ショート劇場、クレーマーの対処+伝説の戦士現れる!
~ショート劇場。悪質なクレーマーのご用心~
クレーマー……宮永源三
店員……………宮永絵梨
ここはとある携帯ショップ。ここの店員たちは職業柄理不尽なクレームに対応することが多い。
源三「おいコラァ!」
絵梨「はい、どうなさいましたか?」
源三「電源がどこにもねぇんだよ!どうなっとるんじゃ!?」
絵梨「電源が無いんですか?そ、それは失礼しました……」
店員の絵梨はマニュアルに沿ってまずは最初の謝るのである。
源三「全く、不良品を売りつけおって!どうなっておるんじゃこの店は!良く見やがれなのじゃ!」
そう怒鳴りながら源三は不良品と称するそれを叩き付ける。
源三「どうなっとるんじゃこれは!」
絵梨「…………」
それは、どこからどうみても単なるキュウリであった!
絵梨「お客様、少々お待ちください」
ドゴォン!!←キュウリで源三を殴る
源三「ぎゃふ―――!!」
絵梨「はい、電源スイッチです」
なんと!源三を殴った結果、殴った箇所が膨れ上がったのであった!
絵梨「他に御用はございませんか?」
源三「まだまだじゃ!確かにスイッチはあるが、動かんぞ!これでどうしろと言うのじゃ!」
絵梨「少々お待ちください」
絵梨は源三のキュウリを持ち上げると、それを大きく振りかぶって……
源三「アウチ!」
源三に投げつけたのであった!
絵梨「はい、動いてますよ」
キュウリがゴロゴロと転がって、動いたことになったのだった。
源三「ま、まだじゃ!まだじゃ!通話が出来んぞ!通話が出来なければ携帯とは呼べんぞ!一体どうするんじゃ!」
絵梨「大丈夫ですよ」
絵梨はキュウリを持ち上げるとそれを使って……
バキィ!バキバキ!バッキ!
源三を容赦なく殴りまくるのであった!
源三「な、なんじゃ!?な、何故ワシを!わ、ワシは通話を!通話がしたいのにな、なんだというんじゃ――――――――!!」
容赦のない殴打によって源三は額から血を流していた、絵梨はそれを使って店の外で地文字を書き始める。
『S・O・S』
絵梨「はい、これで離れた人と連絡がとれたね」
※謎の超戦士誕生!そして伝説に……
有紗「久々にゲーセン行こうかな~?今から学校に戻っても怒られるだけだし」
里村有紗は学校を抜け出してサボりを満喫していたのだった!が、そんな有紗の前に非日常は唐突に訪れるのである。
不良「おうおう!可愛い嬢ちゃん、俺たちとラブホ行こうぜGO!」
金髪で特攻服を着た不良が有紗をナンパしに来たのだった。
有紗(うわ……面倒なのが現れたな~)
有紗はこの手の輩に何度も絡まれたことがあるので恐怖は特に感じず、主に面倒だと言う感情が沸いていた。
???「ふはははっ!そこまでだ若輩者!」
不良「ああん?誰だテメェは?」
が、そこに謎の男が現れたのである!
尻「私の名前は尻バーン!尻のデカさなら負け知らずのケツデカの45歳だ!」
有紗&不良「「…………」」
その男はやたら巨大な尻の持ち主で顔までもが尻の形を思わせる膨らみ方をした男だった!その姿に有紗も不良も呆然とする。
尻「俺の尻が青いうちにその美少女から離れるんだ!」
不良「…………」
尻「どうした!?逃げないのか!?逃げないと死ぬぞ!?逃げないと俺の必殺の尻ブラスターがさく裂して……」
ブス!←尻バーンの尻に木の棒を突っ込む不良
尻「ヒップヴァ―――――――――――ン!!」
有紗「何しに出てきたんだよ!!」
尻バーンまさかの敗北!彼の伝説は誰にも語り継がれないのであった!
不良「さて、ラブホに行くとするか(クンクン)」
有紗「離せよクズ!匂い嗅ぐなぁ――――――――――!!」
完ですズラ!!




