いてる奴を更に、

シュウが内密で連合の「コレは電波を飛ばしたり受け取った電波を、

信号に変換するのが、異様に早い奴過ぎて、

軍の無線機でトライアルを受けられなかったって、

話題に4年前になった奴だ~」

と何か早そうだが4年前って古いこと言う微妙なのでシュウに訊くと、

「いや…クレアさんに頼んだらコレくれてさぁ」て、

やはり自称目利きな人が選んだ奴らしいが、それでも地球じゃ早いからヨシ!

PCのデータを見ると通信速度が何故か78%行ってて、

金融データや価格の変動値をやっとリアルタイムで見られるように、

為っては居るが、下手すると熱で壊れるので、

急遽氷嚢を作って機械に乗せて冷やしつつ、

「シュウ、コレ速度と熱がやばいぞ!何とかしろ、無理なら元に戻して」

と言うとシュウは平然と

「え?機械の中身全部入れ替えてるんだ無理に気まって居るだろう、

なに、ここに在る制御ソフトで規制を掛ければ良いんだよ、

まあ65%で良いかな?熱量は結構有るけど、内部に放熱器別途付けてるし、

連合の改造マニアな人によると、この放熱器とこの機械の相性で、

今の所3年持ってるって言うし、専用に作ったって言うソフトも、

拝借したからOK!」とシュウが言うが、装置の周辺が熱い、

仕方なく俺は装置周辺の金属製品や危なそうな物は全て取ると残ったのは、

陶器の皿だけだった、その皿は有名ブランド製では無いが、

見た目が良いとミハエルがセットで買った物で大皿を機械の下に牽き、

両サイドにカップを飾って見栄えがよく見えるように代える、

結局何度か調べて、放熱される熱は一定の温度で65度だった、

これって風呂でも熱湯レベルの奴だが、

シュウは「壊れないから」と言うだけだった。


その後俺達は話し合い唯一OKされたのがしっかり配送される、

日本の配達便や手紙だけだったのにはWi-Fiは関係ない、

だがアナさんとミハエルが機械を触って火傷したのは事実で、

通信速度は良いので結局全員が「気を付ける事」と言う1事で話は終わった。


そして俺達とその後ろをジョンさんの私物、

[パールレットチェリーカラー]のミニバンが付いて来るが、

そのミニバンの外見は立派だし格安で買った中古ですよと言う、

ジョンさんだがただ売り買いの手続き時に時間がかかって、

休み中に車両登録がやっと出来たんですけどね、

「と言うが内装が異様に豪華、そう革張りで茶色い椅子で、

天井とドアの一部が統一された皮製で、

それ以外は汚れても良いシリコン製で、子供が汚しても安全って感じで、

悪くないなぁと思って居たら天井から20インチモニターが2個降りてきて、

何でも契約すればネット系の番組が見れるらしい、

それでいて登録後から改造していないので無改造車扱いで、

日本の登録を受けてて税金が低い、

「ほんと日本って大変おかしいですよね、何でアメリカの元軍人だと、

日本で特別なナンバーでしか登録してナンバー取れ無い?

更に申請書も沢山でソレが分からない」と言って、

ナンバーを見せてもらったが、

ミニバンのナンバーに付いてるのがアルファベット文字かな?

と最近有るし俺も見た事があるから珍しく思わなかったから、

そうだと思い見たら、

[よナンバー]だった、何でも退役軍人にだけ出る優遇措置が貰えるそうで、

特段特典も税金面だけで特に無いナンバーらしいのだが、

登録が大変だったが、正式な退役扱いだと登録出来るらしい、

それ日本の自衛隊には無い制度じゃ無い?と思いつつ聞けば、

目立たないと思ってたらシュウも同意だったらしく、


「まあ、Yナンバーとかだったら目立って分かるけど、コレは気にしても、

思い出せる人少ないし仕方がないよ、

ジョンは職業扱いで更新した後の怪我で正規の退役してるし、

気にせず普通に乗れば?」と助手席でシュウが宥めるように言うので、

俺のせいでは無いと形だけ意見を言った。


「まあ、優遇って良いんじゃ無いか・多分警察官や自衛官から尊敬されるよ」

と言いミニバンのジョンとスマホで話した後、


俺とシュウはまた暇つぶし兼・この先の事に付いて話し始めた、

「まあ、検問とか有ったら面倒だって程度でしょ、ソレは仕方がないよ、

僕を除く皆たちの登録証だって班長は結構アレでも考えて動いたんだし、

結果として結構な額稼げてるし、まあ皆外国人登録証持って居るし、

編制的には上手く言った方じゃない?

祐二と僕は日本人で他は彼らがロシアで、

イグさん達は一応フランス国籍って形にしてるし、

後、後ろの車も周囲の雰囲気ぶち壊して進めるから、

多分何か有っても問題なく付けるんじゃないかな?」

とシュウが言ってる意味を俺は感じ取って突っ込んで聞く。


「変な奴らにってそれってあの車が[よナンバー]だからか?、

それとも赤くてキラキラした光沢パール塗りで物凄く光沢有る赤く綺麗な、

[パールレットチェリーカラー]のミニバンだからか?、

まあ兎に角俺から見ると周囲の車が怖がってるようにも見え無くもないが、

あのナンバーの効果って、せいぜい意味を知ってる警察か、

車に詳しい人が直ぐ解る程度じゃないか?、

見た目はロングな赤いワゴンだし、

知らない人が見ると少し怖いかも知れない無い?」


と俺が聞くとシュウは直ぐに答えて来た、

「そりゃナンバーを見て怖がる人は少ないよ、僕が言ってるのは、

あの車の運転してる筋肉が付いてて怖そうな外人顔のジョンを見て、

怖がってるんじゃ無いかってこと!、日本人は外人が怖いんでしょ?」

と物凄い日本人的イメージで言われる、


「そりゃ、俺も日本人だし普通車の運転手でも警察でも、

外人は見ると何故か少し驚くが、それはもう昔の事だよ、

今怖いのは、いかつい顔の普通風な日本人だぞ?

今はトラック運転手が怖い相手と思われて居たが、

今の1位は日本の高級車か棒低燃費車だからな」

と俺が言うと日本人的に外人怖いって雰囲気を出してるらしいジョンが、

運転する車を俺も見るが、周囲は何故かジョンの車が気になるのか、

確かに周囲の車は何故か制限速度丁度な速度で走ってる。


普通は少しは制限速度を超えて走る人が多そうな気がするが、

一般的な埼玉の車道を今俺達は走って居るが、

今日は違反速度で走る車は居ないように見える。


「ねえ?、もしかして俺ら特殊なナンバー付きの、

[パールレットチェリーカラー]な見た目はゴツくて、

内装は完全にフアミリー向けと言う車輌で如何にもって感じで走ってる、

ジョンさんの車を後ろから追いかける様に走って居るから、

逆にミニバンの後ろに付いて後ろから煽って進むライトバンに思われてない?

関係者風に見られて無いから?

或いは完全に周囲から見れば僕らっの乗ってるこの車は、

軍関連の車じゃなくてヤの付く人達のだと思われている?」


とシュウからこのライトバンを運転する俺が周囲の一般人から見た場合、

かなり危険な運転手的なイメージだと教えてくれた、

俺もそこまで理解してやっと[ああっと]と納得して理解できた、

確かに[パールレットチェリーカラー]の一見高級車に見える車を、

商業用のライトバンが後ろから煽って追いかけてるようにも見える。


つまり俺は外人さんが運転しているミニバンを、

煽って追い込んでる危険な運転手に見えるかもしれないと、

そう見られていると思うと俺は急いで車間距離を広めに取り、

速度も規定より少しだけ遅くして、ゆっくりとそしてラフな感じで走る。

前の車内部も楽しそうな顔が見えるので、

きっと楽しい会話が弾んでいるのだろうと見当を付けて、

こっちも唯一付いてるラジオを点けるが、流れるのはAMラジオで、

内容はおじさん系の町の紹介番組である意味のんびりムードは出たが、

俺とシュウはやる気を無くしそのままライトバンは進む、

「なあ、今度この車、ジョークで内装を事故からの防御にしたんだが、

今度一気に今風に改造しよう特に格好良さと電装関連な」と俺が言うと、

「だね~コレでは駄目な気がする、僕的には豪華なラグジュアリーな内装も、

良いと思うんだ~或いは

それともレーシングな感じかなぁ~」とシュウも俺も今ラジオから流れる、

居酒屋でちくわおでんを食べる感想を言うおじさんの声を聞きながら、

ちょっとだけ理想の内装を想像してみるが、それでもこのライトバンの

外側の塗装や見た目を代える気が無いので多分違和感が出るだろうが、

想像し「なあ、やっぱりやるしか無いな!」と俺が言うと、

シュウが「だよね、それと前回駄目だったエンジンのパワーが無かったから、

結果逃げ切れなかった言う評価が出たから、

これ改造時に隠れるように馬力の出る何かを付けない?」

と言うので俺は「だな、前回はブレーキも厳しかったし、

ターボと高いキャリパー付けて速度とブレーキをしっかりしよう、

そして内部のオシャレカスタムで一気に乗ってて楽しい物にしよう」

と俺が良い「そうだねそれで行こう」と、

だらだら走る商業用ライトバンの中で、

俺達は別方位面だが偶然の一致が合致した瞬間だった。


そしてその後俺とシュウは車内をどうするか想像しつつ、

サービスエリアで一旦休憩で止まる為に、

シュウにスマホで後ろのミハエルさんに連絡して、

「次のパーキングエリアで休憩で止まるよ~」

と連絡を頼むとシュウは本当に相変わらず気の抜けた声で

「じゃあ次のパーキングエリアで止まるよ~って、

社長が言ってるので止まりま~す」と言ってるが、


これが人工知能で計算して、

ワザと気の抜けた感情を込めた声で話してるんだから、

凄く高度な処理をしてるんだろうと俺は横を少し見ながら思う。

何しろ隣の席に座ってるシュウはアシストロイドなのに、

声帯はスピーカーか?、

凄く人気のある実力派アニメ声優の声でもサンプリングして取り込んでる?

って聞きたく成る程の可愛い系ハスキーボイスで世の女性に媚びてる。

[可愛い系の男]の子感を会得して以来、

演じるような雰囲気や服装まで会得して現在まで連戦連勝である、

きっと裏で俺の知らない女性陣を虜にして居る、

女殺しな悪い奴に成ってるかもしれない。


そう思いつつ俺は誘導路に入り鮎沢パーキングの駐車場に車を止めて、

エンジンを切って初めて一息つく。

「ふう、何か急に緊張してきたな、何でだ、時差ボケか?」

と俺が言うとシュウも同意して、

「まあ、そんな感じ、ユウジの心音が少し早いよ、

それに脳波も少し揺らいでるよ気をつけてよね、事故は嫌だよ」

と言われた俺は反論として一言言っておく。


「あのなぁ~俺は事故が怖いから一旦休憩でここに留まったの!」

とシュウに言って俺は一人ふくれっ面で外に出て、

横に停まったジョンたちと合流するとシュウも降りてきた。

「社長、今日って現地視察だけですか?」とミハエルさんが聞いてくる。


それに俺の気が向いてる間にシュウはアナさんとジョンと3人で、

施設内の食品販売コーナーを見に言ってしまった、

「気楽だな~」とシュウたちを見てい言い、

俺はミハエルさんに返事をした。

「まあ、今日は色々忙しいけど、現地を見て、良ければ額を確認後、

正式契約まで行きたいんだけどな、

と言っても飽く迄仮契約って形になるだろうが、

其処まで行ければ良いかなと思ってる。


一応現場は俺が指定した立地に有る施設だし場所や施設の形状からしても、

条件に合う凄く良い物件なんだよね」

と俺が言うとミハエルが想定を話して行くと、

「はあ、まあ今日はたしかに現状を見て仮契約で終わるでしょうね、

何しろ此方側から頼んだ物件なのですから、

状態が良ければそうなるでしょうですが今日も妨害が無いとは…」

と俺達が話していると、

「ブオオオオオオォォン」と派手なエンジン音を鳴らして、

妙に派手な白いドイツ製の高級外車が向かい側の駐車スペースに駐車した。

そしてそこから降りてきた人物は何と不動産会社で、

前回ペコペコしてた先輩だった、


「あ!先輩!」と俺が声をかけると、


「え?な、何でここに?」と言って狼狽えている、(ええ~ソコは狼狽えないでよ)

と俺は思う、だって取引相手でそっちは先輩でこっちは後輩だ、

多少は立場が有るが、今は2人だけだ、俺達だけなので普通にして欲しい、

少し考えれば自分が今出来る付き合い方は想像できる筈だ、

どうせ行き先は同じだし今日会うことは決定事項だったろう、

だが今は俺達だけなので何故驚いているんだ?と俺が情け無く思って居ると、

先輩がペコペコ頭を下げて、

「いや~そういえば今日って現地視察でしたよね~いや前回は、

在る意味ホント助かったわ~この車良いだろう?お前さんとの知り合いで、

間を繋いだって功績で前回の仕事が良いと評価されて昇進したんだ~、

それに結構高給が出る立場になってさ、ボーナスで買っちゃった」

と凄いいい笑顔で話して来るが、この人前回の対応時には説明も無く、

全く役に立たずに帰ったよね?その後急に社長が出てくる始末だったが、

そう思い返してそれで昇進したとか給与が上がったとか言うな、

隠しておけって!と言いたいが、

やはり先輩という強い物にへつらい弱い物には威張る、

ただ仕事は出来たのでそれで良いかな?と俺は怒ることも止め、

とりあえず態度は保留しにしておこうとした。


「しかし先輩の車って凄いですね、これBMWですよね?」

と適当に褒める、だって俺は車に外車には特段興味が無くなった人だからね、

運送業者として働いていると車に求めるのは高燃費とコストの安さ、

に為った俺には、もう見た目だけとかでは動かない、

業界人になってしまっていた俺がいる。

そうは言ってもやはり高い車は良いと聞くので、

若干乗り心地にだけは興味も一応は有る、そこで車内等を見せて貰う、

付いて来たシュウとかが運転席に座ってみた俺とかを見て居て、

俺は先輩の気分良く運転するのも分からなくも無いなぁ、

と椅子の座り心地が良いので思うが、飽く迄席だけで有りでは有るが、

それは椅子が良いだけで、ハンドルや窓を外から見る景色は低く見え辛い、

次にシュウが座って見ると、

「あ~コレってパワーを出す操作とかしずらい設計だね格好良さ限定、

でも、ウチもこの程度には格好良さ追求しても良く無い?」

と俺はシュウに言われて気が付いた。


「ハンドルは、

レーシングメーカー製の色の統一された握りやすい奴だけど席と合ってない、

けどオーディオやGPSとかのモニターとは良い感じで、

有ってる、シートも色と雰囲気のある素材で合わせれば行けるか?」

と言う俺に「でしょ、上手く合わせるのも良いかも?」

とシュウと話が合いお互い目がぎらつく、


だが今後買ったので来る輸送車や配送車等は別な意味、

つまり防犯関連で合わせる必要が出てきたと少し考えて見た、

やはり今後は見た目が凄く普通で埋没する車や、防犯に特化した車両、

不整地でも行けるカッコイイオフロード車で、

今後の倉庫に為る予定地の警備用に買わなきゃダメかな?

と俺は予想してたら先輩は言った。


「この有名なビーエムは見た目だけじゃ無くパワーも凄いんだぞ、

外車のアマチュアは見た目が格好良いだけだって言うだろ?、

だがこの車両はパワーが強いんだ、スピードだよ、早いんだ、

だから今後は内装を交換してレーシングな風にすれば

ベンツや国産車にも負けない速さと格好良さとが手に入る、

まあローンが増えるが、詳しくは知らないが、

ウチの派閥はレーシングクラブを作ってて、見た目だけじゃ無く、

走りでも早いと女も寄ってくるって話だ、

まあこのメーカーのしか乗れないんだけど、良いだろ?」


と言ってくる先輩に俺は詳しくアンタ知らんのかい!

と心の中で突っ込みながら表情に出さずにその辺は気にせず返事をする、

「へえ~凄いですね~さすが先輩、で!、うちの物件はどうなりました?」

と突然ぶっこむ俺、すると先輩は直ぐ様表情が曇っていき、


「いや、頑張って仕入れたよ、うん、予定価格で仕入れるようにって言われて、

そりゃ必死に買い取ったさ、現地迄はある程度簡易の道が有るから、

そこは心配しなくて良い」と凄く嫌な過去を振り返ってる感じで話してくれた。


まあこっちはしっかり購入出来れば良いんだけどね、

ウチらが手に入るのさえ確実ならば多少は問題が出ても何とかするし。

と俺が納得している間に先輩はトイレに逃げた。


正直先輩は昔っから騒ぎがある時は逃げてて居なかった過去しか無い、

しかし先輩の管理物件だと聞いてて良かったと思う、

自分の手柄にするのが上手かった先輩だが悪くない、

お陰で保管施設が確実に手に入るのは良いことだ。


俺もミハエルと一緒にパーキングエリアの名物を見に行く、

ここで停まった事がないので珍しい土産があると嬉しいが有るかな?、

そう店内に入ると、そこには小さいが産直市が合った、

どうやら日本中が今や野菜の直売りが売れてるのにあやかって、

直接売りに来てる農家さんが売ってる野菜のワゴンが出てるらしい、

価格も安く商品の野菜も大きい、

だが俺の欲しいのはソレじゃないんだが、まあ良い、

一応こっちも買っておこうと野菜を購入して目的の土産物店に行く。


俺が欲しいのは良く木刀とか龍と剣の着いたアクセサリーとかが有る

定番の土産物店で売ってる、手ぬぐいとかタオルの類だ、

アレは配ってよし、使ってよしと嵩張らず意外と評価が高くて、

配っても喜ばれる。


逆に土産物では最近は食べるまんじゅうとかの菓子折り等の、

お菓子は若い世代は食べないし、

俺個人は実用的な現地の物の中でも一押しで買ってる、

こういった物は持って来て配ったり、

欲しい人はご自由にって言ったり書いて置くと、

持ち帰られて直ぐに綺麗に無くなり

意外な人から良かったと言われて嬉しいので、

出張先では実用製品を俺は良く買う。


そして今日は周囲を見渡し探してみるが良いものに巡り合わなかった。

ここはダメだったかと俺は諦めたが、

シュウが変わりに凄い笑顔で帰ってきた、

どうやら手に持ってるアメ(巨大なペロペロキャンディー)が目に入る、

おそらく今まで買ったことのない未知のアメで興奮してるらしい。


シュウは基本糖分しか取らないが、

何故かシュウのAIはソレを良い風に取り入れ、

周囲の人間から高評価されるため可愛い系の僕っこになって、

人気を得ているらしく可愛い飴に目がない。


「ねえ、凄く良いアメ手に入れたよ、

まあ土産物は要らないまんじゅう程度しか無かったけど、

コレとか今までネットで買ってたから店舗販売は凄く新鮮だよ」

とシュウは完全に生き生きしてるかなり喜んでいるけど、

これを正確にこなすAIってと、俺は少し不思議に思うも、

なにげに後ろに知らないOLさん風な女性が数人で、

後ろからシュウをがっちり見てる、

かなり女性の目に捕捉されてるね君。


「さあ、シュウ今はトイレ休憩だったから、

みんな集まったらすぐに出るよ、車に戻って~」

と俺は言いさっさと軽食を買って用を済ませると車に戻った、

2台の車両では既に戻ってた、アナさんとミハエルが居て、

ジョンさんは何故か土産物を結構買い込んでバックに仕舞ってる、

家族への土産かな?まあその程度は許そう。


「さて、遅くなった、準備ができたら早速向かおう、

現地では向井不動産の人がいるはずだから、

早めにつきたいからね」そう俺が言うとジョンさんが、

「ウッス」と返事してくれてこうして休憩を終えて、

俺たちは一気に東名高速を進み静岡県東部の御殿場市に入った。


そうは言っても既に市街地から反れて移動してきたので、

人の多い地区を通らず現地近くに直で入った、

その結果閑散としてて周囲の地域は人が住んでる家は少ない印象だ、

悪くない、

これなら周囲に気をつける施設なら不審者の特定は早く進むだろうし、

多少騒ぎが有っても人が居なくて誤魔化しは上手く出来そうだ、

と俺は思いつつ先を進むと、現地に到着した。


俺はここの施設の入り口らしい門を通り抜けて、

そこの使用されて居ないウチが買う倉庫に為る予定の施設が見えた、

改修工事をすれば使えそうな場所と言う条件に一致する場所に見える。


ここは元々先輩が売りづらいバブルの象徴と言った場所で、

その昔政府の保養所が合った場所を買い取ったのが宗教だったから、

更に売れねえって先輩が言ってた曰く付きの物件だが、

見れば見た目こそ、そこはかなり危険な宗教が使ってたって雰囲気が有るが、

見た目だけ尖っただけの印象の場所に俺には見えた。


ただそれでビビっても仕方がないので、

俺たちはその施設の入り口の手前、不動産会社の方で仮の駐車場として、

荒れ地の草を刈って場所を用意したらしく、

道路の奥に黒塗りの車両が数台と、

先輩の白いビーエムのスポーツカーが有った。


近場の空き地に車を止めてる彼ら不動産会社の人が車を止めてる、

隣にバンを停めると、

ジョンさんのミニバンも止まる、エンジンを止めて外に出ると、

そこは森林の風が吹く土がむき出しで、

野草が茫々に生えっぱなしな空き地だった。


今いる場所と施設に続く道は刈り取られた草が両サイドに放り投げられ、

今後刈り取る気で放置してるとはんだんし、

元の地面はアスファルトがかなり劣化して、

割れてまともに歩けない程に荒れた場所を、

無理やり歩けるようにしただけって感じだった。


元は政府の保養所だったと聞いてるが、

その後の新興宗教が無理やり施設を加工して、

玄関屋根が尖った金色のメッキの金属を張った尖った鉄板が、

空高く伸びてて宗教のエンブレムなのか、

何故か横に寝たような斜めの十字の両脇に2つの輪が付いて居るような、

かなり安易なデザイン型の宗教エンブレムだ、つまり○+○だ。


「個人的には安易すぎて酷いと思うが良く分かる方が良いと考えれば、

コレも有りなのか?」と俺は1人で悩むのだった。

その施設の窓は無惨に割られて見る影もない、

それ程に施設内部まで心無い肝試し的な人達によって、

4文字漢字のスプレー書きや火を付けたあとも残ってた。


ここから見た感じは、宗教に依る呪い的な怖さより、

スプレーや破壊後が目立つ嫌な見た目為ってて困惑した、

そんな俺を迎えてくれた不動産会社の人が着てくれて、

メガネを掛けた細身の男性が話しかけてきた。


「いや~今日は仮契約のために現地にご足労頂き大変ありがとうございます、

当社、向井不動産の佐藤様担当になりました、

津田吉尾と申します、よろしくおねがいします」

と言って名刺を受け取る。


「これはありがとうございます、当、佐藤貿易社長をしております、

佐藤裕二です今後共よろしくおねがいします」

と言って名刺を渡して返礼する。

周囲ではシュウも含め全員が名刺交換会をしてる、

アナ達海外勢はやはり名刺の交換が苦手な様子だ、まあそうだろう、

解る解る、俺も地味に嫌だ、

だがこの津田さんって担当相当なやり手か顧客が居ない人なのだろう。

何しろ名刺に顔写真が付いてるんだ。

普通、名刺にはワンポイントの【何か】を入れてる人は要注意で覚えろって、

俺が新卒だった頃の上司から言われたが、


この人もそういうタイプだった、

中でも会社のロゴとかアドレス程度では無く、

特に目立つ何かを入れてるとかなりの凄腕と聞いてる。

多分この人の見た目が印象に残らないタイプなので、

名刺でロゴと一緒に写真と連絡先を付けて居るし、

意外と逆に名刺から顔を覚えるタイプかも、

この名刺は一度受け取ったら忘れないだろうしね。


それに顔を晒すって昔なら無かっただろうけど今ならアリだし、

それに営業職だ全面的に出すのだろう。

だが俺はまあ地味に生きて行きたい人なのだが、

社長なのでかなり勇気が居るが、

何らかのこういった風に何かしらしなければ行けないだろう。


だが、俺は何しろ日本政府や此方側、

地球の権力者には目をつけられたくないので顔写真では無く、

別の方向性で名刺等を作るしか無いなと本気で何かしなければと思った。

一応佐藤貿易として作った会社の看板を作る時に、

次いでにとロゴもシュウが作った。


【佐藤→砂糖→シュガー→アメ→飴】からの、

円に光沢を表現する漫画的丸印を付けた二重円をした飴玉マークだ。

これ本当に砂糖好きなシュウが本気で考えたロゴで、

最初は戸惑ったが、今では見た感じ俺は逆に好印象だ。

そして現在会社名と俺の名前が書いて有る名刺は、

最後にQRコードが付いてて会社のHPのメール欄に行ける様に、

なってるのだがすごくシンプルかつ、

カッコイイらしいデザインで出来てるシンプルなページで、

貴金属・宝石・売ります買いますと言うロゴ入りで、

普通に経営規模が小さい雰囲気な会社が作る感じのページに行き着く仕様を、

シュウに頼んで作り公開してるが今の所は気に為ってる人達が閲覧してて、

日に500回はアクセスが有る。


そんなバーコードやシリアル番号が振ってある名刺を全員で交換して居ると、

津田さんがキャンプとかで使うテーブルに椅子も用意された場所を、

案内して来た。

「ささ、どうぞ、見た目は不安定ですが頑丈です。そして普通はしませんが、

今回はここでのこの土地建物の仮契約手続きとなります、

この後は全員で、今回売ります施設の確認と、

現地の土地から今回売りに出る場所の土地の境界の確認をして頂き、

最後にここで仮契約手続きをして今日は終了とします」

と手続きの流れが説明されて、

俺は半ページの閲覧書なる今日の仕事の流れが書かれた冊子を受け取る、

どうやらこの津田さんかなりノリノリだ。


ゲームとか好きなのかな?と思いつつ、

俺は安全のために持って来てた、

前職時に購入した3Aクラスの安全ヘルメットと各種万単位の資金が掛かってる、

調査用品を俺はバンから出して言う、

「さて施設内に入るから全員ヘルメット付けてね、向井さんの所はどうします?」

と俺が聞くと、

そして聞かれた津田さんは、

「ええ、持って来ております、一応修繕もしていない施設ですし」

と言うので俺は一応向こうの艦内を探索する時用に購入した道具を、

こっちでも建物を調査する時に使う予定で持って来てるので、

それらを車内から出すそうバールとかハンマーとかね。

俺は全員に新品のヘルメットと防刃軍手を渡す、

本来なら安全靴も有れば良いのだろうが、

そもそも全員が来ることを想定してないので用意してない、

だから帰ってから用意する事になるはずだ。


本作品の季節は夏の後半と言った所で 法人は年末支払いで確定申告もします。 

この作品はフィクションです。

実在の人物・団体・理論や知識人等の描写はフィクションであり関係はありません。

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