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貴方に捧ぐ言葉を書いている夜に。

作者: 新生 旧太郎

連載小説を中断して、こんな変梃な何かを。

可笑しいね

君に会ったら出てこない言葉が

ペンを握れば

端末を握れば

指はどんどん連ねていく


面白いね

君と会ったらたじたじなのに

端末を握れば

アプリを開けば

吹き出しは秒速で流れていく


可笑しいや

君に会えないとやっぱり淋しい

端末を握れば

アプリを開けば

会えるはずだと思ったのに


面白いや

君と会ったらたじたじなのに

君は変わらず

僕に笑うんだ

それでもやっぱり楽しいや


ペンだけじゃなくて

端末だけじゃなくて

アプリでじゃなくて


君にはっきり伝えなきゃ


おはよう


ありがとう


おやすみ


大好き


でもこうやって端末を握って打っている


こうやってペンを紙に滑らせている


情けないかな


こんな僕


そして淋しくなるんだ


だから涙を流すんだ


貴方に捧ぐ言葉を探している夜に


貴方に捧ぐ言葉を書いている夜に

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