表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/78

$30 宇宙のお休み5日目 最終日4


其処には白髪のヒゲも凛々しい紳士風な雰囲気の男性と、

少しと言うには太り過ぎな中年紳士が

豪華な金属製の何とか調とか言いそうな、

丁寧な質感だが地球には無いデザインに加工がされた、

ソファーに2人が座っている。


その2人の後ろにはメイド風な服のデザイン装こそ違うが、

そんな雰囲気の女性が各自2名付いて立ってる。

そしてその場に連れてこられた俺は先程の年配の男性に、

「こちらがご要望の未登録の男性になります」と紹介された。

その異質で白髪の老紳士前途とした人は消える用に、

部屋から出て行ってしまい、ドアは音を立てずに素早く締まった。

すると目の前に居るのは応接用のソファーに座ってる、

小太りの豪華な服を着た中年男と細身のイケオジな紳士で、

彼らから俺に質問がなされた。


「君が、ノーピアの紹介で来た未登録人で商人だね、

何でも[凄い武器屋さん]を経営してる、クレア嬢に、

何やら関するアドバイスをする際に不審行為をされた可能性を推理し、

正しい運営法を伝授した人物だとか聞いたが、

何でも君はかなり推理上手だと聞いたが、本当かね?」

と太った人物から言われるが、俺にはこの話の当てが無くて、

理解が出来ずに困惑して逆に聞き返した、

「え~と何の事でしょうか?」と言ったが、

だってノーピアさんと有ったのは班長のツテだし、

一応地球の商人では有るけど一応連合では未登録なので、

問題らしい?って所はヤバいと言う事は解って居たが、

今は更にやばい雰囲気で、更に言えば俺は武器屋さんのクレアさんに、

俺は特段アドバイスはしてない、なのにアドバイスしたって事に、

既に半分既成事実化しそうなのでそこは否定しなければ、

何しろ昨日はどちらかと言えば値段で競り合った感じなだけだ。

だから危険がビンビン来てる感じだったので、

必死で今までの推察も含めて否定する。


「ええと、多少誤解かと思いますが、

確かにノーピアさんと商取引を代行を通じて店舗へ伺わせて頂き、

商売に関しては未だ登録は今の所時間がなく出来ておりません、ただ、

クレア嬢のお店の武器屋さんは確かに売れない理由が有るので、

本日の朝、友人に指摘はしましたが、今の所誰にも言った記憶は無いですが?

指摘が悪ければご無礼を、ですがあの店の立地で武器の販売ルートで、

大手や後盾が無い可能性は不思議だと一人発言しましたが、その~」

と俺が話ている最中に、

細身の男性の横に居た小太りな中年男性が口を挟んだ、


「貴様のその発言は嘘だろう!売れん理由は単に売り方が悪い所為だ、

単にあの店が仕入れる物が悪いだけで、良く知らんやり方をする方が、

良く無いだけだろう?どこの商人とも知れない何故君が其処まで言うんだ?」

と言うので俺は反論する、


「それはハッキリいえば武器と言う物は人を殺す道具であり、

商売の上では商品です、当然性能が良い、信頼が出来る、等が無ければ、

販売しても売れないでしょう、会社として売る以上は拳銃やライフル等は、

有名な品を扱いたいでしょうし、各種を有名メーカーや、

信頼出来る会社等から仕入れるにしても、単体品で、

しかも無名メーカーから信頼出来る品の仕入れをする会社は少ないです、

もし店主が見つけた凄くオススメな掘り出し品なら別ですが、

普通は売りたい物は品質が良い事で有名になり、

良い性能から好きなメーカーが広まります、誰でも信頼出来る物が、

欲しいのは命を賭ける道具で有れば尚更でしょう、


売り手からすれば纏めて仕入れて売りたいでしょう?

まとめてと成れば契約時に多少仕入れ値が高くなるかもしれません、

でも売れればと交渉をするのが商人です、

普通は有名メーカ品を総合的に売りたい会社はある程度絞って、

2~3メーカーから仕入れて幅を持たせて売っていて、

武器とは安全と攻撃力の信用して貰う為に、

大きい店なら大抵は絞って1~2メーカーとの契約が安定して、

買う方もあの店にならあの部品が有るとか覚えていれば来るでしょう?

ですが私が入った店はこの星最大の一等地なのだそうですが、

店内で見た銃器の名称が連合ネットでの検索では、

なぜか【武器のメーカー名】や【[凄い武器屋さん]の店名】で調べても、

更には[拳銃]や[ライフル]の個別の名称で調べても、

ほとんど何も出て来ない程の無名メーカー品の武器ばかり、

或いは骨董品並の古い機種ばかり扱って居て、

店内は言い方こそ店主が厳選した逸品と言って居ましたが、

店の外では不審がる声の方が多かった程です、

結為一出てきたのは[ベルズン]と言うメーカーのリコール記事と、

そのメーカーがリコールするのは珍しいという記事だけです、

だから大手メーカーと組んだら良いのにと思い、

一人思いついた事を独り言として誰も周囲に居ない場で言ったまでですが?」

そう俺は飽くまでも独り言を言ったと言う体で発言した。

と言うと、

細身の紳士な男性が俺に凄く怒った目つきまま笑顔で聞いてくる。

「君はあの武器屋が経済的な危機だと聞いたのは何時だね?」

と言うので素直に答える。


「今日の朝です、

何でも月末までに支払いが滞ると店を明け渡さなければ行けないとか、

しかし部外者の私にはどうにも出来ませんし、私は今日帰還する一般市民です、

部外者が声高に何か言う立場には無いでしょう?ですから、

知人のいる場所では諦めてどこかに勤めるとか、

店舗の売却とか借金があるなら悪い人から借りるなとか、

内輪で発言した程度ですが?」

と言うと紳士の男性が発言する。


「そうだね君には出来ない事だしね、判断は本人がすべきだね、

しかし可怪しくは思わ無かったかね?、

この星の宇宙港と隣接してる都市の一等地を買うなりする、

資金が有るだろう店の店主が何故か自ら商品の仕入れから、

販売まで全て一人で行はなければ立ちいかない一等地に有る巨大な店だ、

なおかつ売ってる物が不良品か怪しい改造品や無名な3流品ばかり、

扱ってるんだよ?資金等の会計が可怪しいと思うだろう?」

と周囲に聞こえるように、

更に俺に最後の言葉を言わせようとする細身紳士さんに俺は仕方が無く乗った、

「確かに、普通は有名メーカー等と一度は話し合ったり、

営業をしあうのが普通ですが、何でそういったメーカーと、

折り合いが付かなかったり仕入れ出来なかったのか不思議ですね」

と言わせられた感で俺が言うと、


それと対象的に青ざめていく同席している小太りな中年太りの男性、

その人物は肥ってるだけで心は小心的だったらしい、

中年太りの男性が反論するように更に突っ込んだ話を続ける。

「それは原因が有るんだ、

あの一帯を取り仕切ってる商人の奴と彼女の話は強引で、

合わなかったと聞いた、

ソレにここでの武器を仕入れは基本自由、本人が他の商人との話し合いで、

決めたのがそれらの武器なのだろう?、

この惑星タリでの自由経済主義に沿った物なのだからな」

と言った時だった。


表情からかなり怒ってるのが解る白髪な細身紳士が反論を初めた。

「ソレはお前がしっかり星の商人の管理して無いからではないか!、

それともお前の部下たちに裏が有るかのどちらかだろう?、

そもそも我々貴族は、基本的に普通の一般市民より、

遺伝子的にも知能・身体能力が優れ強く知能も高く、

全てが上だからこその貴族だ!、

それ故、金を稼ぐのが上手い才能が有ったり、

その知能で成し得た科学力で技術を進めたり、

人によっては美貌を得る配置で生まれ育った見た目も良い令嬢も居る、

何しろ我ら貴族の祖は、統一戦争時の戦時に、

より高度な采配を必要とした一部兵士が持てる力で勝つために、

自身が働ける用に遺伝子改造を決意した先祖のお陰で、

今の記憶力計算能力等のスペックが有り基本的に今の市民とは違うのだ、

それが貴族だ!、

なのにお前は何だ?1惑星もろくに管理も出来ず、

我と現当主との盟約も守れぬお前は何だ?あの時私は、

確実にお前にクレアの支援をしろと我が領の領主としての立場で、

そちらに命じた!、そう命令だ!。


貴族の血を組む貴様が忘れたとは言わせんぞ!、

あの店に商品を本来納品して居る筈のメーカーの上の者と先程話したが、

仕入れの話は最初は有ったが急に立ち消えて、

そもそも最初から取引が無いと言われた!私は良い恥晒しだったよ、

更に信頼し後を頼んで送り出した筈の我が家の部下や店の管理や商品担当も、

私がデザインを任せた業者も店ごと無いばかりか、

仕入れを任せた部下もこの星で消えて居ない、全員が行方不明だ!、


お前にクレアの後ろ盾を任せたと言った、

あの時私は言った筈だ、[頼む]と、そしてお前は[お任せを]と言った、

仕入れなどの一連の関係書類まで渡して任せたのに、

何故ソレが出来て居ない!、

何故私の部下もこの星で行方不明なんだ?説明しろ!タリ・ド・ボナパルト!」

と言われて居る人物を見ていた俺は真剣な場で思わず、

吹き出しそうに為った、だって見た目が背が低く中年太りのおっさんで、

確かに腹が威厳っぽい感じはするが、

頭の天辺の毛が少し有るだけで円形に剥げているし、

周囲も少し有るだけで頭部と腹がひどい事になってる人物の名前が、

ボナパルトとかあの絵と体型だけだがそっくりだと思って少し心の中で笑うと、


ソレ以外を考えて笑う心を鎮める、

どうやらこの紳士さんがここに居るボナパルトと言う、

俺より中年太りが激しいフランスの英雄ナポレオンとそっくりな体型だが、

それ意外似てないおっさんが今丁度腹を押さえてて、

体型だけがホントそっくりだし、


ただ、どうやら細身紳士さんはクレアさんの後盾として支援を依頼したらしく、

ソレを実行して居ない太った人はそれだけで無く、

細身紳士の部下まで行方不明って完全に敵対行為だよね、

それで尊厳を踏みにじられて白髪紳士の方はお怒りらしい。

と、突然閉じられていたドアが開き、

外からさっきの怪しい年配の人が、数人の縛られたおっさんと、

ノーピアさんと知らないデブった若者を連れて入って来た。


「旦那様、ノーピア殿と、デルモント様を召喚しました、又、

今回の件を仕切った数人を連れてきました。


そして不審点の有った支援担当でメーカー担当社員と、

行方不明である部下の消息が掴めました、

全員が惑星ドルキノで鉱物輸送車両の作業員にされて劣悪な環境でしたので、

独断で救援と保護に人員を派遣しました、事後承諾ですがご了承を、

また今回の企てに関わって居る、全てのヤンチャ者のグループは即時拘束し、

其処に何故かおられた、デルモント様をお連れしました」

と言うが、


どう見ても青年と言った堂に入った態度のノーピアさんは拘束されてないが、

デルモントと言うトマト系ブランド名に近い名前の若い男が捕まってた、

そして縛られているおっさん等は完全に絶望の表情だった。


デルモント本人は真逆の青白い肌のデブなのに、

パンク系デザインの何故か仕立ての良いシルク調の、

天然素材に見える服にピアス代わりの尖ったイヤーカフを耳に沢山付けてて、

黒くて厚手のハニカム風だが8角形の金属構造製が見える、

ヤケにツルツルしたベストを着てて、

トリチュウムなのか、緑に自家発光してるが、

かなり安っぽいデザインの宝飾品で、

派手に光る物質を宝石の裏に仕込んだ光る宝石らしい物を、

付けて連ねたネックレスが首回りに下げてあり光っていた。


俺的にどう見ても、

こっちの銀河で中二病的な服に憧れる金持ちのヤンチャに見える、

高校から大学生くらいの年齢の若者だった。


「ノーピア、何か言うことは有るか?」と言う白髪紳士に、ノーピアさんは。

「恐れながら、今まで直接的な態度で止めることも出来ず、

支援こそして来たつもりですが、甘かったと後悔している次第です、

まさか閣下の部下を売り飛ばしていると迄は私の情報網にも掛からず、

網はこの星の一部だけですので不明になった時点で金を出してでも、

調べるべきでした申し訳ありません」

そうノーピアさんが冷や汗を掻きながら謝罪して頭を下げてる。


すると白髪紳士は言う、

「ソレについてはお前に任せて居なかったし、

お前は立場が立場だから影だ手が出せない部分は認める、

だが情報は今朝ではなく、もっと早く送るべきだったな、まあ次第点だ、

今日を持ってお前をココのCEOに据える。

全部入れ替えだ、役に立たん血統より余程良い」と言った瞬間、

デルモントが反論した。


「何故です子爵、私はここの仕事でも業績を伸ばしました、

一等地のあの店は両隣を持ってるモニマス一家とも上手く話をつけて、

息子を送り込み監視もさせております、

子爵のご令嬢の店も経営してる事を確認しておりましたし、

特段酷い問題は無いでしょう?全ては自由経済の結果ですよ、

それに隣の貴族家に家の事を決める権利は無い筈でしょう、

限度を超えすぎです」と言うが、逆に怒鳴られた。


「馬鹿者!何が自由経済か権利が無い?頼むと言って任せろと言った貴様が、

あの店の何をした?自由経済?結果として周辺の人材が消え、

お前は世の中では裏で手を回す奴らが、

普通にお前の横に居ると何故解らん、

お前が息子を送り込んだ企業はこのタリ星で一番のマフィア、

モニマスのボスダンカンの息子の店だぞ、お前の息子を良く見ろ!

馬鹿に唆されて、上等な品だとか騙されたのだろう

マフィアでも無いのに下っ端の様な下品な服を着て居るでは無いか!


それで領地の業績が良い?当たり前だろう、お前は民から搾取しているのだ、

ソレしかしておらんから見た目業績は良いがソレだけだ、

業績の管理以外は部下に押し付け過度な労働をさせ、

兄の状況さえ知らんのか?

兄のモスコは何処に居るか知っていおるのか?知って居るだろう?

何故一緒になってこの星を見て居ない?部下を労れ、労働環境を見ろ」

と白髪紳士は息を継ぎながら言い放った。


どうやら事を俺が聞く限り

このボナパルト氏は業績主義で、そのためならBLACK上等らしい、

更に息子を管理もせず仕事を回して、結果裏の人に唆されてたみたいだ、

恐らく裏のモニマスとか言う所のボス、ダンカンという人かその関係者が、

あのクレアさんを取り込みたかったのだろう、


よく聞くよねそう言う話、綺麗な女性を物みたいに欲しがる男の話。

と俺は理解してると、白髪紳士にさっきの年配の部下の人が耳打ちする、

すると白髪紳士がキレた。


「ボナパルトそしてデルモント、お前ら2人して、

義兄モスコに毒を盛ったそうだな!

私は療養中の義兄を見舞いに来たつもりだったが、

クレアに付けて居た筈の消えた部下の居場所を探した折に、

口の軽い闇商人が義兄が負った毒を売った相手がダンカンの部下だと言った、

そして消えた部下も消されたとその件も吐いたそうだぞ、

もう言い逃れできんな。


情けない!、本妻の子であるデルモントより妾の子である、

ノーピアの方が優秀で表に出ないという約束を自ら守った、

ノーピアの報告で我が子であるクレアが困窮して居ると知ったが、

ソレを最初から知っていても、

お前らは助けん所か義兄に毒を盛る弟など貴族として要らん」

そう言い放った白髪紳士は、左手を天井に向けて腕を掲げて、

何かに向かって宣言した。


「我、惑星フィノヴの子爵であり領主フィノヴ・ド・ドグラとして宣言す、

今ココに惑星タリのタリ男爵家が領主代行である、

男爵代行タリ・ド・ボナパルトに因る義兄タリ・ド・モスコ男爵に毒を盛り、

不当に領主代行に座った件で不正と判断、告発する。

今後は兄、タリ・ド・モスコ男爵の代行として、

今後タリ・ド・ノーピアに領主男爵代行を推薦する、

そして領主代行の任を任せる事を、

我が隣域管理貴族フィノヴ・ド・ドグラ子爵が連合政府に代わりに支援する」

と言った瞬間だった。


フィノヴ・ド・ドグラ氏の付けてる左腕の端末から声がした。

「惑星連合・政府統括管理AI・システマ24が状況と宣言を精査、

状況・確認終了。

当主男爵の療養を認め、その療養の原因が不正であったと認定し、

連合政府を代行し我統括管理AIシステマ24がタリ・ド・モスコから、

タリ・ド・ノーピアに男爵代行の委譲を認証する、

後援をフィノヴ・ド・ドグラ子爵が宣言したことを認証、

当主及び爵位代行権及び、惑星管理システムを、

連合政府のヒルデブラント公爵代理AIとして、

このシステマ24が認証し、システムの移行手続きを行いました、

市民に良い統治を!」


と連合なのに電子的な抑揚の無い声がしたので、

俺は驚いたが、どうやら端末は惑星の管理者である貴族の宣言を

認める存在で何か公爵とか言う単語が出てその代理とか言ってた、

つまり今回の件を何かしらの行為に反応してAIが状況を確認して、

認証したらしい、しかも公爵の代理でだ、

普通にAIがそう言う事が出来るとか連合って凄いな、

つまり今のこの惑星の領主代行はボナパルトからタリ・ド・ノーピア、

つまりノーピアさんへとAIの判定で為ったらしい。


更に驚いたのが、

お隣の惑星の領主が「我が子」と言ってたから、

ここタリ星のお隣の貴族の娘がクレアさんだったらしい、

それってつまり俺はだ…つまり俺は隣の惑星域の区画管理貴族をしている、

娘のクレアさんの経営が為ってないとか朝からぶち上げたらしい、

きっと俺が朝に独り言として言った言葉が誰かから伝わって

ミシュリーさんか班長たちの端末か、兎に角ノーピアさんとかから、

流れ流れてココに居るフィノヴ・ド・ドグラ氏へと、

マジもんの貴族へ情報がどう言うルートで流れたか知らないが、

何かのルートで情報がお隣の惑星の領主さんの耳に入ったらしい、

しかもその後釈明とばかりに大々的に発言したし…」


身近に大物居すぎだろうこの星~そうなる俺?


班長は何故かこの惑星の領主の妾とは言え、息子と知り合いだし、

この惑星の領主の本妻が子爵家の人で、

クレアさんはその隣で惑星の子爵家領主の娘だし、

俺この後どうなるのかな?と俺は真っ青な顔で立ったままで居ると、

何処からか足音が聞こえて来て重厚なドアが開くと、

来たのは完全武装の警官らしい、特殊部隊風な装備の人達が銃を流石に、

向けては居なかったが持ったまま入って来て、

紺色の服に色々と階級とかの文字が書いてあるので

多分そうだろうと思ったら。

「警備が入って良い部屋では無い!」と先程の年配で特徴の特に無い、

不思議な男性が怒る用に言うと、俺は彼らが警備員だと今理解したが、


彼らはこの会社の警備員らしく頻りに「ボナパルト様を」とか、

「我々はボナパルト様の警護をする者です、お二人を引き渡していただきたい」

と口々に言う、


だが当然俺も現状どの様な事態なのか分からず、見守ると、

その相手の異常さに、特徴の無い不思議な人と部下らしい、

執事風な人が彼らの素性を看破したらしく、

既にバレてる現状が理解っていないと踏んで嗜めるよいうに言い返す、


「ふん、お前らはダンカンの部下だろう、欲しがっている名簿は、

既に中央連合検察に転送済みだ、諦めろ」

と言い返すと警備員が急に態度を変えて悪役風に言い放つ。


「ああ、そうかよ酷いことをするな、で?、実際あんたらは何が出来る?

こっちは完全武装で15人でそっちは当主含めて8人で何が出来る?」

と言いながら笑ったので、

やっと彼らが武力で脅してる現場を始めて見た俺だが、

マフィア・モニマスの構成員が攻撃すると俺も被害に遭うとやっとそこで、

ここが海外ドラマでは無く本物の修羅場だと理解して、

かなり焦りつつ少し遅れて銃をホルスターからゆっくり抜く、


「ハッ、そっちのは商人だってな、素人が銃持っても半人前だ!

しかもそりゃベルスンじゃねえかあの店のか?ハハハッ笑えるな、

そりゃどうやっても不発か暴発だぞ、あの店の売りもんは俺らが手配した、

ゴミ同然の粗悪品だからな!、全く戦力差は全く変わらないっての、

9人にはならないだろ~7人の差を埋められるか~?、

それにコチラはフルオートのチャージライフルだぞ、

拳銃程度では勝てん投降しろ」と彼らは言いたい放題で,

笑って言う話の内容も気になるし、


姿は別として話からリーダーの警備員の格好をしたマフィアだと解った、

後ろのモニマスの構成員が笑いながら後ろで、

数人が「諦めろ~」とか「爺さんたちにはムリムリ」と笑って言って来る、


多分後ろに1人だけ居る真面目に戦闘体制を取って居る人だけが元軍人だろう、

それ以外の人員はイヤらしい顔で煽ってくる、

その間にも敵も味方も全員が、銃の電源や安全装置を切って戦闘態勢に入る。


俺も身の安全の為に、

一応護身用で持って歩いてる銃の電源を活性化モードにして、

何時でも撃てるように「ピッ」と音をさせてブルーの発射OKな信号を見て、

撃てる体勢を取る。


既に全員が何かの拍子で銃を撃つ体勢だった、

その時ノーピアさんの端末がその場に似つかわしく無い、

地球の懐かしい時代劇のイントロが「テッテテレ、テッテテレ~」

とちりめん問屋の隠居さんのメロディーが鳴る、

直後にスピーカーホンにしたのか見知った人物の声が響いた、


「おう、ノーピアか?頼まれた店への商品の搬入が終わったぞ、

商談の出来は最高、お嬢も相手も話が出来ただけで無く契約までと、

感動して泣いた程だぜ、で、ちょっと聞きたいんだが、

今回のコレを言い出したウチの商人が居ないんだが知らんか?、

何処言ったかな~探して居たら教えてくれ、じゃ後で」…プッと

という班長の気の抜けた笑いながら言ってるらしい声が響き終わった瞬間、

全員が銃を撃ちまくった。


年配の男性は領主のフィノヴ・ド・ドグラ氏を庇う用に敵との手前に立ち、

盾の様な物を何処からか出して来て受けてるし、

双方共に実体弾銃器の実弾を撃ちまくってるし、

俺も含め数人が打つレーザーとかが当たっても空気中を進むレーザーなので、

金属とかが赤くなったり木製品が焦げる程度だった、

一緒に来たスーツの部下の人らもそれぞれ部屋の各所で、

警護対象を庇うようにノーピアさんやドクラ氏の手前で盾を出して、

攻勢防御とばかりに実体弾型サブマシンガンを撃ちまくるし、


敵のモニマスの構成員は高出力なのかレーザー型のアサルトライフルなので、

弾数を気にせずにバンバン撃って当たった場所が熱で周囲の調度品が、

溶けたり焦げたり燃えたりして焦げ臭いしレーザー光が点滅して眩しい。


俺は部屋の壁側に有った花瓶立てのテーブルを盾にして、

ベルズンのM-12とか言う欠陥銃器を修理改造した、

銃の出力ゲージを最大の対物ライフル出力で撃ちつつ、

予備で持って来た黒くて四角い護身用レーザーで相手のマフィアの目を狙う、

所謂目くらまし程度だが相手は嫌がり、ここは混乱のルツボと化した。


[(レーザーは目を狙われると危険だから注意してね)

と国土厚労省も防衛省のヘリが狙われた際に言ってたので、

飛行機に当てないようにしましょう法律で逮捕されます。]


俺は目を狙って当ててみるが、

相手は完全武装の上に対策でしっかり防御ゴーグルをしてた、

結果としてレーザーが目の当たりに当たって居るが、

只嫌がるだけで気にせず、逆に怒って撃ってる。


俺は普通の出力では銃撃が効かないので其処を俺の欠陥銃器の出力を、

最大にして、更に目を狙ってた嫌がらせに混ぜて撃つと、

当たった相手が目が焼かれたのか叫びながら倒れて暴れている、

其処を周囲から集中射撃で狙われて1人又1人と倒れて行き、

結果双方で護衛3対敵4迄倒した、

だがお互いに撃ちすぎて弾薬もバッテリーも切れた、


当然俺の銃はその前に出力過多でバチバチっと言って、

瞬間的に手放し床に捨てると「バンッ」と破裂して漏電しながら壊れた。


護身用の黒い箱型レーザーは当然バッテリー切れだし、

当然俺は射撃以外は素人で、格闘技も体育ではバレーだけで、

柔道の初歩を何故か座学で習い、

後で聞いたら指導出来る許可者がいないと教えられない規則らしく、

実地では格闘技系は何一つした事もなければ、

剣道などに至ってはYaTube等でしか見たこともない完全な素人だ、

喧嘩とかをしてた古い時代の人とは世代が違うから実践経験も無く、

[もう手が無いな]と覚悟を決めたと思った時だった。


遠くからかなり甲高いモーター音がして来た、

次第に近づく音が何なのか分からず、

嫌な予感に俺や室内で残ってる敵味方が一斉に壁や床に出来るだけ、

くっ付く用に身を隠して居るので俺も真似して、

硬そうな木製の物置き棚の後ろに隠れると、

閉じていた頑丈で実弾さえ止める木のドアがぶっ飛び、

飛び込んで来た。

乗って居るのはミシュリーさんの運転する大型のバイクだった。


そして今はだが今部屋に飛び込んで来た物はブッといタイヤ付きの2輪で、

後ろにはクレアさんが乗ってる、しかも2人ともノーヘルだった、

[危険だろ]と心の中で突っ込む間に、

クレアさんは背負って来た銃を俺たちの方に放り投げる様にバラ撒くと。

「さっさと撃ちなさい」と結構な命令口調で言う。


そう言われると同時にクレアさんたちもマフィア相手に撃ち始めた、

飛んで来た銃を俺達とノーピアさんらの2方向に飛んで行って、

俺は受け取った武器を確認すると実弾型で火薬式銃らしく、

軽くチェックして見ると、それはマシンガンに分類される、

弾を一斉に連射するだけの銃器で、一応安全装置を確認し、

スライドらしい部分を引いて相手に向けて撃ち込む。


火薬式の実弾の良い事をこの時の俺は本気で理解した。

だってレーザーって弾数は気にしなくて良いけど、

意外としっかり対策されて仕様の防具で防がれると当たっても、

意味が無い感覚に逆に陥るし、

反動は気にしなくて良いけど逆に命中感が無いので、

俺は不安が尽きない感じがするそれは俺だけだろうか?。


だが実弾は当たると感覚的に反応が帰ってきて撃ってる感覚が有る、

だが宇宙では反動が厄介だろうし結局使い所なのだろうけど、

俺はクレアさんが今持って来た実弾式のサブマシンガン風の銃器で、

俺が残ってたマフィア4人のひじ・膝・スネと足のつま先に打ち込んだ弾が、

程々に効いたらしく痛がってる。


流石に俺は別銀河の進んだ技術の防護衣がどの様な効果があるか解らないので、

嫌がらせ的な集中を切らす為に足を周中して攻撃をして、

本当の攻撃はプロに任せるその間に護衛をしてる執事服のプロが、

的確に致命傷になる防護服とかの急所を撃ち抜きバタバタと倒した、

やはりプロに任せて良かったようだった、そして敵側の残った人達が投降して、

銃撃戦が終わった。


余裕が出来たので俺は周囲を見回すとボナパルトそしてデルモントの2人が、

ドグラ氏とノーピアさんとお互いに銃を向けてた。


銃口を向け合う親類たちに直ぐに警護の人らが近付くが接近しすぎて、

間に入る場も無い、そして最後なのに彼らは銃を捨てないらしい。


「ココに来てまで未だ抵抗する気か?既に冷静なAIにより連合法に則り、

この惑星の当主代行の変更は決まり、私は支援をする立場となった、

後ろ盾を攻撃すればこの家自体が立場が無くなり、最悪取り潰しだぞ、

当主である我が甥の治療は既に始まってるだろう、諦めろ」

とドグラ氏言うが、

彼ら2人は諦めるというか父親のボナパルトは既に感情だけで動いてるし、

息子のデルモントは混乱して父親に従うように銃を向けてるだけだった。


俺の銃の残弾は未だ有るようだったのでデルモントの銃を狙って、

一応銃を向けておくが、

それより早く「ダダダダッ」と実弾型のサブマシンガンを撃ちまくって、

2人の頭部周辺に弾を撃ち込んだのはクレアさんだった、

「てめえ等、諦めな既にこの星中で今回の事は報道されてる、

後で詳しく声明を発表して終わりって形まで行ってる、

ノーピアが発言して終わりだ」

と言うのですかさず俺と警護の年配の人とで2人の銃の先端を撃ち、

銃が跳ねて持っている2人は手から銃を落とす。



示し合わせた訳では無いけど丁度空気が合ったらしい、

俺も相手も同じタイミングの射撃でびっくりしてお互い見つめ合った。

「さあ、終わり、諦めなさい!」

と最後にクレアさんが姉御肌で言って事態は収拾した。

結果的に死者0で重症者が多数と為った。


その後、話を聞きつつよく見ると因みにこのバイクは、

重力級の完全電動型で私物だそうだ、

この後俺はこの星で見た事の無い大きなタイヤ付きのバイクに、

俺は興味津々だったが一応この星でもバイク風な物は見たが、

タイヤは溝の無いつるつる仕様で溝が持つ意味が失われ、

ロストテクノロジー見たいに知識が失われていて、

タイヤは半分試行錯誤の材料で作ったらしく、

俺的にはアニメとかで空中戦とかのアクションで出てくる感じの、

浮遊する機関銃付きの浮く乗り物が見たかったが、

コレは趣味で製作したスクーターと言う市販種類らしく、

俺は興味を失っう事に為る。



そして俺は別室でクレアさんを連れて来た、

ミシュリーさんから説明を受ける、

「つまりですね、ユウジさん今日の朝の貴方の発言はタイミング悪くて、

ノーピア様と私そして警護をされてる侍従長との3者通信の最中に

貴方が後ろで一気に話しを話された結果として、

話の内容は本当か?とドグラ様まで話が上がって行ってしまい、

急遽家臣総動員で調べた結果、言い方は悪いですが、

それ以上に深刻な事態が発覚してしまって朝から大騒ぎと為った訳です、

今やっと事なきを得た訳ですがその話が出た時は私は命の危機でしたよ?、

本当に何をやっているんだって怒られましたし、

一市民の私の命が消えるかと思った程で、

今後は時と話の内容に気をつけて下さい、良いですか?

貴族って方々は闇を使います、その方々に急に連れて行かれ、

下手をすると帰りに事故に有って…とか為るんですって。


ホント説明する私の身にもなって下さい、本当に生きてて良かったって、

今でも思ってる所ですから。

後、貴方の案が全面採用されてクレア姉さんの店、

今じゃ有名メーカーとの契約から入手が困難な伝説の武器制作人の品まで、

仕入れて展示されたりして明日から新装オープンですって、

他に聞きたい事有ります?」

と本当に苦労したらしいがそれって俺の言い分をどこかで拾った所為で、

俺の所為か?と微妙な責任の割合が解らず、

取りあえず別件を聞いてみる。


「ええとさ、あのノーピアさんが今はここの領主の弟の息子さんだってのは、

判ったけど、

クレアさんの立場とドグラ氏の仕事って何なの?、

今一よく分からなくて、

ニュースサイトじゃ大企業のトップだって記事だったけど、

業務内容とか書いて無かったしさ」

と聞くと何処から現れたのか侍従長と今呼ばれてた人が居て話してくれた。


「ノーピア様はこの惑星系で主要なエネルギー源となる、

製造業を主体とした星系持ちの貴族の当主の妾の子で弟ですな、

そして現在から当主代行となり、準貴族扱いとなります、

優秀で商才が有る方で本妻と兄は今いませんので、

代わりに今はこの星の主要産業のエネルギー産業が止まっても、

何とか為るようにと宇宙船の修理業をする企業でお力を発揮中ですが、

明日よりここの星系の貴族であり、領主代行として、

この惑星系での死刑から生まれた子の名付けまで、

あらゆる事に介入出来る権利を持つ事に為ります。


また隣の星系で有る当家で我が主のドグラ様の子爵家が運営してる、

事業は軍向けから女性の護身用まで請け負う、

老舗軍需メーカー複合体で、現在はその技術を応用した日用品開発ですな、

星系を管理する領主様は本物の歴史有る古い貴族で、

一応は子爵号扱いですが、古い貴族は1段階上に扱われ尊敬されます。

まあ、それだけ長く貴族の家を続けるノウハウや、

信念が尊敬されるゆえんですな、ですが、お家を継がないと、

お嬢様がこの星に家出されても護衛と従者が居るからと、

遠目から見守るつもりがこの様に苦労され、

この私も知らぬ内に含め部下も数人が行方知れず、

これが情けなく怒らずに要られますでしょうか?」

と最後には凄い形相で言われて俺はやっと理解できた。


「あ~そりゃ無理だ、俺が父親だったら軍需メーカーの娘さんが、

家でしてとは言え秘密で部下が付いてる筈が、経営してる武器販売店が、

3流とか更に下のメーカー不明な家内制手工業の不確かな信用性の武器を、

売ってるとか噂が流れるほど苦しい立場に追いやられ護衛も行方不明とか、

俺でも本気で怒るわ」

と俺が言いつつ侍従長を見ると、

相手も青筋が立ってて怒ってるらしいが無表情だった。


「ですな、主はお怒りで、

既にノーピア様にこの星の掃除をせよと言われまして、

現在、我が惑星フィノヴの行政軍とノーピア様の信用置ける部隊とで、

この星の行政軍も含めてマフィアも制圧中です、

モニマスのトップであるボスダンカンは既に確保し、

息子もデルモントの名前で呼び出して確保済みで後は有象無常を、

捕まえるか処分するだけですな、

この星の領主で在らせられるタリ・ド・モスコ様の部下も、

多数が隠密調査中に行方不明でしたが、

何とか見つかった者は現在居る位置を確認して、

各貴族に保護を各惑星に打診済みですし一部の部下は、

この惑星内で保護しました。


本当に、本当に偶然とは言え、

貴方の切っ掛けが無ければココまでの事態だとは確認できずに、

この星はボナパルトの統治という形で裏ではモニマスによって、

この星は占領され終わっていたでしょう、

本当にギリギリのタイミングでした。

感謝の印に主が何かを贈りたいと言っておりますが、

何かお望みは有りますかな?」

と笑って無かった目が笑ってたので、信用して話す事にした。


「実は、私はユウジと言うしがない貿易商人でして、

現在去る惑星に小さな倉庫を新たに買ったのですが、

一応警備のために一式手頃で良い警備システムを一台購入したのですが、

がなかなか古くてそれ以外の機材がが手に入らず、

その古い粘着弾発射型の自走ロボットは古いが故に地上行動型のみで、

古くて関連機材や空中警戒や固定探査装置など殆どが購入出来て居ません、

それでは捕獲は出来ても、確実な追跡や対処が出来ないので、

警戒が出来る警備装置のサポートやその他の機材を購入をと、

思っていた所でして」

と言うと、ドグラ氏が言って来れた。


「おお、確かに商人なら倉庫も在るから警備は居るな、

それならば、ウチで今年発売してる総合警備システムの一部で、

運用できるAI管理型の強力な警備システムを記念に送ろう。

大規模な警戒や捕獲の出来る新型が有る、そうそう、

ついでだ運ぶ為の輸送車両も居るだろうし、

今回ノーピアくんから有益なシステム案を受け取った事だ、

試験的に送るので、

是非使って見てくれて功労者に感謝を尽くさせてくれるよね?」

と言ってるが目が笑ってない。

ああ、これは営業の顔だ、恐らくタダで贈るがテストしろって事だろう、

しかも送るってそれって俺達が贈ったフォローの改良輸送型の、

提案した物をあげるから仕えって事だろう?

俺は個人的には営業職の人のやり口が嫌いだ、

別に理由が有って嫌いなのでは無く、単に神経をすり減らす、

舌戦に俺が向いてないので疲れるから嫌いなだけだが、

コレは酷いよ俺達が[こう使ったら?]って、

提案した物を作ってあげるから使って見て意見を言ってって事だろう、

少し酷いよ、まあ、タダだから許すけどさ~


しかしこの銀河の上に居る連合貴族って遺伝子改良した人種は、

本物の貴族のようだ心理戦で抵抗しても俺は勝てないだろう。


と思っていた時だった、突然ノーピアさんが俺の件で話を言い出した。

「そういえば、商人、お前丁度困り事が在ると言ってたな、丁度いい、

叔父上に相談してはどうだ?、叔父上ならば更に良い、

買い手を紹介してくれそうだし頼んでみてはどうだ?

困っていただろう?アレの売り手だ!」

とノーピアさんが言って来たので言うしか無くなった状況だが、

俺は検討が付かないで居ると、


「忘れたか?お前らが探索で当てた、

生体型のサポート用アシストロイドの頭部だよ改修再建造ともなれば、

知識のないメーカーより老舗で豊富な秘蔵し知識の在る叔父上の会社で、

再生修理をして建造すれば、

買い手は山の様に居るんだ、それこそ連合の直轄領地の5大貴族が、

買うと言うかも知れん、

何せ頭部だ、知識の残ってる部位だ高値は間違い無しだし、

出どころも叔父上なら何とか出来るだろう?」

とノーピアさんがしかも普通に笑って言うが、


当のフィノヴ・ド・ドグラ氏の顔がや他の家臣達の顔は、

表面上は笑っているが目が驚いているように見えるが、

執事長らしい年配の人以下の今周囲にいる人達は驚いて、

凄く呆けた様な顔だし、

更に捕まってるボナパルトは逆に凄く悔しそうだ、

仕方が無く俺は説明を始める、

「ええとですね、先日、惑星・エルマーシュにて権利代を払い探索者として、

探索中に生産禁止となっている人の形をしてるアシストロイドの、

頭部らしき物をを発見しまして~他にも帝国とか言う敵だった相手の盾や、

本の創刊号など多少ですが大物を発掘しまして、

流石に表面の皮膚に当たる部分や首に当たる部分から、

下がない状態で見つかりまして残念な事に売る相手を探す権力も、

直してくれるコネも金も無く、これは死蔵するしか無いとノーピアさんと、

友人たち含め話していた所でして…」


と頭を下げつつ、全てを奪われないように

一部は話さず慎重に顔色を見ながら周囲に大物の件だけ話すと、

すごい勢いで食い付いて来たのは意外な相手でクレアさんだった。


「そんな良い物を持っていらっしゃるの?

来店した時は言われなかったのに父なら修理から上手くすれば、

頭部の知識やAIの修復まで出来るかも知れませんわ、

何せ大戦中までは当家は製造元の一家でしたし、

そうですね、ノーピアさんの言う通り家ならば、

5家の中でも欲しいとおっしゃる家とも交渉できますし、

良いのでは?ただ私は家を出た身なのでそう上申するだけですが~」

と言うので、

急にドグラ氏の顔が真っ青になった、

「どういう事だ?クレア、お前は単に家を出た家出しただけだろう?

別に当家と離縁した訳では無いし、急に家を出たとはどういう事だ?」

と聞く父に娘は不審な顔で説明を言った


「え?それは一体どういう事でしょうか?父上、

私は父上からフィノヴ家を出ていくようにと言い渡されたと、

母上の部下から言われて部下に手切れ金を渡され、

この隣星の惑星タリに叔父のモスコ様を頼って来たのですが、

モスコ様は話半ばでお倒れに為り、ボナパルト様からは決定している、

店は用意するが後は自力でやれと言われ、

私は元令嬢の地位を棄ててでもやり遂げると誓い、

この地に骨を埋める気で働いて来ましたが?」


と言っている最中でさえ、ドグラ氏の顔色と執事さんらの顔色が悪い、

あ!これ聞いちゃイケナイお家騒動でもな髄部分じゃね?、

どうも奥さんの関係者が勝手に家の名前で追い出して、

親戚がそれを黙って受け入れたって、

半分同意したような物だし、これって奥さんの関係者が画策しててやばいね、

と思い俺は、


笑顔でそっと座った銃撃戦で穴だらけになったソファに座ってたが、

お尻をそっと上げて逃げようとした瞬間、

クレアさんのパピーであるドグラ氏が物凄い怒り顔で

「今の話を聞いた諸君、どうやら我が家で誤解が在った問題が、

出て来たようだが悪い事は言わないから、沈黙を要求するがいかがか?」

と最後に語尾には如何だと言いつつ言うなと強めで要求する、

ドグラ氏が凄く怖い、更に何も無かった様にクレアさんに、

「他には誰から?とかどの婦人が~」とか話しを聞くドクラ氏、

恐らく知られるなら、今いる人を巻き込もうと瞬時に決めて、

ここで話を詰める気らしい。


「それでクリスティーナ、どの母が君にその様な事を言ったのかな?

君の母ドロテーアの死後の母と言えばフレドリカ・ビアンカの2人だけで、

彼女たちしか居なかったはずだが?、

それに私は君に[フィノヴ家を出ていく様に]などど言った事は無いぞ?

さあ、誰が言ったか言ってくれないかね?」

と凄くいい笑顔で言ってるがクレアさんも、

正式名称のクリスティーナと言われて、

流石にここまで言われれば察するのが人だ、凄まれて気付いたらしく、

困った顔に成ってる。


これはお家騒動待ったなしだね、と思ってたら、クレアさんが言った。

「すみません父上、まさかフレドリカ母様本人のお話が嘘とは思わず、

真に受けて仕舞っててて…」と最後は顔色が悪い所では無く、

気を失って倒れて仕舞った、「おい、クリスティーナ!」

とドグラ氏が叫び、執事たちも焦っている様子だった。


つい俺は「落ち着いて、気を失っただけでしょうが

栄養の在るものを食べて無さそうな顔色でしたし、とにかく今は、

ゆっくり横にして医者に一応見て貰って安静にしているのが良いのでは?」

等と助言を言って仕舞った、が全員がその通りだと思ったらしく、

気にされなかった、


そして執事たちが医者を呼びに行ったり、ベットなどの在る寝室の用意や、

今言われた問題の在った母らしい人物の件で出ていったりしてる、

当のドグラ氏はクレアさんの横に付き不安そうに待ってる状態だった。


そして5分後、


「旦那様、お支度ができました、医者も呼びましたのでこちらに」

とストレッチャーが運び込まれて来るが、


白金に豪華な彫刻彫りの入った感じの不思議な金属で出来てる

高級なベット型のストレッチャーらしく、

硬い金属フレームに浮遊できる装置が付いてて浮いてるし、

青い光で包まれてるしで俺は不思議に見てるだけだったが、

其処にクレアさんが載せられて寝室まで運ばれていく、


途中で医者らしい人物が真剣に検査機器で調べて、

何かを執事長に言ってるので診察結果とかだろう結果を更に、

執事長さんがドグラ氏に、話して安心してるので、

特に問題は無さそうだった。


と俺もホッとするがその後急にドグラさんの顔が真っ赤になったので、

安心して多分奥さんの件が再燃したらしい。


「皆、この件は後は私に任せて欲しい」と言われて、

俺はやった解放だと思ったが、ドグラさんの家の執事やメイドさんらに

「さあ、さあ」と急いで俺が気が動転している間に、

連れて行かれて何故か高級車に無理矢理載せられて、

イグさんの部屋まで送迎された。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ