こんな奴は二度と登場しません!
マイケル高部はコンビニの店長を何年も続けているベテランだ、しかしコンビニの店長と言う職業はあくまで表の顔、その真の素顔とは……
高部「フォ――――――――ッ!!オレッチのアフロヘアーを使ったベイゴマダンシング!!頭がフサフサだから頭が痛くないぜぇ――――――――ッ!!」
バイト「店長!店の中でダンスなんてやったらお客様に迷惑ですよ!」
その素顔とはダンスに命を賭けるストリートダンサー。彼はそこに床がある限り、どんな場所でも踊らずにはいられないのだ、たとえそれが仕事中でも。
高部「なんだい?店の仕事はお前ッチに任せるって言ったはずだぜ?その間にオレッチはクールにダンスを踊りまくる、その為のバイトだからな~」
バイト「単なるバイトの私には出来ることに限界があるんですよ!」
アルバイト店員に店の事を任せようと考えるマイケル高部は本来なら経営者がやらなくてはならないことまでバイトにやらせて、自分はダンスをやり続けようと考えている。
バイト「ハァ……店長が朝から店の中でダンスばっかりやってるからお客さんが来てすぐに帰っちゃうで店長がいない夜中の時間帯の方が売り上げが高いっていう状態になっちゃってますよ」
高部「そいつはやべ~な、売上落ちちまってここを本店の奴らに潰されたらオレッチのダンスを見てもらうステージが無くなっちまうぜ」
バイト「店長、仕事しろとは言いませんからせめて営業妨害になることは勘弁して下さい」
このバイト店員に限らずバイトの殆どが店長が真っ当に仕事をすることなど期待していない。
高部「そうだ!やっぱりこういう時は積極的に店の事を宣伝しまくらないとな」
バイト「宣伝ですか?ウチは有名なコンビニじゃないですか」
高部「この店の存在自体を宣伝するんだよ!何かインパクトのある物で客の興味を引くんだよ!」
マイケル高部は彼なりに妙案を思いついたようだがこの店でどうやってそんなインパクトのある宣伝をするのだとバイトは理解が出来ない。
高部「ちょいと待ってろよ~」
バイト「て、店長?ま、まさか……」
張り切って店の外に出て行く高部を見たバイトは不安に駆られ外について行く、そして高部の取った行動は不安を的中させる行為だった。
高部「店の中で踊ってちゃ、オレッチのナイスダンスがなかなか見えねぇじゃねぇか、外で派手に踊ってオレッチのダンスに惹かれた役がじゃんじゃんやってくるぜ~」
バイト「ヤバイですよ店長!そんな店の評判どころかこのコンビニの名前自体を貶めるような行動が他の店舗の店員に見られたら色々と不味いです!」
高部「ダンスで宣伝を他の店舗にも広めるんだよ!この店の売り上げを伸ばすんだよ!」
バイト「本気で止めて下さいって!」
バイトの制止も振り切って高部は店の外でアフロダンスを盛大に披露するのであった。その後、そのバイト店員は一週間後に他の店舗への転属を希望するのであった。




