最初の出会い 3 1日(?)終わった
きょうはどんどん投稿しちゃいます
「んじゃ、お邪魔します」
中に入ってみると小さい机とソファー、そして布団が置いてあった。
「じゃあ、さっそくなんですが、夕食を作ってもらえますか。野菜と調味料がちょっとしかないんですが」
ん?どれどれ、確かにあんまり調味料もない。
「あ、ここになんかのお肉があるよ。これは、何肉?」
「ん~たしかオークだったような…」
成程、この世界は完全に異世界だ。食料に使われる動物が完全に違う。でもたぶん豚肉だろう。じゃあ今日は、
「野菜炒めくらいしか作れなそうだな」
―二十分後…
「できたぞ~」
「はーい」
机にもっていった。
「わー!すごい!」
そんなに興奮することでもないと思うが……
ただ油しいて、野菜炒めてそのあとに肉入れただけなんだけど……
「器用ですね~。私なんて料理すると大抵、燃やしちゃうんですよ」
……さすがにそれは不器用すぎる。どんだけ不器用なんだよ。
「さ、早く食べましょ」
「そうだな」
「「いただきます」」
とり皿に橋で取り、食べる。クレンは目を見開いてびっくりしているようだ。
「これ、すごくおいしいです!」
「そ、そうか。それはよかった」
「ええ!今度ぜひ教えてください!」
「ま、まあいいけど近い…」
しようと思えば、キスができる距離だ。まあ、しないが。
「すみませんっ!」
と、赤い顔で下がる。少し俺の顔の温度もちょっと上がった気がする。
「……」
「……」
気まずい謎の空気が流れる。
「……………ごちそうさまでした」
「って早!」
どんだけ腹減ってたんだよ。三分の二食べたのかすげえな。それが顔に出ていたのか。
「…………だって、料理ができなかったから生野菜くらいしか食べれなかったんですもん。しかも、最近忙しくて売ってるお惣菜とかが、買えなかったんです」
「そ、そう………すまそ」
………なんかまた、気まずい空気が流れる。俺は黙々と残りを食べる。
「ご、ごちそうさまでした。ちょっと洗ってくる」
「お、お願いします」
ふう、このなんか変な空気から離脱できる。俺はふたり廊下のキッチンに移動する。そして、お皿を洗い始める。
蛇口はなんか魔石みたいので出すらしく三秒ほど触っていると水が出てくる。というか、この世界に魔法なんてあるんだ。ま、今度クレンに教えてもらおうか。そして二十分後……
最後の皿かけに置いておいた。
「よし終了、終わったぞ~」
「ありがとうございます」
俺は、タオルで手をふく。
「そういや、クレンってなにやってんの?」
「一応、騎士をしています」
戦えんのか?自炊できなくて飢えていたこんな女の子が?
というか、騎士が自炊できなくて栄養失調で死んだとか言ったらシャレにならないぞ。
「あ、あと一応ちょっとずつでいいので私に家事教えてもらっていいですか?」
「あ、ああ。いいが今日はもう寝たほうがいいんじゃないか」
「そうですね、じゃ私は布団に寝ますね」
………え?いや、俺が下じゃないのか?
「俺は雇われたんだから下でいいよ」
「え、でも私はソファーにって」
「いやいや、俺、いつも布団だし」
「じゃ、そうします。布団は未使用ですし」
「じゃ、おやすみ~」
「おやすみなさい」
取り敢えず、いきなり起こった異世界生活一日目は終わった。