ひだまりのねこ氏、しばらくエッセイお休みするのです。
活動報告で書いても良かったんですけど、やはりエッセイでお知らせした方がいいかなと思いまして。
大したことは書いていません。一言で言えば、読書時間が欲しいのです(笑)
こんにちは〜! 聖属性エッセイスト、ひだまりのねこですにゃあ。
今回は、しばらくエッセイをお休みしますよ~というお話。
前回、お気に入り登録枠がいっぱいになったとエッセイに書きましたが、奇しくも同じ日に、会社で社長に言われたのです。
「おい……今すぐ病院行ってこい」
たしかにあまり調子は良くありませんでしたが、いつものことなので、正直そこまでかな? と思っていたんですが、
「まったく……鏡見てないのか?」
そう言われて鏡をみたら、そこに映っていたのはぞっとするほどやつれた顔の私。うーん、おかしいな? 毎朝見ているはずなんだけど……?
よく考えたら、最近ずっとほとんどまともに食事をとっていなかったことに気付く。会社の昼休みには小説を読んだり、感想の返信をしたりで、まともに食べていなかった。
寝るのも夜中の二時、三時が当たり前、そりゃあこうなりますよね。
私は、昔からのめりこむと文字通り寝食を忘れてしまう性格で、子どもの頃から本当に周りが見えなくなるのです。
つい数年前、スマホゲームにはまった時期がありまして、そのときも同じ。身体が壊れるより前にスマホが壊れてしまい、データの引継ぎが上手くいかずにそのまま終了。今思えば、スマホが壊れなかったらヤバかったと思う。
そして、ここ小説家になろうも同じ。
読むのが楽しい、書くのが楽しい、感想や評価がもらえたら嬉しい。他のユーザー様と交流するのが楽しくて仕方がない。
気付けば限界一杯まで背負い込んでしまっていました。
もし、お気に入り登録枠に上限がなかったら、私はどうなっていただろう?
自分からは決して止まれない、壊れるまで止まらない、私はそんな暴走列車のような人間なのです。
一晩冷静になって考えました。
時間は有限。最優先は連載。これだけは絶対にやめない、だって私の魂だから。交流もやめない。皆さまの素晴らしい作品をこれからも読み続けたい。最近は短編を読むのが精一杯で、中々連載物には手が出せないでいた。本来、私は長編連載の方が好きなのに。もっと長編が読みたい!
だから、エッセイをお休みします。最近はライフワークだと思っているほど大好きなエッセイだけど。書くのも楽しいし、感想を読むのも大好きだけどね。
長編連載も読みたいし、新作の連載も書きたいし、絵の練習もしたいし、やりたいことはたくさんある。全部やりたいけれど、私には二本の腕しかないし、時空魔法も使えない。同時に色々出来るほど器用でもないのです。
そろそろ、セミの季節が終わります。
古代ギリシャでは、セミは芸神の使いと言われていました。
かつて人だった彼らは、芸神から音楽を与えられた結果、寝食を忘れて没頭し、やがて身体が消滅したのです。
芸神は、献身に報いるため、彼らの魂をセミの姿に変えたといいます。
そして、セミはまた、不死と再生の象徴でもありました。
空気と露のみで生き(そう信じられていた)、身体が滅びても、また地中から甦り美しくを翼を広げて再び音楽を奏でる。
私もそんなセミのように生きていきたい。
音楽はからきしなので、好きな小説を書くことぐらいしか出来ませんけれど。
しばらくエッセイ休むって、どれぐらい休むのかって?
そうですねえ。
セミって、地中の中で数年間という長い年月を過ごして、地上にいる期間は長くても一カ月。日本のセミは、1年~5年、アメリカ大陸には、13年、17年地中にいる種類もいるのです。
なんでこんなに長い期間地中にいると思います?
セミたちは、育ての母である樹木が枯れないように、少しだけ樹液を分けてもらって、少しずつ、ゆっくり成長するからです。ちゃんと共存できているのですよ。
でも、この小説家になろうは、枯れることなき巨大な小説の大樹。私ごときがいくら樹液を吸っても問題ないでしょう。
ですので、しばらくって言っても、割と早いかもしれません。素知らぬ顔で来週投稿しているかもしれないし、何カ月も書かないかもしれない。どうしても書きたいものがあれば、たぶん書く。投稿するかはわからないけれど。
最近の異常気象よりも気分の変わりやすいねこなので、正直なところ自分でもよくわかりませーん。
来るべき秋の夜長、読書の秋に向けて、読書時間を捻出しようと色々画策しているのです。
ではまた次のエッセイまで、気長に待っててくださいにゃん。