ルネ・デフォルト氏の第六十感【第28感】職業介護、但し無給【第5介】
3・11で大勢の人の人生がいきなり変わったように私の場合も阪神淡路大震災で・・・・神戸在住ではなかったので会社の入っていたビルが壊れただけでしたが、それでも社屋、印刷設備が全壊してしまった神戸新聞社が早期復刊を目指すために一気にデジタル化させたため、神戸周辺の大手デザイン会社もそれにつられて一気にMACを使うようになったのです。同時に1995年はウインドウズ95が世界的にヒット。それに慌てたアップル社が今まで百万が当たり前だったMACをウインドウズと同じ20万にまで引き下げたため、個人デザイン事務所もMAC導入で、一年ほどでデザインの手作業をしているのは私たち2人だけになってしまったのです。震災とは直接的ではありませんけど、焦りました。
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※注記
(スマート本)は文章も画像化して挿絵と画
像化した文章を一括して、スマホ画面に収
まるようにした形式です。
ですから小説家になろうで自動的にカウント
される文字数とは極端に違いがあります。
概算でいうとスマホ1画面での最大文字数
は250字、本作文庫形式の場合最大540字です。
但し、挿絵の部分面積も文字で埋まっている
としての最大数ですので、実際はもっと少な
くなります。では、天派。
なぜ二人だけ手作業になったのか・・・本社が大阪にあってMAC導入の申請をしても「本社も採用していないのに」という理由で却下されたからです。
ここが面白いところなのですが、私が勤めていた広告代理店は全国規模の新聞社の系列でして、全国規模ゆえに、当時はまだ新聞社がまだデジタル化をしていなかったのです。だから本社もデジタル化していなかった訳で・・・規模の小さい方が小回りが利く典型ですかね。ってか神戸新聞社も震災さえなければデジタル化なんてしていなかったでしょうね。その辺が人生の面白いところですかね。