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30 初の人間達受け入れ

 ナツキを見る元山賊達の顔に浮かぶ表情は様々であった。

 古傷を治してもらい感謝する者達もいれば、ナツキ達が見せた強大な力に畏怖する者達もいる。

 しかし、能面のように表情を消し去ったようなのも中にはいて、不信感を露わにする者達もいた。


 ナツキは山賊達の表情を観察して、こんなものだろう、と納得する。

 今は自分とブラウリオが見せた強大な力で屈服させただけにすぎない。

 いきなり、全員が心服するなどありえない話だ。

 これから少しずつ、レナーツァや自分になびかせていけばよい。


「これから、私の根拠地に帰還する。もう、ここには戻れないと思え。丸太小屋にある物は全て持ってこい」

 元山賊達は多かれ少なかれ困惑する。


「心配するな。手に余る大きな物は私の空間魔術で持っていける」

 この言葉を聞いて、多くの者が安心どころか疑いの念を抱く。

 それでもナツキが出した指示に従わざるを得ず、元山賊達は丸太小屋の中にある私物を持ち出す。


 大きな棚などの調度類はナツキが異空間に収納し始める。

 何しろ、丸太小屋はいくつもある。

 並みの術者では異空間に入りきれないほどの荷物だ。

 それゆえに元山賊達はナツキの言葉を疑った。


 しかし、ナツキは次々と荷物を収納していく。

 その様子を見ていた者達は、ナツキに対する畏敬の念が強まる。

 コンラッドがあきれたような様子で問いかける。


「ヴァレンス様の空間魔術は大したものですな」

「そう見えるか?」

「はい。普通はそれだけの荷物を異空間に納めるなどとてもできません」

「そうか、覚えておくとしよう」


 ナツキとしては、この場で力を示して注目を集めるのは問題なかった。

 強大な力は元山賊達の反意を抑えて、忠誠心を高めるであろうから。


 丸太小屋の中身を空にすると、ナツキは転移魔術を用いてダンジョンへ戻り始める。

 とはいっても、ナツキが転移魔術で連れて行けるのは五人まで。

 回数を重ねて移動し続ける必要がある。


 転移魔術で運ばれるたびに、険しい顔をしていた者達が毒気を抜かれていく。

 ナツキという存在は、自分が持つ力ではとうてい抗えぬのだと理解してきたからだ。


 小さな物を運ぶくらいの空間魔術は、それほど珍しくはない。

 しかし、丸太小屋何個分かの荷物を運ぶ空間魔術の使い手など、元山賊達は今まで見たことがなかった。

 ましてや、ほとんどの者が転移魔術を見るのは初めてだ。

 あっというまに海が近くに見える距離まで来ると、誰もが度肝を抜かれていた。


 ナツキの魔力にも限界があるため、さすがに一日では戻れなかったが、一同はかなりの短期間でダンジョンへ帰還できた。

 ダンジョンに至る階段を下りるよう促された元山賊達は複雑な表情になったが、ナツキに命じられたまま下りていく。

 元山賊達は何もなくてだだっぴろい地下一階をきょろきょろと見回す。


「ここでしばらく待っていてくれ。まず誰も来ないと思うが、もし誰かと出くわしたら、ヴァレンスに呼ばれて来たと伝えろ」

「わかりやした、お頭」

「……お頭はやめろ」

「これは失礼を、ヴァレンス様」

 バギートがにやりとして答えた。


「ああ、そうか。ブラウリオがいてくれたらアルヴェナ達が戻ってきてもトラブルにならないな。一緒に待っていてくれ」

「はい、承知しました」

 ブラウリオはうなずく。


 ◇  ◇


 ナツキは転移陣で地下五階に戻って、ダンジョンコアがある部屋に赴く。

 まずは地下一階に小部屋を一つ作って、許可者しか通行できない扉を設ける。

 その中に誰でも地下四階へ移動できる転移陣を設置する。

 地下四階にも同じ小部屋を作る。


 つまり、これから魔族、魔物以外で新たな部下となる者は、その転移陣を用いて地下四階に直行してもらう。

 それだけだと許可なく外へ出られてしまうので、許可者しか通行できない扉を設けて外へ出られないようにする。

 もっとも、ダンジョンから外に出る扉は許可した者しか開けられないので、地下一階に行かれても問題ないのだが念のためだ。

 今のところ、その扉を通行できるのはナツキ、ブラウリオ、ギードレだけにしておく。


 それから、今度は地下四階を整備する。

 部屋×三〇、台所、便所×五、大浴場(一〇人用)、広間兼食堂(五〇人収納)、神殿と作成していく。


 地下五階は魔族、魔物、地下四階はそれ以外と区別するつもりだ。

 ナツキとしては、価値観の相違などでトラブルが起きるのは避けたい。

 円滑な交流などは運営が上手くいってからの話だろう。


 大浴場はぜいたくだが、あえて設置する。

 良好な環境を与えることで人心をつかむつもりだ。

 それに衛生環境を良好に保つことで、病気の発生は減らしたい。


 ナツキは整備を終え、ベールをはずして台所に行く。

 アイノが食事の準備をしていた。


「お帰りなさいませ、ナツキ様」

 アイノは両手を前でそろえておじぎする。


「ただいま、アイノ。変わりはなかったか?」

「……少し、ありましたかね」

「そうか、後で聞くとしよう。まずは二〇人分の食事を用意してくれ。地下四階に一八人の人間を迎え入れることになった。時間がかかるだろうから、パンとシチューだけでいい。急ですまないな」


 アイノは少し目を丸くするが、元に戻る。


「それは確かに時間がかかりますが、パンとシチューだけならいけます」

「悪いな。ずっと二〇人分の料理を作るのは無理だろうから、それからはパンだけ提供してやってくれ。後は食材を向こうに回してあいつらに作らせる。料理道具なども持っていたし、問題ないだろう」

「わかりました。これからはナツキ様も地下四階で食事をとられるので?」

「そうだな、同じ食事をとると約束したからな。私、ユスティナ、新たな部下一八人で合計二〇人分だ」


 アイノは目を伏せて寂しげな様子となり、

「私の仕事はナツキ様のお食事を作る事です。いえ、ナツキ様の食事を作りたいんです。もう、それはかなわないんでしょうか?」

 と、つぶやいた。


「……いや、パンは食べさせてもらうぞ」

「おかずは?」

「二〇人分も作るのは無理だろうと思ってな」

「汁物、スープ、サラダなどであれば大丈夫です」

 アイノはナツキに強く迫った。


「負担にならないか?」

「大丈夫です!」

「……わかった。簡単に作れるものは作ってくれ。それ以外をあいつらに作らせるとしよう」

「ありがとうございます!」


 アイノは輝くような笑みを浮かべるが、すぐにかき消した。


「これから、食事は四階でとられるんですよね?」

「同じ食事をとっているというのを見せる必要があるからな」


 いくら同じ食事をとってるといっても、別の場所で食事をすれば意味がないだろう。

 陰で違う物を食べているといわれても否定できない。

 ナツキとしては新たな部下の心をとるためにも必要であった。


「ナツキ様が戻ってきても、私は一人で食事をとるんですね」

 アイノの声は鬱々としている。


「……いや、ギードレがいるだろう」

「ギードレさんも寂しいと思いますよ。一緒に連れて行ってもらいたいって言ってましたし」

「そうか……」

「私達二人が同席したらまずいですか?」

「…………」


 アイノとギードレを同席させて問題ないかどうか、ナツキは考える。

 元山賊達はすでに眷族としているし、秘密がもれる心配はない。

 それに、この両名ならば性格的に問題ないだろう。

 どちらかといえば、問題は農業指導役のユスティナだ。


「わかった。一緒に食事をとろう。ただし、アイノとギードレの食事は魔力抜きだ」

「どうも、ありがとうございます」


 アイノはにっこりするが、一転してまじめな表情となって、

「しかし、ユスティナさんは魔力入りの食事をとるようギードレさんを勧誘してましたよ。お伝えしたかったのはその事です」

 と、ナツキに報告した。


「……詳しくいってくれ」

 ナツキは眉をひそめる。


「ギードレさんはナツキ様のために強くなりたいと話をして、それを聞いたユスティナさんが魔力入りの食事をすすめました。ギードレさんが乗り気になったのを見て、私が止めましたので、ナツキ様の判断待ちとなっています」

「よく止めてくれた」

「いえ、当然のことをしたまでです」

「これまで明示してなかったが、食事に関する全てについてアイノの権限を私の次に優先するものとする。他の眷属全員に伝えておくとしよう」

「……よろしいんでしょうか? アルヴェナ様にしてもブラウリオさんにしても、実力では到底かないません」


 アイノは神妙な顔つきになる。


「これから人数が増えてくる。そうなると、どうしても組織化が必要だ。私はこれまで皆を観察してきた。アイノが適任だろう」

「ありがとうございます。ご信頼にこたえたいと思います」

 アイノは丁重に頭を下げる。


「そう緊張することはない。現状も事実上そうなっているようだしな。ただ、アイノに足りてない面を権限でカバーして運用を楽にするだけだ。お前なら、その権限を悪用することもないだろう。眷族達の中では精神の平衡が一番優れているようだ」

「……そうほめられると、少し恥ずかしいですね」


 アイノの顔が徐々に赤くなっていく。


「ユスティナについては私から話をするので心配する必要はない。人間と接する上で注意する必要があるとも思っていたし、ちょうどいい」

「かしこまりました」

「では食事の支度に取り掛かってくれ。私は他にやることがある」

「はい、ナツキ様!」


 アイノは早速、食事作りにとりかかる。

 ナツキはその様子をしばし見る。

 やる気に満ち溢れながら、アイノは働いていた。

 そっとナツキは台所を離れて貯蔵庫に行く。


 貯蔵庫で机やベッドなどの調度類を異空間にしまう。

 それで在庫がほとんどなくなり、ナツキはアルヴェナに追加注文を出しておくかと思いながら、地下一階に戻った。


「待たせたな。では地下四階へ行くとしよう」

「ちょ、ちょっと待ってくだせぇ。いきなり小部屋がでてきましたけど、あれは何です?」

 面食らっていたバギートが質問する。

 元山賊達の大半も動揺していた。


「ああ、私がダンジョンマスターでその権限を行使した。ダンジョン、私、私の眷族に関することは一切他者に話をするな。お前達全員に命令する」

 主人であるナツキの命令が、一八人の眷族に命令としてインプットされる。


「ダンジョンマスター……なるほどな。それで声からして、あなた様がヴァレンス様と?」

 ナツキが元山賊達に素顔をさらしたのは初めてだ。

 バギートが代表して質問を続ける。


「ああ、私の本当の名前はナツキ=カレクサだ。この中ではナツキと呼べばいい。外ではヴァレンスと呼べ」

「へへっ、なるほどなるほど」

「他に質問はあるか?」

「いえ」


 ナツキは元山賊達を見やるが、誰も反応しない。


「ならば、私についてこい。ブラウリオはご苦労だった。私が呼ぶまでギードレと鍛錬していてくれ」

「かしこまりました」

 ブラウリオは地下五階に通じる転移陣を用いて姿を消す。


 ナツキは手を置いて扉を開け、元山賊達を中へ誘導する。

 六人ずつ転移陣に入るよう促し、全員を地下四階へ下ろした。


 ナツキは広間兼食堂に全員を集める。

 そこへ丸太小屋から持ってきた物、貯蔵庫から持ってきたベッド、机、クローゼットなどをどんどん置いていく。

 個室に置いていってもよかったが、ナツキにはやることがあるし、元山賊達に働かせば食事を待つまでの時間つぶしになるだろう。


「お前達全員に個室を与える。協力しながら、ベッド、机、クローゼット、丸太小屋から持ってきた物を片付けるがいい」


 どよめきの声があがる。

 丸太小屋では集団生活で全員にまともなベッドなどなく、毛布などですごしてきた。

 ダンジョンに連れてこられてどうなるかという不安を抱えていたので、この待遇は驚きだった。


「水洗便所が五つある。それと一〇人が入れる大浴場もある。掃除はお前たちがやるのだから汚さないように順番で使え」

「浴場!?」「こんな場所で風呂!?」「すげぇ!!」

 元山賊達の声が大きくなる。


「静かにしろ」

 ナツキの一言で静まり返った。


「他の説明やお前達に話を聞くのは荷物運びが終了してからだ。当面はバギートをお前達の隊長にするので、その指揮に従え」

「ありがとうごぜえやす、ナツキ様」

「理由は簡単でお前達の中で一番強いからだ。お前以外だとお前は従えないだろう?」


 ナツキは目を細めた。


「ナツキ様やブラウリオさんの強さを見た後で、強いとか恥ずかしい限りですがね」

 バギートは左手で頭をかく。


「それが事実だ。私は用事をすませてから後でくる。食事の用意も部下にさせているから、安心してくれ。では早速仕事にとりかかれ」

「かしこまりやした。おう、わかったな、野郎ども。ナツキ様の前でいうのも何だが、ダンジョンの中に連れ込まれた時は小便ちびりそうになった」

 バギートの言葉を聞いて、ナツキは苦笑した。


「だが、入ってみると天国だ。苦労して作った丸太小屋を放棄するときはナツキ様を恨みましたがね。正直、あっちよりこっちのが断然いい。飯も悪くないんでしょう、ナツキ様?」

「楽しみにしていてくれ」

 ナツキは表情を緩めたままだった。


「そういうことだ。うまい飯を食べるためにも、ぱぱっとこれくらい片付けるぞ!」

「おう!!」


 早速、バギートの指揮でベッドなどを運び出す。


 まずはやる気を見せている元山賊達を見て、ナツキは内心満足する。

 戦闘力で威圧し、環境面で配慮して心をとる。

 後は働きに応じて、褒美をはずむことだ。

 逆に気が緩んで失敗すれば、罰をかす。

 一朝一夕に信仰心も忠誠心も得られないのだから、配慮し続ける必要があった。


 ひとまず問題ないとみたナツキは、ユスティナを呼んで地下五階の応接室へ向かうことにする。


 ◇  ◇


 ナツキとユスティナは向かいあう形で応接室のソファーに座った。


「ギードレから聞いた。お前はどうしてそこまで、実験をしたい? 率直に答えてくれ」

 ナツキはアイノからではなく、ギードレから聞いたことにした。

 恐らくその方が、アイノとユスティナの間で亀裂が入らずにすむだろう。


「その方が効率的だからです。一人あたりの生産力を高めるのがナツキ様のためにつながります」

 ユスティナは相変わらずの微笑を浮かべている。


「私はそこまで焦ってはいないつもりだが?」

「いいえ、私は生まれてくる時に、ナツキ様がレナーツァ様のために少しでも早く御力になりたいという声を聞きました」


 ナツキの表情が重くなり、ソファーの肘掛においているナツキの手に力が入る。


「だから、私はナツキ様のお力になりたいのです。その為には実験が必要です。代償なくして促成はありえませんから」

「少し待て、考える」

「はい、ナツキ様」


 ナツキは過去の召喚を思い出す。

 ユスティナを召喚するまで、六三日もナツキは待ち続けていた。

 それが無意識の内に、時を空費する焦りを産み出していたのだろうか?


 フィオを召喚する前はカミーロだった。

 カミーロの軽さを無意識にどうかと思い、忠誠心のかたまりのようなフィオを生んだのだろうか?


 アイノ、セナドゥス、カミーロも同じように影響を受けていた?

 だが、無意識の内だとしたら、自分ではわからないだろう。


 アルヴェナは全く異なる。

 レナーツァ様が産み出したからだ。

 行状を見ていると、典型的な魔族のように思える。

 基本的な知力、判断力などは悪くないのだが、自分の利害が絡むと途端に行動がおかしくなる。


 無意識が召喚する魔族、魔物に影響するのだとしたら、感情的に冷静でない場合は召喚を避けたほうが望ましいのかもしれない。

 ナツキはとりあえず、そう結論づけた。


「よくわかった。効率性を求めるのは正しい。しかし、私は無理をするつもりはない。そういう声は聞かなかったか?」

「……いえ、弱くはありましたが」

「そうか、ならばわかってもらえるな。私は無理を避けながら効率性を高めたい。これが私の真意だ。そのためにお前の力を貸してもらいたい」

「私の力はナツキ様のためにあります。ぜひ、私の力を使ってください」


 ユスティナは相変わらず微笑んでいるが、先ほどとは異なるようにナツキには見えた。


「ならば、新たな眷族達と顔合わせをするか。眷族全員と仲良くしてくれ」

「はい、ナツキ様」

「それと一つだけ聞いておこう。私のためというのをのぞいたとしても、実験すること自体は好きなのか?」

「ナツキ様がそういう風に生んで下さったようです」

「……それはすまなかったな」

「いえ、私はこの世に生んで下さったことを感謝しています」

「そうか……」


 微笑むユスティナの視線をはずして、ナツキは壁の方を見る。

 少しして、ナツキは話しかける。


「では、顔合わせにいくか」

「かしこまりました」


 ナツキはままならないものだと思うが、以前よりは不穏さが軽減したようにも思える。

 後は命令でさじ加減をしていけば、問題ないだろう。

 効率性を求めること自体は必要なのだから。

 ナツキは思いを巡らせながら、ユスティナを地下四階へと連れて行く。











獲得神力:

滞在分合計:50


消費神力:

地下一階と地下四階の区画整備等:4,000

神殿:3,000

転移陣設置(六人まで同時に移動可能)×2:200


収支:

-7150



残り神力:

57,400



ダンジョン現状:

地下一階:魔物用食料貯蔵庫×1、四階へ通じる転移陣室(許可制扉)

地下二階:アンデッド隔離区画

地下三階:空白

地下四階:農業スペース(一km×一km)、ユスティナ研究室

     居住区(台所、便所×5、大浴場(一〇人)、部屋×30)、広間兼食堂(50人収納)、神殿

     部屋内訳(元山賊×18、一階への転移陣室(許可制扉)、応接室、空き10)


地下五階:居住区(台所、便所×2、貯蔵庫、浴室(二人)、部屋×20)、神殿

部屋内訳(ナツキ居室、寝室、アイノ、アルヴェナ、カミーロ、セナドゥス、フィオ、ブラウリオ、ユスティナ、監視システム、応接室、食堂、空き8)



転移陣(許可制):

五階居住区-五階神殿区画

五階居住区-四階

五階居住区-二階

五階居住区-一階


転移陣(自由)

一階-四階(ただし許可制扉で塞がれている)

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