ホルムズ海峡の封鎖によりガソリン価格の急騰
イスラエルによるイラン攻撃を受け、中東の原油輸送要衝「ホルムズ海峡」が事実上封鎖され、原油供給不安からガソリン価格が急騰。日本国内では1リットルあたり170円〜180円台を推移し、一部では200円台も懸念されている
そんなニュースが毎日のように放送される中である作品が約50年後の現在を予想したのではと思える展開があり話題にもなった
本宮ひろ志のデビュー作である、『男一匹ガキ大将』は破天荒な喧嘩好きの少年・戸川万吉が、持ち前の男気で全国の番長たちを子分にし、天下統一を目指す熱血青春漫画。西海村のガキ大将から始まり、東京進出を経て日本を動かす総番へと成長する物語だ
主人公・戸川万吉と、その子分である不良少年たちが、石油危機に陥った日本に石油を運ぶため、壮絶な戦いをする展開があるからだ。
オイルショックに際してガソリンタンカーを占拠し航路を封鎖するエピソードが有名で機雷を拳で爆破して自爆するなどの荒唐無稽な描写、エネルギー危機への怒りを体現した物語として記憶される
石油の輸入がストップ。政府は「マイカー族に対しガソリン規制」「営業用工業用以外のガソリン販売中止」などを打ち出す。国民は怒り、パニックとなった
現実世界においても、米国とイスラエルのイラン攻撃により設備が爆発されていけば、そうした事態になるのではと不安になる。
漫画では日本に入る石油を止めたのは、日本経済界の乗っ取りを企てる米国の財団の陰謀だった。ペルシャ湾での砲撃もその財団の仕業だ。米国に振り回されるという点も、今と似ているような気がする
漫画とはいえども施設などに砲撃を受けたり、ホルムズ海峡に敷設された機雷除去のため自爆したりする荒唐無稽な描写がある。
原油輸入のため犠牲者が出るのは物語だけにしてほしい




