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Welcome to another world

おいでませ異世界

スキルやら世界設定やら諸々は主人公の想像力で決まっています

なんかふんわりしてるなというところは想像力が追い付かなかった部分、消費者の限界です

前回のあらすじ!

異世界転生神からチート能力とイケメンフェイスをもらって異世界に飛ばされたぞ!


爽やかな風が頬を撫でる、森のような澄んだ空気が満ちていて心地良い

起き上がってみると簡素なベッドの上に横たわっていた事がわかる

部屋には窓があったのでそちらから外を眺める


「いや、森だこれ」


俺は森の中に建てられた小さな小屋の中で転生したのだった

そりゃそうか、急に人がいるとこに送り込まれたらちょっとした騒ぎになるかもしれないしな

それにしても最初の拠点も用意してくれるとは至れり尽くせりでありがたい


さて、これからどうしようか、どうやらこの小屋にはしばらく食べる分の食糧がある

モンスターが居る世界だというのにここは静寂そのもの、恐らく聖域のような場所なのだろう

何個かある部屋を見て回った時にちょっとした武器防具やらあからさまに転移魔法陣みたいなのもあったしここから街へ移動するのも簡単そうだ

ただいきなり移動するのもどうかと思うのでまずは自分の能力を確認しよう

ステータスオープンと念じると頭の中に文字が浮かんでくる


名前:ラック

性別:男

年齢:20

種族:人間

職業:無職


LV:1/∞

HP:100

MP:50

STR:10

AGI:10

VIT:10

INT:10

DEX:10

LUK:1010


スキル

神の祝福(ゴッドブレス)】【創造者(クリエイター)】【模倣者(プリンター)】【看破(ペネトレイト)


うん、ほとんど要望通りだな

転生の間で神にお願いした内容は大まかに言うと三つ

・いきなりステータスをカンストさせるとつまらないので平均的なLV1の能力で、でも成長限界はなくして欲しい

・自分の知識にある物や能力を具現化、投影出来る能力が欲しい

・目にした物や能力を理解出来る能力が欲しい


正直相当なチートだと思う、特に二つ目の能力は俺の頭の中に入っているゲームやら漫画の知識をそのまま引っ張ってこれるわけで、某青狸の秘密道具やらでも具現化出来るって言う寸法だ

どうやら【創造者(クリエイター)】【模倣者(プリンター)】という二つの能力になったようだがこのネーミングセンスはきっと俺のものなんだろうなぁ・・・一つになっていないのはいい名前が思いつかなかったからな気がする


看破(ペネトレイト)】に関しても破格だろう、例えばこの森でキノコを見つけるとする

普通はキノコの知識がないとそれが食用かどうかという事はわからないが、これがあれば見ただけでそのキノコがどういう物なのかを理解出来るという事だ

正直前の二つの能力で鑑定スキルでも作ればいいのでは?とも思うけど有用だったら有用なのだ

・・・なんか大賢者的なもの(仮にOPPAIとする)もあるしいらないと言えばいらない気もするが・・・ここら辺が想像力の限界なのかなぁ


まあ、あって困るもんでもないしいちいちOPPAIを呼び出す必要がないという点を評価したい


最後に、これはおまけでつけてくれたであろう【神の祝福(ゴッドブレス)】も破格なものだった

まずステータス面、平均的なステータスで、という事でALL10となるはずだったのだろうがこのスキルの効果でLUKが+1000されている


HEY!OPPAI!この世界の冒険者はどのくらいのステータスがあれば上級と言えるんだ?

『もう少しマシな呼び名はなかったのかな?ステータスのいずれか二つないしは三つが100を超えていれば上級と言って差支えがないと思うよ』


WAO!めっちゃ幸運だね!これで"不運(ハードラック)"と"(ダンス)"っちまう心配はないね!

そしてこのOPPAIさんはかなりフランクなようだ、ていうかこれ神様だよな多分・・・暇なのか?

『答えはノーだよ、ワタシはスクウルドダンディをベースに作られた分神だと思ってくれればいい、もし本神に要望がある場合は受け付けるけどね』


なんと、アフターフォローまであるのか、ビバ異世界転生神SUB(スクウルドダンディ)、これからはサブちゃんと呼ぼう


そしてこの祝福のおかげで病気や毒、呪いの類の影響を受けないというチート具合、アンデッドには滅法強そう

低レベル帯でHPが低いうちは毒が死に直結するからなぁ

とはいえゴッドブレスはないだろうゴッドブレスは・・・これの名付け親も俺なんだろうなぁ・・・勉強って大事だなぁ・・・

あ、ちなみにこの世界での新しい名前はラック、意味は平凡楽から平凡さを抜いて楽に生きる為に運を味方につけるってとこかな、我ながら安直ではあると思う


さてと、大体の能力は把握したし街に向かいたいところだ

目下の目標としてはギルドへの登録かな


HEY!サブちゃん、この世界には冒険者ギルドはあるのか教えて

『はいはーい、冒険者ギルドはもちろんあるよ、ちなみに商人、鍛冶や錬金、海運ギルドとか色々なギルドがあるみたいだよ』

ほぅ、色々あるんだな、正直冒険者ギルド以外興味ないけど、異世界と言ったら冒険でしょ!


あ、ちなみに駆け出し冒険者ってどのくらいのレベルが妥当なの?

『そうだねー、ピンキリだけど駆け出しだと10から20ってところかな』

なるほど、じゃあ15くらいまで上げてから登録に行こうかな

サブちゃん、現状で楽に倒せて経験値の高い敵はどこにいる?

『そう言うと思って近場に初期戦闘(チュートリアル)用のスペースを作ってあるよ』

なんとまぁ、本当にこの異世界転生は大当たりだったみたいだ


それじゃ、いっちょモンスターと戦ってみるか!

ASSからOPPAI、そしてサブちゃんへ、SUBちゃんはスクルド、ウルド、ベルダンディの略です

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