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第二話 人生初の洞窟探検

警戒しながら洞窟内を歩く。嬉しい事にマルチツールにはLEDがついているのだ!!LEDの灯りを頼りに探索していくと小さくも大きくもない微妙な空間に出た。

そこには草が沢山はえていた。

その草は[ミポ草]であり、洞窟にしか生えていない。そして回復薬の原料であること、洞窟内にしか生えていない。

と全知が教えてくれた。治癒があるからミポ草はほんの一握りだけ貰った。

空洞の奥にあった狭い道を奥に奥にと進んでいくと、ちょこーんとエルフみたいな女の子がいた。その子は怪我をしているみたいで、[声](宇宙空間で喋っていたあれ)に治癒を人に使えるかと聞くと、

[可能です。]

と即答だった。まぁいい、可能と言うことが分かればあとは接触だ。

エルフの子に

「あの〜、どうしました?大丈夫ですか?」と問いかけると

「....。」反応がない。最悪の事態かもしれないと思い、直ぐに治癒を開始するが直接触れなくても治癒は作用するみたいだ。危ない危ない。触れないといけなかったら、誤解どこじゃなくなるぞ。頭が負傷箇所か、打撲による脳震盪か?

2〜3分後、意識が回復してきたのか

「ん..」と言った。

良かった、助かったんだと思いながらもしっかり話せるまで治癒を続ける。

「ん..。あれ、生きてる...。」うぉ、可愛い。なんだここは、あんな世界が嘘みたいだ!

「大丈夫ですか?」と声をかける。

「あ、ありがとうございます。」感じとしては15あたりか?なんで一人でこんなところに?

「なんでこんな所に来たんですか?」と聞くとエルフさんは

「お母さんが病気になってここの洞窟にしかない薬、ミクラ草を探しに。でも、急に後ろから襲われて..。」

負傷箇所が頭だからゴブリンか?そうなるとこん棒が厄介だな。

「そのミクラ草ってのはどこら辺にあるんですか?」

「詳しい事は知りません。しかしこの洞窟にあると聞いて。」

ここにしか無い薬草か、本格的にナイフが役に立つな。

「分かりました。あなたの代わりに私が行ってきます。」

「待って!私も行きます!」

完全に治癒はしてあるから体力面は大丈夫だが...。

「分かりました。でも急な襲撃に気を付けてください。」

じり..じり..と歩く。少し足音がうるさいな。学生時代、得意だったあれをやってみるか。得意だったあれとは、消音歩行。つまり足音を消して歩くことだ!!

お、まだ消音歩行は健在だな。すると

[スキル消音歩行(サイレントスニーク)を習得しました。]

来たー!!これで勝つる!いや、待てよ。と思い気配を消してみる

[スキル気配消しを習得しました。並びに完全消音を習得しました。]

これで襲撃は避けられるな。エルフの方にも完全消音をかける。

驚くことに全く足音が出ない。

狭い道を歩くこと約10分。小さな空洞に出た。

「あ、あれです!あれがミクラ草です!」

空洞の端にポツンと生えていたミクラ草とやらは、地球で言うスズランみたいな花だった。

「ガザッ」

俺たちじゃない音が聞こえる。出てきたのはやはりゴブリンだった。こん棒には血が付いていた。

「ギヤッギヤッ」と声を上げて叫んでいる。気付いているのか?いや、絶対消音があるから気づいていないはずだ。

まぁ、厄介だから、倒しておこう。

「ザクッ」とゴブリンの胸にナイフが突き刺さる。

「!?」ゴブリンは急な胸の痛みに戸惑っている。必死に胸を押さえるが血はドクドクと流れ、止まらない。

「ぎぁぁあぁ」か細い声を出しながらゴブリンはゆっくり倒れる。

ズブブ..とゴブリンの胸から引き抜く。近くの湧き水で洗うが、少し血が残っている。まぁいいや、研げばいいか。

プチ。とミクラ草を取る。ふとエルフさんの方を見ると、どこか安心したような顔だった。

ミクラ草を渡し、外に出ることにしたが、エルフは足が疲れて動かないのか壁に手をついて歩いていた。心配性な俺は背負ってエルフが住んでいる所まで行くことにした。










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